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“ささきしょうこ”の開幕戦。

第32回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
開催日程:2019年3月7日~3月10日
開催場所: 琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)

FR:39+36=75(+3)1バーディー、4ボギー
通算:299(+11)
賞金:¥540,000

 

3R:40+38=78(+6)4ボギー、1ダブルボギー

2R:37+35=72(±0)4バーディー、4ボギー

 

1R:36+38=74(+2)3バーディー、5ボギー

 


今季(2018年)2勝で大活躍の「ささきしょうこ」。しかし、彼女の心は崖っぷちまで追い詰められていました。実は「自立神経失調症とパニック障害」の診断を受けていたのです。

 

それでも彼女のゴルフを続け大活躍した2018年のクラブセッティングを
紹介します。

 

精神安定剤を過剰摂取し副作用のむくみと幻覚、幻聴で苦しんでいた中、本当にギリギリのところでの決断でし、ツアー2勝目を切望し勝ち取ったのです。

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“ささきしょうこ”のクラブセッティング。

※クラブはささきが使用している同型のクラブで番手などは違います。

ささきは現在クラブ契約は行っていません。自分の感性に合わせたクラブを選んでいると思います。

 

今季2勝しているので来年はもしかしたらクラブ契約があるかも知れませんね。注目しましょう。

■ドライバー:CRZ-435
シャフト:
クレイジー REGENESIS Longest Yard 01(SR)

■FW:クレイジー CRZ フェアウェイウッド

3番
5番

■UT:クレイジー CRZユーティリティ

24度:42.5インチ

ささき選手はとてもユニークです。同じロフトのヘッドを2本入れて、シャフトの重量と長さ、ロフトを調整して飛距離の違いを出しています。

 

 

1本は、24度のヘッドでロフトを立てシャフトを重く短くしたもの。

 

もう一本は、さらにロフトを立てて軽いシャフトで長さを長くしたものの2本です。長さ:43インチ。

■アイアン:スリクソン Z565

(6番~P)

■ウエッジ:RTX-3 (ブレードタイプ)

(48度、52度、56度)

■パター:ピレッティ マッサ ツアースペックリミテッドエディション

■ボール:スリクソン Zスター XV ボール

 

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“ささきしょうこ”のゴルフ、プロフィール。

■生年月日:1996年6月8日

■兵庫県出身

■身長・体重:170cm/65kg

■プロ転向:2015年:2位タイで合格

■出身校:クラーク記念国際高等学校
(兵庫県)

9歳からゴルフを始め、中学時代はジュニア大会よりも男子プロの地区オープンなどに出場して腕を磨いていました。

 

ルーキーイヤーの2016年大東建託・いい部屋ネットでツアー初優勝し、賞金ランキング28位で初シードを獲得しています。

 

同年のLPGAアワード新人賞、日本プロスポーツ大賞新人賞を受賞しています。
Embed from Getty Images
2018年はスタンレーレディースと樋口久子三菱電機レディスで優勝しています。

 

漢字名は佐々木笙子と書きますが、名前が間違えられるので、ひらがなで登録しています。

所属:日本触媒

苦しい小中学生時代

ささき選手がゴルフをしたいと言った時、サラリーマンで管理職であった父・修治は会社を退職しました。

 

持ち家も売却して娘に付き添った生活に変わりました。

 

逆に専業主婦だった母が仕事を始めて大黒柱になったようです。佐々木家の大きな決断ですね。

 

学校では先生も応援してくれていましたが、試合で欠席や早退が多いことで軽いいじめにもあったようです。

 

さらに、病気のせいで多汗症になり手の汗が怖くて人と触れ合うことが少なくなっていったそうです。

 

パニック障害が表面化したのは中学生時代で、虫に刺されたわけでも、かぶれたわけでもないのに全身がかゆくなり、血が出るまでかきむしることもしばしばあったようです。

 

イライラや自分を痛めつけたい衝動に駆られたこともあり、父と相談し病院にいきました。診断はパニック障害であるとのことでした。

 

病名が分かったことでホッとしましたがそれ以上にしっかりしなければとの重圧も今まで以上に感じたそうです。

復活優勝後に「心の病」を公表する。

スタンレーレディース優勝後に自分の病気を発表しました。

 

それはまだまだ日本では「心の病気」に対する偏見があり、同じ病で苦しんでいる方も多いのではないかと思ったからでした。

 

ささき選手が公にすることで同じ状況で苦しんでいる方に勇気を与えることができるかもしれないとのことで決断したそうです。

 

しかし、残念なことにネットには心ない書き込みをする方も多かったのですが、それもささきは想定内のことだったようです

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“ささきしょうこ”のゴルフ、病気との戦い。

心の病と一生付き合いそれをどれだけ認めることができるのか?精神安定剤を過剰摂取し副作用のむくみと幻覚や幻聴に悩みながら・・・

 

プレー中の、目まい、頭痛、激しい動悸に襲われ、それを抑えようとすると過呼吸になってしまう。

 

コントロールできない自分の心身に苛立ち、ボールやクラブを放り投げてしまう。

 

時にはクラブで自分を殴ることすらあったようです。とても優勝時点では想像できませんね。

 

本当にギリギリのところでの決断だったようです。

 

ツアー2勝目を切望する中で、自律神経失調症とパニック障害の発作に見舞われ続けていました。

 

ツアーに付き添っている父・修治さんをはじめ、コーチやキャディなど周囲が心配し「薬の過剰摂取をやめてくれ」と言ったが・・・

 

どうすることもできない状態はどんどんエスカレートし、夏が過ぎたころ、限界を迎え、ここでイチかバチかの賭けに出ました。

 

ささき選手は、ゴルフ好きなのになんで薬飲んでまでやらなきゃいけないんだろう?と思ったのです。

 

自分を見つめ直そう。れでもう一度、ゴルフを好きになれたらいい。もし好きになれないならもう辞めよう。

 

まだまだ人生は長いんだし、結果とは別にもう一回楽しんでみよう。

 

こうして、薬を飲むことをやめ背水の陣で臨んだのが9月2週のマンシングウエアレディース東海クラシックでした。

 

試合中は薬をまったく飲まずに我慢して、改めてゴルフと自分と真っすぐに向き合ってみたそうです。

 

昼間は持ちこたえても、夜になると発作がでてしまう。それを必死でこらえることの繰り返し。宿泊先の民宿の目の前に広がる海に出て、一人涙を流す、そんな夜が続きました。

 

「なんだかわからないけど、とにかく一人で泣きました。」

 

後悔しない人生を選びたかった。

結果は10位でした。5ヶ月ぶりのトップ10入りでした。

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“ささきしょうこ”のゴルフ、2018年の結果。

出場試合数:37試合

優勝:スタンレーレディスゴルフトーナメント

優勝:樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント

年間獲得賞金:¥57,192,740 (16位)

プロゴルファーの宿命だが、前の年にどれだけ活躍し多くの優勝を挙げても新しいシーズンが始まれば賞金はゼロからスタートします。

 

誰もが同じ条件で戦っているわけですが、それでも「心の病」のハンデを持ちながらささきは戦なければなりません。

 

発作は以前に比べると軽くなったようです。それは病気を公表したことで気持ちが楽になったのが大きいのでしょうね。

 

心の病を持ちながら、37試合に(全試合は38試合)出場し予選落ちは11試合でした。

 

スポーツ社会いや実社会にもまだまだ“ささき”と同じ病気で苦しんでいる方は沢山いると思います。

 

それぞれの環境でハンデを背負いながらも社会に溶け込みながら一生懸命生きている方たちに勇気を与えることにもなる“ささきしょうこ”の来季の活躍を願うしだいです。

 

そして応援してくれたご両親、キャディさん、スポンサーそしてファンの方々に素晴らしいゴルフを見せて下さい。

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。