【2023年度プロテスト】は、通算5アンダー19位タイまでの21人が合格しました。
1位で突破したのは、初受験で通算17アンダーをマークした愛知・誉高3年の清本美波です。
注目の馬場咲希は通算12アンダーの2位タイで、29歳の石田可南子と同スコアーでした。
昨年5度目の受験に失敗した高木優奈は通算11アンダーの4位で6度目の挑戦で念願の合格を果たしています。
尚、米女子ツアーを主戦場にする山口すず夏は4オーバー68位で不合格でした。
- 「女子ゴルフ」2023年度プロテスト合格者一覧。
- 「女子ゴルフ」2023年度プロテスト合格者生年度別一覧。
- 2005年度生まれ。清本 美波(みなみ)。
- 2005年度生まれ。馬場 咲希。
- 2005年度生まれ。村田 歩香。
- 2005年度生まれ。菅 楓華。
- 2005年度生まれ。上久保 実咲。
- 2004年度生まれ。髙野 愛姫(あいひ)。
- 2004年度生まれ。與語 優奈。
- 2003年度生まれ。吉澤 柚月。
- 2001年度生まれ。本 明夏(もと あすか)。
- 2001年度生まれ。神谷 和奏。
- 2000年度生まれ。稲垣 那奈子。
- 2000年度生まれ。政田 夢乃。
- 1999年度生まれ。中野 恵里花。
- 1999年度生まれ。河村 来未。
- 1999年度生まれ。木村 怜衣
- 1998年度生まれ。髙木 優奈
- 1998年度生まれ。小西 瑞穂。
- 1997年度生まれ。宋 佳銀
- 1997年度生まれ。浅田 実那
- 1994年度生まれ。石田 可南子。
- 1992年度生まれ。ベイブ・リュウ。
- 「女子ゴルフ」2023年度プロテストの結果。不合格者。
- まとめ。
「女子ゴルフ」2023年度プロテスト合格者一覧。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88&imageId=329352
開催日 | 10月31日~11月3日(4日間、72ホール) |
開催場所 | JFE瀬戸内海GC (岡山県)/6419yd(パー72) |
2023年度のプロテストは698人が受験しました。
岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で行われた最終プロテスト(10月31日~11月3日)は101名が参加。
上位20位タイまでが合格という狭き門を突破したのは19位タイまでの21人です。
合格率約3パーセントの合格ラインは4日間で5アンダー、今年も2018年度の8アンダーに次ぎ、2番目のロースコアの戦いとなりました。
女子ゴルフプロテスト2023年合格者一覧。
今年も現役高校生5人が合格しました。注目はやはりトップ合格の清本美波と馬場咲希ですが他の3人の選手も今後の活躍に注目です。
トップ通過者の清本美波には来季ツアー優先順位を決めるファイナルQT(最終予選会/11月28日~)の出場権が付与されます。
2位の馬場選手は初挑戦の難関を突破し、1カ月後に控える米国女子ツアーの最終予選会「Qステージ」(11月30日~/アラバマ州マグノリアグローブGC)に臨みます。
順位 | 氏名 | スコアー |
1位 | 清本美波(誉高) | -17 |
2位タイ | 馬場咲希(代々木高) | -12 |
2位タイ | 石田可南子 | -12 |
4位 | 高木優奈 | -11 |
5位タイ | 上久保実咲(奈良育英高) | -10 |
5位タイ | 村田歩香(ルネサンス大阪高) | -10 |
5位タイ | 菅楓華(日章学園高) | -10 |
8位タイ | 河村来未 | -9 |
8位タイ | 宋佳銀 | -9 |
8位タイ | 浅田実那 | -9 |
11位 | 吉澤柚月(日本ウェルネススポーツ大) | -8 |
12位タイ | 高野愛姫(日大) | -7 |
12位タイ | 小西瑞穂 | -7 |
12位タイ | 本明夏 | -7 |
15位タイ | 稲垣那奈子 | -6 |
15位タイ | 木村怜衣 | -6 |
15位タイ | 與語優奈 | -6 |
15位タイ | 政田夢乃 | -6 |
19位タイ | 中野恵里花 | -5 |
19位タイ | ベイブ・リュウ | -5 |
19位タイ | 神谷和奏 | -5 |
「女子ゴルフ」2023年度プロテスト合格者生年度別一覧。
2023年度のプロテスト合格者で最多数を占める生年度別は2005年がトップで5名のツアープロが誕生しました。
最小は1993年度生まれで1名でした。
2005年度生まれ。清本 美波(みなみ)。
生年月日:2005年8月29日
清本選手のコメント:引用:ヤッフーニュース
ずっと夢だったプロゴルファーになれて、すごくうれしい。これがスタート地点だと思って、もっともっと進化していきたい。
ジュニア時代からテーラーメイドのサポートを受けていましたのでクラブ契約はテーラーメイドです。
2005年度生まれ。馬場 咲希。
生年月日: 2005年4月25日
2005年度生まれ。村田 歩香。
生年月日: 2005年10月13日
2005年度生まれ。菅 楓華。
生年月日:2005年5月17日
2005年度生まれ。上久保 実咲。
生年月日:2005年10月12日
2004年度生まれ。髙野 愛姫(あいひ)。
埼玉栄→日大の19歳
生年月日: 2004年9月14日
高野選手のコメント:引用:ヤッフーニュース。
4日間で最終日が一番緊張しました。(2番ボギーで)このまま崩すかと思ったけど、次で獲り返せて、そのボギーの印象が頭から消えました。
一日7アンダーを目標に頑張ろうと思っていました。
まだ実感はないですが、申ジエプロのような選手になりたい。礼儀正しく、強くてかっこいい選手が目標です。
2004年度生まれ。與語 優奈。
生年月日:2004年9月28日
2003年度生まれ。吉澤 柚月。
2度目の最終テストで合格を果たした19歳。
生年月日:2003年11月23日
吉澤選手のコメント:引用:ヤッフーニュース。
さすがに緊張したけど、自分がやることだけに集中しました。
初日にいいスコアを出して余裕を持てたと思ったけど、伸ばしあいの展開はすごくきつかったです。
目標にされるような選手になりたい。私が憧れるのは稲見萌寧さん。
まだ稲見さんがアマチュアだった頃に日本女子オープンで見た時、すごくかっこよかった。QTを通って、来年レギュラーツアーで戦いたいです。
2001年度生まれ。本 明夏(もと あすか)。
5回目のプロテスト受験で合格した22歳
生年月日:2001年4月4日
本選手のコメント:引用:ヤッフーニュース。
調子はそこまで良くなかったけど、パターが大事と思ってその練習を多めにやったら、最後3メートルのパーパットを決めることができました。
去年はゴルフが嫌になったこともありました。
でも諦めずにやって、それで受かったのでホッとしました。イ・ボミさんが好きなので、悪い時でも笑顔で、見ていて楽しいプレーがしたいです。目標は女王です。
2001年度生まれ。神谷 和奏。
生年月日:2001年10月/1日
2000年度生まれ。稲垣 那奈子。
生年月日:2000年8月24日
2000年度生まれ。政田 夢乃。
生年月日:2000年7月28日
1999年度生まれ。中野 恵里花。
生年月日:2000年1月25日
1999年度生まれ。河村 来未。
埼玉栄高出身で菅沼菜々と同級生。
生年月日:1999年10月17日
河村選手のコメント:引用:ヤッフーニュース。
(最終日が)一番緊張しましたが、落ち着いてプレーすることを心がけました。これまで“1打落ち”が2回あって、メンタルは強くなりました。
何かを変えないと受からないと思ってトレーニングを変えたり。
QTも突破して、来年はレギュラーツアーに出られるように頑張ります。(菅沼に)追いつきたいです!
1999年度生まれ。木村 怜衣
生年月日:1999年10月18日
1998年度生まれ。髙木 優奈
生年月日:1998年5月13日
6度目の挑戦で合格した“黄金世代”
髙木選手のコメント:引用:ヤッフーニュース。
(最終日序盤2連続ボギーで)きつかったです。この位置にいても緊張するんだって思ってました。足もフワフワした感じで。
一生試合に出られるんだと思ったら、こんなにうれしいことはないです。
落ちたら欧州ツアーのQTを受けようと思って、申し込みもしていました。日本でやりたかったからホッとしています。
この後にはQTもあるので気を引き締めて…ですけど、さすがに今は喜びたいです!
1998年度生まれ。小西 瑞穂。
兄・健太に続きツアープロになった“黄金世代”
生年月日:1998年5月20日
小西選手のコメント:引用:ヤッフーニュース
最後まで何があっても負けないよう、今までやってきたことを、やりきろうと思ってプレーしました。
やっと終わりました。
去年は1打差で落ちたので、また1打足らず落ちたら…という考えもよぎりました。
でも(指導を受けている)佐伯三貴さんからの『後ろ向きではなく前向きに』という言葉を思い出し頑張りました。
(仲がいい渋野日向子には)『今年は通ったよ』って連絡します!」
1997年度生まれ。宋 佳銀
韓国ツアー通算2勝の実力者(ソン・ゲウン)
生年月日:1997年9月15日
宋選手のコメント:引用:ヤッフーニュース。
もともとJLPGAにはすごく興味があり、そこで活躍したいという気持ちがあって韓国から来ました。
イ・ボミさんが引退してしまいましたが、すごく憧れています。
私もボミさんのように、日本でも愛される選手になりたいです。今年の日本のQTを受けるかは迷っています。
少しずつ日本の試合に出られれば。憧れの選手はインビー・パーク選手。どんな場面でも強いメンタルを持っているところに憧れています。
1997年度生まれ。浅田 実那
一時はゴルフを諦め3年間のOL経験。
生年月日:1997年12月22日
浅田選手のコメント:引用:ヤッフーニュース。
3日間良かったから、“最後に何かやらかさないかな”とずっと不安でした。
(昨年9月に競技へ復帰した直後は)70台もなかなか出せず、アプローチ、パターの感覚も違った。
でも社会経験をしてゴルフへの考え方も変わりました。
ギャラリーを楽しませられるゴルファーになりたいです。(師匠の横峯良郎氏からは)『最終QTに行かないとな』と言われました。
1994年度生まれ。石田 可南子。
29歳で合格した“オールドルーキー”
生年月日:1994年5月6日
石田選手のコメント。引用:ヤッフーニュース。
後半2日間は、緊張でほとんど眠れませんでした。耐えられれば合格できる位置だと思ったけど、目標は2ケタアンダーだったので最終日も60台を目指すと言って、有言実行できました(スコアは「68」)。
去年の最終は(合格圏内まで)1打差からスタートしたのに(「78」と)崩れて不合格。
年齢的にも『もう受からないかも』とも思っていました。“諦めないでやっている人がいる”。それを見せられる立場でいたいです。
1992年度生まれ。ベイブ・リュウ。
生年月日:1993年1月30日
「女子ゴルフ」2023年度プロテストの結果。不合格者。
22位。寺岡沙弥香。
2022年「日本女子アマ」覇者の寺岡沙弥香は合格ラインに1打届かない4アンダー22位。
29位。セキ・ユウリ。
ツアー1勝のセキ・ユウティン(中国)の妹、セキ・ユウリは3アンダー29位でした。
35位タイ。六車日那乃。
48位タイ。飯島早織。
今年の「日本女子アマ」を制した飯島早織(茨城・ルネサンス高)はイーブンパー48位でした。
61位。中村心。
今季「日本女子オープン」ローアマで8月「日本ジュニア」優勝の中村心(滋賀・ECC学園高)は2オーバー61位でした。
68位。山口すず夏。
米女子ツアーを主戦場にする山口すず夏は4オーバー68位で不合格でした。
まとめ。
2023年度のJLPGA最終プロテストは全日程が終了し、21名の新たなプロゴルファーが誕生しました。
プロテスト合格者の次へのステップはQTに参戦し好成績を残すことです。ファイナルQTで35位前後に残れば2024年のレギュラーツアー前半戦の試合に参戦できます。
プロゴルファーの第一歩がレギュラーツアーかステップツアーかの分岐点ですね。2023年のプロテストでの注目は若い力です。
伸ばし合いの展開で5位タイまでの7人のうち5人が2005年度生まれの高校3年生でした。
トータル17アンダー・1位の清本美波(誉高)、2位の馬場咲希(代々木高)、5位タイの村田歩香(ルネサンス大阪高)、菅楓華(日章学園高)、上久保実咲(奈良育英高)の5人です。
以前は高校卒業後が最速の受験でしたが、2019年度のプロテストから高校3年生の在学中にも受験が可能となりました。
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