新品では高くて手が出せなかったアイアンセットも、中古になるとお手頃な価格で買えますよね。
ですから、超初心者でもワンランク上のアイアンセットを手に入れて下さい。
ちょっと難しいかな、というクラブで練習するのも上達のためには効果的ですよ。
まずは今でも多くの初心者に選ばれている売れ筋の中古アイアンをご紹介します。
超初心者におすすめ!初めて買うなら今でも人気の中古アイアンを。
2006年ビッグバーサキャロウェイゴルフ。
2006年発売のモデルながらやさしさ、飛距離と見た目のカッコよさで初心者に選ばれています。
2006年ビッグバーサキャロウェイゴルフ
(シャフトはNSプロ950GH)
出典:https://lesson.golfdigest.co.jp/gear/catalogue/iron/gca000004325401.html
キャロウェイゴルフはイリー・リーブス・キャロウェイ氏が父親のためにやさしいクラブを作ったことから始まったクラブメーカーです。
創業以来、やさしくて飛ぶクラブ作りを続けています。
X-HOT、ビッグバーサ、EPICドライバー、7番、9番などショートウッドの開発など、
ウッドが得意のメーカーというイメージが強いですが、アイアンでもⅩ-12、Ⅹ-14と続くⅩシリーズで人気を得ています。
特に2000年発売のⅩ-14はアニカ・ソレンスタム選手が永らく使用して活躍したことからベストセラーモデルとなり、いまだに愛好者がいるほどです。
この2006年発売のビッグバーサアイアンは、2002年の初代ビッグバーサアイアン発売から数えて3代目のモデルになります。
Ⅹシリーズ同様やさしさの要素であるグースネックによるボールのつかまりの良さ、、、
短いホーゼルによる低重心、ノッチ・ウェイティングシステムによる広いスイートエリアに加えて、
ビッグバーサアイアン独自のやや厚めのソール幅と360度アンダーカットソールによりあらゆるライからの抜けの良さも持っています。
ダウンブローを意識して打ち込んでも、クラブの抜けだけを考えた払い打ちでも良い結果を得られるアイアンです。
全体的にやさしいアイアンが揃っているキャロウェイですが、特にこのビッグバーサアイアンは多少ダフってもそこそこ飛んでくれるので、初心者には心強いアイアンです。
やさしいクラブを作り続けるキャロウェイですが、ブランドイメージが良いこともあって、幅広い年齢層から支持を受けています。
程度が良いモデルでも2万円弱で手に入りますからあなたのお住まい近くに「中古の在庫数55万本」のゴルフパートナーで見つかったらお買い得ですよ。
PING G25アイアン
出典:https://shop.golfdigest.co.jp/used/f/dmg_5000875877
シャフト:NSプロ950GH
ピンのアイアンに共通する特徴の大型ヘッド、極端なグースネック、分厚いトップレールといった要素を少し抑えてシャープな見た目にして2013年に発売されたアイアンです。
ピンというメーカーは、GEという世界的企業でエンジニアをしていたカーステン・ソルハイム氏が、ゴルフが好きなあまり苦手だったパター作りに没頭し始めたのが始まりです。
このパターが人気を呼び、プロからも製作依頼が来るようになり、GEを辞めて1967年、カーステン・マニファクチャリング・コーポレーションを設立します。
ソルハイム氏がGE時代に製作したパター「1-A」の打球音が「ピーン」と聞こえたことから会社名を「ピン・ゴルフ」にしたのが会社名の由来と言われています。
出典:https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000270014
以来、パターヘッドの形状で「ピンタイプ」と呼ばれるほど、現代パターの原型を確立した功績には偉大なものがあります。
ピンが創業以来一貫しているのが、「素人目線」と「ミスに寛容なクラブ作り」ということです。
「人はミスをする、したがってミスに強いクラブを作る」という信念で造られるアイアンは伝統的に大型ヘッドと厚めのトップレール、
極端なグースネックによる構えた時の安心感、厚いソールと大き目のバウンスによる抜けの良さを持っています。
それに対して見た目はシャープな形状にしつつ、やさしさをより進化させたのがG25アイアンです。
ロングアイアンのソール幅は厚くしてやさしさを、ショートアイアンにかけて徐々にソール幅を薄くすることにより、
ショートアイアンはコントロールしやすくなり、微妙な距離を打ち分けやすくなりました。
フェース背面ではウェイトを下方にもぐりこませることで低重心化を実現し、スタビライジングバーによって余計な振動が手に残らないようにしながら飛距離のばらつきも抑えています。
いままでピンのアイアンは極端なグースネックで構えにくいと感じていた人も、G25ならばすんなり構えることができると思います。
実勢価格は3万円台半ばから4万円台で揃います。
スイングで悩みたくないゴルファーには一度試してもらいたいアイアンですね。
コブラ FLY-Z XL アイアン
出典:http://kakaku.com/item/K0000824809/images/
2015年にプーマコブラから発売されたコンボアイアンです。
コンボというのはコブラが得意とする、異なる種別のクラブで構成されたセットのことをこう呼びます。
5番、6番はハイブリッド、すなわちユーティリティクラブ、7番、8番は中空キャビティ、9番、PWはキャビティというクラブ構成になっています。
プーマコブラは総合スポーツメーカーのプーマがコブラゴルフを買収して誕生したゴルフメーカーです。
1995年にタイトリスト、フットジョイを持つアクシネットインク傘下に入り、アスリート、トップアマチュア向けの難しいタイトリスト、
若者向けのやさしいコブラという棲み分けでした。
アディダスがテーラーメイドを傘下に入れて、ゴルフ部門でのトータルマーケティングを展開したことに刺激を受けて、
アディダスとはもともと創業者同士が兄弟で、かつ犬猿の中であるプーマが2010年、同様にコブラを傘下に取り込んだものと考えられます。
このFLY-Z XLは初心者が苦手とする5番、6番というロングアイアンをユーティリティにしてやさしく打てるセットにしていますが、
7番、8番もやや厚めのトップラインと適度なオフセットでボールがつかまり易いイメージを持って構えることができます。
弾道は中空キャビティによって重心が低く、深くなった効果によって高い弾道で飛距離も出ます。
あらかじめユーティリティクラブがセットされていますので、あとからドライバー、フェアウェーウッドとアイアンの間の重量、
シャフトフレックス、バランス、長さなど、流れを考慮してユーティリティクラブを買い足す必要がなくなります。
実勢価格も3万円台でかなり程度が良いものがありますのでお薦めです。
同じスイングバランスで打つことができますのでいっそうゴルフが簡単になると思います。
まとめ
新品当時は高額だったアイアンセットが中古になると(マークダウンしたクラブでも)半額以下で手に入りますので、超初心者はまず中古アイアンセットから選ぶことをお薦めします。
そして、お気に入りの中古アイアンセットが見つかったら、必ず、グリップをすべて新品に交換してください。
グリップが新しくなることで、クラブの振り心地が全く別物になります。
ツルツルで、しかも裂けているようなグリップでは思うようなボールが打てません。
いまはゴルフショップでグリップ交換をやってくれますので、ちょっとした追加投資で上達が早まりますから是非実行してください。
最近は中古クラブの流通は中古クラブ専門店だけでなく一般販売店でも行っていますよね。
解らない場合はお近くのゴルフ専門店に聞いて下さいね。
あなたに適したクラブ選択をして下さい。ゴルフライフを楽しんで下さいね。
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