渋沢莉絵留は2019年のプロテストで一発合格しています。
そして、パラスポーツをはじめとするスポーツ支援や、女性活躍推進に取り組んでいる清水建設と所属契約を結びました。
清水建設は初めて個人アスリートとの契約です。2021年3月の発表です。(昨年はスポンサー契約でした)
澁澤莉絵留のコメント:
「昨年度よりサポートして頂いている清水建設様に所属契約して頂きとても感謝しています。恩返しできるようにまずは初優勝を目指し、全身全霊で頑張ります」
それでは澁澤莉絵留のプロテスト合格とゴルフを紹介します。
澁澤莉絵留のプロテストは6位タイ。
2019年のプロテストは6位タイで合格しました。スコアーは284の4アンダーでした。
まず「莉絵留」と書き「りえる」と読みます。その由来は、悟りを得るからきているとのことだそうですが、いつか優勝シーンで本人が語るのでしょうね。
2021年NHK「青天を衝け」の主人公であり2024年から新一万円札の顔になる渋沢栄一翁とは縁戚関係だそうです。
その名前はその家系からの影響でしょうか?
澁澤莉絵留2021年のゴルフ。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E6%BE%81%E6%BE%A4%E8%8E%89%E7%B5%B5%E7%95%99&imageId=242895
2020-21の出場資格はJLPGAツアーリランキング57位でQTランキング85位です。
ステップアップでの出場が多いとは思いますが、2021年もまだまだ厳しい試合展開ですので先ずはトップ10に入れるようになってほしいですね。
澁澤莉絵留の2019大東建託・いい部屋ネットレディス。
さて、澁澤莉絵留の名前が全国区になったのは、渋野日向子が歴史的快挙を達成したAIG全英女子オープンと同週の国内で開催されていた「大東建託・いい部屋ネットレディス」でした。
1R目はサスペンデットでしたが、5アンダーで2位タイ、首位の濱田プロとは1打差でした。2日目も雷雨に見舞われてサスペンデッドと悪天候との戦いでした。
首位の濱田プロとは5打差になりました。最終日は7ボギー、1ダブルボギーと大きくスコアを崩して、ベストアマの座を同期の古江彩佳と西村優菜に譲ってしまいました。
結果は5オーバー50位タイの成績でした。それでも確かな手応えを感じた大会でした。
澁澤莉絵留小学ジュニア時代のゴルフ。
澁澤莉絵留は9歳からゴルフを始めました。
三歳違いの兄・克海さんが練習場でボールを打つ姿がカッコよく見えたそうで、自分もやってみたいと思ったのがキッカケでした。
運動神経もよかったせいか上達は早いほうでした。
スクールに通い、基本から学び、小5のときに“TEAM KGAジュニア選考会”の特別育成選手に選ばれ、小6では米国フロリダ州にあるIMGゴルフアカデミーに派遣されています。
同じプラチナ世代の吉田優利も選ばれています。澁澤は吉田の上手さにも驚いたが、それ以上に米国のゴルフにカルチャーショックを受けたようです。
国土の違いもありますが、やはりゴルフをする環境が日本とは明らかに違いすぎますよね。
澁澤のコメント:引用:ヤッフーニュース
自分はヒョロヒョロなのに、米国人はがっちりとした体型だったんです。練習場もありえないほど広く、しかもトーナメント会場みたいな芝の上からボールを打てるんですよね
多くの日本人が感じることですよね。素晴らしい経験を得た事でしょう。
澁澤莉絵留中学ジュニア時代のゴルフ。
帰国後に入学した中学では陸上部に入り、しっかりと体を鍛えてゴルフに生かしたいと考えたようです。
さらに、いつかは海外でプレーしたいという気持ちも芽生えたと思います。
澁澤莉絵留高校ジュニア時代のゴルフ。
中学を卒業すると、地元の群馬県を離れ、福岡県の沖学園に進学します。
全国大会で何度も優勝を飾っている名門校で後藤未有とともに、1年生からレギュラーとして活躍しました。
高校1年生:個人戦で九州高校ゴルフ新人戦で優勝。
高校3年生:全国高校ゴルフ選手権と日本ジュニアで3位。
この時に、イ・ボミのコーチを務めたチョ・ボムス氏の指導を受けドライバーの飛距離が伸びそうです。
2000年生まれの同世代の女子ゴルファーのレベルは高く残念ながらナショナルチームには加わることはできませんでした。
ですが、競争率の高い2019年のプロテストに一発合格したのは実力者の証ですね。
ツアー出場権の最終予選会は85位で終わりました。2020年は下部ツアーであるステップアップツアーが主戦場となると思います。
渋野さんも河本結さんも1年目はステップアップツアーで戦い、翌年のレギュラーツアーで結果を残しました。
そこから活躍の場を世界に広げたのは、私の理想でもあります。
とコメントしています。しっかりと目標としている渋野日向子プロの後を追うつもりですね。
まとめ。
プロ1年目オフはみっちりと練習を重ねたと思います。
飛距離アップのための走り込みで下半身を鍛えスイングの改造にも着手したことでしょう。
飛距離アップはプロゴルファーとして大きな武器になります。
もちろん総合的に各ショットの精度を高めながら最終的にはパッティングの上手さで勝負が決まる女子ゴルフです。
2020年はレギュラーツアーもステップアップツアーも大会中止が続いていますが、いつか必ず通常開催で行われるはずです。
この機会に出来るだけ多く練習を重ねて備えて欲しいですね。
いつか必ず渋野日向子プロと優勝争いをすることでしょう。期待しましょう。そして応援しましょう。

現役時代はNHKETVの外部契約として中嶋常幸プロから藤田寛之プロ、
今田竜二プロの男子ゴルフと森口祐子の「女子プロに学べ」のゴルフ
理論を番組化しました。番組終了後は、数名のライターさんと独自取材でブログ運営しています。
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