2022年、23年と連続国内女子ツアーで年間女王に輝き、2025年は舞台を米国へ移して世界を相手に戦う山下美夢有。
決して大柄ではない体格から正確なショットを繰り出し、スコアを積み重ねていくゴルフは、アマチュアにとっても大いに参考になります。
そんな山下美夢有の強さを支えているのが、長年信頼を寄せるダンロップを中心としたクラブセッティングです。
ドライバーでは飛距離だけを追い求めるのではなく、フェアウェイを確実に捉えるための安定性を重視。
アイアンでは持ち味であるショット精度を最大限に生かし、グリーンを狙うための一本一本が選ばれています。
そしてスコアを決めるウェッジやパターにも、山下美夢有ならではのこだわりが見えてきます。
プロのセッティングは、そのまま真似すればよいわけではありません。
しかし、山下美夢有が「なぜこのクラブを選んでいるのか」を知れば、アベレージゴルファーのクラブ選びにも役立つヒントが見つかるはずです。
この記事では、山下美夢有の最新クラブセッティングを紹介するとともに、それぞれのクラブの特徴やアマチュアが選ぶ際のポイントまで詳しく解説します。
山下美夢有のクラブセッティング2026年。世界で戦う14本を紹介。
2026年も米女子ツアーを主戦場に世界のトップ選手と戦う山下美夢有。
その正確無比なショットを支えているのが、長年信頼を寄せるダンロップのクラブを中心としたセッティングです。
山下美夢有のクラブセッティングで注目したいのは、単純に「飛ぶクラブ」を揃えているのではありません。
ドライバーからアイアン、ウェッジ、パターまで、自分のスイングとプレースタイルに合った14本を選んでいることです。
特にフェアウェイキープから正確なアイアンショットにつなげる組み合わせには、山下らしいスコアメイクへのこだわりが感じられます。
さて、米ツアーから一時帰国し、9月石川県で行われたJLPGA第26戦の公式戦「ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会」に参戦した山下美夢有。
見事に優勝を飾り、国内メジャー3冠という快挙を達成しました。
その勝利を支えたのが、長年信頼を寄せるスリクソンを中心としたクラブセッティングです。
世界で磨き上げたショット力と、それを最大限に引き出す14本。ここからは、山下美夢有を公式戦3冠へ導いたクラブセッティングに注目して紹介します。
さらにアベレージゴルファーがクラブ選びの参考にしたい部分まで詳しく解説していきます。
ドライバーはスリクソン ZXi
ドライバーは「スリクソン ZXi」を使用しています。
シャフト:SPEEDER NX GOLD(重さ40g台、硬さSR)
「ZXi」最大の特徴はボール初速と寛容性。
ZXiシリーズで大きなポイントとなるのが、新開発フェース構造「i-FLEX」です。
フェース中央部を薄く、トウ・ヒール側を厚くする設計によって中央部分を大きくたわませ、そのエネルギーを効率よくボール初速へ変換します。
さらに「REBOUND FRAME」と組み合わせ、フェースだけではなくヘッド全体のたわみを利用して飛ばす設計です。
操作性と「ミスへの強さ」を両立。
スタンダードのZXiは460ccで、シリーズの中では操作性と寛容性をバランスさせたオールラウンドモデルです。
前モデル「ZX5 Mk II」と比較すると慣性モーメントが大きくなっており、芯を外したときのヘッドのブレに対する強さが向上。
深めの重心設計によってスピン量も確保しやすく、低スピンになり過ぎてドロップするゴルファーにはキャリーを出しやすい特性があります。
また、フェースが被って見えにくいオープンフェース寄りの設計で、構えたときにスクエアなイメージを作りやすいのも魅力。
「プロが使える顔と操作性を残しながら、以前よりミスに強くなった」ところがZXiの面白さです。
そして何より今ではかなりマークダウンしています。
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アベレージゴルファーが使うときの注意点。
ZXiは「スリクソン=上級者専用」と決めつける必要はありません。
実際、シャフトとの組み合わせ次第でヘッドスピード40~42m/s程度でも扱えそうと評価されています。
ただし、次の点には注意したいところです。プロと同じロフトやシャフトをそのまま真似しないことです。
ヘッドスピードが違えば適正な打ち出し角やスピン量も変わります。
ZXiはスピンが比較的入りやすい設計なので、もともとスピン量が非常に多く吹け上がる人は、ロフトやシャフトを含めたフィッティングが重要です。
反対に「球が上がらない」「打点が安定しない」「もっと直進性が欲しい」という人なら、同シリーズの寛容性重視モデルも比較してから選ぶと失敗が少なくなります。
ZXiシリーズにはスタンダードのほか、MAX、LS、TRが用意され、それぞれ性格が異なります。
アベレージゴルファーにも試してほしい理由
私がZXiで特に注目したいのは、「女子プロが使うモデルだから難しい」とは限らないことです。
飛距離性能だけを尖らせるのではなく、打点が多少ずれても結果をまとめやすく、それでいて構えた顔にはアスリートモデルらしさがあります。
山下美夢有のようなショットメーカーが選ぶドライバーに憧れながら、アマチュアにも手が届く「やさしさ」が残されています。
このバランスこそ、スリクソン ZXiを一度試打してみたくなる最大の魅力だと思います。
フェアウェイウッド スリクソン ZX Mk II(3W/5W)
フェアウェイウッドは「スリクソン ZX Mk II」を使用しています。
シャフト:SPEEDER NX GREEN(スピーダー エヌエックス グリーン)(重さ50g台、硬さSR)
UTはスリクソン ZX Mk II ハイブリッド(4U/5U)
UTはスリクソン ZX Mk II ハイブリッドを使用しています。
シャフト:VENTUS HB BLUE(ベンタス ハイブリッド ブルー)(重さ70g台、硬さS)
アイアンはスリクソン ZXi5(6I)
6番アイアンはスリクソン ZXi5を使用しています。
アイアンはスリクソン ZXi7 アイアン(7I~PW)
アイアンはスリクソン ZXi7を使用しています。
ウェッジはRTZ。
ウェッジはRTZを使用しています。
シャフト:ダイナミックゴールド(重さ80g台、硬さR300)
シャフト:ダイナミックゴールド(重さ90g台、硬さR300)
パターはテーラーメイド「スパイダー ツアー X クランクネック」
パターはテーラーメイドの「スパイダー ツアー X クランクネック」を使用しています。
このパターの特徴は「マレットの安定感」と「ブレードの操作性」を両立している点です。
Spider TOUR Xの大きな魅力は、大型マレットのミスへの強さを持ちながら、重心を深くしすぎず、プレーヤーの感覚を生かしてフェースをコントロールできることです。
山下美夢有は2025年の全英女子オープン優勝時にも、このクランクネックモデルを使用していました。
つまり山下にとっては、世界での勝利から国内メジャーまで結果を残してきた、信頼度の高い一本と見ることができます。
ただ、同じSpider TOUR Xでも、ネック形状によって性格が変わります。
山下が使うクランクネックはトウハング21度。
ブレード型パターにも多いネック形状なので、マレットの安定感を得ながら、ストローク中に適度なフェース開閉を使いたいゴルファーと相性のいい設計です。
オフセットの見え方もブレード型から移行しやすいと評価されています。
一方、ダブルベンドはトウハング0度で、より直線的にオートマチックにストロークしたい人向け。
この違いを考えると、山下が単に「やさしい大型マレット」を選んでいるのではなく、安定性を確保しながら自分のタッチも生かせるクランクネックを選んでいるところが興味深いです。
Spider TOUR Xは、プロ使用モデルだからといってアマチュアに極端に難しいパターではありません。
- 芯を外したときの方向性を安定させたい
- 大型マレットの安心感が欲しい
- それでもヘッドを自分で操作する感覚は残したい
- ブレード型からマレット型へ替えてみたい
というゴルファーには、クランクネックが面白い選択肢です。
ただし、「山下美夢有が使っているからクランクネック」と決めてしまうのはおすすめしません。
同じSpider TOUR Xでも、ダブルベンド、クランク、スモールスラントではトウハングが異なり、構えたときの見え方やフェースの動かし方も変わります。
自分のストロークに合うネックを試打して選ぶことが大切です。
山下美夢有が全英女子オープン、そして国内公式戦でも信頼したSpider TOUR X クランクネック。
私はこのパターの魅力を、「マレットのやさしさだけに頼らず、自分の感覚でカップを狙える」ところに感じます。
ショットメーカーとして抜群の精度を誇る山下らしいパター選びと言えるでしょう。
ボールはスリクソン Z-STAR XV(2025年)
ボールはスリクソン Z-STAR XV(2025年)を使用しています。
山下美夢有のクラブセッティング2025年。
| 大会名 | ファウンダーズカップ |
| 開催日 | 2025年2月6日-2月9日 |
| 開催場所 | ブラデントンCC(フロリダ州):6465yd(パー71) |
2025年の山下美夢有は昨年末のQシリーズ(最終予選会)を経て米女子ツアーへ本格参戦です。
米ツアールーキー山下美夢有の14本のクラブは、契約先の住友ゴム工業(ダンロップ)の新製品で揃えています。
初戦はフロリダ州で行われる「ファウンダーズカップ」です。
米女子ツアー開幕戦は日本勢最高の4位で、日本人ツアーメンバーとしての初陣で1300万円の“初任給”を獲得しました。
今季米女子ゴルフツアーには日本人選手が13人参戦しています。今大会には12人が出場し、9人が予選を通過しました。
ドライバーはダンロップ スリクソン ZXi LS
シャフト:藤倉コンポジット SPEEDER NX GREEN(重さ50g台、硬さSR)
ドライバーは、昨年の「スリクソンZX5 Mk II」から「スリクソン ZXi LS」に替えています。
「スリクソン ZXi LS」は2024年末のQシリーズ(最終予選会)ですでに変更し使用していました。
予選会はトップ通過ですので、手ごたえはあると思います。
フェアウェイウッドはダンロップ スリクソン ZX Mk II(3W/5W)
シャフト:藤倉コンポジット SPEEDER NX GREEN(重さ50g台、硬さSR)
フェアウェイウッドはダンロップ「スリクソン ZX Mk II」を使用しています。
UTはダンロップ スリクソン ZX Mk IIハイブリッド(4U/5U)
シャフト:VENTUS BLUE ハイブリッド(重さ70g台、硬さS)
ユーティリティ(UT)はダンロップ スリクソン 「ZX Mk IIハイブリッド」を使用しています。
アイアンはダンロップ スリクソン ZXi7(6I~PW)
アイアンは新製品のダンロップ「スリクソン ZXi7」を使用しています。
兄弟モデルである「ZXi5」よりもソールの幅が狭い「ダンロップ「スリクソン ZXi7」」のほうが芝との相性が良さそうとの事です。
芝の状態を見ながら使い分けていくようです。
ウェッジはクリーブランド RTZ
シャフト:ダイナミックゴールド(重さ90g台、硬さR300)
ウェッジはクリーブランドRTZを使用しています。
パターはオデッセイ 2-BALL TEN
パターは2022年の「オデッセイ 2-BALL TEN」を使用しています。
ボールは2025年のダンロップ スリクソン ZスターXV
ボールは2025年のダンロップ スリクソン ZスターXVです。
他の女子ゴルフのクラブセッティングはこちら
山下美夢有(みゆう)のクラブセッティング2024。
昨年”年間女王”に輝いた山下美夢有の2024年クラブセッティングを紹介します。クラブ契約はダンロップゴルフです。
2024年のセッティングも2023年とパター以外は全て同じで、すべてダンロップです。
ドライバーは2022年9月のミヤギテレビ杯で新しいスリクソンZX5 MKⅡに替えて優勝しました。その後も2勝を挙げて2022年シーズン5勝を挙げました。
山下選手は基本的にクラブを頻繁に変えるタイプではありません。2024年のセッティング構成は2023年とパター以外すべて同じです。
ただ、パターはピンの「PLDミルド オスロ3 ガンメタル」に替えてまもなく10月の「富士通レディース」で、今季初優勝を挙げました。
2024年は第30戦まで未勝利でしたが、31戦の富士通レディスで今季1勝目を挙げました。
そして、今季2勝目を挙げた36戦「エリエールレディス」では、オデッセイ「2-BALL TEN」を投入し優勝に貢献しました。
ドライバーはスリクソンZX5 MKII
ドライバーはスリクソンZX5 MKIIを使用しています。2年前から変わりません。2022年11月発売のモデルです。
シャフト:スピーダーNXグリーン5(SR)
長さ:45インチ
2024年10月にはスリクソンから新しいドライバーの「ZXi」が発表されました。山下もテストをしている段階だと思います。
「ZXi」のドライバーには4モデルあります。
「球のつかまり具合や打ち出し角とスピン量の調整、シャフトのテストなどをTRとLSに絞って試しています。今のところLS(ロースピン)にやや分がありそう」
とのようです。
多分来季の開幕戦からだとは思いますが、少しでも距離が稼げるドライバーを選ぶと思います。
⇒ダンロップゴルフドライバー初心者でも使える「スリクソンZX」の機種と特徴。
フェアウェイウッドはスリクソンZX MKII(3W/5W)
シャフト:ベンタスブルーHB(SR)
UTはスリクソンZX MKII(4U/5U)
シャフト:ベンタスブルーHB(S)
アイアンはスリクソンZX5 Mk II(6I~PW)
アイアンは「スリクソンZX5 MKII 」です。
大きすぎることなく、小さすぎることもないちょうどいい大きさのヘッドでプロの正確なショットを支えるアイアンです。
ウエッジはクリーブランド RTX 6 ZIPCORE。
シャフト:DG95 R300
パター(今季2勝目)はオデッセイ「2-BALL TEN」
11月の第36戦「エリエールレディス」では(オデッセイ「2-BALL TEN」)を入れて優勝しました。

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B1%B1%E4%B8%8B%E7%BE%8E%E5%A4%A2%E6%9C%89&imageId=372176
パター(今季1勝目)はピンのPLDミルド オスロ3 ガンメタル。
10月の「富士通レディス」優勝時のパターは「ピンのPLDミルド オスロ3 ガンメタル」を使用しました。ツアー後半はこのパターで戦いました。
ヘッド:市販品と同様(削りだし)
1ラウンドあたりの平均パット数は28.3624で2位の成績です。(伊藤園レディス終了時点)
操作性も高いパターで、削り出しで繊細なタッチも併せ持ちます。現在のエースパターです。
本人は何度もテストを重ねてきて、「見た目、サイズ感、打感、据わりの良さ」が気に入りました。とコメントしています。
パターはスクワッドプロトタイプ。
いわゆる地クラブですね。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B1%B1%E4%B8%8B%E7%BE%8E%E5%A4%A2%E6%9C%89&imageId=364113
ボールはスリクソンZ-STAR XV
ボールはスリクソンZ-STAR XVを使用しています。山下の優勝時のボールは全てスリクソンです。
山下美夢有(みゆう)“11勝目”のクラブセッティング2023。
2023年国内女子ツアーが開幕しました。昨季の賞金女王である山下美夢有のセッティングに変化があったのでしょうか?
クラブ変更はアイアンとウエッジです。オフ期間中に感触を掴んだようです。
注)選手は試合会場でクラブを替えることがあります。2023年のデータは開幕戦です。
パターは第10戦公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」から替えています。
山下選手のコメント:
「サロンパスの時にグリーンが速くて、繊細なタッチが大事になってくると思っていたので、サロンパスからパターを操作しやすい方に替えています。(今週のグリーンは=2勝目)パターはそんなに関係ないという感じですけど、日頃からタッチを重視してやっているので、タッチが合えば入ると思ってます」
ゴルフは距離の正確性が問われるスポーツです。特にパッティングはタッチが合わないと距離感が合わなくなります。
2023年は第6戦で優勝、第12戦で2勝目、第13戦で連続優勝を挙げ父の日の第16戦で節目の通算10勝目を挙げました。
そして最終戦の公式戦「リコーカップ」で優勝し11勝目を挙げています。
ドライバーはスリクソンZX5 MKII
ドライバーはスリクソンZX5 MKIIを使用しています。2022年11月発売のニューモデルです。
ZX5 MKⅡは460㏄のフルサイズですから山下選手の好みにマッチしていますね。その後、ツアーでの平均飛距離もアップしています。
ロフトは8.5度で「LS」と比べて重心深度を深く設定し、ミスヒットへの強さや安定感を追求したモデルです。
シャフト:スピーダーNXグリーン50(SR)
長さ:45インチ
⇒ダンロップゴルフドライバー初心者でも使える「スリクソンZX」の機種と特徴。
フェアウェイウッドはスリクソンZX MKII(3W/5W)
シャフト:スピーダーNXグリーン50(SR)
UTはスリクソンZX MKII(4U/5U)
シャフト:スピーダーTRハイブリッド75(S)
アイアンはスリクソンZX5 Mk II(6I~PW)
アイアンも「スリクソンZX5 MKII 」に替えました。
山下選手のコメント
構えやすくて、打感も私の好みでした。芯に当たった時の乾いた音も好きです。
昨季のパーオン率は1位(75%)でした。今年はスリクソン ZX5 Mk IIでパーオン率1位をキープすることでしょう。
ウエッジはクリーブランド RTX 6 ZIPCORE
ウエッジは48度のヘッドをロフトを1度立て47度で使用しています。
山下のコメント
抜けが良くて、一方でコントロール性もあって、バランスがいい。ウェッジはすぐに変更しました。
シャフト:DG95 R300
パターはリアライズ DRAGプロトタイプ。
いわゆる地クラブですね。父の勝臣さんの意見を取り入れ、重量とソフト打感にミーリングで調整しています。
昨年から使用しています。

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B1%B1%E4%B8%8B%E7%BE%8E%E5%A4%A2%E6%9C%89&imageId=293880
パターはホワイト・ホット OG 2-BALL BLADE TOUR LINED
10戦から替えています。第12戦「ブリヂストンレディス」第13戦「リゾートトラスト」第16戦「ニチレイレディス」で優勝しました。
パターはオデッセイホワイト・ホット OG パター 2-BALL BLADE TOUR LINEDを使用しています。
⇒オデッセイホワイト ホット オージー(OG)シリーズパターの種類と特徴。
ボールはスリクソンZ-STAR XV
ボールはスリクソンZ-STAR XVを使用しています。
他の女子ゴルフのクラブセッティングはこちら
⇒女子ゴルフ「契約メーカー別」のクラブセッティング一覧。
山下美夢有(みゆう)“今季5勝”のクラブセッティング2022。
女子ゴルフ新世紀世代の有望選手として注目されている山下美夢有。
2022年のクラブセッティングは昨シーズンと変わりません。21年初優勝後のドライバーはスリクソンZX7です。
最近の女子ゴルフのスタンダードなセッティングで山下選手の場合はコースに合わせて3本のFWから1本抜いています。
山下美夢有のクラブ選びはプロでも”やさしさ”です。
ただ、2022年9月独走態勢に入った「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」では新しいスリクソンのドライバーとフェアウエーウッドが好調とコメントしています。
その新スリクソンとはZX7の後継モデルの「ZX7 Mk2 LS」です。LSということでバックスピン量を抑制するタイプのヘッドですね。
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そのZXの後継モデルの「ZX5 MkⅡ 」を最終戦の「リコーカップ」でも使用していました。
さて、山下美夢有は笹生優花や西郷真央達と同年代の2001年生まれの新世紀世代の選手です。
2020年にデビューし、翌年の「KKT杯バンテリンレディスオープン」で初優勝。
統合した2020-21年のシーズンは約1億円稼いで13位の成績で終了しました。
(2022年は初シード選手)
2022年は最初の公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で初日からコースレコードを出し完全優勝。
また、15戦目の「宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」でも逆転優勝しました。
最終戦で公式戦の「リコーカップ」では涙の優勝を挙げています。
ドライバーはスリクソンZX5 MKII
ドライバーはスリクソンZX5 MKIIを使用しています。2022年11月発売のニューモデルです。
ZX5 MKⅡは460㏄のフルサイズですから山下選手の好みにマッチしていますね。その後、ツアーでの平均飛距離もアップしています。
シャフト:スピーダーNXグリーン50(SR)
長さ:45インチ
フェアウェイウッドはスリクソンZX MKII(3W/5W)
シャフト:スピーダーNXグリーン50(SR)
UTはスリクソンZX MKII(4U/5U)
シャフト:スピーダーTRハイブリッド75(S)
アイアンはスリクソンZX5(6I~PW)
ウエッジはクリーブランドRTX ZIPCORE
シャフト:DG85 R300/DG95 R300
パターはリアライズ DRAGプロトタイプ。
いわゆる地クラブですね。父の勝臣さんの意見を取り入れ、重量とソフト打感にミーリングで調整しています。

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B1%B1%E4%B8%8B%E7%BE%8E%E5%A4%A2%E6%9C%89&imageId=293880
ボールはスリクソンZ-STAR XV
ボールはスリクソンZ-STAR XVを使用しています。
他の女子ゴルフのクラブセッティングはこちら
⇒女子ゴルフ「契約メーカー別」のクラブセッティング一覧。
山下美夢有(みゆう)“今季4勝”のクラブセッティング2022。
以下は「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」以前のドライバーとフェアウエイウッドです。
※)選手は試合会場でクラブを替えることがあります。
ドライバーはスリクソンZX7。
ドライバーはシャープな見た目の「スリクソンZX7」です。
長さ:45インチ
シャフト:スピーダー569 TR弐(SR)
フェアウェイウッドはスリクソンZX(3W/5W/7W)
長さ:43/42/41.5インチ
シャフト(3W/5W):フジクラ・スピーダー569エボリューションⅣ(SR)
シャフト(7W):フジクラ・スピーダーNX50(SR)
ツアーコースのコースマネージメントで3本を使い分けています。
UTはスリクソンZX(4U/5U)
長さ:39/38.5インチ
シャフト:フジクラ・ダイヤモンドスピーダーHB6
アイアンはスリクソンZX5(6I~PW)
長さ:37.25/36.75/36.25/35.75/35.25インチ
シャフト:DG85
スリクソンZX5の評価は下記の記事を参考にして下さい。
ウエッジはクリーブランドRTXジップコア(AW/SW)
長さ:35/34.75/34.5インチ
シャフト:DG95
パターはスコッティキャメロン・セレクトGoLo5。
※データは2022年開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」
パターはスコッティキャメロン・セレクトGoLo5ですね。
パターはホワイト・ホット OG パター 2-BALL BLADE TOUR LINED
※データは2022年 宮里藍サントリーレディス。プロはクラブを試合会場で替えることがあります。
パターはホワイト・ホット OG パター 2-BALL BLADE TOUR LINEDを使用しています。
ボールはスリクソンZスターXV。
ボールはスリクソンZスターXVを使用しています。
いかがですか、山下美夢有のクラブセッティングでした。国内では西郷真央と並び常に優勝争いをする選手に成長しました。
2022年は2001年以降に生まれた新世紀世代が活躍する年になりましたね。
山下美夢有“初優勝”のクラブセッティング2021。
山下は2019年にトヨタジュニアゴルフ(団体)で優勝した後で同年のプロテスト合格を果たしました。
アプローチとパターを得意とする粘り強いゴルフを身上とするゴルフです。クラブ契約はダンロップですので2020年の最新作で挑んでいます。
その粘り強いゴルフは300万円で購入した「トラックマン」を活用したことでした。
その投資は獲得賞金が0円だった2021年8月でした。新世紀世代からまた新たなヒーローが生れました。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B1%B1%E4%B8%8B%E7%BE%8E%E5%A4%A2%E6%9C%89&imageId=233149
新人らしからぬ活躍を見せた山下美夢有の2021年。
堂々としたプレーぶりに気持ちの強さを感じます。またクラブ選びも強いこだわりがあります。
それは7Wとウエッジの選択です。
セッティングの基本ベースは15本で試合コースのパー5の距離で決めているようです。
パー5の距離が短い時は7Wを抜いて48度を入れています。
それでは山下美夢有の優勝時のクラブセッティングを紹介します。
優勝後はドライバーをゼクシオからスリクソンに替えました。
ドライバーはスリクソンZX7。
優勝後の新しいドライバーはシャープな見た目の「スリクソンZX7」をチョイスしました。
それ以外は変わりません。(2022年も同クラブでしょうか?開幕が始まりましたら紹介します)
長さ:45インチ
シャフト:スピーダー569 TR弐(R)
ドライバーはゼクシオイレブン
一般的にヘッドスピードが遅くても、ゼクシオらしい軽快な弾きとクリアな打球音を感じながら打てるゼクシオイレブンドライバーです。
ヘッドは形状も挙動もオーソドックス。緩やかなシャフトのしなりを感じながら安定したドローボールが打てます。
ロフト:9.5度
シャフト:フジクラ・スピーダー569TR弐(SR)
フェアウェイウッドはスリクソンZX(3W/5W/7W)
長さ:43/42/41.5インチ
シャフト:フジクラ・スピーダー569エボリューションⅣ
ウッド系は高校時代から7番ウッドを含む3本態勢です。
スリクソンのFWは球が上がりやすくグリーンを狙いやすくなったと言います。
UTはスリクソンZX(4U/5U)
長さ:39/38.5インチ
シャフト:フジクラ・ダイヤモンドスピーダーHB6
アイアンはスリクソンZX5(6I~PW)
長さ:37.25/36.75/36.25/35.75/35.25インチ
シャフト:DG85
スリクソンZX5の評価は下記の記事を参考にして下さい。
ウエッジはクリーブランドRTXジップコア(AW/SW)
長さ:35/34.75/34.5インチ
シャフト:DG85
48度のバックフェースには鉛を貼っていますが、それは3本の重さを統一するためです。
同じ感覚で振れるからこそ部妙な距離の打ち分けができます。
短い距離こその感覚が重要なんですね。
パターはスコッティキャメロンGoLo6
パターは小ぶりのマレットGoLo6ですね。
センターシャフトのパターです。もともとセンターシャフトは好きではなかったようです。
今季いろいろ試す中で倉庫に入れてあった小学校の頃に使用していたパターで好感触を掴んだようです。
そのパターがエースになりつつあります。
ボールはスリクソンZスターXV。
さて、山下美夢有プロの活躍はファンに夢を与えます。
女子プロゴルファーは長いシーズンを戦う中でシード獲得に、ツアー優勝に、技術やメンタル面と同じくクラブセッティングを重要視しています。
そして、そのクラブ選びの傾向はプロでも”やさしさ”ですね。
まとめ。
2020-21年は6月の開幕戦から3連続予選落ちでした。
やはりプロとしていやルーキーイヤーそれもレギュラーの大舞台で本来の力は発揮できずにいたのでしょう。
それでも、第4戦のゴルフ5レディス初日は3位でフィニッシュしました。
続く公式戦の日本女子プロと日本女子オープンでは31位Tと33位Tの成績を収めて徐々に大舞台に慣れてきていると思います。
そして初優勝。その活躍を支えているのがプロの商売道具であるクラブセッティングです。
さらに2022年の最終戦のリコーカップで5勝目を挙げ史上最年少の「年間女王」が有終の美を飾りました。
これからも楽しみな山下美夢有(みゆう)プロを応援しましょう。









コメント
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