セキ・ユウティンのクラブセッティングを紹介します。セキ・ユウティンのゴルフは「堅実なゴルフ」です。
クラブ契約はPingゴルフです。セキのゴルフを再現していたドライバーは2020年までPingのG410LSTでした。
しかし2022年はニュークラブのG425MAXに替えました。10月以降はG430に変更しています。
ここではG425シリーズを紹介します。
さて、パッティングのパット数は記録していますよね。プロはスタッツの平均パット数で調子を判断しますよね。
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もし3パットが多くなったら、エースパターの替え時です。スコアメイクはパターから!!
尚、試合会場の練習グリーンはパッティングノウハウが満載。プロのパター選びからパッティング練習まで目が離せません。
セキ・ユウティンのクラブセッティング2022。
ドライバーはG425 MAX。
ドライバーはG425 MAXに替えました。
もっとも曲がらないドライバーといわれたG410プラスの直進性をさらに高めたのがG425 MAXです。
比重の大きなウエートをヘッド最後方に配置することで、ピン史上最高の慣性モーメントと低く深い重心位置を実現しました。
フェアウエイウッドはG425 MAX(3W)。
UTはG425(3U/4U)
アイアンはi59(5I~PW)
アイアンはi59を使用しています。やさしくスピンを打ち分けられる中空マッスルのアイアンです
コンパクトでシャープなヘッドですが、大型キャビティに負けないスイートエリアの広さでミスをカバーします。
幅狭ソールにはバンスがついていて打ち込んでも刺さらず、入射角を調整しながらスピンコントロールができます。
ウエッジはGLIDE FORGED PRO。
スピン性能の高さが魅力のアスリートモデルです。
パターはPLD ANSER
パターはPLD ANSERを使用しています。
繊細な打感でボールの転がりが手に取るようにわかります。
イメージどおりにフェースコントロールができる、精悍な顔つきのブレード型パターです。
インパクトの感触で、ボールの初速や転がりの回転数が手にとるようにわかるので、どんなグリーンでも正確なタッチが出せるパターです。
セキ・ユウティンのプレテスト合格は2019年
セキ・ユウティンの初優勝は⇒セキ・ユウティンが日本ツアー参戦6年目で初優勝。
女子ゴルフのクラブセッティング一覧はこちらです。↓
セキ・ユウティンのクラブセッティング2020。
セキ・ユウティンプロはその可愛らしいルックスから、すでに多くのファンが注目しています。
「クラブセッティング2020」は2019年と基本的に変わりません。Pingクラブのセッティングです。
ドライバーはG410 LST
ドライバーは2019年7月14日に発売されたPingのG410 LST (ロー・スピン・テクノロジー) を使っています。
一般的にPing G410 LSTは歴代LSTシリーズの中ではつかまりがよく、力強いフェースの弾きで中断道のストレートボールが打てるドライバーです。
スイートエリアが広くフェースの弾きが強いわりにボールが右に滑る心配がないのでアベレージゴルファーでも十分使用できるドライバーです。
フェアウエイウッドはG410
やや大きめでUTのようにスクエア感の強い顔です。
構えてみるとクラウンがフラットなのでつかまりすぎないイメージが湧くとおもいます。
リーディングエッジが出ていないので球を拾いにくく感じますが、低重心なので球は上がりやすく高弾道・低スピンで飛ぶクラブです。
UTはG400ハイブリッド
PingのUTは2019年に発売されG410がありますが、セキ・ユンティンプロはその前のモデルG400を使用しています。
慣性モーメントが大きくミスヒットでも当たり負けしないクラブです。
アイアンはi210(5I~PW)
女子プロに人気、渋野日向子プロも使用していますね。
外見は適度な幅のトップブレードとソールを持つややコンパクトなハーフキャビティです。
ウエッジはGLIDE FORGED
4種類のソール形状が選べるウエッジです。基本的には歯の出たティアドロップ型です。
パターはSIGMA2 ANSER
このパター「SIGMA2 ANSR」は渋野日向子プロも使用している、音のいいアンサーです。
エラストマー樹脂の硬軟2層インサートは打感がソフトでも打音はコツンとハッキリ聞こえるので距離感がつかみやすいパターでイン・トゥ・インでストロークしやすいパターです。
いかがでしたか、セキ・ユウティンプロのクラブセッティング2020でした。
2020年のセッティングは2019年と変わりがありませんが、Pingのクラフトマンを信じてクラブを調整しているとおもいます。
2020-21年は試合数が少ないのでクラブの相性などの評価はできませんが今後試合によってクラブを替えることは現段階ではないように感じます。
セキ・ユウティンのクラブセッティング2019。
今風のスイングとは、体重移動をほとんど意識せず、その場で旋回するスイングです。
基本に忠実なスイングとは、現代の大型ヘッドに対応した、あらかじめインパクトの形を作るためシャットにフェースを使うところにあります。
171センチという、恵まれた長身の落差をうまく利用していますので、余計な身体の動きを使わないスイングであるといえます。
従って、使用するクラブもオーソドックスな形状のものを好むのではないかと思います。
ドライバーはPING(ピン)-GドライバーLS TEC
ドライバーはPINGドライバーです。あなたもそろそろ変えてみませんか?
ロフト:10.5度
低スピンで飛距離を稼ぐ設計に特化しており、スクエアなフェースを持つ、投影面積も大きめのオーソドックスな形状のヘッドです。
大きめのヘッドで慣性モーメントも高そうですが、その分、シャットに上げていくセキユウティン選手のスイングにはマッチしているといえます。
やや古いモデルになりますが、やはり、手に馴染んだ安心感を求めていると思います。
フェアウェイウッドはPING(ピン)- G
3番ウッド、5番ウッドともドライバーの流れから当然のチョイスといえそうです。
ヘッドはシャローでやや重心がネック寄りに寄せてあり、ボールの拾いやすさとつかまりの良さをアピールしています。
ややヘッドが軽めのフェアウェーウッドですので体重移動を積極的に使うスイングには打点がブレる可能性がありますが、セキ選手のスイングにはあまり影響がないと思われます。
UTはPING(ピン)-Gハイブリッド
ロフト:19度/22度
こちらもGシリーズですが、従来のピンのユーティリティ(ハイブリッド)に比べてヘッドが小ぶりになりました。
アイアンに近い形状になったことと、ピン史上最も低・深重心化したクラブです。
アイアン系が得意なセキプロには打ちやすい(安心感がある)クラブではないでしょうか。
アイアンはPING(ピン)- i 210(5番〜PW)
特に女子プロゴルファーが好んで使用して、実績を残しているアイアンです。
派手な宣伝こそしていません。
プロ好み形状のキャビティバックで、ヘッドはミドルアイアンは大きめで、ショートアイアンになるにつれて小さくなる番手別設計を取り入れています。
操作性が向上しさらにバックフェース側にエラストマーを封入することで柔らかい打感と広いスイートエリアが特徴の、やさしいピンi210 アイアンといえます。
ピンのアイアンにしてはグースがそれほど強くないのでその場で旋回するセキプロのスイングにはマッチしており、スッと構えやすいと感じているのではないでしょうか。
関連記事⇒アイアンの選び方。好みのメーカーピンゴルフの評価と中古市場。
ウエッジはPING(ピン)- G-GRIDE
いま流行りのウェッジです。
アプローチショットは俗に言われる手首の使い方など余計なことをせずに、終始左足体重のスタンスです。
ボールの高さは背骨の傾きで調節しています。その場の旋回で打っていくセキプロのスイング。
それぞれの残り距離とその場のライで「番手」を選ぶとてもシンプルなアプローチショットです。(バウンスは細かく削って調整しています)
パターはCADENCE TR Anser 2
全番手をその場の回旋で打つセキプロならば、自然に構えてイントウインで打てるピンタイプのパターヘッドを選ぶことに迷いはないと思います。
このケーデンスシリーズは、セミアークタイプとなり、自然なフェースの開閉で打てるパターです。
フェースインサートに工夫をしており、中心部と周辺部で溝の深さを変えることで打点のブレによる方向性と距離の不ぞろいを減少させて安定した方向性と距離を打てる構造にしています。
打音と打感をうまくマッチさせているパターです。
まとめ。
年齢的にもゴルフを始めた段階から460CCのヘッドに馴染んでいたセキ・ユウティンプロも他の女子プロと同様に大慣性モーメントに対応したスイングの持ち主です。
よってクラブセッティングもスイングの特徴を活かしたPINGクラブで統一していますね。
フェースの開閉や、体重移動を行わない、これらすべて振り遅れないための工夫から生まれた、アマチュアにもとても参考になるスイングとクラブセッティングです。
また、無理をしないぶん、スイングの乱れが少ないので、ショットの安定性が高いスイングをPINGのクラブが助けています。
2020年のセキプロは優勝を含めて安定した成績を残せると思います。
黄金世代1級上のUターン組というレアなケースで群雄割拠の日本女子ゴルフツアーに割って入る最有力候補といえるのではないでしょうか。
セキ・ユンティンプロの応援をよろしくお願いします。
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