竹田麗央の優勝歴。2024年メジャー2勝今季通算8勝で年間女王。

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竹田麗央の優勝歴を紹介します。プロテストは2021年6月のプロテストで5位タイで合格しました。

2023年は未勝利でしたが、2024年は異次元の強さを見せています。

4月にツアー初優勝。2度の2週連続優勝を挙げ、ソニー日本女子プロ選手権、日本女子オープンの国内メジャー2冠も達成し、7勝目を挙げました。

初優勝したシーズンでの7勝は(1988年のツアー施行後)史上初の偉業です。さらに日米共同開催の「TOTO ジャパンクラシック 」を制し、わずか半年で8勝目を手にし、年間女王も確定しました。

ところで、応援している選手の優勝の瞬間は涙腺が緩みます。

努力を重ね、運も味方につけ勝ち取った二文字。ゴルファーならだれもが共感できると思います。

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竹田麗央の2024年の年間女王確定。

2024年覚醒し8勝を挙げている竹田麗央が11月10日、初の日本ツアー年間女王に決まりました。

ポイントランキング2位の山下美夢有が同日終了した「伊藤園レディース」で4位タイで終了し残り2試合で逆転される可能性がなくなりました。

ちなみに竹田麗央は「伊藤園レディース」では予選落ちしています。優勝は山内日菜子で来季のシード権の切符を手に入れました。

竹田麗央の優勝歴2024年。

2024年7戦目4月の「KKT杯バンテリンレディスオープン」で念願の初優勝を挙げ、翌週史上4人目の2週連続優勝を達成しました。

さらに、12戦目で後続に2打差をつけて完勝し通算3勝目を、後半戦の21戦目で4勝目を挙げました。

その後、全英オープンに参戦し、惜しくも予選落ちでしたが、翌週の「ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント」で5勝目を挙げています。

さらに、さらに翌週の公式戦の「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会」で完全優勝を成し遂げ6勝目。

2試合後の「日本女子オープン」でメジャー2勝目。通算今季7勝目を挙げ、日米共同開催の「TOTO ジャパンクラシック 」で優勝。

米ツアー挑戦への切符を早くも手にいれました。

8勝目は第34戦「TOTO ジャパンクラシック 」

今季8勝目は日米共同開催の「TOTO ジャパンクラシック 」です。これで12月のアメリカ参戦Qスクールを受けずに2年間の米ツアー参戦の切符を手に入れました。


出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%AB%B9%E7%94%B0%E9%BA%97%E5%A4%AE&imageId=369838

大会名 TOTO ジャパンクラシック
開催期間 10月31日~11月3日
開催場所 瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県) / 6,616Yards Par72(35,37)
賞金総額/優勝賞金 30,000万円/4,500万円(賞金はドル支給です)

大会は3日目が悪天候のため中止となり、3日間の短縮競技となりました。

優勝スコアー:69+65+67=201(-15)
ラウンド 順位 スコアー トータル
FR 1位:優勝 35+32=67(-5) 201(-15) 1イーグル、5バーディ、2ボギー
3R 中止
2R 4位 33+32=65(-7) 134(-10) 1イーグル、6バーディ、1ボギー
1R 15位T 34+35=69(-3) 69(-3) 3バーディ、ボギーフリー

竹田の強さを見せてくれたのは、3打差で首位のマリナ・アレックス(米国)を追いかけた16番パー5でイーグルを取ったシーンです。

これで1打差になりました。

そして、540ヤードの最終18番パー5で2オンに成功し、イーグルパットはわずかに外したが、バーディーで通算15アンダーの首位タイで米ツアー通算2勝の34歳アレックスとのプレーオフになりました。

プレーオフ6ホール目で竹田がバーディを取り決着しました。日没間際まで及んだ“死闘”を振り返り竹田は、

本当に長くなってしまってすみません。最後に優勝できて、すごくうれしいです。12月の米ツアー最終予選会を受けなくて良くなった。それが一番うれしいです。

と語っていました。

優勝時のクラブセッティングはこちら。

竹田麗央”初優勝”のクラブセッティング2024。

他の優勝者一覧はこちら。

新世紀世代の女子ゴルフ。年別優勝者(優勝歴)一覧。

7勝目は第29戦「日本女子オープンゴルフ選手権」

今季2勝目のメジャー大会は「日本女子オープンゴルフ選手権」


出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%AB%B9%E7%94%B0%E9%BA%97%E5%A4%AE&imageId=365945

大会名 日本女子オープンゴルフ選手権
開催期間 9月26日~9月29日
開催場所 大利根CC 西C(茨城県)/ 6,845Yards Par72(36,36)
賞金総額/優勝賞金 15,000万円/3,000万円

29戦目、国内メジャー3戦目で2勝目を通算7勝目を挙げました。

3週前の「日本女子プロ選手権」に続く“日本タイトル年間2冠”は樋口久子(7回達成)、2019年の畑岡奈紗に次ぐ史上3人目の快挙となりました。

優勝スコアー:72+69+67+70=278(-10)
ラウンド 順位 スコアー トータル
FR 1位:優勝 34+35=70(-2) 278(-10) 4バーディ、2ボギー
3R 1位T 34+33=67(-5) 208(-8) 7バーディ、2ボギー
2R 8位T 35+34=69(-3) 141(-3) 4バーディ、1ボギー
1R 24位T 36+36=72(±0) 72(±0) 2バーディ、2ボギー

竹田は優勝スピーチで、

すごく接戦だったので、最後に勝ててうれしいです。コースが難しくてなかなかバーディが(4日間で)取れなかったですが、うまく耐えきれました。

とコメントしていました。また目標としていつかは海外メジャーで優勝したいと話していました。

高い目標を掲げ挑戦して欲しいですね。

単独2位には2アンダーの「70」通算8アンダーで回った岩井明愛が竹田を追いかけましたが届きませんでした。

6勝目は第26戦「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会」公式戦。

今季2度目の連続優勝は公式戦。


出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%AB%B9%E7%94%B0%E9%BA%97%E5%A4%AE&imageId=363683

大会名 ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会
開催期間 9月5日~9月8日
開催場所 かねひで喜瀬カントリークラブ(沖縄県) / 6,670Yards Par72(36,36)
賞金総額/優勝賞金 20,000万円/3,600万円

26戦目は、プロ3年目の21歳の竹田麗央が国内メジャー初優勝を完全優勝で手にしました。

今季6勝目です。

後続の岩井明愛を3打リードしてスタートした最終日、5バーディ、2ボギーの3アンダー「67」で回り、通算19アンダーで逃げ切りました。

優勝スコアー:64+67+69+69=269(-19)
ラウンド 順位 スコアー トータル
FR 1位:優勝 33+36=69(-3) 269(-19) 5バーディ、2ボギー
3R 1位 36+33=69(-3) 200(-16) 5バーディ、2ボギー
2R 1位 34+33=67(-5) 131(-13) 5バーディ、ボギーフリー
1R 1位 34+30=64(-8) 64(-8) 8バーディ、ボギーフリー

竹田は優勝スピーチで、「今年は初優勝ができて、そこからの目標が(国内)メジャー優勝だったので、今回達成できてうれしいです。

暑い中、ギャラリーのみなさんのたくさんの応援で優勝できました。まだメジャーで優勝した実感はありませんが、これからもたくさん優勝できるよう頑張ります。

とコメントしていました。プロ3年目の若きサラブレッドはどこまで優勝記録を伸ばすのでしょうか。

5勝目は第25戦「ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント」短縮競技。


出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%AB%B9%E7%94%B0%E9%BA%97%E5%A4%AE&imageId=363000

大会名 ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント
開催期間 8月30日~9月1日
開催場所 ゴルフ5カントリーみずなみコース(岐阜県) / 6,559Yards Par72(36,36)
賞金総額/優勝賞金 7,000万円/1,260万円

大会2日目は降雨(台風10号の影響)によるコースコンディション不良のため、12時5分にサスペンデッドが決定しました。

今大会は36Hの短縮競技になります。

優勝スコアー:68+66=134(-10)
ラウンド 順位 スコアー トータル
FR 優勝 32+34=66(-6) 134(-10) 7バーディ、1ボギー
1R 4位T 34+34=68(-4) 6バーディ、2ボギー

竹田麗央は同じく首位の山内日菜子と9アンダーで並んだ最終18番でピン奥2mのフックラインをど真ん中から流し込みバーディとし、通算10アンダーで5勝目を挙げました。

21歳152日での通算5勝目は、叔母で元賞金女王の平瀬真由美(21歳145日)に次ぐツアー9番目の年少記録です。

竹田の優勝スピーチ。

先週、初めて全英女子オープンに行って、結果は予選落ちだったけどすごく良い経験になった。また今週から日本で頑張ろう思って優勝できたのでうれしい」

最後のバーディパットを決めるまでドキドキしていた。

とコメントしています。

短縮競技ではありますが、大混戦を勝ちきる凄さを改めて見せつけられました。

4勝目は第21戦「北海道meijiカップ」


出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%AB%B9%E7%94%B0%E9%BA%97%E5%A4%AE&imageId=358902

大会名 北海道meijiカップ
開催期間 8月2日~8月4日
開催場所 札幌国際カントリー クラブ 島松コース/ 6,568Yards Par72(36,36)
賞金総額/優勝賞金 9,000万円/1,620万円
優勝スコアー:68+70+66=204(-12)
ラウンド 順位 スコアー トータル
FR 優勝 32+34=66(-6) 204(-12) 7バーディ、1ボギー
2R 6位T 34+36=70(-2) 138(-6) 4バーディ、2ボギー
1R 3位T 31+37=68(-4) 68(-4) 7バーディ、3ボギー

3打差6位から出た竹田麗央は7バーディ、1ボギーの6アンダー「66」で回り、通算12アンダーで逆転優勝を遂げました。

この優勝で200ポイントを手にし、メルセデスランキングは山下美夢有を抜いてトップに浮上しました。

竹田選手の優勝コメント。

きょうの後半はすごく緊張した。16番でボギーを打ったときはドキドキしたが、最後まで自分を信じてプレーすることができ、優勝してとてもうれしいです。また、私は牛乳がとても大好きなので今回の副賞(明治製品10年分)はとてもうれしいです。

3勝目は第12戦「ブリヂストンレディスオープン」


出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%AB%B9%E7%94%B0%E9%BA%97%E5%A4%AE&imageId=348877

大会名 ブリヂストンレディスオープン
開催期間 5月16日~5月19日
開催場所 袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県) / 6,731Yards Par72(36,36)
賞金総額/優勝賞金 10,000万円/1,800万円
優勝スコアー:67+67+72+68=274(-14)
ラウンド 順位 スコアー トータル
FR 優勝 31+37=68(-4) 274(-14) 6バーディ、2ボギー
3R 2位 37+35=72(E) 206(-10) 2バーディ、2ボギー
2R 1位 32+35=67(-5) 134(-10) 1イーグル、5バーディ、2ボギー
1R 4位T 34+33=67(-5) 67(-5) 7バーディ、2ボギー

大会最終日最終組の竹田麗央は2位からスタートし6バーディ、2ボギーの4アンダー「68」で回り通算14アンダーで今季3勝目を飾りました。

3連続バーディで飛び出し序盤に加速をつけ、後続に2打差をつける完勝でした。

竹田の優勝スピーチ

先週予選落ちしてすごく悔しくて、頑張ろうと思って今大会をスタートした。
初めて回ったこのコースはグリーンが小さくて距離もあり、どうやってバーディを取るんだろうと思ったが、
自分のドライバーショットとパッティングが好調で最後まで自信を持ってプレーできた」と振り返り、
「4日間大会で初めて優勝できて、すごくうれしい。4勝目を目指して頑張ります。

と少しづつ優勝スピーチも余裕が出てきました。

2勝目は第8戦「フジサンケイレディスクラッシック」


出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%AB%B9%E7%94%B0%E9%BA%97%E5%A4%AE&imageId=345598

大会名 フジサンケイレディスクラシック
開催期間 4月12日~4月14日
開催場所 川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)/6,494Yards Par71(35,36)
賞金総額/優勝賞金 8000万円/1,440万円
優勝スコアー:67+67+67=201(-12)
ラウンド 順位 スコアー トータル
FR 優勝 34+33=67(-4) 201(-12) 6バーディ、2ボギー
2R 1位 32+35=67(-4) 134(-8) 5バーディ、1ボギー
1R 1位 30+37=67(-4) 67(-4) 5バーディ、1ボギー

プロ3年目の竹田麗央が史上4人目の初優勝から2週連続優勝を達成しました。

2位の鈴木愛と野澤真央に3打差つけての単独首位から出た竹田麗央は、6バーディ、2ボギーで「67」で通算12アンダーまでスコアを伸ばし、初日から首位を守り切る完全優勝を飾りました。

優勝インタビューでは、

「初優勝で自信がついて、自信を持ってプレーできました。(並ばれたが)最後勝つのは自分と言い聞かせて、焦りはなかった」

とコメントを残しています。

プロになって誰もが掲げる「優勝」の二文字。その文字を手にした選手は日々の努力の結果と言えるでしょう。

しかし、初優勝よりも難しいと言われている2勝目を挙げることは真の実力者であり一握りです。それも初優勝した翌週での2勝目であればなおさらですよね。

数字が物語っていますが、史上4人目の快挙です。最近では2022年に連続優勝した岩井千怜選手がいます。

とにかく2勝目の竹田選手は落ち着いていました。最終日、難しい17番パー3をパーで上がり、最終18番をバーディで締めました。

今季中にまだまだ優勝争いをしてファンを魅了してくれることでしょう。

初優勝は第7戦「2024年KKT杯バンテリンレディスオープン」


出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%AB%B9%E7%94%B0%E9%BA%97%E5%A4%AE&imageId=344531

大会名 2024年KKT杯バンテリンレディスオープン
開催期間 4月12日~4月14日
開催場所 熊本空港カントリークラブ(熊本県) / 6,518Yards Par72(36,36)
賞金総額/優勝賞金 1億円/1,800万円
優勝スコアー:73+66+70=209(-7)
ラウンド 順位 スコアー トータル
FR 優勝 35+35=70(-2) 209(-7) 3バーディ、1ボギー
2R 3位タイ 33+33=66(-6) 139(-5) 8バーディ、2ボギー
1R 41位タイ 36+37=73(+1) 73(+1) 2バーディ、1ボギー、1ダブルボギー

熊本県出身の21歳、竹田麗央が4度目の最終日最終組で回り通算7アンダー、209をマークし念願の初優勝を挙げました。

最終日、最終組はレギュラーツアー3勝している岩井明愛とツアー1勝の尾関彩美悠で共に21歳の若手グループです。

岩井明愛がバックナインで崩れ、竹田選手も3打目のバンカーショットがホームランしラフに入ってしまいました。

そこから寄せてボギーのシナリオでしたが、見事にチップインパーで優勝への道が開けました。

まとめ。

竹田麗央は2003年4月生まれで21世紀生まれの新世紀世代の一員です。

バンテリンで優勝争いをした岩井明愛、尾崎彩美悠と同じ21歳でこれからもこの若い選手たちが互いに切磋琢磨してまた優勝争いをしてくれることでしょう。

そして、竹田選手は必ずや今期中に複数優勝できる素材の持ち主ですので期待しその日を待ちましょう。

と思っていたら2勝目を翌週挙げました。史上4人目の快挙でした。

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