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新生ブリヂストンゴルフのアイアン構成の評価を紹介します。

 

プロ、アスリート系ゴルファーに「TOURB Ⅹシリーズ」、

やさしく打てて飛距離を求めるゴルファーに「JGR HFシリーズ」、

プレミアムブランドとして「PHYZ」の3ブランドで展開しています。

 

ブリヂストンゴルフの親会社は言わずと知れた日本最大のタイヤメーカーのブリヂストンです。1930年に純国産の自動車用タイヤを世に出したのがブリヂストンの歴史の始まりです。

 

ゴムの加工技術を生かして1935年にゴルフボールの製造を始め、それがブリヂストンゴルフのスタートとなりました。

 

1970年代の終わりから頭角を現し、トッププロとして君臨したジャンボ尾崎こと尾崎将司プロが使用するアイアンとしてJ’sブランドが誕生しました。

 

そして、尾崎を慕うプロたちもブリヂストンのアイアンを使用することで製品精度の高さをPRする一方、プロが使う難しいアイアンというイメージも定着しました。

 

そのブリヂストンゴルフの今のアイアンをご紹介いたします。

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ブリヂストンゴルフのアイアンの評価はずばり。

尾崎将司プロのこだわりを形にしてきたJ’sブランドの中でも1983年発売の「JUMBO MTNⅢ PROMODEL」は、、、

 

軟鉄鍛造のマッスルバックアイアンで薄いヘッドでみるからに難しそうな(実際に難しかった)アイアンでした。

しかし尾崎プロの活躍とともに人気が出て、アマチュアもこぞって使い始めました。

 

でも、やはり難しく、右へのこすり球しか打てずに挫折したゴルファーが大勢いたと思います。

 

次いで1995年発売の「J’sチタンマッスルアイアン」は当時50万円という高額でしたがプレミアがつくほどの人気がありました。

 

しかし1997年に尾崎プロとの契約が終了すると新しい看板ブランドの必要性に迫られます。

 

そして登場したのが「ツアーステージ」です。

 

ツアーステージになって、ブリヂストンゴルフはマッスルバックから軟鉄鍛造キャビティアイアンへとシフトします。

 

プロの使用率も高く、
丸山茂樹プロのMR-23(MRは丸山プロの愛称マルにちなむ)、

湯原信光プロはNB-32(湯原プロの名前にちなむ)、

飯合肇プロにはHM-55(ハジメメシアイの略)などプロそれぞれの好みやこだわりを形にしたアイアンを供給します。

 

ブリヂストンのアイアンは一貫してプロが使用する、アマチュアには難しいアイアンという固定観念が定着します。

 

たしかにこれらのアイアンは重心位置が高く、ダウンブローに打たないとボールの下にヘッドが入らず、球が上がらないという憂き目にあったゴルファーが多かったです。

 

一方、時を同じくして1990年代後半からいわゆる外ブラ、海外ブランドから低重心でやさしいアイアンが相次いで発売されます。

 

その筆頭はやはり2000年発売のキャロウェイⅩ-14アイアン、1994年から静かにヒット作となっていたピンEYE2ベリリウムカッパーなどです。

 

毎日必死に打ち込んでものにしていく苦労よりも、構えて振るだけで飛んでゆくアイアンに人気が集まるのも必然でした。

 

さらには2000年にダンロップからゼクシオアイアンが発売されるに至り、ブリヂストンはこの流れに完全に乗り遅れます

 

2003年に「BEAMシリーズ」、

2004年に「ツアーステージVIQシリーズ」を相次いで発売し、やさしく飛ばしたいゴルファーに訴求します。

 

ですが、急場しのぎの感が否めず、それまでのプロ供給メインのアイアンの形状、出来が良すぎるがゆえにヒットするには至りませんでした。

 

2011年にゼクシオに対抗するプレミアムブランドとして「ツアーステージPHYZ」を発売して、、

 

「ツアーステージⅩ-DRIVEシリーズ」との2本柱を構築しますが、今度は可変式ドライバーでも乗り遅れます。

 

ここでウッド、アイアンとも不振となり、ついにツアーステージブランドを消滅させてアメリカでのブランドである「BRIDGESTONEGOLF(ブリヂストンゴルフ)」に一本化しました。

 

新生ブリヂストンゴルフのアイアン構成は、

1、プロ、アスリート系ゴルファーに「TOURB Ⅹシリーズ」、

2、やさしく打てて飛距離を求めるゴルファーに「JGR HFシリーズ」、

3、プレミアムブランドとして「PHYZ」の3ブランドで展開しています。

 

TOURB Ⅹシリーズアイアン

TOURB Ⅹシリーズアイアンはプロ、アスリート系ゴルファー向けに軟鉄鍛造アイアンとし、

「X-CBPアイアン」

「X-BLアイアン」

「X-CBアイアン」の3機種を展開します。

 

X-CBPはポケットキャビティ形状を採用したアイアンで、ストレートネックでシャープな形状ながら、、、

 

チタンフェースを採用することで弾きのよさと飛距離、ボールの高さを出せるアイアンになっています。

出典:https://www.bs-golf.com/bs-products/club/iron/x-cbp.html

見た目の印象とは異なり、少しの練習である程度打てるアイアンになっています。

 

Ⅹ-BLアイアンはコンボアイアンで3番から7番までハーフキャビティ、8番以降はマッスルバックとなります。

出典:https://www.bs-golf.com/bs-products/club/iron/x-bl.html

ストレートネックと小さめのヘッドでいかにもプロ・上級者が好みそうなヘッドに仕上がっています。

 

実際にある程度のパワーがあって、しっかりダウンブローに打てる人に向いているアイアンと言えます。

 

X-CBアイアンはハーフキャビティアイアンとなり、スイートスポット裏側のバックフェースが厚めで分厚いインパクトの打感が得られます。

出典:https://www.bs-golf.com/bs-products/club/iron/x-cb.html

重心位置もやや高めですのでしっかり打ち込めて、距離を打ち分けたい、ボールをコントロールしたいというプロ・上級者の要望に応えるアイアンです。

JGRシリーズ

JGRシリーズは、
JGRHF1、HF2の2機種で、JGRHF1はアンダーカットキャビティ構造で厚いソール幅を持つ低重心、広いスイートエリアを実現しています。

出典:https://www.bs-golf.com/bs-products/club/iron/jgr_hf1.html

ほとんどユーティリティクラブのような形状のJGRHF1は7番で26度というストロングロフトと長尺設計でかなりの飛距離が期待できます。

 

JGRHF2はオーソドックスな形状のアンダーカットキャビティアイアンです。

出典:https://www.bs-golf.com/bs-products/club/iron/jgr_hf2.html

シャープな形状ながらそれほど難しくもなく、ボール初速を上げて、スピン量を減らすことで飛距離を出すことを意図したアイアンです。

PHYZ

PHYZはゼクシオと同じカテゴリーのプレミアムアイアンとなり、打感、打球音、飛距離にこだわるミドル・シニアゴルファー向けアイアンです。

 

「TOURB Ⅹシリーズ」は総じて「むずかしい」という評価が多いです。

 

そのアイアンがユーザーに求める機能を発揮できないという難しさ、そのアイアンを活かしきれない、と感じているユーザーが多いです。

 

しかし、打感はすばらしい、しっかり打てた時の打感がすばらしい、飛距離をしっかり打ち分けられるという評価もまた多くあります。

 

JGRHF1に関しましては、やさしく飛ぶという評価がありますが、スペックがほぼ一般的な5番アイアンと同等ですので、7番という表記に関して疑問がある人もいるようです。

 

JGRHF2は広めのソール幅と内部のポリマーによって反発性能を高めて振りぬきやすくボールを弾くことによる飛距離アップを意図したアイアンです。

 

セミアスリート系のゴルファーの評判がよく、飛距離にも満足している評価が多いです。

初心者におすすめのアイアンは?。

初心者はスイングが固まらないうちはまず、「TOUR B」シリーズに関しては手をだないほうが良いと思います。

 

3機種いずれもストレートネック(フェースが開いて見える)、現行のアイアンの傾向からすると高重心になりますので、、、

 

右へのこすり球、当たっても弱い球で飛距離も出ない、という結果を招く可能性が多いです。

初心者はJGRHF2をおすすめ

それよりはJGRHF2を使う方が、はるかに簡単です。

 

セミラージヘッドとセミグースネックで構えた時の安心感があり、ソールが厚めで低重心になっています。

出典:https://lesson.golfdigest.co.jp/gear/catalogue/iron/gca000007026601.html

バックフェースのキャビティ部をトウ側とヒール側に分散したことで慣性モーメントとスイートエリアの拡大も図っていますので、、、

 

見た目スッキリしていながらもやさしさを盛り込んだアイアンですので初心者であってもアスリート系にこだわるゴルファーにお薦めします。

 

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ブリヂストンゴルフのアイアン。中古市場での価格帯は

中古市場では、

ツアーステージⅩブレード709MC(2013年)

ツアーステージⅩブレード705type-M(2010年)

ツアーステージⅩブレードGRC-1(2008年)

の3機種がお薦めです。

 

いずれも軟鉄鍛造の打感を味わえながらもセミラージヘッド、セミグースネックで構えた安心感があって、低重心でボールが上がりやすく飛距離もそこそこ出ます。

 

初心者でもアスリート系を目指すゴルファーにはデザイン的にも満足できるものになると思います。

 

価格的にも中程度の使用感で3万円前後と値ごろ感があります。

 

中古クラブの注意点

しかし、ブリヂストンのアイアンを中古で選ぶ時に注意しなければいけないことは、特にアスリート系のアイアンは前の所有者がライ角を調整しているケースが多いことです。

 

ライ角とはクラブをソールした時にできる地面とシャフトの傾きのことで、これがフラットですとボールは右に行きやすく、アップライトになると左に行きやすくなります。

ナイスショットなのにスライスボールになったりするのはスイングではなく、ライ角が合っていない可能性があります。

 

特にブリヂストンのアイアンにはこの傾向が顕著です。

 

素材的にも軟鉄鍛造はライ角の調整ができるものが多いので、出来れば工房を持つ中古ショップで現物をご覧になり、、、

 

ライ角を測ってもらってから購入することをお薦めします。

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ブリヂストンゴルフのアイアン評価のまとめ。

ここのところ、クラブよりもタイガーウッズがボールを使用することでゴルフボールが脚光を浴びているブリヂストンゴルフです。

 

ですが、アイアンはあくまで軟鉄鍛造にこだわり、独自のスタンスを守り続けているような感じがします。

 

軟鉄鍛造はライ角やロフト角の調整が容易ですからプロや上級者は自分好みのアイアンにしやすく、依然として多くのプロがブリヂストンのアイアンを使用している理由かとも思います。

 

現在はプロ・トップアマ向けに3機種、初心者・中級者向けに2機種、そしてミドル・シニア向けに1機種という構成になっています。

 

ただ、伝統的に初心者・中級者向けブランディングが苦手なのか、目が向いていないと思われるブリヂストンですので、、、

 

今後はこのクラスのユーザー向けを拡充するのか、関心を持ってみていたいです。

 

製品精度が高く、かつ長年にわたり日本のゴルフ界をリードしてきたトップブランドですので期待したいですね。

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