申ジエの日本女子ゴルフツアー優勝歴(優勝回数)。

韓国人プロ

申ジエの日本女子ツアーの優勝回数(優勝歴)は通算28勝を挙げています。(JLPGAツアー優勝回数)

申ジエは2007年の韓国ツアーで19戦10勝し賞金女王に輝き、翌年に来日し2008年「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」で日本ツアー初優勝しました。

(※日本ツアーの優勝回数には含まれていません)

日本女子ゴルフツアー2000-21は長いシーズンでした。そして外国人である韓国選手にとっては非常に厳しい年でもありました。

そんな中で申ジエは4勝しています。入国制限もあったこの年でのこの成績は立派ですよね。

さて、毎年、日本ツアーでの賞金女王を目指して頑張ると宣言している申ジエ選手です。米韓で賞金女王になっているので日本で賞金女王を獲れば新記録です。

ところで、応援している選手の優勝の瞬間は涙腺が緩みます。

努力を重ね、運も味方につけ勝ち取った二文字。ゴルファーならだれもが共感できると思います。

あなたも優勝を引き寄せたパターを参考にゴルフライフを楽しんで下さい。
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申ジエの優勝歴2023年は2勝。永久シードまで後2勝。

JLPGAツアーメンバーでの優勝回数は28回です。ただ、日本ツアーでは「30勝」しています。

2008年優勝:ヨコハマタイヤ PRGRレディスはJLPGAツアーメンバー登録前の初優勝ですが、通算勝利数には含まれません。

2010年:ミズノクラシックは米女子ツアーメンバーの資格で出場したので通算勝利数には含まれません。

よって、「30勝」という永久シードの資格には、あと2勝が必要になります。

日本ツアー参戦時に掲げた目標の「賞金女王」(現在は年間女王)も諦めていません。優勝インタビューで応えていましたね。

第17戦「アース・モンダミンカップ」

大会名 アース・モンダミンカップ
開催日 6月22日~6月25日
開催場所 カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県) / 6,650Yards Par72(36,36)
賞金総額/優勝賞金 30,000万円/5,400万円

大会は岩井明愛と申ジエが通算13アンダーで首位に並び、18番(パー5)の繰り返しによるプレーオフに突入し、申が1ホール目に制し今季2勝目を挙げました。

とても素晴らしい試合でした。申ジエ選手と岩井明愛選手のプレーオフは申選手のマネージメント力が上回っていたと感じました。

申ジエ選手のプレーオフ3打目。ウェッジのフルショットに近い距離を残して、ピン奥からバックスピンで寄せました。

縦の距離感、スピンコントロールに自信がないとできないマネジメントです。得意とするアプローチだったと思います。

バーディパットを打った瞬間に両手をあげていました。優勝インタビューでの涙は親戚、ファン、関係者への感謝の涙だったと思います。

永久シードまであと2勝、今季中に達成できるかこれからも注目です。

申ジエの”28勝目”のクラブセッティング2023。

開幕戦「第36回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」

開幕戦 第36回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
開催日 2023年3月2日(木)~3月5日(日)
開催場所 琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県) / 6,560Yards Par72(36,36)

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%94%B3%E3%82%B8%E3%82%A8&imageId=299969

申ジエの優勝歴2022年は未勝利。

2022年は未勝利でした。3月の開幕戦終了後に両肘の手術をしました。9月に入っても嬉しい報告はありません。

残念だったのは「日本女子オープン」ですね。史上初のメジャー4冠“グランドスラム”がかかっていました。

単独首位から出た最終日、4バーディ、4ボギーの「72」でプレーし、1組前で回っていた勝みなみにかわされ、通算2アンダー2位で終えました。

勝敗を決めた一打は最も難しい17番でした。

ティーショットの瞬間、前組でプレーしていた勝選手のバーディが決まり怒涛の拍手と声援が重なりました。

1打目は左のフェアウエイバンカーに吸い込まれました。5Wを握って“勝負”に臨みました。

しかし、上げきれなかったボールがわずかに地面をこすり、グリーンに大きく届かず痛恨のボギーにしてしまいました。

実力者ですので、永久シードとグランドスラムに向けて頑張って欲しいです。

申ジエの優勝歴2021年は2勝。

2020-21年シーズンは長い中止期間が続き再開した6戦目「原英莉花プロ」が優勝した「日本女子オープン」が初戦でした。

そして、来日3戦目の「富士通レディス」で、来日6戦目の「TOTOジャパンクラシック」で優勝しました。

2021年はコロナ禍で調整が不十分でしたが、「ニチレイレディス」で優勝しました。そして2020-21年シーズンの4勝目を北海道で果たしました。

「大東建託・いい部屋ネットレディス」15アンダーで優勝です。是非ジャパンツアーの賞金女王を取ってもらいたいと思います。

第21戦「大東建託・いい部屋ネットレディス」

第16戦「ニチレイレディス」

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%94%B3%E3%82%B8%E3%82%A8&imageId=248341

世界中のツアーで今大会の優勝が、「通算60勝」。レジェンドとなっても、ルーキーのような輝きを失うことはありませんね。

申ジエの優勝歴2020年は2勝。

第11戦「TOTOジャパンクラシック」

LPGAツアー24勝目です。(2008年ミズノクラシック初優勝から)

TVの優勝インタビュー

笹生優花プロとトップタイに並んだ17番の第2打は残り222ヤード。3Wでショットした球は2オンに成功し、グリーン右の16メートルというロングパットが残りました。

圧巻はこのロングパットでした。

「笹生さんが18番でバーディーを獲って、私と(16アンダーで)並んでいるのを見た」

このロングパットを決めイーグルで笹生優花プロを引き離しました。

「カップをオーバーするような強い気持ちで打った」とインタビューで応えていましたね。

優勝した8日は、特別な日で2003年交通事故で他界した母・羅松淑さんの命日でした。母のプレゼントですね。

自分の強い気持ちと日常的に被災地の方々に献身的に寄付をしている姿を見ている天からの贈り物かもしれません。

第9戦「富士通レディース 2020」

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%94%B3%E3%82%B8%E3%82%A8&imageId=235631

申ジエの優勝歴2019年は3勝。

2019年は後半戦で鈴木プロ、渋野プロの追い上げで賞金ランキングは約1億4200万円の3位で終わりました。

第17戦「アース・モンダミンカップ」

優勝:67+66+68+72=273(-15)

優勝賞金:¥36,000,000

完全優勝です。申ジエ選手強いです。落ち着いていました。

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%94%B3%E3%82%B8%E3%82%A8&imageId=213803

決勝ラウンドは、風速10m/sいや瞬間風速にしたら20m/s以上ある強風と上がり3ホールは強い雨の中で行われた「アース・モンダミンカップ」

初日から首位を守り最終日は2バーディー・2ボギーの「72」で回り、トータル15アンダーで完全優勝を達成しました。

今季3勝目です。ビックな優勝賞金3600万円を加算し、史上最速となる188試合での生涯獲得賞金9億円を突破しました。

申ジエ選手の強さはこのホールでした。

2位の原選手と1打差になった16番パー4のティーショットはラフに入り2打目もガードバンカーに捕まってしまいました。

バンカーからのショットも寄らずピンまで約11mでした。圧巻はその長いパーパットを入れた瞬間でした。優勝を確信しましたね。

第8戦「38th フジサンケイレディスクラシック」

【2019】38th フジサンケイレディスクラシックで逆転バースデイ優勝。

第6戦「スタジオアリス女子オープン」

申ジエの優勝歴(2008年~23年)

  • 28勝:2023年:アース・モンダミンカップ
  • 27勝:2023年:第36回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
  • 26勝:2021年:大東建託・いい部屋ネットレディス
  • 25勝:2021年:ニチレイレディス

2020年:TOTOジャパンクラシック優勝(海外試合なのでJLPGAの優勝回数にはカウントされません)

  • 24勝:2020年:富士通レディース 2020
  • 23勝:2019年:アース・モンダミンカップ
  • 22勝:2019年:38th フジサンケイレディスクラシック
  • 21勝:2019年:スタジオアリス女子オープン
  • 20勝:2018年:LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ
  • 19勝:2018年:日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
  • 18勝:2018年:ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント
  • 17勝:2018年:ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ
  • 16勝:2017年: 大王製紙エリエールレディスオープン
  • 15勝:2017年:ニトリレディスゴルフトーナメント
  • 14勝:2016年: 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント
  • 13勝:2016年:ニチレイレディス
  • 12勝:2016年:ほけんの窓口レディース
  • 11勝:2015年:LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ
  • 10勝:2015年:ニチレイレディス
  • 9勝:2015年:サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント
  • 8勝:2014年:マンシングウェアレディース東海クラシック
  • 7勝:2014年:ニトリレディスゴルフトーナメント
  • 6勝:2014年:meiji カップ
  • 5勝:2014年:ニチレイレディス
  • 4勝:2010年:ミズノクラシック
  • 3勝:2010年:サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント
  • 2勝:2009年:マスターズGCレディース
  • 1勝:2008年:ミズノクラシック

申ジエプロは今や強いベテラン選手の代名詞的な存在になっています。そして、ただ、強いプロゴルファーというだけではなく、人格者としても素晴らしい女性ですね。

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申ジエの2019年新しいスポンサー「太平洋クラブ」

TOTOジャパンクラシックの開催コース

去年からスポンサー契約する太平洋クラブで開催されたコースで、自身初のトーナメント出場でした。

TVインタビュー

「関係者の皆さんが、たくさんの声援をくださった。いいプレーをすることが私の使命。すごい重圧だったけど、そのプレッシャーを楽しむことができました」

申ジエのゴルフ。

災害などに寄付する女子プロゴルファーも増えてきました。その姿は人として尊敬できる存在です。申ジエ選手もその尊敬できる存在の一人です。

それは、東日本大震災の時には、「サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント2011」で2位になった賞金全額を被災地へ寄付しています。

他にも、日本の児童施設に寄付をし、韓国の社会福祉法人に多くの寄付行為の実績があります。

韓国では寄付天使と呼ばれているそうです。

韓国人女性ゴルファーは、寄付行為をすることが多いという印象があります。

例えば、イボミも「東日本大震災ふくしまこども寄付金」に1000万円の義援金を送っていますし、キム・ヘリムも寄付総額は3000万円以上と言われています。

韓国人が寄付行為をすることが多いのは、文化の違いという点が大きいですね。

日本と違って、韓国では寄付行為が文化として根付いています。素晴らしいことだと思います。

申ジエのスイング。

申ジエの強さの秘密は、美しいゴルフスイングですね。

それほど飛距離がある選手ではありませんが、2018年度はフェアウェイキープ率が約76%とかなり高く、方向性に関しては定評があります。

また、アイアンショットのキレも素晴らしく、75%以上のパーオン率があるショットメーカーです。

スイングのリズム感が良く、コンパクトなトップからゆったりとしたリズムでスイングをする選手です。

ゴルフでよく言われるアドバイスとして、「ボールを打つのではなくて、スイングの途中にボールがあるというイメージでスイングをする」ということがあります。

申ジエのスイングはまさにこのようなスイングですね。インパクトで力感がなく、素振りの延長でボールを打っているということがわかります。

また、クラブを短く持ってスイングをすることが多く、飛距離よりも方向性を重視していることがわかります。

申ジエの芸術的なアプローチ。

申ジエの素晴らしいところは、ドライバーショットやアイアンショットだけではありません。

むしろ、申ジエのゴルフの根幹はアプローチにあると言って良いかもしれませんね。

「ゴルフは逆算のスポーツ」と言われることがあります。

アプローチが上手ければ、セカンドショットやサードショットで際どい場所を攻めることができます。

グリーンを外して難しいアプローチが残っても、寄せることができるからです。

多くの選手がリスクを回避して攻めることができない場面でも申ジエは攻めることができます。

申ジエのアプローチショットの強みは、柔らかい弾道のショットを上手く打つことができるという点かもしれません。

ロブショットなどはまさに芸術的ですよね。

柔らかい弾道のボールを操ることでほとんどの選手が寄せることを諦めるような場面でも高い弾道のフワッとした球でボールを止めることができます。

ロブショットが上手い選手に共通して言えるのが、手首の使い方が上手いという点ですね。

手首を柔らかく使うことでボールに対してクラブを鋭角に入れることができます。

申ジエは痩せて美しくなった!?

最近、申ジエが痩せて美しくなったと話題になっていますね。私も、そう思います。

印象の問題かもしれませんが、申ジエと言えばメガネで太っている女子プロゴルファーという印象でしたからね。

韓国と言えば、整形大国として有名ですが、申ジエが整形をしたかどうかは定かではありません。

が、かなりスリムになり、女性らしいルックスになったというのは現実ですね。そして、現在のところ、申ジエが結婚するという噂はありませんでした。

強いゴルファーというだけでなく、人格的にも素晴らしい選手ですから、ぜひ、幸せな結婚をしてほしいものです。

申ジエのプロフィール。

申ジエは、1988年4月28日生まれの韓国人女子プロゴルファーです。

世界的に有名な選手ですので、ゴルフをやっていない人でも名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

ゴルフを始めたのは、小学校5年生の頃。

ゴルフを始めてすぐに大会で優勝するなど頭角を現し、地元でゴルフの神童と呼ばれるくらいの選手でした。

2003年に不幸にも母親を交通事故で亡くしています。

2004年-2005年の日韓対抗中学・高校生ゴルフ選手権高校女子の部2連覇するなどアマチュアゴルファーとして実績を残し、2006年からKLPGAツアーに本格的に参戦しました。

プロの世界でも申ジエはすぐに実績を残します。2008年までの2年間で韓国において20勝を挙げています。

国内ツアーでもヨコハマタイヤ PRGRレディスカップで初優勝しました。まさにプロゴルファーとして順調に成績を残し、2010年には世界ランキング1位になりました。

そこからもLPGAツアーで活躍し、2016年と2018年には賞金ランキング2位になっています。

これだけ強い選手ですが、まだ賞金女王にはなっていないようですね。賞金女王になることの難しさがよくわかります。

2019年、賞金女王になる可能性の高い選手です。本人が一番望んでいることですね。

まとめ。

2019年、日本女子ゴルフツアーは盛り上がりました。その要因は黄金世代の活躍ですね。

勝みなみ、渋野日向子などそして昨年覇者の新垣比奈、大里桃子、今季初優勝した河本結なども複数優勝する可能性が高い選手です。

そして2020-21年はルーキーイヤーのプラチナ世代・古江プロや西村プロが優勝しました。

それでも、若い世代の勢いがあるゴルフを見るのも面白いですが、ベテラン選手の安定したゴルフも違った面白さがあります。

申ジエ選手もベテランの安定したゴルフでコースマネジメントができる選手です。

果たして日本の賞金女王(年間女王)になれるのか…女子ゴルフ、楽しみですね!期待しましょうね。そして申ジエさんを応援しましょう。

エンジョイゴルフ!!楽しいゴルフライフを。

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