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2000年の初代発売以来、常にアイアンの売上トップを記録するダンロップゴルフの看板モデルのゼクシオアイアンです。

出典:https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000540572

2017年に数えて10代目となるゼクシオ10(テン)アイアンが発売され、やはり好調な売上を記録しています。

 

18年にわたり売上トップを記録するゼクシオアイアンの魅力を掘り下げながら、実際に使用しているユーザーのリアルボイスを集めてみました。

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ゼクシオ10アイアンの評価は?

ユーザーの声

▪遅いヘッドスピードでも相変わらず飛距離が出ている。
▪ミスがミスになりにくい。
▪ゼクシオ9よりもシャフトが長くなっているのに長さを感じない。
▪振れば当たる感じ。
▪まっすぐ飛ぶ。
▪プレミアム感がある。

など、概ね高評価が多いです。

 

これらの声を要約すると、
「やさしく打ててまっすぐ遠くに飛ぶ」
「過去のゼクシオアイアンよりも飛んでいる」という評価になります。

 

ゼクシオ10アイアンの特徴は、前作のゼクシオ9アイアンに比べてヘッド内部のインナーウェイトをさらに後ろかつ下方向に配置し、同時にソールを比重が重いタングステンウェイトソールにしたことによって重心位置をさらに深く、低くしたことにあります。

 

このことは、ボールの下半分、赤道のさらに下から斜め上に向かってボールを打ち出すことができるのでミスヒットが少なく、ボールが上がりやすくなります。

 

その結果としてシャフトを0.25インチ伸ばし、ロフトを1度立ててより飛距離追求型にしながらも、打ちやすさはそのままに飛距離アップが望めるアイアンになったことが高評価を得ていると思います。

 

シャフトを長くしても従来のゼクシオアイアンと変わらない感覚とスイングで打て、さらに飛ぶことにゼクシオ10アイアンの進化と作り手の努力を感じます。

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ゼクシオ10アイアンのスペック

ゼクシオアイアンにはゼクシオ10アイアンレギュラーモデル、ゼクシオフォージドアイアンの2機種がラインナップされています。

 

ゼクシオフォージドアイアンは、アスリート系ゴルファーがスイートエリアがせまい、シビアなアイアンからより楽に打てるアイアンに乗り換えても、鍛造の打感やボールの飛びを体験できるというその受け皿として想定しています。

 

ですが、ここでは最もゼクシオの進化が現れているゼクシオ10アイアンにしぼって紹介します。


ゼクシオ10アイアンには、MP1000カーボンシャフトと

ダンロップ XXIO ゼクシオ テン アイアンMP1000カーボン シャフト:MP1000カーボン


N.S.PRO870GH DST for XXIOの軽量スチールシャフトの2種類のシャフトが用意されています。

ダンロップ XXIO ゼクシオ テン アイアンN.S.PRO 870GH DST for XXIOスチール シャフト:N.S.PRO 870GH DST for XXIOスチール


MP1000カーボンシャフトには特注品を含む4種類のフレックス、N.S.PRO870GH DST for XXIOスチールシャフトには2種類のフレックスが用意されています。

 

シャフト長さは7番アイアンでMP1000カーボンシャフトが37.25インチ、N.S.PRO870GH DST for XXIOスチールで37インチになります。

 

カーボンシャフトは他メーカーの同じカテゴリーで比較すると長さで約0.25インチ長く、ロフトは約1度ストロングロフトになっています。

 

通常、シャフトが長くなればなるほど、ロフトが立てば立つほど飛距離は出ますが、打ちにくくなります。

 

それでもゼクシオ10が打ちやすいという評価を得ているということは、miyazakiというブランド名で、自社でのシャフト製作に力を注ぐダンロップだけに、ゼクシオ専用に製作したシャフトにもかなり力を注いでいて、自信を持っていることの表れだと思います。

 

7番アイアンのロフト29度、シャフト37.25インチというのはひと昔前のアイアンで言えばさんざん練習してようやく打てるようになる4番から5番アイアンのスペックなのです。

 

ですのでひと番手飛ぶ、というのも間違いではなく、そこへ打ちやすさを持ち込んだゼクシオアイアンに注ぎ込む、ダンロップのプライドを感じます。

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ゼクシオ10アイアンの中古市場

ゼクシオ10は新製品ということもあって、中古市場では新品の状態のもの、あるいは使用頻度が少ないものが揃います。

 

ゼクシオアイアン全般に言えることですが、特にゼクシオ8(2014年)以降のモデルはおそらく、ゴルフショップが多めに仕入れたものが中古市場に出てきているものと思われ、未使用を含めて程度がよいものが多くあります。

 

ゼクシオ8、あるいはゼクシオ9とゼクシオ10とを比較すると、年式による価格差がそれほどないという、珍しい現象が起きています。

 

このことはおそらく、新製品は高いので評判や評価が定まってから購入したい、だけどゼクシオアイアンを使ってみたいというユーザーが1代、2代前のゼクシオアイアンを購入するためだと思われます。

 

その分、全体的に中古価格は高めで、7万円台から10万円弱という価格帯に納まるようです。

あなたのゼクシオを一度試しに調べてはいかがですか?ゴルフクラブの買取相場が知りたい!!

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ゼクシオアイアンへ、今後の期待とまとめ

ダンロップは1987年に米キャロウェイゴルフと販売代理店契約を結んで以降、

 

キャロウェイゴルフの革新的なゴルフクラブ理論を通じて「やさしく飛ぶクラブ」を学び、1991年のビッグバーサの大ヒットで「低重心」と「広いスイートエリア」が飛ぶクラブの絶対条件であると確信します。

 

しかし1996年にキャロウェイゴルフが日本法人を設立するために販売代理店契約を解消することとなり、売上減少に直面したダンロップが、背水の陣でのぞみ、それまでに培ったノウハウを自社開発に落とし込んで2000年に発売したのがゼクシオブランドです。

 

それがよもや日本を代表するブランドに成長するとは当のダンロップも想像していなかったかもしれません。

 

ですので、2000年発売の初代ゼクシオアイアンは、バックフェースがどことなくキャロウェイのビッグバーサアイアンを髣髴とさせるデザインなのもうなずけます。

 

ビッグバーサアイアンと同様にゼクシオアイアンも一貫して「まっすぐ遠くへやさしく飛ばす」という飛距離追求型のアイアンであり、その機能はすでにゼクシオ8で最終地点に到達しているとも思われていたところにゼクシオ10アイアンではさらに進化してきたことに驚かされます。

 

実際に打ってみても、なんとなくクラブを上げて下ろせば曲がらずに飛ぶ、大変よく出来ているアイアンなのですが、言い換えるとこれぞゼクシオアイアン、という印象が薄いのも事実です。

 

飛距離を追求するためフェースも球離れが早く反発力が高い延圧チタンフェースにしているのでボールを曲げる、ボールの高さや微妙な距離をきっちり打ち分ける、スピンで止める、などといった競技者や上級者が求めるテクニックは使いづらいアイアンだと思います。

 

現状のゼクシオの立ち位置は、そういったテクニックは必要とせず、仲間内でラウンドする時に5番の距離を7番で届いたことが自慢できてうれしい、なにより気楽にまっすぐ打ちたいという、おもに中高年男女ユーザーの要求を18年間受け止め続けている稀有なプレミアムブランドです。

 

自動車に例えるとさしずめクラウンのイメージになると思います。

 

一方で、ターゲットユーザーであろう中高年ゴルファーの中には「まだ、ゼクシオに逃げたくない」と考えている、かつてのアスリート系ゴルファーが存在していますし、若いゴルファーからは「シニア向け」という先入観を持たれています。

 

今後、これらのゴルファーをいかに取り込んでゆくのか、期待を持ってみていたいと思います。

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。