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女子プロゴルフ界にまた一人新星が登場しました。

 

2019年富士通レディスで史上7人目のアマチュア優勝を遂げた古江彩佳(ふるえあやか)選手です。

 

この優勝を以て古江選手は最終プロテストが免除され、晴れてプロゴルファーの仲間入りを果たしました。

 

兵庫県出身の古江選手は「プラチナ世代」と呼ばれる2000年生まれです。

 

3歳からゴルフを始めてジュニア、アマチュア時代から輝かしい戦績を残してきました。

 

彼女がゴルフを始めた頃の女子ゴルフ界の話題といえば、宮里藍選手が史上2人目のアマチュア優勝を成し遂げたことでした。

 

古江選手のゴルフライフは宮里藍選手のその後の活躍と常にクロスオーバーし、憧れの存在へとなっていきました。

 

宮里プロに憧れプロゴルファーの道に進んだ古江選手のスイングから見たクラブセッティングを紹介します。

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古江彩佳のクラブセッティング2019


出典:https://news.golfdigest.co.jp/jlpga/photo/detail/?imageId=221137

7人目アマチュア優勝時のクラブはブリヂストン

憧れる宮里選手と同じブリヂストンゴルフのアマチュアモニター選手として活躍してきた古江選手です。

 

そのクラブセッティングはパターをのぞく13本がブリヂストンのクラブになります。

 

彼女の持ち球は現在では珍しいドローです。

 

そのドローはトップオブスイングで手の甲が上を向くシャットフェースから繰り出されます。

 

これは、基本的に捕まらないブリヂストンのゴルフクラブを使ってきたことにあると思います。

 

特にジュニア時代の、身体が十分に出来上がっていない時期にできあがったスイングからだと思います。

 

無理に捕まえにいくよりもトップでクラブをシャットに上げる方が身体に負担をかけないのです。

 

古江選手もブリヂストンのクラブを使ううちに、自然にドローを覚えたのではないかと考えます。

ドライバーはブリヂストンのツアーB XD-3


ロフト:10.5度

シャフト:スピーダー TR569(S)

長さ:45.25インチ

 

2018年発売のブリヂストンツアーBシリーズは全部で3機種が発売されております。

 

XD-3は最もブリヂストンらしい、丸型のヘッド形状をしています。

 

容積は455CCでややシャロー、ソールのトウ、ヒールに入ったスリットと、、、

 

クラウンに入った金属弦がヘッドのたわみ戻りをすばやくボールに伝える相乗効果でボール初速をアップさせ、、、

 

フェースに刻まれたミーリングがスピン量をコントロールするという、飛距離と操作性を両立させたヘッドです。

 

ソールのヒール側と、フェース後ろに重量調節ウェイトを持つことで、重心距離も移動できるようになっています。

 

中学時代からブリヂストンのクラブに馴染んでいる古江選手には違和感なく構えられると思います。

 

シャフトは「叩ける」と評判のフジクラスピーダーTRを使用しています。

 

このシャフトはツアープロの要望を取り入れ、インパクト時のシャフトの潰れを極限まで抑えることでパワーをロスなく伝えてくれます。

 

真ん中から先端を硬く、手元がしなるというパワーヒッターが好むつかまり過ぎないという特性を持っています。

 

ヘッドがそれほど重心距離が長くなく、返りやすいので、つかまり過ぎないシャフトと組み合わせることで狙い通りのドローが打ちやすくなっていると思います。

 

現在の古江選手のスイングにはベストマッチのドライバーだと思います。

フェアウエイウッドはJGR

シャローで丸顔、つかまりやすさを重視したヘッド形状です。

 

ソールとクラウン部分にスリットを入れたことと、フェースにマレージング鋼を使用することで薄くしており、反発性能と有効打点の拡大にもこだわったフェアウェーウッドです。

 

ややアップライトでつかまりの良さもあり、スライスヒッターがストレートボールを打ちやすいクラブです。

 

古江選手にとってはドライバーのみ替え、ドライバー以外は慣れたクラブを使っているのだろうと思います。

 

クラブ総重量がやや軽く、ドライバーとのつながりがやや気になるところです。

UTはJGR-Hy

体積112CCとやや小ぶりな部類に入るユーティリティです。

 

小ぶりなヘッドながら、JGRの特徴であるパワースリットが施されており、ボール初速と高い打ち出し角度を可能にしています。

 

アベレージゴルファーが苦手なロングアイアン代わりに使える、高さが出せるユーティリティです。

 

特徴はフェースプログレッションが小さく、グースネック気味にみえることです。

アイアンはブリヂストンツアーB X-CB

2機種用意されたツアーBシリーズのアイアンですが、やや小ぶりなフェースと打点裏側が厚くなって重厚な打感が得られるX-CBハーフキャビティアイアンを使用しています。

 

 

小ぶりでシャープな形状ながらややグースネック、ソール幅もバウンスを少なめにしてやや厚くして、つかまりやすさと抜けの良さを追求しています。

 

しっかりクラブが振れる人なら手元に残る心地よい打感と、抜けの良さによる飛距離が望めるアイアンです。

 

古江選手は6番から使用しており、それ以上の距離はユーティリティを使用しています。

ウエッジはツアーB XW-B

ツアーBで用意された3機種のウェッジの中でも最もスピン性能が高いモデルになります。

 

自動車レース用エンジンメーカーの「無限」とタイアップし、無限が持つ超精密ミルド加工技術を用いています。

 

フェース全面に下向きに鋭利なミルド加工を施すことでいかなるライからでも強いスピンが得られるウェッジになっています。

 

距離感さえ把握できればスイングそのものを工夫せずともオートマチックにスピンが効いたボールを打てるので、楽にゴルフが出来るクラブです。

パターはオデッセイ STROKE LAB i #5

出典:https://news.golfdigest.co.jp/jlpga/photo/detail/?imageId=221064

パターはオデッセイが「プロの再現性を誰もが体感できる」とPRする「STROKE LAB」の中からセミマレット形状の i #5 パターを使用しています。

 

従来のパターと比べて全体重量は重くなりますが、シャフトを軽量化することによって生じる余剰重量をヘッドとグリップエンドにウェイトを埋め込むことで配分しています。

 

特にグリップエンドが重い分、ストロークの支点が腰から肩へと移動することで肩ストロークが容易になり、結果的にストロークの再現性が高まり、安定することになります。

 

自分の感性を生かして繊細なタッチを好むゴルファーには向いていませんが、プレッシャーがかかった時でも常に安定したストロークをオートマチックに打ちたいゴルファーには最適な選択といえます。

 

i #5というヘッド形状はセミマレット型で、大型ヘッドではイメージが湧かず、しかしピンタイプでは目標にスクエアに合わせにくいというゴルファーに、多少は感性が生かせる形状で人気のヘッドになります。

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まとめ

古江選手のクラブセッティングは総じて現在の主流である「やさしいヘッドのクラブ」です。

 

つまり、身体に必要以上の負荷をかけず、現在の自分のフィジカルで飛距離と方向性を満足させるクラブを選んでいるように思われます。

 

ブリヂストンは早くからジュニア育成にも取り組み、現在は直営の「ブリヂストンゴルフアカデミー」のほか、

 

各地のゴルフ練習場内に常設のスクールを開校して小学生から高校生まで一貫した指導を行っています。

 

ブリヂストンは、かつて「ジャンボ」こと尾崎将司プロの活躍と、尾崎将司プロを慕う「ジャンボ軍団」のメンバーが師匠にならい、、、

 

こぞってブリヂストンのゴルフクラブを使用することで宣伝効果が生まれ、永らく国内ゴルフクラブのシェアトップの座に君臨していました。

 

アマチュアには「プロが使うクラブ」というあこがれと「値引きをしない」という高級感と、打ちこなせた時の満足感を与えていました。

 

宮里藍選手も家族がこぞってブリヂストンを使用していたことからアマ時代からブリヂストンでした。

 

その宮里藍選手に憧れてゴルフに熱中した古江選手もまた現在はブリヂストンのクラブを使用しています。

 

この古江選手の今後の活躍が、どれだけ後に続くジュニアゴルファーが古江選手に憧れてブリヂストンのゴルフクラブを選んでくれるか、、、

 

それより何より、多くの女子プロがより遠くへ飛ぶクラブを求めてクラブ契約をフリーにしている現状で、古江選手がブリヂストンのクラブを使い続けるか、当分目が離せないと思います。

 

古江選手のプロデビュー戦は「2019年樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」になると思います。

 

初賞金額はいくらなのか?順位は?などなども注目ですが、今後の彼女の活躍に期待しましょう。

 

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