金澤志奈のゴルフ、プロテストと優勝歴。

金澤志奈のゴルフと優勝歴を紹介します。金澤はまだレギュラーツアーでの優勝経験はありませんがステップで1勝しています。

2016年に日本女子学生を制し、2017年プロテストに合格しています。2018年の賞金ランキングは57位でしたが20-21年は24位になりました。

2022年はシード選手として1年を戦いMRは49位で2023年もシード選手として戦っています。

金澤志奈のゴルフと優勝歴。

金澤志奈の「ジュニア時代」

小学校4年生くらいからゴルフを始め、私立岩瀬日本大学高校時代には、「東日本女子パブリックアマチュアゴルフ選手権」で優勝するなどの成績を残し、

中央学院大学時代は、「日本女子学生ゴルフ選手権競技」優勝、「サウスオーストラリアクラシック」優勝など、

アマチュアゴルフ選手としてのエリート街道を歩む中でプロとしてやれるという自信をつけた結果、中央学院大学を中退しプロとしてゴルフをやる決意をしたようです。

金澤志奈の「プロテスト」

2017年の7月28日にプロテストに一発合格しました。89期生ですね。

開催日 2017年7月25日(火) ~ 7月28日(金)
開催場所 小杉カントリークラブ (富山県)

89期生には黄金世代の1級先輩の松田鈴英、そして黄金世代の新垣比菜勝みなみ小祝さくら植竹希望吉本ひかるなどプロテスト合格後に活躍している選手が多くいます。

金澤志奈は、新垣比奈や勝みなみなど黄金世代と言われる世代の3学年上ですが、ジュニアの頃から彼女達の活躍は常に意識していたようです。

  • プロテスト合格スコアー
9位タイ:283(-5)69+70+72+72

金澤志奈はステップアップツアーの「山陽新聞レディースカップ」で優勝。

ルーキーイヤーの2017年、プロになってわずか2か月でステップアップツアー「山陽新聞レディースカップ」で優勝しました。

金澤志奈は、パターの上手さに定評がある選手です。パッティングの技術はステップアップツアーでの新記録“66ホールノーボギー”を樹立しているほどです。

66ホールノーボギーは凄いですよね。本人も、好きなクラブはパターであると語っています。

パターの距離感は、練習で身につけるというよりも経験とセンスが大事なので、金澤志奈にはパッティングのセンスがあると言えますね。

この、パターの距離感の良さは、今後も彼女の大きな強みになることでしょう。

ドライバーの平均飛距離は、230ヤード前後です。女子プロゴルファーの中では平均くらいの飛距離ではないでしょうか。

身長が高い選手なので、もう少し飛距離がアップできればなとは思いますが・・・。

どちらかというと、浮き沈みの激しいゴルフではなく、コツコツとパーを積み重ねていく我慢のゴルフをする選手です。

普段からこのようなゴルフをしているので、優勝争いに絡み、我慢比べの状況になったら強い選手だと思います。

後は、守るだけでなく、攻めるときは攻めるゴルフを展開したいところですね。本人も、バディーを多くすることが今後の課題だと言っています。

プロゴルファーとしての目標は、賞金女王だと言う金澤志奈です。

でも、賞金女王になるためには、現在の我慢のゴルフをキープしながらも攻めるときは攻めるゴルフをしなければなりません。

そのためには、ドライバーの飛距離アップやコースマネジメントの仕方など練習しなければなりません。

それよりも、ゴルフのスタイルを変えなければならないことも出てくるとは思います。まだ若いですし、ポテンシャルが高い選手ですので頑張ってほしいと思います。

バディー数を多くして、まずはレギュラーツアーで1勝して欲しいです。

金澤志奈の”初優勝”を狙うクラブセッティング2023。

金澤志奈の「プロフィール」

金澤志奈は、1995年7月29日生まれのプロゴルファーです。プロゴルファーとしての活躍だけでなく、その美貌も話題になっていますね。

所属:クレスコ
出身地:茨城県笠間市
生年月日:1995年7月29日
契約クラブ:ホンマゴルフ
ボール:ブリヂストン
ウェア:and per se
シューズ:ニューバランス
身長:164cm
体重:53kg
血液型:A型
出身校:中央学院大学中退(千葉県)
プロテスト合格日:2017年7月28日
ゴルフ歴:8 歳~

プロテスト合格後の翌年2018年は、QT28位の資格でツアーに参加し、「ほけんの窓口レディース」で5位に入るなど健闘しました。

長身で顔が小さくモデル体型でスタイルが良く、可愛い系というより美人系のゴルファーです。試合でミニスカートをはいてプレーすることもあり、これがかなり似合っています!

ただ基本的には地味目のウェアを着ていることが多く、化粧なども派手ではないので、「地味カワ」などと呼ばれていますね。

出身は、茨城県の笠間市です。余談ですが、黄金世代を代表する女子プロゴルファー畑岡奈紗も笠間市出身です。

2018年フジ・サンケイクラシックで優勝した若手男子プロゴルファーの星野陸也も笠間市出身ですね。

茨城県笠間市は、ゴルフをするのに良い環境なのでしょうね。2018年は、「ほけんの窓口レディース」で5位、

「Tポイントレディスゴルフトーナメント」で13位と健闘しましたが、賞金ランキング57位で終了しました。

惜しくもシード権は獲得できませんでしたね。ファイナルQTも52位とプロの壁の高さを実感したのではないでしょうか。

まとめ。

ステップアップツアーでの新記録“66ホールノーボギー”を樹立するなど、ポテンシャルもかなり高い選手だと思います。

華がある選手は、記録をつくるものです。

この記録は、単純にパターが上手い選手というだけでなく、常に集中してパッティングができているという証拠でもあります。

実力差があまりないプロの試合で集中力は勝つために必要な要素の1つなんですね。これを持っているだけでも、将来性がある選手だと感じます。

まだまだ若い選手なので、今後経験を積み、練習を重ねることでまだまだ伸びしろがある選手であると思います。

憧れの選手である申ジエと賞金女王争いができるよう金澤志奈の応援を宜しくお願いします。

エンジョイゴルフ!!楽しいゴルフライフを。

満範

現役時代はNHKETVの外部契約として中嶋常幸プロから藤田寛之プロ、 今田竜二プロの男子ゴルフと森口祐子の「女子プロに学べ」のゴルフ 理論を番組化しました。番組終了後は、数名のライターさんと独自取材でブログ運営しています。