神谷そらのレギュラーツアー初優勝は2023年第8戦の「フジサンケイレディスクラシック」です。
女子ゴルフ界にまたまた、新たなヒロインが生まれました。今季8戦目にして4人目の初優勝は”神谷そら”
そして初優勝から5ヶ月後、神谷そらは女子プロゴルファーの頂点に立ちました。
JLPGAツアー2023シーズン公式競技・第2戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で優勝しました。
今季2勝目です。
ところで、応援している選手の優勝の瞬間は涙腺が緩みます。
努力を重ね、運も味方につけ勝ち取った二文字。ゴルファーならだれもが共感できると思います。
あなたも優勝を引き寄せたパターを参考にゴルフライフを楽しんで下さい。
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神谷そらの優勝歴2023年。
2023年「【公式戦】日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で2勝目。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%A5%9E%E8%B0%B7%E3%81%9D%E3%82%89&imageId=323344
大会名 | 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 |
開催日 | 9月7日~9月10日 |
開催場所 | パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(長崎県) / 6,755Yards Par72(36,36) |
賞金総額/優勝賞金 | 2億円/3,600万円 |
- FR:優勝 :33+35=68(-4)5バーディ、1ボギー
- 3R:単独3位:34+36=70(-2)4バーディ、2ボギー
- 2R:3位タイ:33+33=66(-6)7バーディ、1ボギー
- 1R:31位タイ:35+37=72(E) 5バーディ、5ボギー
ルーキーの神谷そらが女子プロゴルファーの頂点に立ちました。
トップの小祝さくらと2打差3位でスタートした最終日、5バーディ、1ボギーの4アンダーで回り通算12アンダーで逆転で国内メジャー初優勝を挙げました。
大会初出場での優勝は6人目の快挙です。4月のフジサンケイレディスに続くツアー通算2勝目となりました。
最終日は小祝さくらとマッチレースを展開。10番で首位に立ちますが、17番で小祝さくらに1打差まで迫られましたが逃げ切りました。
2位は11アンダーの小祝さくら。
大会初出場選手の優勝者(6名)は以下の通りです。
- 1968年:第1回樋口久子、
- 1984年:黄ゲッキン
- 2014年:鈴木愛(20歳128日)
- 2019年:畑岡奈紗
- 2022年:川崎春花(19歳133日)
- 2023年:神谷そら:(20歳145日)
神谷そらのコメント
「1年前のこの時期、私はまだアマチュアで、テレビで見る側だった。ようやくこの舞台に立て、いずれメジャーを取りたい思いが強かった」
今年4月に初優勝を挙げ、そこから優勝争いに加わる回数は増えたんですけど、なかなか勝ち切れず苦しい時期を過ごしていました。でも、この一週間楽しくゴルフができ、結果的に目標にしていたメジャー優勝をすることができた。ルーキーシーズンで2勝を挙げられるのが夢のようで、まだ実感がないけれど、残りのシーズンももう1勝を目指し、明日からまた一日一日努力していきたい」
他の女子ゴルフ選手の優勝一覧はこちら
⇒新世紀世代の女子ゴルフ。年別優勝者一覧。
神谷そらのクラブセッティングはこちら
⇒神谷そら“ヤマハ契約”のクラブセッティング2023。
2023年「フジサンケイレディスクラシック」で初優勝。
第8戦:大会名 | 41st フジサンケイレディスクラシック |
開催日 | 4月21日~4月23日 |
開催場所 | 川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県) / 6,457Yards Par71(35,36) |
賞金総額/優勝賞金 | 8,000万円/1,440万円 |
- FR:優勝:36+37=74(+2) 1イーグル、2バーディ、4ボギー
- 2R:単独1位:34+34=68(-3)5バーディ、2ボギー
- 1R:3位タイ:31+37=68(-3)1イーグル、5バーディ、2ボギー
最終日、昨年初優勝した高橋彩華とは1打差の単独1位からスタートし、1イーグル、2バーディ、6ボギーの「73」で回り、通算4アンダーとしてツアー初優勝を飾りました。
インタビューで、この勝利を誰に伝えたいかと問われると言葉が詰まっていました。
神谷選手のホールアウト後のコメント。
近くで支えてくれた親だったり、コーチ、応援してくれた方に伝えたい。プロテストに1回落ちた時、ゴルフが嫌になったこともあった。それでも2回目のプロテストもサポートしてくれた親には感謝しかないです。
とギャラリーと帯同していた母親に感謝の言葉を投げていました。
神谷そらの最終日は川奈ホテルゴルフコースと同じく「山あり谷あり」とアップダウンの激しいスコアーでした。
1打差単独首位から出て4番パー5でイーグルを奪いましたが、ボギーも3つあり1オーバーで折り返しました。
5アンダーで1組前で回っていた岩井千怜選手とは2打差ありました。
しかし、11番、12番と連続ボギーで首位を明け渡してしまいましたが、それでも終盤に勝負強さを見せてくれました。
首位に並んで迎えた17番、数々のドラマを生んでいる180ヤードパー3、グリーンは砲台、さらにピン位置は手前という最終日の難セッティング。
第1打をピン奥3メートルにつけ、下りのスライスラインを少し強めかなと思いましたがこれを沈めてバーディを取りふたたび単独首位に立ちました。
神谷そらのコメント
自分でも手が震えていることが分かりました。それを見て、初めて緊張していることに気がつきました。
最終18番で70cmほどのウイニングパットを沈め1打差の接戦を制してつかんだ初優勝です。その姿はギャラリーからの大歓声に初々しく何度も何度も頭を下げていましたね。
神谷そらのプロフィール。
体重:60kg
血液型:AB型
出身校:麗澤瑞浪高等学校
プロテスト合格日:2022年11月4日
好きな色:水色
ゴルフ歴:6歳〜
名前の「そら」は空のように大きく広い心を持ってほしいが由来だそうです。憧れの選手は元世界ランキング1位の宮里藍さん。
初優勝は通過点、新たな目標に向けてスタートした神谷そら。
神谷そらは3人姉妹の長女で妹のもも(18)、ひな(16)もプロを目指しています。(※2023年現在)
ももさんは2023年のプロテストを受験する予定。
長女の素顔を父・哲史さん(47)は、優勝争いをした小祝さんに『天然だよね』って言われてたみたいと話す。
まとめ。
2022年1度目のプロテストは不合格でした。
合格を果たした川﨑選手や尾崎選手が初勝利をつかみ、シードを獲得する姿を見ていました。
ゴルフが嫌にもなった、だけど諦めなかったと優勝インタビューでも応えていましたね。本音だと思います。
2022年2度目の挑戦になったプロテストは堂々のトップ合格でした。そして、出場資格を争うQTは7位でした。
今季前半戦の出場権を生かしての優勝で今季はフル参戦できます。そして来年のシードも確保しました。
今や女子ゴルフ界は2002年生まれも活躍する層も厚く群雄割拠する世界です。まだまだ試合は続きます。
複数優勝できるポテンシャルは十分持っている神谷そら。これからの活躍に期待しましょう。
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