ダンロップゴルフのドライバーの選び方です。初心者でも使えるドライバー「スリクソンZXi」シリーズを紹介します。
あなたのゴルフ歴とハンデに合わせて選んで下さい。女子ゴルフでは小祝さくら選手が2025年開幕戦から使用しています。
スリクソン「ZX MkII」の後継旗手として2024年11月に発売しました。
ダンロップゴルフドライバー初心者でも使える「スリクソンZXi」の機種。
ダンロップのスリクソン「ZXi(ゼットエックスアイ)」シリーズのドライバーは、2025年モデルとして4つのバリエーションが展開されています。
発売は2024年11月です。
それぞれのモデルは異なるゴルファーのニーズに応える設計となっております。
- ZXi(スタンダードモデル)
- ZXi LS(ロースピンモデル)
- ZXi MAX(高慣性モーメントモデル)
- ZXi TR(ツアーモデル)
ZXi(スタンダードモデル)
操作性と寛容性のバランスが取れたオールラウンドモデル。適度なスピン量と直進性を兼ね備え、幅広いゴルファーに対応します。
ターゲット層は中級者から上級者まで、幅広いゴルファーです。
ZXi LS(ロースピンモデル)
低スピンで強い弾道を実現するモデル。前方に重いウェイトを配置し、スピン量を抑えて飛距離を伸ばす設計です。
ターゲット層はヘッドスピードが速く、弾道を抑えたい上級者です。
小祝さくら選手が2025年のツアーから使用しています。
ZXi MAX(高慣性モーメントモデル)
シリーズ中で最も高い慣性モーメント(MOI)を持ち、ミスヒットに強く、直進性を重視した設計となっています。
高弾道で安定した飛距離を提供します。
ターゲット層はスライスを抑えたいゴルファーや、安定性を求める中級者です。
ZXi TR(ツアーモデル)
450ccの小ぶりなヘッドサイズで、操作性を重視したモデルです。フェードやドローなど、弾道を自在にコントロールしたいゴルファー向けです。
ターゲット層は弾道をコントロールしたい上級者やツアープロです。
ダンロップゴルフドライバー初心者でも使える「スリクソンZXi」の特徴。
i-FLEXフェース。
フェース中央をスリクソン史上最薄に設計し、トウとヒール側を厚くすることで、たわみを最大化し、ボール初速を向上させています。
リバウンドフレーム
フェースとボディの2つのフレックスゾーンを活用し、エネルギー伝達効率を高め、飛距離性能を向上させています。
フェースレーザーミーリング
フェース面に施されたレーザーミーリング加工が、悪天候時でもボールの食いつきを向上させ、安定したスピンコントロールを実現します。
調整可能なホーゼル
新設計のホーゼルにより、ロフト角やライ角、フェース角の調整が可能で、12通りの設定ができます。
ダンロップゴルフドライバー初心者でも使える「スリクソンZXi」購入時の注意点。
ZXi(スタンダードモデル)
スリクソンZXi(スタンダードモデル)はオールラウンドな性能が魅力ですが、合う・合わないを見極めることが大切です。
- ヘッドスピードとのマッチングですが、推奨ヘッドスピードは約40〜45m/sです。ヘッドスピードが遅すぎる(〜38m/s)ゴルファーは、球が上がりにくく、飛距離も出づらくなる可能性があります。
- シャフトの重さと硬さは、純正装着の「VENTUS ZXi」は中調子〜ややハード寄りの設計です。ヘッドスピードに合った硬さ(R/S/SRなど)を選んで下さい。
- スピン量とキャリーですが、「ZXi」は低スピン設計寄りなので、もともとスピン量が少ない人は「キャリー不足」になるリスクがあります。ロフト角を10.5度または12度に設定することで、弾道の高さとスピン量を補うのが有効です。
- つかまり具合は「やや控えめ」です。強いつかまり設計ではないため、スライサーや球の捕まりが弱い人には扱いづらいと感じる可能性があります。その場合は「ZXi MAX」の方がやさしく感じられるかもしれません。
- フィーリング(打感・打音)
ZXiはソリッドでややしっかりした打感。柔らかい打音を好む方には少し硬く感じる場合もあります。
打音・打感の好みはプレーへの集中にも影響するので、試打で確認をおすすめします。
- 調整機能を活用して下さい。
ホーゼルは12ポジションの可変式。ロフト・ライ・フェース角の調整が可能です。試打時に販売員と一緒に調整を試みることで、より自分に合う設定を見つけられます。
いかがですか。そろそろ競技ゴルフにも興味が湧いてきて、ミート率がそこそこ高く、操作性と安定性のバランスを求めるゴルファーの方。
過度なスライスやフックがなく、自分のスイングを信じて振っていけるゴルファーの方。フィッティングを受けたり、調整機能を活かしてクラブにこだわりたい方はぜひ一本手に入れて下さい。
まとめ。
これらのモデルは、ゴルファーのスイング特性や求める弾道に応じて選択することが重要です。試打を通じて、自身に最適なモデルを見つけることをおすすめします。
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