ドライバーの選び方です。2019年に発売したドライバーを紹介します。ドライバーの開発は直進性です。
2019年も沢山の名器が発売されていますので、是非マークダウンしたドライバーを試して下さい。
ドライバーの選び方。2019年「おすすめのゴルフメーカー」の特徴と評価。
ゴルフを始めてしばらくすると他のメーカーのドライバーを試したくなるゴルファーは多くいます。
2019年モデルでもニューモデルの性能とさほど変わりません。
「ブリヂストンゴルフ」のツアーB XD-3。
飛ばし屋の松田鈴英プロが使用。
プロ入り2年目で一気に才能を開花させた「松田鈴英」はブリヂストンのクラブ契約プロです。
松田鈴英プロの魅力は何といってもドライビングで平均250ヤードを優に超える飛距離です。
使用ドライバーはJ815です。(当時)
ですがここではプロ&上級者向けのゴルフクラブのイメージが強いブリヂストンゴルフのアスリート向けブランドの「ツアーB XD」シリーズの特徴を紹介します。
ドライバーのヘッドサイズは3機種ラインナップされています。
XD-3は2番目に大きい455CCの体積を持ち、ややシャローフェースの丸型ヘッドでつかまりの良さをイメージさせます。
シャフトは固定式で、ソール下部にはフェース直下と後方ヒール寄りの2か所に重量調節ネジが装着されています。
フェースにはスコアラインのほかに「パワーミーリング」と呼ばれる非常に細かい溝が刻まれていてバックスピン量を減らす効果も持たせています。
一般的にアスリート仕様のドライバーは左のミスを減らすためにつかまりにくいイメージがあります。
ですが、このXD-3のすごいところは純正シャフトの「ツアーAD TX1-6」が中間から先端が鋭くしなるタイプであることです。
それと、 ヘッドの重心角が変更できる機能とで、ストレートからドローのボールが打てます。
⇒ドライバーの選び方。ブリヂストンゴルフツアーB XD-3を使うには?
現在アスリート系のドライバーを使用しているけれどボールがつかまらないゴルフアー。
右へのこすり球に悩むゴルファーには有効な武器になるのではないでしょうか。
「ミズノ」のGX。
飛距離が半端ない原英莉花プロが使用。(プロはクラブをシーズンで替えることがあります)
松田鈴英プロと同じドライバーの飛距離が魅力の原英莉花プロはミズノとクラブ契約をしています。
ミズノのゴルフブランドはアスリート向けのMP、アベレージ向けのJPXがあります。
ですが、そのどちらにも属さない、新たなブランドとしてGXを立ち上げました。
そのGXドライバーはまず、ほぼ黒一色に仕上げられ、ソールにマットなシルバーのラインと控えめなロゴが入る程度で目を引くコスメはありません。
弾道調節機能も付いておらず、スパルタンな印象を与えます。
ですが、ヘッド自体はミズノの中でも最も低重心でかつ、純正シャフト「MFUSION D」との相性がよいのでつかまった低スピン弾道が打ちやすく、飛距離も望めます。
派手なPRはしません。
弾道調節機能も設けなかったミズノの、逆に言えば「このまま打っても満足できる飛距離を提供します」という、自信を感じます。
⇒ドライバーの選び方。初心者でも使えるミズノのGXはここが凄い。
「ダンロップ」のNEWスリクソンZ。
ダンロップのインターナショナルブランド「スリクソン」。
国内売上ナンバーワン、やさしく飛ばせるゼクシオに対するアスリートゴルファーの選択肢という位置づけです。
ですが、正直伸び悩んでいました。
それで今回のコンセプトは、「ゼロスリクソン」として基本構造から見直しています。
オーソドックスなフォルムながら飛距離追求型のドライバーへと生まれ変わったのがスリクソンZシリーズです。
ドライバーのラインナップはZ585とZ785の2機種です。
ヘッド体積はともに460CCで、Z585はシャフト固定式でやや面長です。
Z785は弾道調整機能が付きです。
Z585に比べるとトウ側が低くデザインされているので、ニュートラルな弾道をイメージしやすくなっています。
今回の両モデルとも、ゼクシオで培われた「カップフェース構造」を採用することにより有効反発エリアが飛躍的に拡大しています。
また、カーボンクラウンとすることで低重心化も図られています。
ガチガチのアスリート系ドライバーはきついけれど、まだゼクシオには行きたくないゴルファーがターゲット。
Z785はやさしいアスリート系ヘッドに好みのシャフトを挿して自分流のカスタマイズをするのも楽しいと思います。
⇒ドライバー選び方。初心者でも使えるNEWスリクソンZはここが凄い。
「ヤマハ」のRMX。
永井花奈がヤマハを選んだ。ヤマハとクラブ契約をしている若手選手の代表はやはり永井花奈ですよね。
はやく2勝目が見たい選手の一人でもあります。
楽器、テニス、モーターボート、オートバイなど趣味、娯楽の世界では圧倒的なシェアを持つヤマハ。
ゴルフクラブ「ヘッド単体」で発売している珍しいドライバーになります。
ヘッド自体は118、218の2機種でそれぞれヘッド体積が445CC、460CCになります。
どちらも「ヘッドターンエネルギー構造」と「スーパーデュアル弾力ボディⅡ」という機能を持っています。
ヘッドターンエネルギー構造とはドライバーを長尺化し、シャフト軸線からフェースセンターをトウ側に移動させてヘッドターンの際のエネルギーをより大きくしてボール初速を上げる発想です。
その分、重心角は大きく設計されています。
スーパーデュアル弾力ボディとは他社も多用していています。
ヘッド自体をたわませることでたわみ戻りのパワーでボール初速を上げるという仕組みのことになります。
ヘッド単体での販売コンセプトは、購入時点でそれぞれのゴルファーに最適なシャフトを選んでもらうことです。
よって、純正シャフトが不要になるという無駄を省いていています。
ただ、オリジナルシャフトがない分、常に使うシャフトが決まっているプロ、上級者には合理的と言えます。
しかし、いまだに自分のスイングに合うシャフトが見つかっていない初級、中級ゴルファーにはどうでしょうか?
シャフト選定に手間がかかるので、なかなか手が出しづらいドライバーかもしれません。
⇒ドライバーの選び方。初心者でも使えるヤマハドライバーの評判
「ダンロップ」のゼクシオテン。
ダンロップとクラブ契約をしゼクシオで戦っている黄金世代と言えば、新垣比菜プロですよね。
その新垣比菜プロが使用しているゼクシオは可変機能がなく、ウェイト調整機能もありません。
機種もゼクシオテンドライバー、ゼクシオテンミヤザキモデルの2機種のみです。
クラブ総重量以外に基本的なスペックは変わりません。
初代ゼクシオから一貫して「どんなクラブでも芯を食えば飛ぶよね」という基本設計のもと、、、
まっすぐ遠くへ飛ばすためにアマチュアゴルファーの実際の打点分布を調べて、 それに合わせてフェースの高反発エリアを設計してきました。
その集大成として、ゼクシオ10では薄肉クラウンやソール後方へウェートを移動させるなど極限まで低重心化を図り、、、
フェースは有効打点エリアを広げながら6分割バルジ&ロール設計を用いています。
これをスイング軌道を安定させて打点のバラツキを抑えるシャフトとの一体設計で「芯を食う」ことを目指しました。
実際にミドル、シニア世代のゴルフキャリアが長いゴルファーを中心に曲がらず飛ぶという評価が集まっています。
逆にアスリート系のドライバーを使用して、技術を駆使していたゴルファーからは球を曲げる、 弾道高さを変えるなどの調整はほとんどできませんので、
思うような結果が出ていないようです。
朝はスタートぎりぎりまでレストランで仲間と談笑して、素振りもそこそこに朝いちのティショットを待ちます。
結果的にスコアを崩してしまうこともありますがゴルフ大好きといったゴルファーには最適な選択になるのではないでしょうか。
いかがですか?2019年に発売したジャパンメーカーのドライバーを紹介させていただきました。
2019年は名器が多いので1本購入し試しに使用しても良いでしょう。
ドライバーの選び方。2019年「おすすめのUSAゴルフメーカー」の特徴と評価。
渋野日向子はUSAメーカー・ピンゴルフのクラブを使用しています。
既にご承知のとおり渋野日向子プロは2019年の日本メジャーの初戦・ワールドレディスで史上13人目となるLPGA初優勝を公式戦で達成しました。
そして、それから3ヶ月後の世界メジャー・AIG全英女子オープンで日本人として42年ぶりに優勝を果たしました。
最近の女子プロゴルファーはJAPANメーカーではなくジュニア時代からUSA(海外)メーカーのサポートを受けている選手も多くなりました。
女子プロゴルファーはヘッドスピードなど「男子一般ゴルファー」との差もないので非常に参考になると思います。
「キャロウェイゴルフ」のエピックフラッシュ。
2本の柱とAIフェースが特徴です。
ジェイルブレイク テクノロジーに加え、スーパーコンピューターを駆使し、AIが自己学習を繰り返しながら、
- ボール初速をあげる。
- 耐久性を確保する。
- ルールに適合している。
の3つの条件を満たした中で導き出した「フラッシュフェース」を搭載しました。 2019年2月に発売されたエピックフラッシュは2017年の「GBBエピック」、2018年の「ローグ」シリーズと同様で3タイプでの発売になります。
「エピックフラッシュ・スター」はやさしく扱いやすいタイプです。
そしてスタンダードモデルの「エピックフラッシュ」、3種目は低スピン・強弾道の「サブゼロ」の構成です。
スターにはロフト角や弾道調整用の可変式スリーブの装着はありません。
またサブゼロには後方に配置された可変式ウエイトの他に、フェース寄りにウエイトが配置されております。
重心距離が短くヘッドの返りが早いという特性です。
スタンダードモデルのエピックフラッシュは数量限定での発売です。
⇒キャロウェイゴルフのドライバーの選び方。2019年「エピックフラッシュ」 の評価。
「テーラーメイド」のMグローレの特徴。
若くてかわいい大西葵プロが愛用。テーラーメイドとクラブ契約をしている女子プロゴルファーはとても多いのですね。
その中でも大西葵プロと永峰咲希プロに注目して下さい。(大西選手は結婚して2021年はツアーには出場していません)
さて、常に先進機能で話題を提供しているテーラーメイドが打倒ダンロップゼクシオを狙って日本市場向けに投入したのがグローレシリーズです。
フルチタンの初代グローレから5代目は2018年「Mグローレ」となって登場しました。
「M」とはマルチマテリアルの略称で、複合素材で作られているヘッドという意味になり、クラウン部分にカーボンを用いています。
また、可変機能はついておらずその分さらに低重心化が可能になっています。
MグローレにはM5、M6と同様に「ツイストフェース」が採用されています。
ツイストとはねじれの意味で、ツイストフェースはトウ上側はフェースが右を向く度合いが増して、かつロフトが増える方向にねじれてます。
対して、ヒール下側はフェースが左を向く度合いが増して、かつロフトが減る方向にねじれています。
これにより、芯を外して打っても曲がりを軽減できるようです。
ソールのフェース面には「ハンマーヘッド」と呼ばれるスロットを設けてたわみ戻りによる反発性能を高めています。
多くのメーカーのドライバーが、グローバルモデルの機能をジャパンバージョンに落とし込んで製造していますが、、、
Mグローレはジャパンバージョンにグローバルモデルの機能を落とし込んだ、とても珍しいドライバーとなっています。
⇒ドライバーの選び方。テーラーメイド2018年発売の初心者にやさしいMグローレの評価と特徴。
「タイトリスト」の「TS」はここが凄い。
タイトリストの顔・菊池絵理香プロが使用。タイトリストのイメージが強い女子プロゴルファーは菊池絵理香プロですよね。
女子プロの中でタイトリストと契約している選手は少ないですからね。
さて、タイトリストは伝統的にドライバーは910、アイアンは710を冠していましたが、今回がらりと変えてTS2、TS3というネーミングになりました。
「TITLEIST SPEED」(タイトリストスピード)の頭文字を採用したのは、初速にこだわるドライバーを開発したことにあります。
しかし、同じTSシリーズでもTS2とTS3とでは大きく性能に違いがあります。
アスリート好みのヘッド形状を持ちながらも50グラム台のシャフトなど振りやすさからミート率を上げて安定した飛距離を求めるTS2と、、、
ソール後方にウェイトバーを装着して自分好みの操作性や叩けるしっかり感も得られるTS3とに分かれます。
どちらもボール初速が速く、飛距離が出そうな設計になっています。
従来のタイトリストに少ししんどさを感じているゴルファーで見た目のカッコよさにこだわりつつもやさしいドライバーを求めるゴルファーにはTS2が合っていると思います。
そして、競技志向のアスリートゴルファーには叩きにいけるTS3がフィットすると思います。 いずれにしても、、、
「PINGゴルフ」のG410。
PINGの契約女子プロはとても多いですね。でもその中でも何といっても代表選手は全英女子オープンで勝利した渋野日向子プロでしょう。
PINGは早くから「カスタムフィッティング」を取り入れ、ライ角の重要性を提唱してきました。
どちらかというとパターとアイアンが有名ですが、「Gシリーズ」としてドライバーを発売以降、曲がらずに飛ばせるドライバーとして徐々に人気が出てきています。
その最新モデルが「G410」で、「G410プラス」と「G410SFT」の2機種があります。
2機種共通の見た目の特徴は、クラウンに施された「タービュレーター」というフィンのような突起物です。
これによりインパクト時の空気抵抗を減少させてヘッドスピードとボール初速のアップが可能になっています。
G410プラスはヘッド体積455CCで弾道調節機能が付き、ヘッド後方ソールとクラウンの境目あたりに可変ウェイトを装着して、、、
ドロー、フェードを打ち分けやすくして、可変ネックによってロフト角、ライ角の調節も可能になっています。
G410SFTはヒール寄りの重心設計で可変ネックによってロフト、ライ角が調整できるようになっています。
2019年女子プロゴルフトーナメント開幕戦の比嘉真美子選手、
翌週の鈴木愛選手と2週連続で、G410プラスドライバーで優勝を飾っていることからも、 飛距離、直進性ともに優れたドライバーであることは間違いありません。
あまり同伴競技者とかぶることなく、さりとてそこそこアスリート系の雰囲気を持ちながらも実はやさしいドライバーを探している、、、
経験豊富なミドル層以上のゴルファーには好影響をもたらすと思います。
⇒ドライバーの選び方。初心者におすすめのpingG425の特徴
いかがですか?USAメーカーのドライバーでした。ピンのドライバーは渋野効果で売れに売れたようです。
まとめ。
いかがですか?ドライバーの選び方。あなたは同じメーカーのクラブを何年間隔で替えていますか?
それともニュードライバーが出ると買い替えますか?
一度ニュードライバー購入前に現在使用しているクラブの査定をしてみるのも良いでしょう。
ゴルフは道具が揃っていないとできません。
当然なんですが、でも趣味としてリフレッシュを目的にプレーしているゴルファーもいます。
趣味から始めたけどハマって競技志向になりスポーツとして楽しんでいるゴルファーさんもいます。
非常に幅広い層のゴルファーがいます。
ドライバーの選び方の基本は自分のスイングに適したドライバーを信頼できるお店のクラフトマンの方と相談して購入するのが良いと思います。
ただ、自分のデーターが分っている方なら利便性を求めて今はネットで購入するのも良いでしょう。
初級レベルの方はお店の方と良く相談して決めて下さい。エンジョイゴルフ!ゴルフライフで楽しい人生を!!
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