キャロウェイゴルフは2023年4月にオデッセイ「TRI-BEAM」パターを発売しました。
1年後の、2024年は新作の「Ai-ONE TRI-BEAMパター」と「Ai-ONE TRI-BEAM MILLEDパター」を発売しました。
オデッセイはアベレージゴルファーからツアープロまで幅広い人気を誇るパターを数多く発売しています。
2023年発売の「TRI-BEAMパター」は今までの概念を少し取り払って「三角ネック」を取り入れました。
そして、2024年発売の「AI-ONE TRI-BEAM パター」は「AI(人工知能)設計インサート」のテクノロジーを組み合わせています。
三角形の「ラケットホーゼル」は、ヘッドとシャフトを直角三角形の面でつなぐことで広範囲でヘッドを支えることができ、ミスヒット時の左右の打点ブレに対して強さを発揮します。
ひと目で斬新さに気づくと思います。
「パターの選び方」オデッセイ「Ai-ONE TRI-BEAM MILLED」2024の種類。
- ONE T
- DOUBLE WIDE T
- DOUBLE WIDE T CS
- SIX T
- SEVEN T
5機種で、シャフトは「STROKE LAB 90」です。
- 税込価格:7万1500円。
ストロークラボとは
⇒オデッセイのシャフト「ストロークラボ」とは?
「ONE Tパター」の価格は既にネットでは31%オフになっています。参考にして下さい。
「パターの選び方」オデッセイ「Ai-ONE TRI-BEAM MILLED」2024の特徴。
「Ai-ONE TRI-BEAM MILLED パター」は、インサートに6-4チタンを採用し、フェース面にミルド加工を施しました。
裏面はAI設計により、「Ai-ONE パター」とは異なる複雑な凹凸を形成。ソール前方のトウ側とヒール側には約10gのウエートをそれぞれ搭載しています。
ヘッド内部にもタングステンウエートを配置することで高慣性モーメント化を達成し、高い寛容性を兼ね備えたパターです。
「パターの選び方」オデッセイ「Ai-ONE TRI-BEAM」2024の種類。
- AI-ONE TRI-BEAM #1パター(すっきり構えられるのに芯が広い)
- AI-ONE TRI-BEAM #2パター(アライメントしやすくブレにくい #2)
- AI-ONE TRI-BEAM #5パター
- AI-ONE TRI-BEAM #7パター
- AI-ONE TRI-BEAM DOUBLE WIDEパター(ゆったりした振り心地なのに操作性がある ダブルワイド)
- AI-ONE TRI-BEAM DOUBLE WIDE CSパター
- AI-ONE TRI-BEAM 2-BALLパター
- AI-ONE TRI-BEAM 2-BALL CSパター
8種類で、シャフトは「STROKE LAB 90」です。
- 税込価格:4万9500円。
「パターの選び方」オデッセイ「Ai-ONE TRI-BEAM」2024の特徴。
「Ai-ONE TRI-BEAMパター」は、インサートのインパクト部分に樹脂、裏面にはアルミを採用しています。
ヘッド本体に搭載された透明な窓からはインサート裏側の凹凸をのぞくことができます。
樹脂製のフェース面には細かい溝が刻まれており、伝統の「ホワイト・ホット インサート」に似た心地よい打球感と打球音を実現しています。
TRI-BEAMとの見た目の違いはホーゼルの三角形の色ですね。AI-ONEはブルーです。
「パターの選び方」オデッセイ「Ai-ONE TRI-BEAM」ダブルワイド。
「Ai-ONE TRI-BEAM ダブルワイド」は、ブレードタイプながらヘッドの奥行きがマレット級にワイドなモデルです。
クラブ総重量も547グラムと重量級ですが、オフセットは少なめ(9.7ミリ)で重心角は「#2」よりも小さめ(62度)でした。
実際にストロークしてみても、重量感がある割に「意外と操作性もよい」不思議な感覚がありました。
もともと直進性やミスヒットに対する寛容性が高いヘッドですが、「Aiフェース」と「ラケットホーゼル」まで装着されたら「ブレるはずがない」と感じました。
高い寛容性に加えてフィーリングや操作性もしっかり残っていました。
「パターの選び方」オデッセイ「TRI-BEAM」2023の種類。
- TRI-BEAM「#1」:コンベンショナルなブレード型。
- TRI-BEAM「#2」:フランジ部分が直線的な造形となっているブレード型。
- TRI-BEAM「DOUBLE WIDE」:幅広いブレード型。
- TRI-BEAM「DOUBLE WIDE CS」:DOUBLE WIDEにセンターシャフトを組み合わせたブレード型。
- TRI-BEAM「6M」:ブレードヘッドの後端を丸く延長させたようなフォルム。
- TRI-BEAM「#7」:ツノ型のマレット。
種類は6種類です。
ブレードからマレットまで6種類があります。すべてにホワイト・ホットインサート、STROKE LABシャフトを採用しています。
TRI-BEAM「#1」
2023年第17戦「アース・モンダミン」で申ジエさんの優勝に大きく貢献したパターです。
TRI-BEAM「#2」
TRI-BEAM「DOUBLE WIDE」
TRI-BEAM「DOUBLE WIDE」
TRI-BEAM「DOUBLE WIDE CS」
TRI-BEAM「6M」
TRI-BEAM「#7」
2023年第19戦「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」で小祝さくらの優勝に大きく貢献したパターです。
「パターの選び方」オデッセイ「TRI-BEAM」2023の特徴。
ラケットホーゼル(直角三角形)
シャフトの先に繋がっているのは、「ラケットホーゼル」と名づけられた直角三角形です。
従来のものよりも強力にヘッドを支えており、オフセンターヒットでも安定したボールの打ち出しを可能にしています。
「BEAM」の意味
「BEAM」の意味は建物において上からの荷重を支えている梁(はり)のことです。
トライアングル形状のホーゼルは、ヘッドの重心位置が上がることのないよう、通常のクランクホーゼルと変わらない重量でつくられています。
また、トライアングルのヒール側は垂直でストレートに立ち上げられているため、違和感なく構えられることができます。
ソールのウエイトは。
ソールにおいても、芯を外したインパクトに対する強さを発揮すべく、フェース寄りのトウ・ヒールに約15gのウェイトを搭載しています。
注)6M,DOUBLE WIDE,DOUBLE WIDE CSは約10g。
浅重心による高い操作性、距離感の合わせやすさも、同時に実現しています。
ホワイト・ホット インサート。
「TRI-BEAM」パターも、ホワイト・ホット インサートを搭載しています。
ボールのカバーと同じ素材を使用していることで、インパクトでのボールとの相性が良く、ソフトでありながらしっかりと反発する性能を実現しています。
心地良い打球感、打球音、安定したボールの打ち出しと転がりは手にしたゴルファーは手放せません。
多くの女子ゴルフツアー選手の信頼度はとても高いのです。
「パターの選び方」の一覧はこちら
⇒パターの選び方。あなたにおすすめの今が買いのメーカーは。
まとめ。
「TRI-BEAMパター」の最大の特徴は、なんと言っても新しい形状のホーゼルです。
スイートスポットを外したときもフェース面のねじれが少なく、ボールをコントロールしやすい設計になっています。
パターの調子が今一すぐれないゴルファーは道具に頼るのも上達の秘訣です。オデッセイを使い続けている上田選手の声を聴いて下さい。
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