髙木優奈のプロテストへの挑戦。

黄金世代

髙木優奈の2022年5度目のプロテスト挑戦は残念ながら不合格でした。

黄金世代の一人でレギュラーツアーにも参戦し好成績を残しながらも2021年のプロテストに挑戦した髙木優奈。

2019年11月岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で行われた最終日に80を叩き3度目のプロテストも不合格でした。

それでも、2020年末に行われた増枠QTで2021年のツアー出場権を得ることができました。

前半戦で優勝しプロテストを免除とするか、2021年のプロテストに合格するかにかかっていました。

しかし4度目のプロテストも残念ながら不合格の結果でした。

髙木優奈のプロテストへの挑戦。

2022年のツアー出場の可能性は断たれてしまい、11月のプロテストに懸けました。しかし、結果は不合格。

5度目の挑戦も悲しい成績でした。

2021年のレギュラーツアー後半戦はリランキング27位の資格で参戦していました。

2021年のレギュラーツアーは賞金ランキング60位、メルセデスランキングが57位と、シード権獲得まではあと一歩でした。

そして2021年11月に行われた最終プロテストでも合格することはできませんでした。

髙木優奈のゴルフ。

高木優奈は2019年にステップ・アップ・ツアー優勝の権利で得たツアー予選会(QT)で43位に入りました。

2020-21年統合シーズンは「TP単年登録」という形で戦ってきました。

しかし、規約の改正で2022年は同登録が撤廃することになり、試合出場やQT出場権を維持するには、「JLPGA正会員」になる必要があるのです。

髙木優奈の2022年プロテストも不合格。

五度目のプロテストも残念な結果になってしまいました。

63タイ:301(+13)76+72+77+76

「私が想定していたよりもカットラインがすごく上でしたし、とにかく周りがうまかった」とコメントを残しています。

若手の女子ゴルフのレベルは相当上がっています。プロの単年度制度は無くなり、プロテストに合格しなければQTへの参加もできません。

来年のテストを受けるかはまだ判断できない状況でしょう。プロテストの壁は年々高くなってきます。

髙木優奈の2021年プロテストも不合格

2021年11月に実施された最終プロテストは1打差で不合格でした。

22位タイ:293(+5):75+70+73+75

賞金ランクかメルセデスランクで50位以内に入ってのシード権獲得するか。

ツアー優勝すればもちろん正会員になれますがそれも叶いませんでした。

2020-21年だけで賞金2745万425円を稼ぎながら、高木優奈は職場を失う形になったのです。

2022年は女子世界ランキング300位内の者という「臨時登録プロ制度」で資格を得ています。

この制度で出場できるのは最大4試合です。

クラブ契約したヤマハで「ヤマハレディースオープン葛城」に推薦枠で出場しました。結果は29位タイで65万円稼ぎました。

29位タイ:291(+3) 72+72+76+71

髙木優菜の全米女子オープン予選会。

大会名:全米女子オープン 日本地区最終予選会
開催日:4月25日
開催場所:房総カントリークラブ房総ゴルフ場(千葉県)/東コース/6533yd 西コース/6413yd(ともにパー72)36ホール
出場選手:158人

海外女子メジャー「全米女子オープン」の出場権を獲得しました。
(6月2日~/ノースカロライナ州パインニードルズ・ロッジ&GC)

36ホールをノーボギーで通算8アンダーの成績でした。髙木選手はこの予選会を念頭に置いて調整を続けてきました。

挑戦を続けることでスキルアップし黄金世代の一員として優勝を狙って欲しいと思います。

そのためには2022年のプロテストに合格してほしい選手です。

髙木優奈のプロフィール。

生年月日:1998年5月13日
出身地:神奈川県
実家はお寺で父は副住職

身長/体重:156cm/55kg
血液型:A型
出身校:相洋高校(神奈川県)

髙木優奈は器械体操から転身し、その後父の影響により11歳でゴルフを始めています。

髙木優奈のジュニア時代。

2013年:「神奈川県アマチュアゴルフ選手権」(女子の部)優勝。

髙木優奈のプロへの道。

2019年のプロテストで不合格ながらも、ステップ・アップ・ツアー優勝の資格で単年登録しています。

髙木優奈のステップツアー2019で優勝。

2019年7月の下部ステップアップツアーで優勝。

開催日:7月24日~7月26日
開催場所:早来カントリー倶楽部 北コース(北海道)  / 6,540Yards Par72(36,36)
賞金総額:¥20,000,000
優勝賞金:360万円。

優勝スコアー:67+71+69=207(-9)

髙木優奈の2020年。

2020年はルーキーとして戦った初めてのシーズンでした。

しかし、コロナ禍で試合は中止になりましたが、12月の最終予選会(ファイナルQT)の出場権を獲得して4日間の争いで43位に入りました。

限定的ながらも2021年のツアー出場権(1回目のリランキングまで)を確保することができました。

2021年後半戦はリランキング27位の資格で参戦しています。

賞金ランキングは69位(10月17日富士通レディース前)ですので少しでも賞金を積み上げてシード選手としてプロゴルファーになってほしいですね。

まとめ。

JLPGAの規約改正でプロテスト合格者でないとツアーへの出場そしてQT(予選会)への出場が不可能になりました。

髙木優奈は今、2022年のプロテスト合格に向けて必死に頑張っていることでしょう。

百花繚乱の女子ゴルフの世界。その世界で戦うにはプロテストにまずは合格していなければなりません。

プロテストは真の女子ゴルフの登竜門なのです。

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