【ドライバーの選び方】ダンロップゴルフ「ゼクシオテン」の機種。

ドライバー

【ドライバーの選び方】です。ここでは初心者でも使えるとてもやさしいダンロップゴルフの「ゼクシオテン(10)」を紹介します。

2021年はゼクシオ12の発売がありましたが、「ゼクシオテン(10)」は未だに人気のあるドライバーです。

あなたが描いた理想の弾道で飛んでくれる「ゼクシオテン」はマークダウンし、今はかなりお買い得になっています。

2年ごとに発売されるダンロップの「ゼクシオ」ですが、まだ使用していない方は「ゼクシオテン」を是非使ってみて下さい。

ダンロップゴルフドライバー初心者でも使える「ゼクシオテン」の機種。

ドライバーは8万円+(税)から4万3000円+(税)にプライスダウンになりました。

ゼクシオは2000年の初代発売以来、17年連続して国内売上トップに君臨しているドライバーです。

ダンロップは1987年から続いてきたキャロウェイのゴルフクラブのOEMが、1996年に至って解消の運びとなりました。

大きく売り上げを落とす中、まさにダンロップゴルフが社運を賭けて発売したのがゼクシオシリーズです。

その評価はやさしく打てて曲がらないという評判を得て大ヒットし、こんにちのダンロップゴルフを支えています。

ゼクシオテンドライバーは3機種。

ゼクシオテンドライバーには、

  • ゼクシオテンドライバー。
  • ゼクシオテンドライバーmiyazazkimodel。
  • ゼクシオテンドライバークラフトモデル。

の3機種がラインナップされています。

ゼクシオテンドライバー(MP1000)

新品発売年:2017年
新品価格:8万円(価格はかなり下がっています)

ヘッドの大きさや備わった機能は3機種共通です。

最大の特徴は、ゼクシオテンドライバー開発の設計コンセプトが「芯に当たれば飛ぶ、従って、振れば芯に当たるクラブを作る」ということでした。

ダンロップではこれを「TRUE-FOCUS IMPACT TECHNOLOGY」と名付け、ゼクシオテンドライバーでは「ヘッドの反発性能強化」

そして「打点のバラツキを低減するシャフト」との相乗効果を生み出して飛びのエネルギーに変えることを目指したのです。

簡単に言えばフェースのどこに当たっても飛ぶ(フェースの有効打点エリアを拡大する)、

スイング軌道を安定させる(シャフトのたわみを大きくして無駄な力を排除し身体のブレを抑える)という2つのアプローチになります。

フェース面ではユーザーの打点分布を分析し、従来モデルに比べて上下に約34パーセント有効打点エリアを拡大し、

それに伴いヘッド全体の重量バランスを見直し、クラウン部分を薄肉軽量化し、余剰重量を効率よく配分しました。

また、インナーウェイトを後ろにずらすことでいっそうの深重心化と慣性モーメントを拡大して高弾道で飛ばせる設計にしています。

飛距離性能も人気も中古でも性能は素晴らしいドライバーがゼクシオテンドライバーです。

ゼクシオテンドライバーのシャフト。

ゼクシオテンドライバーのシャフトは東レとの共同開発により、軽くてしなる、極端な先調子のシャフトともいえる、

MP1000というオリジナルシャフトです。

軽くてよくしなる分、叩きに行く必要がなく、丸く振ってあげれば最後にシャフトがボールをしっかり拾ってくれますので、、、

スイング中の身体のバランスが崩れにくく、したがって打点がバラつくことが少なくなります。

ヘッドスピードが~43m/sくらいまでで、あまり溜めずに打つ、レベルを問わずヘッドスピードがさほど速くないスインガータイプのゴルファーとの相性がいいようです。

ゼクシオテンドライバーmiyazakimodel。

反面、しっかり溜めて、自らシャフトをしならせて振って行くヒッタータイプのゴルファーにはボールがどこに飛んで行くかわからない不安があります。

そういうゴルファーにはゼクシオテンドライバーmiyazakimodelが用意されました。

miyazakiとは宮崎県都城市にある、ダンロップゴルフ宮崎工場で自社生産されるシャフトのブランド名です。

国産にこだわり、徹底した品質管理と統一された作業工程から生み出されるゴルフシャフトは製品精度が高く、プロゴルファーからも厚い信頼が寄せられています。

そして、Miyazakiシャフトの最大の特徴が「インターナショナルフレックスコード」にあります。

シャフトの硬さを表すフレックスは一般的に硬い順にX、XS、S、SR、R、Aなどと表記されますが、実は統一された硬さの目安がなく、各社それぞれに決めているのが実態なのです。

従って、A社のSよりB社のRの方が硬いといった逆転現象もよく起きます。

そこで、Miyazakiのシャフトはシャフトの先端から手元までを4分割にして、それぞれの相対的な硬さを「インターナショナルフレックスコード」を適用して1から9段階で表記しています。

ゼクシオテンドライバーmiyazakimodelに装着されるシャフトは「Miyazaki Waena」と名付けられ、レギュラーモデルのMP1000に比べて約10g重く、トルクも少し減っています。

インターナショナルフレックスコードでは手元側から5333となっており、5は従来のフレックスですとS、3はR相当になります。

従って、Miyazaki Waenaは柔らかめの素直な先調子のシャフト、ということが読み取れます。

自分のスイングが固まっており、ある程度スイングの再現性が高く、しっかり振っていけるミドル・シニアにうまくフィットしている評価が多いです。

ゼクシオテンクラフトモデル。

既に自分が使うシャフトが細かいスペックまで決まっている、ヘッドスピード42m/s以上のクラチャン常連からプロゴルファーまで対応するために、ゼクシオテンクラフトモデルが用意されました。

これは選んだシャフトとスペックをダンロップで組付ける「カスタムクラブ」となります。

以上3機種は、ゼクシオドライバーにシャフト脱着機能がないための対応となります。

しかしこれはダンロップゴルフとして、ヘッドとシャフトがしっかり固定されているクラブがエネルギーロスが最も少なく、

ロスなく運動エネルギーをボールにぶつけられるという信念に基づくものであります。

時流に逆らっていますが、依然として飛ぶ、曲がらない、楽に振れるという評価が多いことが信念が正しいことを証明しています。

ダンロップゴルフドライバー「ゼクシオ」の中古市場。

国内販売首位だけあって、またゴルファーの関心も高く、中古市場では割合豊富に流通していて、程度がよいもので4万円台後半、新品の4割引き見当になります。

ゼクシオ9ドライバーの新古品。

一方で前作ゼクシオ9の新古品も中古市場に大量に出回っていて、こちらは3万円台から手に入りますので、

ゼクシオに興味があるけど新品は高くて躊躇していたゴルファーには手を出しやすい環境だと言えそうです。

新品発売年:2015年
新品価格:88000円(価格はかなり下がっています)

フックフェースでアップライトなゼクシオらしい顔です。

当然ながら球がつかまりやすくてミスヒットに寛容なやさしいオートマ系のドライバーです。

ゼクシオ7ドライバーの新古品

7代目以降のゼクシオは完成度が高いドライバーです。

価格はかなり安くなっていますので店頭またはアマゾンで見つけたら手に入れてもよいのがゼクシオ7です。

新品発売年:2011年
新品価格:価格はかなり下がっています。

ダンロップゴルフのドライバー「ゼクシオテン」の契約プロ。

レジェンド中嶋常幸プロをはじめとして、かつては片山晋呉プロも愛用していたゼクシオドライバーです。

女子ゴルフ界でも横峯さくらプロ、引退した古閑美保プロがゼクシオドライバーで実績を残してきました。

現在でも、もっぱら女子ツアープロが飛びの恩恵にあずかっているようです。

2017年初優勝をあげた青木瀬令奈選手や黄金世代の新垣比菜選手、ほかにもベテランの吉田弓美子選手、香妻琴乃選手、東浩子選手など大勢の女子プロゴルファーがゼクシオドライバーを使用しています。

興味深いのは、彼女たちの多くが8.5度という、普通は店頭に並ばないロフトを使用していることです。

これは選手の多くがスピン量を適度に抑えながら高弾道のボールで、ランを含めて距離を稼ぐためにアッパーブローでボールを打っています。

ですが、スピン量が減りすぎてボールがドロップするのを嫌がります。

そこでボールが上がりやすいゼクシオ10ドライバーのロフトを立てて適度なスピン量を確保しながら飛距離を伸ばしたいという狙いにマッチしているものと思われます。

こうした女子プロの柔軟な発想は真似てみる価値がありそうです。

歴代のダンロップゴルフドライバーのまとめはこちら
ダンロップゴルフの歴代のドライバー「ゼクシオ」と「スリクソン」はここが凄い。

まとめ。

1種類のヘッドに好みのシャフトをレンチ1個で簡単に装着でき、ロフト、ライ角、フェースアングルまで変えられる可変式のドライバーが主流の現在、、、

兄弟ブランドのスリクソンにも搭載されたこの機能をあえて設けず、クラフトマンによるシャフト交換にこだわるゼクシオテンドライバー。

一方で、可変式でいろいろといじっているうちにどれが自分に合うスペックなのか判らなくなった、という声を口コミでもよく耳にします。

実際、シャフト固定式のドライバーであるにもかかわらず売上トップを記録するゼクシオ10ドライバーに対する評価や評判も、、、

年代、レベルを問わず飛ぶ、やさしい、力まず振れるといった高評価が多いです。

ラウンド中にスペックを変更することは規則で禁じられていますから、ゼクシオは「飛ばしたかったら迷わずひとつのスペックをしっかり振ってください」というメッセージを発しています。

それだけ個体に打ちやすさと飛距離に対する自信があるのだと思います。

エンジョイゴルフ!!ゴルフライフを楽しんで下さい。

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