吉澤柚月の“契約フリー”のクラブセッティングを紹介します。
クラブ契約は「フリー契約」ですが、ボールとグローブは「ブリヂストンゴルフ」と契約し「チームブリヂストン」の一員です。
プロ3年目で初優勝を目指す吉沢柚月(三菱電機)がLPGA第21戦「北海道 meiji カップ」で涙の初優勝を達成しました。
首位で出て前半で2つ伸ばし、通算7アンダーの単独トップで折り返し、後半も伸ばしアンダーで初優勝を挙げました。
安定したショットと勝負強いプレーでツアー初勝利をつかんだ彼女の活躍は、多くのゴルフファンの注目を集めています。
ここでは、初優勝を支えたギアを紹介します。
吉澤柚月の“契約フリー”クラブセッティング2026。
クラブ契約はフリーでので、その利点を活かし、テーラーメイド、ダンロップ、タイトリストなどの高性能モデルを跨いで組み合わせた構成となっています。
再現性と安定感を重視したセッティングは、アマチュアゴルファーにとっても参考になると思います。
ドライバーはテーラーメイドQi4D LS。
ドライバーはテーラーメイドQi4D LSを使用しています。
シャフト:シンカグラファイト ループスラッシュ タイプB(重さ60g、硬さX)
吉澤柚月がツアー第21戦「北海道Meijiカップ」で初優勝時に使用したドライバーがテーラーメイド「Qi4D LS」です。
「Qi4D LS」は、2026年「Qi4D」シリーズの中でも「低スピン・高初速・操作性」を重視したツアー志向のドライバーです。
最大の特徴は、進化した第5世代60層カーボンフェース。
新しいフェースロール設計によって上下の打点がズレてもスピン量のばらつきを抑え、カーボンツイストフェースが左右のミスによる方向性のばらつきも軽減します。
さらに空力性能を高めたヘッド形状によってヘッドスピード向上を狙い、Qi4Dシリーズの中でも「最速&ロースピン」を掲げています。
もう一つ注目したいのが2つのTASウェイトです。
ウェイト配置によってスピン量や打ち出し角を調整できるため、選手のスイングやコースコンディションに合わせた細かなチューニングが可能。
低スピンの強い弾道を求めながら、自分好みの弾道に仕上げられる点はツアープロにとって大きなメリットでしょう。

Qi4D LS。振り切った先に、“プロが選ぶ飛び”が待っていますよ。
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アベレージゴルファーには少し注意が必要
ただし、「女子プロが使っているからアマチュアにも飛ぶ」とは限りません。Qi4D LSはもともと低スピン性能を強く打ち出したモデルです。
ヘッドスピードがそれほど速くない人や、もともとスピン量が少ない人が使用すると、ボールが十分に上がらず、キャリーが減って逆に飛距離を失う可能性があります。
そのためアベレージゴルファーが試すなら、ロフト角とシャフト選びを含めたフィッティングが重要です。
特に「球が吹け上がる」「スピンが多くてランが出ない」「左へのミスを抑えながらしっかり振り切りたい」というタイプなら、Qi4D LSの性能を活かしやすいでしょう。
反対に、球が上がりにくい、ヘッドスピードに自信がない、ドライバーではまず曲がり幅を減らしたいというゴルファーなら、
より寛容性の高い「Qi4D MAX」や「MAX LITE」も比較してから選ぶことをおすすめします。
「プロ仕様=難しい」で終わらせず、自分のスピン量と打ち出し角が合えば強力な武器になります。それがQi4D LSです。

Qi4D MAX。“曲がりにくさ”を味方に、飛距離をもっと楽しもう。
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フェアウェイウッドはダンロップスリクソン ZXi(3W)
フェアウエイウッドの3Wはスリクソン ZXiを使用しています。
シャフト:シンカグラファイト ループスラッシュ タイプB(重さ60g、硬さS)
フェアウェイウッドはダンロップゼクシオ 12(5W)
フェアウェイウッドの5Wはダンロップ ゼクシオ 12を使用しています。
シャフト:シンカグラファイト ループスラッシュ タイプB(重さ60g、硬さS)
UTはダンロップ スリクソン ZXi ハイブリッド(4U/5U)
UTはダンロップ スリクソン ZXi ハイブリッドを使用しています。
シャフト:KBS PGハイブリッド(75g)
アイアンはスリクソン ZXi5(6I~PW)
アイアンはスリクソン ZXi5を使用しています。
吉澤柚月が優勝時に使用した「スリクソン ZXi5」は、スリクソンのアスリートモデルらしい構えやすさと操作性を残しながら、飛距離性能と寛容性を高めたアイアンです。
最大の特徴は、フェース周辺の剛性を最適化した「i-FORGED」と、フェースのたわみを大きくする「MAINFRAME」。
インパクト時のエネルギーを効率よくボールへ伝え、打点が多少ずれてもボールスピードを維持しやすくしています。
また、番手ごとに最適化された「TOUR V.T. SOLE」により、芝からの抜けがよく、ダウンブローに打ってもヘッドがスムーズに抜けやすい点も魅力です。
ZXi5は、いわゆる「難しいプロモデル」と「やさしい飛び系アイアン」の中間に位置するモデルです。
グリーンを狙うための方向性や打感を大切にしながら、ロング〜ミドルアイアンでは飛距離とミスへの強さも得られます。
吉澤選手のようにショット精度を武器とするプレーヤーにとって、狙える操作性とミスへの許容性を両立できることが大きなメリットと考えられます。

スリクソン ZXi5。“グリーンを狙う楽しさ”を、あなたの一打にも。
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アベレージゴルファーが使う場合の注意点
ZXi5はアスリート系としては比較的やさしく、実はアベレージゴルファーにも十分候補になるモデルです。
ただし、「誰でも簡単に打てるアイアン」というわけではありません。
特に注意したいのはシャフト選びです。プロと同じ重量級・硬めのシャフトを選ぶと、ヘッド本来の性能を引き出せず、球が上がらなかったり飛距離が落ちたりする可能性があります。
また、ヘッドスピードが遅めで「とにかく楽に高い球を打ちたい」というゴルファーなら、より大型で寛容性の高いモデルと比較するのがおすすめです。
ZXi5の魅力は、“やさしいだけ”ではなく、上達しても長く使えること。
初心者から一歩進み、「アイアンでグリーンを狙う楽しさを味わいたい」というアベレージゴルファーには、ぜひ試打してほしい一本です。
ウェッジはタイトリスト ボーケイSM11 。
ウェッジはタイトリスト ボーケイSM11を使用しています。
シャフト:KBS S-TAPER LITE(95g)
パターはテーラーメイド スパイダー。

パターはテーラーメイド スパイダーを使用しています。
吉澤柚月が優勝時に使用したテーラーメイドの「Spider(スパイダー)」は、高い安定性と方向性を武器にするマレット型パターです。
中学時代に初めて手にしたパターはセンターシャフトのテーラーメイド「スパイダーツアー」。ただ2年前から色違いの同モデルを使用しています。
スパイダーシリーズは国内外のトッププロにも使用者が多く、2026年7月時点では世界ランキングトップ20のうち8人が「Spider TOUR」シリーズを使用していると報じられるほど支持されています。
スパイダー最大の魅力は「ブレにくさ」です。特徴は、ヘッド後方まで重量を配分した高慣性モーメント設計です。
インパクトで打点が多少ずれてもヘッドがねじれにくく、フェース面を安定させやすいため、狙った方向へ一定の転がりを出しやすいのがメリットです。
また、大型ヘッドの形状やアライメントによって目標へ構えやすく、ストローク中もヘッドの動きをイメージしやすい点も魅力。
実際、同じSpider TOUR Xを使用する入谷響も、それまでのブレード型からマレット型へ変更し、慣れるにつれてフィットしたと話しています。
吉澤選手は2026年、平均パット数でツアー上位につけており、ショットだけでなくパッティングも大きな武器になっています。

Spider TOUR X。勝負の1パットに、“プロが信頼する安定感”を。下記は吉澤選手が使用しているセンターシャフトではありませんが同シリーズパターです。
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ボールはTOUR(ツアー)BXボール(2026年)
ボールはTOUR(ツアー)BX(2026年)を使用しています。

他の女子ゴルフ選手の“メーカー別”クラブセッティング一覧はこちら。
吉澤柚月の“優勝時の”クラブセッティングのまとめ。
プロ3年目でつかんだ吉澤柚月の初優勝。
その背景には、ドライバーでの強弾道、アイアンでの精度、そして勝負どころでの冷静な判断力。
すべてが噛み合った結果の優勝と言えるでしょう。
吉澤柚月選手のフリー契約のクラブセッティングは、これから上を目指すアマチュアにとっても大いに参考になる“勝てる14本”の好例です。


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