2019日本女子オープンに3度目の優勝です。
2019年米女子ツアー参戦3年目の畑岡奈紗です。今季は3月の4日間大会「キア・クラシック」で1勝を挙げました。目標だった4日間大会で勝つことができましたね。
「次はメジャーです」と語っています。
4月は体調をやや崩したので、試合をキャンセルし、日本に一時帰国していました。その間も合宿してスイングの調整をしていました。
フィーリングは大分良くなったようです。
今季米ツアーメジャー初制覇を目標に掲げる中で「全米女子オープン」は最も取りたいタイトルだと思います。賞金もビックな全米女子オープンで優勝して欲しいですね。
持ち前のショット力がコースで発揮できれば優勝争いに加わる力は持っている畑岡ですので頑張ってもらいたいですね。
畑岡奈紗の米ツアー2019。
予選落ち:全米女子オープン
開催日程:5月30日(木)~6月2日(日)
開催コース: CC・ オブ・チャールストン 6535ヤード パー71(サウスカロライナ州)
賞金総額:500万ドル/優勝賞金:90万ドル
第1回が開催されたのは1946年で、現存するトーナメントで最も長い歴史を持つ女子メジャーです。
1953年からはUSGAが主催しています。また2017年までは7月に開催されていましたが、昨年から最終日を6月の第1日曜日に設定しました。
比嘉真美子、成田美寿々とのラウンドで少し緊張したのでしょうか?前半2連続ボギー、8Hでもボギーで3つのボギーを先行しました。
しかし、9番(パー5)で残り220ydの2打目を3UTで1.5mにつけてイーグル奪取しました。明日頑張ってほしいですね。
大会名:惜しくも2位ピュアシルク選手権
開催場所:キングスミルリゾート(バージニア州)6445yd(パー71)
大会期間:5月23日~26日
最終日:2位タイ:68+67+65+69=269(-15)
首位で出た畑岡奈紗は4バーディ、2ボギーの「69」で回り、通算15アンダーの2位タイに終わりました。
3R:6位から出た畑岡奈紗は、1イーグル、5バーディー、1ボギーの65と伸ばし、通算13アンダーでブロンテ・ロー(英国)と並び首位に浮上しました。
優勝:大会名:キア・クラシック
嬉しいニュースが飛び込んできました。畑岡奈紗さんが米国キア・クラシックで優勝しました。米女子ツアーで3勝目です。
開催コース:アビアラGC (カリフォルニア州):6558yd(パー72)
開催日:3月28日~3月31日
今年から米ツアー出場権を獲得している山口すず夏さんはロープ外から先輩を応援しています。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/news/lpga/article/91332/1/?car=top_nw_t01
畑岡奈紗の米ツアー2018。
「畑岡奈紗」さんは、2017年にプロテスト(89期生)に合格しました。しかし日本ツアーでなく、戦いの場をアメリカ女子ツアーにしたのです。
その年、2017年は慣れない環境でご苦労しましたが、なんと、2018年は早くも米ツアーで初優勝しました。素晴らしいですね。
畑岡選手の活躍を引き出すクラブはこちら
大会名:優勝:TOTOジャパンクラシック
開催場所:瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県) 6659yd(パー72)
開催期間:11月2日~4日
優勝:66+69+67=202(-14)
日本で行われる米女子ツアー、日本人優勝者が誕生しました。大会7年ぶりです。
4打差を追ってスタートした畑岡奈紗が7バーディ、2ボギーの「67」と伸ばし、通算14アンダーで逆転優勝しました。
日本人最年少の19歳で制した6月の「ウォルマート NW アーカンソー選手権」に続く米ツアー通算2勝目は日本の地で遂げました。
大会名:初優勝:ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G
■開催コース:ピナクルCC(アーカンソー州)
/ 6331yd(パー71)
■開催期間:6月21日~6月24日
■賞金総額:賞金総額200万ドル(約2億2000万円)
■優勝賞金:優勝賞金30万ドル(約3300万円)
優勝:192(-21)=64+65+63
首位タイから出た畑岡奈紗が8バーディ、ボギーなしの「63」でプレーし、通算21アンダーで米ツアー初優勝を遂げました。
日本勢の米ツアー制覇は昨年4月の野村敏京以来となります。
凄いですよね。日本勢最年少19歳、これが33戦目でした。私の注目ポイントは、畑岡さんは中嶋常幸氏の門下生なんです。
茨城から世界のスターが生まれました。
そこが注目です。やっぱすごいね、世界の中嶋常幸さんは!!
奈紗さんのコメント:引用:ヤッフーニュース
■最後まで自分のプレーを貫けた。
■夢の中にいる感じ
■プロ転向して、2年以内に米国で優勝したいと思っていたので、達成できてうれしい
今季(2018年)は13試合目で、4月下旬から4試合連続でトップ10入りをするなど好調を維持してきました。
勝因についてのコメント:引用:ヤッフーニュース
■技術面は、一番はパット。
■精神面は、母が来てくれていることが大きい。食事の面でもサポートしてもらっている。
好調を維持してきたという事ですが、支えていたのは、母の存在だと思います。
やはり生活習慣や言葉の壁もあり一人でツアーを移動するのは肉体的にも精神的にもかなりハードではないかと想像します。
もちろんダンロップさんのサポートもあり通常のプレースタイルに影響はでないとは思います。
しかし、そこはまだ若いプロゴルファーです。頼りになる母親が米国ツアーを帯同してくれるは心強いですよね。
優勝カップは母の愛情ですね。
2勝目、3勝目の吉報を早く聞きたいでね。
畑岡奈紗のプロフィール&戦歴。
アマチュアで史上初めて日本女子オープンを制し、女子ツアー史上最年少の17歳でプロに転向しました。
本名:畑岡奈紗(ナサ)
所属:森ビル
生年月日:1999年1月13日
年齢:19歳
身長:158cm
出身:茨城県笠間市
出身中学:笠間市立岩間中学校
翔洋学園(1.2年時)
ルネサンス高等学校(3年時)
家族構成:父、母、妹の4人家族です。
中嶋常幸のゴルフアカデミー出身者。
中学3年、中嶋常幸さんが主宰するゴルフクラブ「ヒルズゴルフ・トミーアカデミー」に入門しました。
この入門で本格的にゴルフにかかわるようになり、中嶋さんの教えを受けることでゴルフの楽しさ、苦しさを覚えたと思います。
高校3年の時にルネサンス高等学校(通信高校)に編入したのも、よりゴルフの練習に集中するためでしょう。
■他のアカデミー出身者。
長野未折 山口すず夏
■中嶋常幸の方針。
しっかりとむきあう。
全ては教えない。
畑岡奈紗の父親の勤め先。
父親は地元のホームセンター『山新』に勤めるサラリーマンです。
引用:三新HP
山新は茨城県に23店舗、栃木県に2店舗、
群馬県に3店舗と茨城県を中心に北関東地域に根差し展開しているホームセンターです。創業は1869年ですから老舗ですね!
非上場企業ですが、社員は2000人を超える大規模な企業であることがわかります。
母親は「宍戸ヒルズカントリークラブ(森ビル)」に勤めています。
ゴルフ場に勤めていることもあり、ベストスコアは81だそうです。これには驚きです。
かなりの腕前で、すごいですね!
妹は3歳年下で奈紗さんと同様にゴルフをしていています。
2014年に北海道で開催された世界ゴルフジュニア選手権日本代表選抜会に出場したそうです。
畑岡奈紗(ナサ)の名前の由来。
名前の読みは”ナサ”で航空宇宙局のNASAに由来します。
世界に羽ばたく子になって欲しい!前人未踏のことを成し遂げてほしい!との願いを込めて、名づけられたようですね!
その由来通り、順調にゴルフで頭角を現し続けています。
畑岡奈紗のLPGA優勝記録(国内)
大会名:優勝:2019日本女子オープンゴルフ選手権競技
開催日程:10月3日~10月6日
開催場所: COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース QUEENコース(三重県)/ 6,479Yards Par72(36,36)
通算:67+67+67+69=270(-18)
獲得賞金:¥30,000,000
出典:https://news.golfdigest.co.jp/jlpga/photo/detail/?imageId=220316
初日のインタビューで優勝するには一日5アンダーと確かな目標設定を持ち、連ランも一人で行うなどの事前準備を徹底して挑んだ畑岡奈紗の日本女子オープンでした。
そして見事に4日間のマネージメントと1ランドのメリハリをつけたプレースタイルは黄金世代の中でも頭3つ位抜き出ている感じです。
日本女子オープンの優勝のマネージメントを事前から行う畑岡奈紗のプロフェッショナルな姿がとても素敵でした。
アマで1勝、プロで2勝ですね。
大会名:優勝:2019日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
開催日:9月12日~9月15日
開催場所:チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県) / 6,425Yards Par72(36,36)
通算:69+67+67+67=280(-18)
獲得賞金:¥36,000,000
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%95%91%E5%B2%A1%E5%A5%88%E7%B4%97&imageId=218903
左:母・博美さん
単独首位から出た畑岡奈紗が1イーグル、5バーディー、2ボギーの67で回り、通算18アンダーで2位に8打差をつけて圧勝しました。
この1イーグルは15Hでセカンドショットが直接カップインしました。ウエッジの精度の高さが光るショットでした。
日米通算7勝目です。
大西葵、フォン・シャンシャン(中国)が通算10アンダーで2位でフィニッシュしました。
注目の渋野日向子選手は通算1アンダー33位でした。
大会名:優勝【2017】日本女子オープンゴルフ選手権競技
■開催期間:9月28日~10月1日
■開催コース:我孫子ゴルフ倶楽部(千葉県) / 6,706Yards Par72(36,36)
優勝:268(-20)=67+68+68+65
優勝賞金:¥28,000,000
プロ2勝目です。連続優勝を成し遂げました。
大会名:優勝【2017】ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント
■開催期間:2017年9月22日~9月24日
■開催コース:利府ゴルフ倶楽部(宮城県) / 6,551Yards Par72(36,36)
優勝:203(-13)=74+64+65
優勝賞金:¥12,600,000
2016年の女子メジャー「日本女子オープン」をアマチュアで制して以来となるツアー2勝目です。
宮里藍が持つツアー2勝目の最年少記録を破り、18歳254日で達成した快挙でした。
大会名:優勝【2016】日本女子オープンゴルフ選手権競技
畑岡奈紗は、アマチュアで日本女子オープンを優勝し一躍スター街道の入り口に立ち、期待のゴルファーとして注目されました。
■開催期間:2016年、9月29日~10月2日
■開催コース:烏山城カントリークラブ 二の丸/
三の丸コース(栃木県) / 6,506Yards Par71(36,35)
通算:70+72+70+68=280(-4)
賞金:0円
2位:堀琴音選手(賞金:¥28,000,000)
畑岡奈紗のスポンサー契約。
ダンロップ
3年契約
契約金は1億2千万円
誕生日の2017年1月13日に結びました。
畑岡奈紗が宮里藍の記録を破る。
昨年引退を発表をした女子ゴルフ人気の火付け役でもある宮里藍さんの記録を次々に破っています。
■日本女子オープンの最年少優勝記録
(17歳263日、宮里選手:20歳105日)
■プロ最年少優勝記録
(18歳254日、宮里選手:18歳262日)
畑岡奈紗プロ転向時の言葉。
■2年以内に米国ツアー優勝、そして5年以内に海外メジャーを勝ちたい。
■東京五輪で金メダルも獲りたいです
プロ転向後2年目で約束通り全米ツアー初優勝を成し遂げてくれましたね。次は、海外メジャー優勝の実現です。
畑岡奈紗の優勝のまとめ。
宮里藍さんからあたかもバトンを渡された畑岡奈紗さん。
その宮里藍さんが米ツアー最後となる勝利を挙げた大会(2012年)で、畑岡は米ツアー初優勝をもぎ取っています。
ここでも、運命の糸は結ばれていたのですね。
振り返れば、宮里藍さんの初勝利は2003年アマチュアで「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」を制し、2006年にはプロとして優勝しています。
畑岡奈紗もプロ初優勝は、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」です。
宮里藍がLPGAの歴史の一幕を演じて次のスター選手がまた幕を上げようとしています。
さて、畑岡選手の活躍を支えているのはダンロップのツアーサポートの面々です。
クラブのサポートもその一つですね。畑岡選手のクラブはスリクソン。シャフトを替えればアマチュアでも使えます。
クラブセッティングはこちら↓
畑岡奈紗選手の活躍に期待しましょう。
エンジョイゴルフ!!楽しいゴルフライフを。