西郷真央のプロテストは2019年に18位タイで合格しました。2019年からプロテスト制度が変更され西郷真央選手は現役女子高生最初のプロテスト合格者です。
(※プロテスト変更制度をご覧下さい。JLPGAの公式ページ)
プロデビューの2020-21年の開幕戦と第2戦も最終日最終組です。2020年プロ2戦目で今最も若い女子プロゴルファーの優勝が実現するのか?と期待しましたね。
そして2021年も沖縄の開幕戦では4位タイ、8戦目のフジサンケイでは8位タイの成績を残しています。
資生堂レディスでは優勝した鈴木愛プロと1打差の2位タイの成績を収めています。
西郷真央のプロテストは18位タイで合格しました。
順位 | スコアー | 1R | 2R | 3R | FR |
---|---|---|---|---|---|
18位タイ | 289(+1) | 71 | 73 | 74 | 71 |
スコアーは289の1オーバーでした。予選会(QT)で良い成績を残して2020はプロゴルファーとして頑張って欲しいですね。
2018年2月に日本女子ゴルフ協会のプロテスト制度が18歳以上から17歳以上に引き下げました(2019年は19年4月1日時点で満17歳以上の女子)
ですので、現在高校3年生の西郷真央選手(せごドン)らの年代は、これまでより1年早くテスト受験が可能になりました。
今年のプロテストはプラチナ世代とダイヤモンド世代が同居することでこれまでにないほどの過酷になりました。
プロテストは約20人しか残れませんからね。この中から黄金世代やプラチナ世代を追従するスター選手が現れてくるのでしょう。
来季(2020)の国内女子ツアーの出場権を懸けた最終予選会が行われました。
4日間72ホールで争われる最終予選会で、上位35人前後が来季前半の出場資格を得ることができます。
西郷真央選手は5アンダー10位で来季前半(2020年)の出場権を得ています。
4日間アンダーパーでプレーし、女子アマチュアゴルフ―の頂点に立ちました。
最終日は、トップを2打追いかける状態でのスタートでした。前半で2つ伸ばしトップに並び、後半もバーディーを重ねて後続を突き放しました。
5バーディー、1ボギーの68で回り、16アンダーで初優勝しました。
今大会はトップ10に安田祐香他輝かしい実績を持つプラチナ世代(2000年~2001年生まれ)が6人も入っていました。21世紀生まれ初の大会優勝者の誕生です。
これで、日本女子オープン初の切符を獲得しました。プロテストは最終(11月)になりました。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E8%A5%BF%E9%83%B7%E7%9C%9F%E5%A4%AE&imageId=213585
順位(スコアー) | 選手名 |
---|---|
1位(-16) | 西郷真央 |
2位タイ(-14) | 後藤未有 |
2位タイ(-14) | 和久井麻由 |
4位(-13) | 小倉彩愛 |
5位(-12) | 古江採佳 |
6位(-11) | 安田祐香 |
7位タイ(-9) | 西村優菜 |
7位タイ(-9) | 長谷川せら |
9位(-8) | 尾関彩美悠 |
10位タイ(-7) | 内田琴子 |
10位タイ(-7) | 大田紗羅 |
※2位タイの後藤未有は2018年日本女子オープンローアマ(プラチナ世代・ナショナルチーム)最終日はベストスコアの67をマークしています。
※小倉彩愛は2017年の日本女子オープンローアマ(プラチナ世代・ナショナルチーム)選手です。
※安田祐香はオーガスタ女子アマ3位(プラチナ世代・ナショナルチーム)
最も悔しい思いをしたのは5位の古江彩佳選手ですね。ハーフターン時に大会役員が乗るカートに引っかかり3Wが折れてしまいました。
3打差3位から出た古江彩佳(19)が、前代未聞のアクシデントに見舞われた。
4打差を追った10番プレー中に3ウッドを日本ゴルフ協会(JGA)幹部の乗ったカートに折られ、精神的な動揺もあって通算12アンダーの5位に終わった。
西郷真央選手は、1年ほど前にジャンボ尾崎ゴルフアカデミーの1期生として弟子入りしました。
父がジャンボ尾崎プロの大ファンでレッスン会に応募したことをきっかけに、約2年前に弟子入りしました。
入門後はドライバーの飛距離が15~20ヤード伸びたと言います。また、4日間を戦う体力をつけるためにジャンボさん直伝のトレーニングも始めました。
主に下半身を強化しとことも、飛距離アップにつながっているのでしょう。西郷真央選手はこの1年半で技術面もメンタル面もともに大きく成長したことでしょう。
2001年10月8日生まれの千葉県の船橋市出身です。父・雄史さん(52)の影響で3歳でゴルフを始めました。
年 | 大会 |
---|---|
2014年 | 全国小学校選手権優勝 |
2016年 | 世界ジュニア選手権6位。 |
2017年 | 報知ジュニア優勝 |
2020年の女子ゴルフ第2戦は「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でした。
西郷真央プロの第2戦も最終日・最終組で10:00スタートになりました。
1R | 2R | FR | |
---|---|---|---|
スコアー | 68 | 68 | 70 |
8アンダーで最終日を迎えます。最終日は2アンダーで周り10アンダー5位でフィニシュしました。
2020-21年の女子ゴルフ開幕戦は「アースモンダミンカップ」です。
最終日は順延になり29日(月)に行われました。
西郷真央プロは最終日、最終組で10:00スタートです。プロデビュー戦で優勝を狙いましたが通算9アンダーで5位でフィニシュしました。
スコアー | 1R | 2R | 3R | FR |
---|---|---|---|---|
279(-9) | 70 | 71 | 67 | 71 |
昨年はアマチュア競技でしたので無観客での試合は慣れているとは思います。そんなプロデビュー戦です。
師匠はあのジャンボ尾崎プロで「せごどん」と呼ばれています。
自分のプレーだけに集中し、上がり3ホール連続バーディーを奪うなど5バーディー、ボギーなしの67で2位に浮上しました。
西郷真央のコメント:引用:ヤッフーニュース
正直、こんな上位に来るとは思ってなかったので自分でも凄く驚いてるんですけど、変に緊張することもなくプレーできました。優勝したい気持ちはありますけど、それよりも自分らしいプレーを。
デビュー戦で優勝すれば日本人初の快挙です。
しかし女子ゴルフ界は次から次へと選手が育っていますね。
ジャンボ尾崎アカデミーやトミー中嶋アカデミーなど昭和のゴルフ界を牽引したレジェンドの皆様が次世代のスターを育成しています。
益々レベルアップする女子ゴルフ界からしばらくは目が離せない世界です。
応援しましょう。女子ゴルフを!!そして西郷真央プロの活躍を願いましょう。