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笠りつ子は熊本出身のプロゴルファー。そしてあの坂田塾の門下生です。

 

清元澄子、平瀬真由美、高村亜紀、不動裕理、古閑美保、上田桃子、有村智恵、一ノ瀬優希など挙げれば枚挙にいとまがないほど逸材ぞろいの熊本県出身の女子プロゴルファーの方々。

 

 

熊本県出身の女子プロゴルファーは独立心旺盛な県民気質からなのか、芸能界にも人気者、実力者が多くいますよね。

 

その熊本県出身の女子プロゴルファーの中から、2006年にプロ入りしツアー5勝の実力と美貌を兼ね備える才色兼備の中堅、笠りつ子選手に注目してみます。

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笠りつ子のクラブセッティング。

笠りつ子選手は2008年からツアーエッジとクラブ使用契約を結んでいました。

 

ですが、2013年、本間ゴルフの「熱意系HONMAはじまる」というスローガンのもと、ツアープロが勝つためのクラブとして「ツアーワールド」発売のシンボルプレーヤーとして本間ゴルフに移籍します。

 

 

以後、2018年末までホンマツアーワールドを使用していました。しかし、2019年にクラブ契約がフリーとなりました。

 

初戦のダイキン・オーキッドレディスのアイアンとウェッジはホンマツアーワールドです。

 

ですが、ドライバーはキャロウェイエピックフラシュ・サブゼロ、フェアウェーウッド、ユーティリティはプロギアへと変更しています。

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%AC%A0%E3%82%8A%E3%81%A4%E5%AD%90&imageId=209364

賞金女王アン・ソンジュ選手、大山志保選手などの実力者を筆頭にここ数年、女子プロゴルファーの間でクラブ契約をフリーにする選手が増えてきています。

 

 

男子に比べて活躍期間が短い女子選手は我々アマチュアと同様に「飛ぶ」「曲がらない」と評判のクラブがあれば試してみたいと思うのは当然の発想です。

 

 

現在、男子プロの間では「ヘッドスピードが速く、ミート率も高いプロゴルファーに空気抵抗が大きく操作性が悪い大きなヘッドが必要か?」という問題があります。

 

幸い、女子選手はヘッドスピードもアマチュアとさほど変わらず、またゴルフを始めた時から大型ヘッドに慣れています。

 

 

大型ヘッドを打つためのスイングが身についていますので、それほど抵抗なく「もっと飛ぶクラブを試したい」という変更ができるのだと思います。

 

ドライバー:キャロウェイ・エピックフラッシュ・サブゼロ

笠りつ子選手が選んだ現在のドライバーは「キャロウェイエピック・サブゼロドライバー」です。

 

 

注目はなんといってもAI(人工知能)が開発したという「フラッシュフェース」にあります。

 

 

ルール限界でボール初速を上げることに特化して人工知能が開発したフェースは裏側が左右非対称に波打ち、人間工学では思いつかない形状をしています。

 

 

ヘッド内部のクラウンとソールとを金属のバーで結び、インパクトの衝撃を余さずボールに伝えるジェイルブレイクも健在で、さらなるボール初速を生み出し飛距離に貢献しています。

 

 

上田桃子選手、河本結選手、三浦桃香選手など女子プロの中でも使用する選手が増え、女子プロもキャリーの飛距離を競う時代に入りつつある流れを受けて、笠りつ子選手も使用してるのだと思います。


ロフト:10.5度
シャフト:グラファイトデザイン・ユアーAD DI-6(SR)
長さ:45.5インチ(D0)

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もうひとつ、2018年まで使用していたツアーワールドTW727 455ドライバーが、笠りつ子選手にとってはハードスペックだった可能性があります。

 

 

これは笠選手が上手い下手という問題ではなく、TW727はとても硬派なスペックを持っており、強く叩けば叩くほど飛距離が出せるドライバーです。

 

 

笠りつ子選手のスイングは、他の女子プロゴルファーのように、左右の体重移動をやタメを積極的に使って打っていくスイングではなく,軸をブラさず振って行くスイングです。

 

 

従って、TW727とは相性が合わない組み合わせといえるのではないでしょうか。

 

 

それを考えて、柔らかく、それでいて弾き感が抜群のキャロウェイエピックフラッシュ サブゼロドライバーを試しているのではないでしょうか。

 

 

おそらく、ほどなく良い結果が出ると思います。


FW:プロギア・チェーン02
ロフト:15.5度
シャフト:フジクラ・スピーダー661エボリューションV(S)

FW:ホンマTW737
ロフト:21度
シャフト:ホンマ・ヴィザードEX-C65(SR)

UT:ホンマTW737
ロフト:25度
シャフト:ホンマ・ヴィザードIN65U(SR)


アイアン:ホンマTW737P
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シャフト:NSプロ850GH(R)

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アイアンはホンマTW737Pという、軟鉄鍛造のポケットキャビティアイアンを使用しています。

 

 

オーソドックスな、シャープな顔つきながらやさしさも併せ持つストロングロフト設計の飛び系アイアンです。

 

 

重心距離はそれほど短くないので、ドライバーからの流れをあまり気にすることなく打てるのではないでしょうか。

 

 

特にエピックフラッシュなど、重心距離が移動できる機能を持ったドライバーならスムーズな流れが作れると思います。


ウエッジ:ホンマTW-W
ロフト:52度/57度
シャフト:NSプロ850GH(R)


パター:ピン・ヴィルト2.0パイパー


ボール:タイトリスト・プロV1X


手に慣れたアイアンを変えるのは勇気がいることです。

 

ボールをスリクソンZ-STARからタイトリストPROⅤ1に変更したこともあって、すぐには変えないのだろうと思います。

 

何より2019年のパーオン率11位(14試合)ならば変える必要がないと思います。

笠りつ子のスイング。

笠りつ子選手のスイングでまず特徴的なのは、ノーコックでためを作らないことにあります。

 

 

アドレスはオーソドックスで、身体のほぼ中心にボールをセットして、両足荷重に近く構えます。

 

 

テークバックは出だしの数センチをボールの真後ろに低く引いたあと、まったくコックを入れずに上げていきます。

 

 

そしてためを作らずに、胸がほぼ真後ろを向いたタイミングでダウンスイングに入ります。

 

 

その間、ほとんど体重移動をせず、コマのようにその場で身体をまわしてインパクトを迎えます。

 

そのためダウンからフィニッシュにかけて、真後ろから見ても両足の間からほとんど前方の景色が見えません。

 

ノーコックで打ちますので、アドレスの時点からフェースの向きが変わることがなく、常にボールを見ながらヘッドが動きますので、ボールが左右へブレにくいスイングであると言えます。

 

 

小学校時代に鍛えられた「坂田塾」の主宰者である、坂田信弘塾長が提言した「ジャイロスイング理論」を具現化しているようなスイングであるといえます。

 

 

ジャイロスイング理論というのは、身体を額、鼻、あごを中心にした1個の回転体と捉えて正確な、再現性があるインパクトを目的にします。

 

 

そのための構えとしては、両足のかかとを付けて、膝はやや開き、つま先は30度左右に開きます。

 

 

そして両腕は大きく伸ばしてハイトップ、ハイフィニッシュで振ります。

 

 

笠選手のスイングを見ると、アドレスで両足のつま先を開き、またスタンスも両肩の範囲内に収まっています。

 

 

大きな体重移動を行わずにトップとフィニッシュがともに高い位置に納まります。

 

まさに坂田信弘氏が提唱する「ジャイロスイング理論」を実践しているようなスイングです。

 

打点のブレが少ない現在のスイングのまま、飛距離17位、フェアウェーキープ率37位という数値を改善するために有効打点エリアが広い、ルール上限の反発係数を持つドライバーを選ぶべく、クラブ契約フリーの道を選んだのかもしれません。

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笠りつ子のプロフィール。

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%AC%A0%E3%82%8A%E3%81%A4%E5%AD%90&imageId=206135

身長: 160cm
体重:58kg
血液型:AB型
出身校:九州東海大学中退(熊本県)
プロテスト合格日:2006年7月27日(78期生)
趣味:買物 読書
好きな色:ピンク
ゴルフ歴:9歳~

美人女子プロゴルファーとして人気を博した笠選手も優勝歴5回を誇り、いまや中堅として1歳年上の上田桃子、同年の有村智恵らとともに女子プロゴルフツアーをけん引する立場にいます。

 

 

笠りつ子選手は1987年、祖父がゴルフ練習場を営む家庭に生まれ、物心ついた時にはゴルフクラブを振り回していたという、ゴルフをするには恵まれた環境に生まれました。

 

 

9歳のとき、父親が坂田信弘主宰の「坂田塾」(坂田ジュニアゴルフ塾)のコーチを務めていたこともあり、入門して腕を磨きます。

 

 

この坂田塾は小学生と中学生を対象とし、しかも打つのは6番アイアンのみというユニークな練習方法でした。

 

 

これは、従来のスイング作りはドライバーやサンドウェッジなど端のクラブから1本づつ練習して、打てるようになったら次、というふうに徐々に段階を踏んでゆく練習が一般的でした。

 

 

しかし、それでは時間がかかりすぎるというころで、坂田塾長はドライバーとサンドウェッジの中間の長さ、ロフトを持つ6番アイアンを徹底的に練習して基礎を固めれば、、、

 

次は5番と7番という具合にすんなり進んでいけるという考え方に基づきます。

 

この考え方は、ラウンドでも生かされます。

 

ある程度のスコアが出せるまでは、塾生は6番アイアンとパターのみでラウンドします。

 

 

ティーショットからアプローチまですべて6番アイアンで打たなければならないため、仮にバンカーに入れたり、バンカー越えのアプローチなどは大ピンチになります。

 

 

従って塾生は絶対に打ってはいけない方向など自然とコースマネジメントが身についていきます。

 

 

笠りつ子選手もここで鍛えられ、中学2年の時に「九州ジュニアゴルフ選手権」で優勝、

 

2003年、東海大学付属第二高等学校1年時には「九州女子アマチュアゴルフ選手権」で当時最年少優勝を飾ります。

 

 

素質が開花した笠りつ子選手は2006年プロテストに1発合格してプロゴルファーとしてのキャリアをスタートさせます。

 

 

プロ入会後はたびたびトップ10入りするなど堅実なゴルフを展開して、ようやく2011年に2打差に19人がひしめく大混戦の中、最終18番でミドルパットをねじ込み「ニトリレディスゴルフトーナメント」でツアー初優勝を飾ります。

 

 

以後ツアー通算5勝をマークしています。

 

特に2015年「アクサレディス」では当時プレーオフ4戦無敗と絶好調のイ・ボミ選手を3ホールにわたるプレーオフを3連続バーディの末に「完璧に」破るなど、美しい外見とはうらはらに勝負強さとメンタルの強さも持ち合わせています。

笠りつ子の優勝歴5勝
2016年:ニトリレディスゴルフトーナメント
2016年:NEC軽井沢72ゴルフトーナメント
2015年:アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI
2012年:ヤマハレディースオープン葛城
2011年:ニトリレディスゴルフトーナメント

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笠りつ子のスイングとクラブセッティングのまとめ。

プロ入り後も順調に歩み続け、ここまでツアー5勝を上げて、上田桃子選手らとともに黄金世代の前に立ちはだかり、女子ツアーを盛り上げてゆく役目を負う笠りつ子選手の最大の課題は平均パット数53位という数値の改善にあります。

 

 

過去の使用パターを調べると、真っすぐ引いてまっすぐ打ちたいストロークを、トウ・ヒールバランスのパターで行っていたような感じがします。

 

真っすぐ引いて真っすぐヘッドを出しているご本人の意思とは裏腹に、インパクト直前からフォローにかけては慣性モーメントによってイン・トウ・インにヘッドが動きます。

 

 

おそらくフックラインが苦手だったのではないかと思います。

 

 

2019年から使用している「オデッセイ・オーワークス レッドMARXMAN」はフェースバランスの大型マレットパターですので、安心して真っすぐ引いて真っすぐヘッドを出せるのではないでしょうか。

 

 

4日間トーナメントになった「ニッポンハムレディスクラシック」は19歳の微笑みの国・タイから来たS.ランクンの優勝で幕を閉じました。

あなたが応援している選手はいかがでしたか?

 

黄金世代の河本結選手、渋野日向子選手、そしてその1学年下の稲見萌寧選手の若手プロが上位でフィニッシュしました。

 

ただ若手だけではありません。4位タイになった笠りつ子選手や復活優勝の期待がかかったイボミ選手などのベテランも頑張った試合でした。

 

さて若手の活躍で盛り上がっている女子ゴルフツアーですが、彼女たちは若くても高い技術とメンタルを持ち合せています。

 

またジュニア時代からプロの試合の経験値も十分です。ですから優勝を目指して自分のプレーに集中することができるのですね。

 

ゴルフもSNSの時代です。プロ達は自分のスイングをすぐにチェックできます。

 

コーチがいればすぐ見てもらって指導を受けることもできます。

 

90切り、シングル入りを目指すゴルファーの皆様も是非一度
プロコーチのスイングチェックを受け指導してもらって下さい。

 

あなたの明日のゴルフが変わりますよ。

クラブに自分を合わせるのではなく、自分の意志や好みに合うクラブを選ぶという、選択肢を自ら求めてさらなる活躍を期する笠りつ子選手を応援しています。

 

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皆さん、応援して下さい。