「パターの選び方」です。今回はオデッセイの「トライ・ホット・5K」の種類と特徴を紹介します。
トライ・ホット・5Kの5Kとは5000を意味し慣性モーメントの数値を表しています。
ブレードタイプのパターでも、ネオマレットに並ぶほどの、とても高い慣性モーメントを実現しています。
「パターの選び方」オデッセイ「トライ・ホット・5K」の種類。
「TRI-HOT 5K」は2022年2月にデビューしました。そして、2023年2月には新たなラインアップが加わりました。
従来のONE、TWO、DOUBLE WIDE、TRIPLE WIDEは継続され、ブレードタイプのみだった顔ぶれに、マレットタイプのROSSIE、SEVENも登場です。
トライ・ホット・5Kはブレード型で6種類、マレット型で5種類がありますが、ここでは2023年に登場したパターを紹介します。
トライ・ホット 5K ワン。
「トライ・ホット 5K ワン」はトライホット5Kの特徴であるブレードタイプでありながら慣性モーメントがネオマレット並みに大きく、すっきりとした見た目と直進安定性を両立しているパターです。
高慣性モーメントでも重心深度は浅いので操作がしやすく、自分のイメージ通りにストロークでき、芯を外しても距離と方向のブレが小さいです。
ホワイト・ホットインサートは打感がソフトでしっかり初速がでます。
トライ・ホット 5K セブンS。
「トライ・ホット 5K セブンS」はミスヒットに強く転がりが安定しています。
ヘッドが大きいツノ型で、慣性モーメントが大きくミスヒットに強い。スクエアに構えて、オートマチックに真っすぐヘッドを動かすストロークに合います。
距離感もストロークの大きさでコントロールするのが正解です。
トライ・ホット 5K ロッシー
「トライ ホット 5K ロッシー」は微妙なタッチが出せる大型のマレットパターです。
スクエアに構えやすいデザインだが、自然なアークで球をつかまえられるトゥ・ヒールバランスのマレット型。
ストロークの自由度が高く、自分のフーリングを生かしてストロークできるし、微妙な距離感も出せるパターです。
トライ・ホット 5K ダブルワイドDB
「トライ ホット 5K ダブルワイドDB」はストローク自由度と寛容性を併せ持つパター。
ヘッドが幅広で安定感があり、ソールの座りがよくスクエアに構えられます。
ブレードタイプと同レベルのストロークの自由度と、打点のズレをカバーしてくれる寛容性を備えているパターです。
トライ・ホット 5K トリプルワイド
「トライ ホット 5K トリプルワイド」は目標に合わせやすくフィーリングも出せるパターです。
「ダブルワイド」より幅広です。
2023年第8戦「フジサンケイ」で初優勝の神谷そら選手が使用しています。
⇒神谷そら“ヤマハ契約”のクラブセッティング2023。
芯を外すとヘッドがブレやすいが、自然とストロークの再現性が高くなり、インパクトのフィーリングを感じながら繊細にタッチが出せるパターです。
他のパター一覧はこちら
⇒パターの選び方。あなたにおすすめの今が買いのメーカーは。
「パターの選び方」オデッセイ「トライ・ホット・5K」の特徴。
特徴1:高慣性モーメントと操作性。
5Kとは5000を意味し、おおよその慣性モーメントの数値を表しています。5000という数は従来、大きなネオマレットタイプのパターにしかできていなかったものです。
ですが、ブレードタイプのパターでありながら、ネオマレットに並ぶほどの、とても高い慣性モーメントを実現していることになります。
ヘッド前方部分の内部とソールのトウ・ヒールに、多くの「タングステン」を配置し、ヘッド後方のフランジ部分には、比重が小さい「アルミニウム」を使用しました。
その結果、ヘッドの前方部分には、全体の重量の90%近くが集中する浅重心にし高い操作性を実現させました。
ホワイト・ホットをインサート。
オデッセイの象徴的存在、ホワイト・ホット インサートを搭載しました。
ホワイト・ホットは、ボールのカバーと同じ素材を使用したことで、インパクトでの相性が良く、ソフトです。
心地良い打球感、打球音、安定したボールの打ち出しと転がりはきっとあなたも満足することでしょう。
ストローク・ラボシャフト。
シャフトは、ブレードタイプもマレットもすべて、STROKE LABシャフトとなっています。
まとめ。
とにかく慣性モーメント5000を体感してほしいですね。非常に振りやすく、扱いやすいパターです。
やわらかい打感が好きという人は、継続して使用すれば良い結果を出せると思います。
ブレード型を長く使用していてフェースをコントロールしたいゴルファーも、マレット型にして真っすぐ引いて真っすぐ出したいゴルファーも、
どちらにも考慮して作られていると思います。
コメント