新垣比菜の優勝歴を紹介します。プロデビュー後の翌年2018年「サイバーエージェントレディス」で初優勝しました。
それからしばらくスランプに陥り苦しみましたが、6年後の2024年6月「ヨネックスレディス」で復活優勝しました。
新垣比菜選手は宮里藍への憧れと父親の影響により8歳の時にゴルフを始めました。
沖縄県名護市のエナジックゴルフアカデミーに入校して腕を磨き、ジュニア時代から好成績を残してきました。
高校2年の2015年は、「ラシンク・ニンジニアRKBレディース」で史上3人目(当時)のアマチュアでのステップ・アップ・ツアー優勝を果たしています。
ところで、応援している選手の優勝の瞬間は涙腺が緩みます。
努力を重ね、運も味方につけ勝ち取った二文字。ゴルファーならだれもが共感できると思います。
あなたも優勝を引き寄せたパターを参考にゴルフライフを楽しんで下さい。
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出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E6%96%B0%E5%9E%A3%E6%AF%94%E8%8F%9C&imageId=350772
25歳になった新垣 比菜が2024年6年ぶりのツアー2勝目を挙げました。
最終日最終組のスタートが荒天予報のため午前8時と早められましたが、バーディでスタートした新垣はバックナインも落ち着いたプレーで涙の復活劇を見せてくれました。
2位の穴井詩に3打差で迎えた最終18番のウィニングパットを決めた瞬間はやはり感無量だったのでしょう。
仲間の祝福を受けながらニコニコしながらでしたが涙を浮かべいました。
キャディを務めたのは兄の我如古夢蔵(かねこ・むさし)さんです。彼もピンフラッグを収めながら号泣したね。
優勝スピーチは、
予選2日間はパットがすごく入って、自分のベストスコアも更新できて…。自分のゴルフじゃないような不思議な1週間でした。
とコメントを残しています。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E6%96%B0%E5%9E%A3%E6%AF%94%E8%8F%9C&imageId=187646
2018年は出場6試合目となった「サイバーエージェントレディス」でついに念願のツアー初優勝を飾ります。
女子プロゴルファーとして畑岡奈紗に続く黄金世代2人目のツアー優勝者となり、この年、黄金世代が台頭する起爆剤になりました。
新垣比菜は2018年のツアーからはジュニア時代にキャディーをしてくれた父とは別れました。
キャディは父でなくハウスキャディにしました。
その理由は、プロになってコースマネジメントを自分でしっかり考えながらやっていかないといけない。ということです。
大人になりましたね。父・博明さんも納得しています。試合が終わった後には必ず反省会は行うそうです。
女子ゴルフ界ではプロゴルファーの多くがジュニア時代からゴルフを行っています。試合終了後には1H~18Hまでのホールバイホールを反復させる癖をつけさせます。
それは自分の脳にインプットさせてどこでミスをしたかそのミスの原因は何なのか?を記憶させることが重要だからです。
同じコースでまた試合があった時にその記憶を呼び戻し同じミスを繰り返さないために行うのです。
新垣比菜が父と一緒に行ったか否かはわかりませんがそのような努力の積み重ねができるプロゴルファーが大きく成長するのですね。
ハウスキャディにすると決めた新垣比菜ですが、ヤマハレディースオープン葛城でキャディを務めたハウスキャディの川上紗緒里さんは・・・
ほとんど聞かれないで、自分でクラブなどを決めていた。本当に迷ったときだけラインを2人で見た。
と言っております。プロとして着実に成長していますね。
そして、新垣比菜に、今度は強力な味方がつきました。イボミのエースキャディ・清水重憲さんです。
清水キャディは、2015年、16年のアース・モンダミンカップでイボミを優勝に導いています。
2015年にはベストキャディ賞にも輝いており、コースについて熟知しているキャディです。
この大会は初タッグでしたので結果は44位タイでしたが、これからもこのコンビがもしかしたら見る事ができるかも知れません。
この経験はこれからの新垣比菜の成長に必ずなるはずです。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E6%96%B0%E5%9E%A3%E6%AF%94%E8%8F%9C&imageId=206199
新垣比菜のキャディは元イボミのエースキャディ清水重憲さんが多く担ぐようになりました。
クラブセッティングと同じく新垣比菜を優勝に導いてくれる大事なパートナーです。
新垣選手の2022年のクラブセッティングはこちら
⇒新垣比菜のクラブセッティング2022。新契約テーラーメイドで2勝目を狙う。
2019年地元開催の開幕戦ダイキンではキャディは清水さんでした。
その成果が表れたのかトップの比嘉真美子プロが最終日4オーバーと崩れるなか新垣比菜は4アンダーで回り2位タイでフィニッシュ、872万円を獲得しました。
2戦目PRGAでもキャディは清水さんでした。既に専属契約をしたのでしょうか?
2019年はさらなる飛躍が期待された新垣比菜でしたが、未勝利に終りました。
他の黄金世代の優勝歴一覧はこちら
⇒黄金世代の女子ゴルフ。優勝者15名一覧。
プロゴルファーになって念願の初優勝はとてもうれしいものです。
しかし、2勝目が真のプロゴルファーとしての資質が問われる大きな壁であることも確かです。
新垣選手の2勝目は非常に遠くツアー成績もコロナ化の2020-21年シーズンも、ギャラリーの参加が許された2022年も好成績を残していません。
2022年は下部ツアーのステップにも参戦し刺激を受けたそうで、ツアー終盤では予選落ちも少なくなりました。
技術的なスキルは十分持っている選手ですのでやはりセルフマネージメント強化はプロゴルファーとしての重要課題でしょう。
2023年も念願の2勝目はありませんでしたが、2024年は青木コーチの下で練習を重ね14戦目にして復活優勝を挙げました。
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