本間ゴルフの2021年ニュードライバーツアーワールド(TW) GSを紹介します。
2021年本間ゴルフのキャッチは「WOW!」で”かつてない驚き”を製品性能、革新性、プロ達の活躍で実現しようとしています。
契約プロの中では「イボミ」の存在は大きいですよね。2015年、16年の賞金女王でもあるイボミ選手です。
今季の本間ゴルフはプロ達の活躍を男女合わせて10勝と目標に掲げています。
トーナメント開始は無観客で行うと思いますが、本間ゴルフの契約女子プロの活躍に期待しましょう。
「本間ゴルフ」のドライバーツアーワールド(TW)GSはここが凄い。
さて、本間ゴルフのイメージはゴルフクラブの草分け的な老舗メーカーです。
どちらかというと、裕福なシニア層が使うクラブというイメージがありました。
現在では男子プロの岩田寛選手を筆頭としたプロゴルファーの皆さんを応援することで、ゴルフをスポーツとして捉えています。
プロゴルファーに憧れを持ちながらも少しでも上手くなりたいゴルファーに向けて作られたゴルフクラブが、TOUR WORLD(ツアーワールド)シリーズです。
2018年の秋に発売されたのがホンマTW747ドライバーでした。
「REAL DISTANCE」”ゴルファーの本当の飛距離を明らかにする‘‘というコンセプトのもとに作られたドライバーです。
そして2021年は「WOW!」をキャッチに新ドライバーが登場しました。「本間ゴルフTW GS」です。
それでは、本間ゴルフTW GSの特徴と評価を紹介いたします。
本間ゴルフの契約女子プロはイボミと後藤未有に加えて、2021年1月12日のリモートでの新契約プロ発表会では新たに6名の女子プロゴルファーが加わりました。
本間ゴルフはここが凄い、チーム本間は8名。
クラブ契約がフリーだった成田美寿々プロや葭葉ルミプロをはじめ、金澤志奈、蛭田みな美、林菜乃子、吉川桃のメンバーです。
一気にこれだけの一流選手と契約するのは多分初めてだと思います。
これで女子プロゴルファーは今までのイボミと後藤未有の契約者を含めて8名になりました。
「+10ヤードを超える驚き」をキャッチコピーにしてホンマから「ツアーワールドGS」シリーズが発売されました。
ドライバーからアイアンまでラインナップされたこのGSシリーズのコンセプトは「ゴルファーの成長を助けてくれるクラブ」です。
「誰もが簡単に、やさしく飛ばせる」とホンマが謳うこのクラブの実力はどのようなものなのでしょうか。
本間ゴルフTW GSの特徴。
すべての工程を見直したというツアーワールドGSドライバーですが、ホンマの伝統である、綺麗な丸型のヘッド形状と構えやすさは健在です。
「ゴルファーの成長を助けてくれる」というコンセプトはずばりスライスを打たせないことにあり、つかまりを重視した今流行りのドローバイアスになっています。
ドローバイアスとは、ドローをうちやすい傾向にあるクラブ、という意味になります。
主にヘッド内部を含めてヒール側にウエイトを配置することでシャフトを軸にしてヘッドが返りやすい設計にしてあるクラブのことを指します。
こうすることで、インパクト以降でヘッドが返りやすくなりますので、自分で捕まえにいかなくてもヘッドがボールを捉まえてくれて、結果的にスライスが収まることになります。
また、ホンマは定評ある自社製造のシャフトも今回のGSのコンセプトに合わせて先端のしなり戻りが鋭い「SPEED TUNE 48」を標準シャフトとして装着しました。
そのことで、シャフトでもボールのつかまりの良さをアシストしてくれます。
初心者の最大の悩みであるスライス(大きく右方向へ曲がっていく打球)が曲がり幅が減少して、フェアウェイにボールが飛べば次打以降が楽しくなり、スコアもまとまります。
同時に今回のGSドライバーではボールの上がりやすさ、スイートエリアの広さにもこだわり、多少芯を外しても飛距離ロスが少ない設計にしています。
まさにこれから熱心にゴルフに打ち込むゴルファーにとっては強力なお助けクラブになるのではないでしょうか。
是非一度試して下さい。
本間ゴルフTW GSの評価。
試打したゴルファーの感想ではやはりつかまりの良さを評価する声が多く聞かれます。
逆にドローヒッターが打つとさらに左方向が強く出てしまうという、リシャフトを考慮する人もいます。
打音はやや高く、飛んだ気になるという声と、高すぎるという声とが拮抗しています。
ドローバイアスですが、構えた時はスクエアに構えられるので、ターゲットに向きやすいという声は多くあります。
スライサーからは、予想通りに曲がり幅が少なくなった、フェアウェーの範囲内にボールが飛んだ、という高評価が多くありました。
クラブヘッドは、460に比べてやや小さめでつかまりの良さと直進性を追求した深重心設計となっています。
まとめ。
2021年のツアーワールドGSシリーズは、ダンロップゼクシオ、テーラーメイドMグローレ、ピンG700シリーズあたりがライバルになるとます。
手ごろな価格帯と、見た目のシャープさとやさしさの両立、という観点ではGSシリーズは上位に位置すると思いますので、まずは試打してみることをお勧め致します。
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