穴井詩の成績(優勝歴)と詩(らら)の名前の由来は(父)?

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穴井詩の成績(優勝歴)と詩(らら)の名前の由来を紹介します。

穴井詩選手は2023年第5戦「ヤマハレディースオープン葛城」で4年ぶり4勝目を挙げました。

最終ラウンドは、穴井詩とささきしょうこがトータル9アンダーの首位でホールアウトし、優勝の行方はプレーオフへ。

プレーオフではささき選手を破り通算4勝目を挙げ、同月のパナソニックで5勝目を挙げています。

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穴井詩の成績(優勝歴)2023年はツアー5勝目。

穴井詩は2019年「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」以来となるツアー4勝目がかかっていた「ヤマハレディースオープン葛城」で優勝。

そして同月4月に開催した9戦目「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」で通算5勝目を挙げました。

パナソニックオープンレディースゴルフトーナメントで優勝。(通算5勝目)


出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%A9%B4%E4%BA%95%E8%A9%A9&imageId=306442

第9戦:大会名 パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント
開催日 4月28日~4月30日
開催場所 浜野ゴルフクラブ(千葉県) / 6,656Yards Par72(36,36)
賞金総額/優勝賞金 8,000万円/1,440万円
優勝スコアー:69+66+71=206(-10)

首位から出た穴井詩が4バーディ、3ボギーの「71」で回り、通算10アンダーで逃げ切り優勝を飾りました。

優勝を決めたのは最終18番パー5。残り82ヤードから58度のウエッジで放った穴井の第3打はバックスピンで戻り30センチに止まり、バーディを奪い1打差で永峰咲希を振り切りました。

今季2勝目通算5勝目を挙げました。初の年間複数回優勝です。

石井雄二コーチと復活。

2014年のメジャー「日本女子プロゴルフ選手権」は2位タイ、最終戦のメジャー「リコーカップ」ではテレサにプレーオフで敗れて2位で終えました。

その時、キャディを務めてくれたのは石井雄二コーチでした。そして、2023年は複数優勝の2勝ともキャディは石井雄二コーチでした。

穴井は2019年の8月「NEC軽井沢72」での3勝目を挙げたのを最後にしばらく優勝から遠ざかっていました。

それでも、メジャーで勝ちたいとの強い気持ちで2022年にコーチの復活をお願いしたのです。

8年ぶりのタッグです。最初に取り組んだのはやはり「メンタル強化」でした。これはコーチがいないと折れてしまいます。

平均飛距離256ヤードの飛ばし屋も、浜野ゴルフクラブ18番パー5で無理に2オンを狙わずウエッジで好機をつくり優勝を手にしました。

試合での一打の集中力を鍛えるのはコーチと選手の信頼関係がないと続きません。穴井選手はこれで複数優勝が叶いました。

後は今季4回ある「メジャー」での優勝です。

穴井詩(らら)のクラブセッティング2023。

ヤマハレディースオープン葛城で優勝。(通算4勝目)

穴井のコメント

この4年、ムダなことなどひとつもない。今、頭が真っ白になっていて…。夢じゃないか。そう思っている。

第5戦:大会名 ヤマハレディースオープン葛城
開催日 3月30日~4月2日
開催場所 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県) / 6,480Yards Par72(36,36)
賞金総額/優勝賞金 1億円/1,800万円
優勝スコアー:72+66+71+70=279(-9)

最終組の2組前5位から出て、4バーディ、2ボギーの「70」をマークして通算9アンダーとし、ささき しょうことのプレーオフでは、2ホール目のバーディで決着がつきました。

2019年「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」以来のツアー4勝目を果たしました。

通算4勝を挙げて、次はシーズン複数回優勝の質問に、

まだしたことがないので、1回と言わず何回もしたい。シーズンで1億円超えもしたいし、国内メジャーも獲りたい。欲望しかないです。

と、勝利を求めて戦っていく姿を見せていました。

葛城の3日間は珍しく穏やかで風の影響を受けない試合展開でした。しかし最終日にはやはり風という敵が牙をむきます。

選手たちは苦しいマネージメントでバーディの数が極端に減りました。優勝した穴井詩のスコアーも、4バーディ、2ボギー。

プレーオフで敗れたささきしょうこは3バーディ、3ボギーのイーブンでした。

一時は首位に5人が並んだ混戦のなか、ほかの選手のスコアを気にする余裕なんてまったくなかったとコメントする穴井選手。

「耐え忍んで、耐え忍んで…」必死で戦った穴井詩に勝利の女神がほほ笑んだのです。

今年から石井雄二コーチの指導を受けています。穴井選手の武器は飛距離ですが、そのアドバンテージに加えてショットのコントロール性を高め練習に励んできたと言います。

目標とする「年間複数優勝」をファンの皆さんに見せてくれることを願っています。

穴井詩の成績と優勝歴。

通算 大会名
5勝目 2023年 パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント
4勝目 2023年 ヤマハレディースオープン葛城
3勝目 2019年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント
2勝目 2017年 センチュリー21レディスゴルフトーナメント
初優勝 2016年 ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント
初シード 2012年
プロテスト 2008年 1発合格第80期生

2008年のプロテストに1発合格して第80期生の女子プロゴルファーになりました。同期には菊池絵里香、木戸愛、申ジエ原江里菜、黄アルム、森田理香子プロなどがいます。

好不調が激しいゴルフを展開しましたが初シードは2012年に獲得します。低迷を脱するため、2015年からプロコーチ井上透に師事して技術やメンタルを磨きます。

2016年ホステスプロとして迎えた「ゴルフ5レディス」では首位タイに3人が並ぶ混戦の中、6バーディ、1ボギーの67で後続を突き放して念願の初優勝を遂げると、、、

翌2017年の「センチュリー21レディス」では首位スタートしたものの、流れが来ていないと見るやフロント9は我慢のゴルフを展開してイーブンパー。

そしてバック9でバーディを先行させてトータル5バーディ、3ボギーと後続を突き放す成長を見せて2勝目を挙げます。

2019年のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントでは最終日に7アンダーを記録して14アンダーまで伸ばして首位タイでホールアウトしてイ・ミニョン選手とのプレーオフに突入します。

自身初のプレーオフでしたが1ホール目でパーセーブして決着し優勝しました。そして、2023年5戦目で通算4勝目を挙げました。

黄金世代、プラチナ世代と若い選手の進撃を阻むべく本命が名乗りを上げたかのような戦いぶりを見せてくれました。

36歳のベテラン選手の活躍で女子ゴルフは増々盛り上がっていくことでしょう。

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穴井詩の名前の由来は(父)?

穴井詩は1987年11月11日生まれで、愛知県岡崎市の出身です。教師の両親のもと3人兄弟の末っ子として誕生しました。

穴井詩のプロフィール。

身長:165cm
体重:58kg
血液型:B型
出身校:Nova Southeastern University中退(米国)
プロテスト合格日:2008年7月31日(80期生)
スポーツ歴:水泳
趣味:写真
好きな色:全色
ゴルフ歴:11歳~

因みに詩と書いて「らら」と呼ぶ名前は、井上陽水が好きだった父親が音楽好きになるように、と願って付けた名前だそうです。

初めてクラブを握ったのは小学校5年生のときで、近所のゴルフスクールに通い、時には父が教えたりしていました。

転機が訪れたのは中学2年の時。

日本語補習学校の教員をしていた父親の仕事の都合で米国マサチューセッツ州ボストンに引っ越し、レキシントン高校に進学してゴルフ部に入り本格的にゴルフを始めます。

高校卒業後はフロリダ州のノバサウスイースタン大学大学へ進学しますが、米国ツアープロを目指して1年で中退してしています。

その後、ミニツアーに出場するなどツアープロを目指すものの力不足を痛感して帰国します。

こうして米国で6年間を過ごした後、滋賀県甲賀市にある富士スタジアムゴルフ倶楽部で研修生として研鑽をつみ本格的にプロゴルファーの道へ突き進みました。

まとめ。

2023年、4年振りの優勝をあの難攻不落と呼ばれる井上誠一設計の「葛城ゴルフ倶楽部」で優勝したことは穴井詩の大きな自信になったことと思われます。

そして、同じ井上誠一が設計した千葉県の「浜野ゴルフクラブ」で今季2勝目通算5勝目を挙げました。

36歳という年齢は現在の女子ゴルフ界ではベテランと言っても良いでしょう。

穴井詩の勝利は未勝利で悩んでいるプロゴルファーの背中を強く推し挑戦する意欲を倍増させるきっかけを与えたことと思います。

増々層が厚くなった女子ゴルフの世界、2023年の戦いはまだ始まったばかりです。これからもゴルフの人間模様が描かれていくことでしょう。

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