勝みなみの優勝回数を紹介します。通算優勝回数はプロゴルファーの成績です。アマチュア時代の優勝は含みません。
勝みなみは15歳293日という「最年少記録」のおまけつきで2014年プロのトーナメント「KKT杯バンテリンレディスオープン」優勝しました。
プロテストは免除になりますが、あえて高校卒業の2017年に受験し一発合格しています。
父、母とも教師の家庭で育った勝みなみは国内女子ジュニアゴルフ界をけん引してきました。
しかしあえてプロテストを受け合格した年は優勝することはできませんした。
そして、成長した2022年の勝みなみはゴルファーの皆さんに快挙を見せてくれました。
それは、女子ゴルファー「日本女子オープン」での連覇と、
レギュラーツアー通算6勝目の「楽天スーパーレディース」ではツアー史上初の4日間72ホール競技ノーボギーでの優勝でした。
ところで、応援している選手の優勝の瞬間は涙腺が緩みます。
努力を重ね、運も味方につけ勝ち取った二文字。ゴルファーならだれもが共感できると思います。
あなたも優勝を引き寄せたパターを参考にゴルフライフを楽しんで下さい。
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出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%8B%9D%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%BF&imageId=287309
3打差3位タイから出た勝みなみが「68」をマーク。通算3アンダーで連覇を達成し、今季2勝目、ツアー通算7勝目を挙げました。
優勝を決めたホールは難しい17番パー4でしたね。
強いアゲンストの中、160ヤードの第2打は番手を上げずに通常の7番アイアンで狙いました。
「グリーンに乗ってくれたらいい。奥に行かない手前で止まる(短い)クラブを選んだが、グリーンが硬くなって転がってくれた」
そして、ピンハイ2メートルのバーディーパット。ボードを確認して、
「これを入れたらトップに立つ。絶対に入れたい」
迷わず沈めて3アンダーとしました。
優勝後のインタビューでは、「めちゃくちゃうれしい。信じられない」「まず、今年のツアーであと1勝以上。そして予選会(米女子ツアー)も頑張れればいいな」とコメントしていました。
新たな3年シードを手にし、12月には米女子ツアーの来季出場権をかけた最終予選会に出場します。
また一人来年は米女子ツアー参戦者が誕生することでしょう。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/jlpga/7610/photo/detail/?imageId=279939
勝みなみが快挙です。ツアー史上初の4日間72ホール競技ノーボギーで今季初優勝、レギュラーツアー通算6勝目です。
単独首位で出た勝みなみが、後続の稲見萌寧に9打差をつけて通算21アンダーからスタート。
ボギーなしの1バーディ「71」で回り、通算22アンダーで圧勝しました。
ピンチもありました。
最大なピンチは17番の長い難しいパーパットでしょう。外せばノーボギー記録は無くなります。このシーンは興奮しましたね。
そして、2位の稲見萌寧に5打差をつけて22アンダーで優勝しました。
勝みなみの強さと凄さを見せてくれた「楽天スーパーレディース」。LIVE配信で視聴したゴルファーの皆さんも興奮したと思います。
2ラウンドが台風の影響で順延となり最終ラウンドは9月4日の月曜日に行われました。
勝みなみはメジャー大会初制覇、烏山城CCを制しました。
1R:35+33=68(-3)6バーディ、3ボギー
2R:33+34=67(-4)5バーディ、1ボギー
3R:35+34=69(-2)1イーグル、2バーディ、2ボギー
FR:33+33=66(-5)6バーディ、1ボギー
4勝目のキャディーは母・久美さんが務めていました。親子タッグでは、うれしい初優勝になりましたね。
黄金世代のワードを広めたのは勝みなみでした。ですが、この2年間は優勝から遠ざかっていました。
次週は全米女子オープン出場のために渡米します。今でも米ツアーで戦う夢を追い求めています。
勝のコメント
優勝するなんて、思ってもいない。どうしたら楽にスイングできるだろう。不安が消えるには。試合中、課題をこなすことだけで精いっぱいでした。他の人をみる余裕なんてない。
中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンの優勝で世界ランクが50以内に入り憧れの米本土メジャー戦出場資格を得る事ができ初挑戦できました。
全米女子オープン(サウスカロライナ州、CCチャールストン)の結果は、「72-70-72-71」通算1オーバー 22位タイでした。
開催日:5月3日~5月5日
開催場所:浜野ゴルフクラブ(千葉県) / 6,566Yards Par72(36,36)
優勝賞金:¥14,400,000
大逆転で新元号令和初の優勝です。素晴らしい試合でした。
黄金世代の中心女子プロゴルファー勝みなみ。
今や女子ゴルフのスターになった勝みなみが今季9戦目のパナソニックオープンレディースゴルフトーナメントで優勝しましました。
6月2日の最終日、勝みなみ選手の全米女子オープンの結果は22位タイでした。カントリークラブ・オブ・チャールストン(サウスカロライナ州)
ところが全米女子オープン出場後の成績を見ると調子を崩しています?
予選落ちが多くなりました。
全米の出場がハードだったのか?それともスイングに不安を感じてしまったのか?
海外のメジャーに参戦すると海外選手との飛距離の差にビックリすると言います。
勝みなみも飛ばない選手ではないので心配はないとは思いますが、でも心配ですね。
勝みなみプロのゴルフはドライバーの正確性を高めてFWキープ率を上げることです。
2019年は32試合に出場しその結果のフェアウェイキープ率は59.5642%で81位でした。
前半戦(12試合消化)は62.77%(64位)でしたのでやはり常勝選手になるにはこの数値が要になります。
キープ率を上げるオフトレをして来季も頑張ってもらいたいですね。
ところで、勝みなみプロは体力アップのトレーニングに加えてメンタルトレーナーの指導も受けていました。
当然ですが、プロは賞金を稼ぐためにトーナメントに出場します。優勝争いをする選手は技術の他に「心の格闘」が加わります。
現在の女子プロゴルファーは心のトレーニングも必要になってくるのですね。
ケガをしない体のトレーニングもとても重要ですが今やメンタルトレーナーの位置づけがとても重要なのです。
心の格闘のためにメンタルトレーナーを加えたことは大変有意義だと思います。何故なら、勝敗を決める最後はパッティングです。
プロはパットイズマネーなので、心の動揺は手の指に現れるのです。ですからパターの選び方がとても重要になってくるのです。
勝みなみ(かつ みなみ)選手は1998年に鹿児島県で生まれました。
祖父の影響で7歳からゴルフを始め、2010年の「全国小学生ゴルフトーナメント決勝大会」を制して注目を浴びます。
中学校進学後も「全国中学校選手権春季大会」「九州女子選手権」をいずれも優勝で飾りました。
そして、2014年の「KKT杯バンテリンレディスオープン」で史上4人目のアマチュアとして優勝するのです。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%8B%9D%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%BF&imageId=93754
TPD(トーナメントプレーヤーディビジョン)の単年登録によりプロ入りできたにもかかわらず、高校卒業を待って2017年にプロテストを受けてプロ入りを果たしました。
もちろんプロテストは9位タイで1発合格でした。
スコアー | 1R | 2R | 3R | FR |
---|---|---|---|---|
283(-5) | 71 | 70 | 70 | 72 |
名前(みなみ)の由来は野球の漫画でお馴染みのあだち充さんの「タッチ」のヒロイン浅倉南から付けられたそうです。
6歳の時に祖父の龍平さんの趣味にお付き合いしていたそうです。
勝みなみ世代の女子プロゴルファーは幼少時代から両親の勧めでゴルフを始めて英才教育で上を目指すゴルファーが多いのですが、勝みなみは祖父の龍平さんからゴルフを習ったそうです。
グリップのテンフィンガーはその影響なのかもしれません。まさしく自己流ゴルフで始めたのですね。
父と母はゴルフを全く知らなかったそうです。ご両親ともに教師です。
母親の久美さんはアマチュア時代に教師をやめてキャディを手伝って娘を助けてきました。父親の秀樹さんは当時は与論島に単身赴任されているそうです。
運動が大好きだった勝みなみは自分で「ゴルフで生きていく」と心に決めていたそうです。
年 | トーナメント名 | 順位 |
---|---|---|
2010年 | 全国小学生ゴルフトーナメント決勝大会 | |
2011年 | 九州ジュニアゴルフ選手権 | 女子12~14歳の部 |
鹿児島アマチュアサーキットゴルフ大会 | レディースの部 | |
鹿児島県ジュニアゴルフ選手権大会 | 中学・高校女子の部 | |
日中ジュニア親善交流試合 | ||
宮崎JCカップジュニアゴルフ選手権 | 中学女子の部 | |
九州ジュニアゴルフ選手権鹿児島県選考会 | ||
九州中学校ゴルフ選手権春季大会 | ||
鹿児島県ジュニアゴルフ大会 | ||
2012年 | 全国中学校ゴルフ選手権春季大会 | |
2013年 | 九州ジュニアゴルフ選手権 | 女子12~14歳の部 |
全国中学校ゴルフ選手権春季大会 | ||
2014年 | ニュージーランドアマチュアゴルフ選手権 | |
ネイバーズトロフィーチーム選手権 | ||
日本ジュニアゴルフ選手権競技 | 女子15歳~17歳の部 | |
KKT杯バンテリンレディスオープン | ||
2015年 | 日本女子アマチュアゴルフ選手権競技 |
※2014年(優勝)
ニュージーランドアマチュアゴルフ選手権
【大会最少ストローク記録更新(-19)。日本選手初優勝。】
勝みなみは上記の2014年の「日本ジュニア」、2015年の「日本女子アマ」、そして2015年の日本女子オープンでローアマチュアを取っています。
日本ゴルフ協会(JGA)主催競技のタイトルを3つ制覇し、2021年の日本女子オープンゴルフ選手権の勝利によって宮里藍、諸見里しのぶに続く“日本タイトル4冠”を成し遂げました。
1月19日発表がありました。
オーセンティックアメリカンアスレチックウェアブランドの「Champion」が2021年からオフィシャルアウトフィッターとしての契約を結んだことの発表がありました。
アマチュア時代の戦歴からして2017年のプロテストは合格して当然の実力でした。
新垣比菜と同スコアー283(-5)9位タイで合格しました。
その年のLPGA後半戦の試合に出場することができて4戦して予選落ちは1回でした。
賞金額も約260万円105位の成績で本格参戦する2018年のツアーに挑みました。
そして2019年は2勝し人気・実力とも今や黄金世代を代表するトップスターになりました。
勝みなみを応援しましょう。
エンジョイゴルフライフ!!楽しいゴルフライフを!!
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