日本女子ゴルフツアーでの優勝者と優勝回数を年別で紹介します。女子ゴルフの世界で優勝できる選手は一握りです。
まして複数優勝することはゴルフ界のレジェンドとして語り継がれていく女子プロゴルファーです。
黄金世代やプラチナ世代、いや今は新世紀世代の優勝者も現れ百花繚乱の女子ゴルフツアーで、次々とニュースターが誕生しています。
しかしその世代よりももっと早く生を受けジュニアから活躍した女子プロゴルファーも負けじと頑張っています。
一人一人にゴルフ人生のドラマがあり優勝に向けて日々努力する姿はとても美しく勇気をいただくこともありますよね。
以前はプロ宣言をし単年登録でツアーに参戦していた女子プロゴルファーも今やプロテスト合格者でなければ参戦できなくなるほどツアーの層が厚くなっています。
そしてプロテスト合格後は先ずはステップで優勝し、レギュラーツアーに昇格し1勝することが女子プロゴルファーの目標となります。
しかし、プロ1勝よりは2勝目が「真の証となる女子ゴルフの世界」はやはり群雄割拠であることは否めません。
それでは頂点を求めて戦っている女子ゴルフの優勝者と優勝回数を年別で紹介します。あなたも応援している選手にエールを送りましょう。
黄金世代の優勝者は⇒黄金世代の女子ゴルフ。優勝者11名一覧。
プラチナ世代の優勝者は⇒プラチナ(ミレ二アム)世代の女子ゴルフ。年別優勝者一覧。
新世紀世代の優勝者は⇒新世紀世代の女子ゴルフ。年別優勝者一覧。
さて、応援している選手がこのパットを沈めれば優勝の場面、静まりかえったギャラリーが一斉に声を上げた時の優勝シーンは大感動ですよね。
優勝する選手はパッティングが上手なのは当然ですが、芝によってパターを替えるなど対応力も優れています。
あなたも優勝者のパターを参考にしてゴルフライフを楽しみましょう。
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予選会覚悟で挑んだ2024年残り試合2試合の「伊藤園レディス」で嬉しい優勝。来季のシード権を手に入れました。
⇒山内日菜子が2024年土壇場の優勝で通算2勝来季のシード権獲得。
2024年の日本ツアーで30代で初めて優勝しました。
鈴木愛が第3戦「Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」で2週連続優勝でツアー通算20勝目を挙げました。
ともに通算10アンダー首位でホールアウトした小祝さくらとのプレーオフを制して20代で20勝を有言実行しました。
2024年第2戦「明治安田レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 」で、鈴木愛は初日からトップをキープし完全優勝でツアー通算19勝目を挙げました。
2023年1勝目は開幕2戦目の3月でした。それから8ヶ月後の11月に念願だった複数優勝を実現しました。
⇒青木瀬令奈の優勝回数とゴルフ。2023年ツアー2勝通算5勝目。
苦しみの方が多かった2023年シーズン。毎年1勝を目標に掲げていたのでこの日米共催ツアー「TOTO」は価値ある勝利だったでしょう。
⇒稲見萌寧の優勝歴。初優勝は「10代最後の日」ツアー通算13勝。
木々が色好き始めたマスターズゴルフのコース。少し貫禄がついた菅沼菜々が2勝目を挙げました。
大会最終日は冷たい雨が肌寒い風が選手たちを少し苦しめていました。後半戦に入りシード権争いも激しくなってきました。
そんな状況で見事優勝したのは6年ぶりのツアー2勝目の森田遥選手でした。
大会最終日は、天候回復が見込めずに中止となり、3日目の首位3名でプレーオフになりました。
プレーオフ1H目は17番パー3で、菊地選手はパー、申選手はボギー、岩井選手もボギーで優勝は菊地絵理香選手でした。
首位から出た蛭田みな美が西郷真央とのプレーオフ1ホール目で劇的な初優勝を挙げました。
⇒蛭田みな美のゴルフ歴(成績)、父と歩みプロ8年目で涙の初優勝。
首位から出た菅沼菜々が涙のツアー初優勝を果たしました。神谷そらが18番でバーディを奪い同スコアとしプレーオフに突入。
2ホール目でバーディを奪っての勝利でした。
悪天候の影響で進行が大きく遅れ、すでにツアー規定の最少ホール数「27ホールストロークプレー」への短縮が決定しました。
最終ラウンドは全選手がイン9ホールをプレーし、川岸史果と佐久間朱莉が通算9アンダーでフィニッシュしました。
プレーオフは1ホール目で川岸が制して、正規27ホールの超短期決戦で優勝しました。
ルーキーイヤーの2017年「マンシングウェアレディース東海クラシック」以来のツアー2勝目です。
4月に開催した9戦目「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」で通算5勝目を挙げました。
穴井詩は2019年「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」以来となるツアー4勝目がかかっていた「ヤマハレディースオープン葛城」で優勝。
推薦出場のチャンスを生かし、うれし涙を流した、プロ8年目の山内日菜子。
地元宮崎でツアー初優勝を飾りました。
8アンダーの1打差2位から出て、4バーディ、2ボギーの「70」をマークし通算10アンダーで優勝しました。
⇒山内日菜子が2023年初優勝。地元・宮崎「アクサレディスゴルフトーナメント」で10人目の女王。
2023年開幕3戦目の「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」で青木瀬令奈は4打差の2位から逆転し4勝目を挙げました。
⇒青木瀬令奈の優勝回数とゴルフ。ツアー4勝目は“ボギーフリー”で優勝。
2022年女子ゴルフ2戦目の「明治安田生命レディス」で台湾出身のサイ・ペイインが逆転でツアー初優勝を飾りました。
⇒サイ・ペイインの初優勝は苦節12年2022年「明治安田生命レディス」
堀琴音の2勝目は2022年「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」でした。
⇒堀琴音が2022年ツアー2勝目、初優勝はプロ8年目の2021年。
2022年6月15日に36歳になる上田桃子プロ。その挑戦意欲は高く技術向上心は誰にも負けません。
2005年のプロテストで一発合格しています。
初優勝は2007年は4月の「ライフカードレディス」でした。日本開催の11月「ミズノクラシック」で米ツアー初優勝。
この年に年間5勝を挙げて史上最年少21歳156日で賞金女王に輝いています。
翌年2008年からは米ツアーに挑戦しましたが、米本土での優勝の夢は実現できませんでした。
2014年以降は国内ツアーに専念しています。
2012年のプロテストに合格し、2013年は初シードを獲得しています。
2014年は嬉しいツアー初優勝を「アクサレディス in MIYAZAKI」で挙げました。
2022年はミセスで5勝目を挙げました。
稲見選手はデビューした2019年「センチュリー21レディスゴルフトーナメント」で初優勝。
翌年2020年も「スタンレーレディスゴルフトーナメント」で2勝目を果たし2021年は8勝しました。
2022年の春先は怪我の影響もあり十分なオフトレもできず苦戦していました。
しかし、第14戦「リシャール・ミル ヨネックスレディスゴルフトーナメント2022」待ちに待った優勝を挙げました。
8月の第25戦「ニトリレディス」で小樽CCを制して今季2勝目を挙げました。
⇒稲見萌寧の初優勝は「10代最後の日」。2021年は8勝、通算12勝。
2021年はコロナ禍で女子ゴルフの試合が開催されるのか?と心配していましたが関係者と選手達の努力で無事に沖縄からスタートしました。
無観客の試合も多くありましたが、先ずは試合が開催できることに感謝ですね。
さて、2021年でもっとも活躍した選手はやはり稲見萌寧選手でしょう。
2018年のプロテストを合格ラインギリギリの20位で突破し、2019年はQTランキング103位のスタートから出場権をつかみました。
初優勝は10代最後の日、7月の「センチュリー21レディス」でした。
2022年「アースモンダミンカップ」で逆転初優勝を挙げました。
女子ゴルフ界が逆境の中で2020年「プレーヤーズ委員長」に就任した青木瀬令奈が2022年「資生堂レディス」で3勝目を挙げました。
⇒青木瀬令奈の優勝回数とゴルフ。“プレーヤーズ委員長”でツアー3勝目。
菊池絵理香は2015年の「KKT杯バンテリンレディスオープン」で初優勝し、その後2年毎年優勝を重ねました。
それからしばらく足踏みし2021年のビック大会で4年ぶりの優勝を挙げています。
そして2022年地元北海道の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で優勝、通算5勝目を挙げています。
北海道出身者が地元で優勝するのは24年ぶりだそうです。
「北海道 meiji カップ」で優勝しました。3年ぶりの優勝は通算6勝目です。
振り返ると2011年に初優勝してからは、結果が出ない日々が続きました。
私なりに精一杯のことをやっていたつもりでしたが、やっていることが正しいのかもわかりませんでした。
とゴルフに向かい合いながら辛い日々を過ごしていた時期もあったのですね。
でも復活優勝しました。
藤田さいきが逆転で2011年10月の「富士通レディース」以来、11年35日ぶりの優勝を果たしましたた。
⇒稲見萌寧の優勝歴。初優勝は「10代最後の日」ツアー通算12勝。オリンピックは銀。
2021年3月4戦目の「アクサレディア」で逆転優勝しました。岡山選手は2015年のプロテストで合格しています。
初優勝は2018年「リゾートトラスト レディス」です。翌19年は未勝利でしたが32試合に出場して8度のトップ5に入っている実力者です。
2勝目は2021年「アクサレディス」で5打差を逆転し優勝しました。
2006年プロテストを一発合格後、2021年の「ヨネックスレディス」で通算6勝を挙げている実力者です。
⇒青木瀬令奈の優勝回数とゴルフ。“プレーヤーズ委員長”でツアー3勝目。
日本ゴルフツアーで永久シードの取得を目標に頑張っている申ジエ選手です。
後4回は可能な数字です。7人目の取得者に向けて1試合ごと大事に戦ってほしいと願っています。
⇒稲見萌寧の優勝歴。初優勝は「10代最後の日」ツアー通算12勝。オリンピックは銀。
2006年プロテストに合格し、2008年「プロミスレディス」でツアー初優勝を挙げました。
2011年「樋口久子 森永製菓ウイダーレディス」で10勝目。
2012年「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で悲願の国内メジャー初制覇を達成しました。
2016年故郷への想いから米ツアー撤退し、日本ツアーに主戦場を戻しました。
そして、2018年「サマンサタバサ ガールズコレクション」で見事復活優勝しました。
2022年はなんとしても2勝目を狙って頑張って欲しい選手です。
⇒葭葉ルミのゴルフ(優勝歴)。2022年はQT25位の資格で参戦。
2015年、16年と連続賞金女王に輝いたイボミ選手。翌年2017年の1勝から久しくその二文字を耳にすることが少なくなりました。
⇒イボミの優勝回数。来日して国内21勝(成績)の写真はどれもかわいい。
ささき選手は2018年の3勝目の後で心の病を公表しました。長い間、隠していましたが、公にすることで病に立ち向かう決心ができたそうです。
⇒ささきしょうこ「病とゴルフ」の戦い2022年。(通算3勝)
金澤志奈はレギュラーツアーでの優勝はまだですが、ルーキーイヤーの2017年プロ入り2ヶ月でステップで初優勝しています。
女子ゴルフの世界で「優勝」の二文字を手にする女子プロゴルファーはそれほど多くはいないと思います。
まして複数優勝となるとその数は絞られてきますよね。
将来の夢を抱きながら幼いころからゴルフクラブを握り白球を追いかけ時には怒りそして喜びジュニアの試合で輝かしい成績を残した女子ゴルファー。
女子プロゴルファーになり期待を一身に受けながら初優勝した姿はゴルフファンに感動を与えてくれます。
その瞬間をTVで会場で配信で目にしたジュニアがゴルフに興味を持って夢を追いかけてほしいと願っています。