岩井ツインズの妹・岩井千怜(ちさと)の優勝歴を紹介します。2024年の日本女子ゴルフツアー開幕戦で5勝目を挙げ、
11戦目の「RKB×三井松島レディス」で大会連覇し通算6勝目を挙げました。そして、地元埼玉県で行われた第33戦で今季3勝目通算7勝を挙げました。
岩井千怜は2021年6月に開催された「2020年度女子プロテスト」に9位タイで合格し、その年の9月千葉県で開催したステップツアー「カストロールレディース」で優勝。
翌年2022年はレギュラーツアーでも2勝挙げ、2023年は5月14日の母の日に早くも3勝目を挙げています。
更に、1ヶ月後の4日間大会「サントリーレディス」では完全優勝を果たし、そして迎えた2024年沖縄で開催された開幕戦で優勝しました。
ところで、応援している選手の優勝の瞬間は涙腺が緩みます。
努力を重ね、運も味方につけ勝ち取った二文字。ゴルファーならだれもが共感できると思います。
あなたも優勝を引き寄せたパターを参考にゴルフライフを楽しんで下さい。
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出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B2%A9%E4%BA%95%E5%8D%83%E6%80%9C&imageId=368868
大会名 | 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント |
開催期間 | 10月25日~10月27日 |
開催場所 | 武蔵丘ゴルフコース(埼玉県) / 6,650Yards Par72(36,36) |
賞金総額/優勝賞金 | 10,000万円/1,800万円 |
ラウンド | 順位 | スコアー | トータル | |
FR | 優勝 | 34+34=68(-4) | 200(-16) | 6バーディ、2ボギー |
2R | 1位 | 31+34=65(-7) | 132(-12) | 1イーグル、6バーディ、1ボギー |
1R | 4位T | 34+33=67(-5) | 67(-5) | 6バーディ、1ボギー |
7勝目は地元・埼玉県で開催された第33戦「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」で今季3勝目ツアー通算7勝目を挙げました。
最終日の千怜は首位から出て6バーディ、2ボギー、4アンダーの「68」で回って、通算16アンダーで優勝。
大会最多アンダーパー記録を2打更新し、逃げ切りました。(全記録は2005年大会の宮里藍、19年大会の鈴木愛です)
岩井千怜のクラブセッティングはこちら。
新世紀世代生まれのプロゴルファー優勝者の一覧はこちら。
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大会名 | RKB×三井松島レディス |
開催期間 | 5月10日~5月12日 |
開催場所 | 福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県) / 6,305Yards Par72(36,36) |
賞金総額/優勝賞金 | 12,000万円/2,160万円万円 |
大会最終日は悪天候のためセカンドカットが行われ1アンダー27位タイ(36名)までの選手で戦いました。
岩井千怜が7アンダーの首位から出て、6バーディ、1ボギー「67」で回り、通算12アンダーで優勝、今季2勝目でツアー通算6勝目を挙げました。
前年に自身がマークしたトーナメントコース記録の通算11アンダーも更新し、自身初の連覇も達成、「21歳312日」での同一大会連覇は4番目の年少記録でした。
岩井のコメント
「雨と風で一日が長かったですけど、いつも応援してくださる方々の顔を見て、最後まで諦めずに“よし、頑張ろう”と思えました。また、母の日に最高のプレゼントを贈れたと思います」
と笑顔で応えていました。
同一大会連覇者。
岩井千怜のクラブセッティング
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B2%A9%E4%BA%95%E5%8D%83%E6%80%9C&imageId=340185
大会名 | 第37回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント |
開催期間 | 2月29日(木)~3月3日(日 |
開催場所 | 沖縄県・琉球ゴルフ倶楽部(6,595ヤード/パー72) |
賞金総額/優勝賞金 | 1億2,000万円/2,160万円 |
単独首位から出た岩井千怜が5バーディ、ボギーなしの「67」をマークし、通算18アンダーで2024年の国内ツアー開幕戦を制しました。
2021年大会で小祝さくらがマークした14アンダーを更新する大会最多アンダーパー記録(トーナメントレコード)です。
14番までは岩井千怜と西郷真央のデットヒートが続き一歩も譲らぬ大接戦でしたが、岩井選手が14番でバーディで上がった時点で流れが変わった気がします。
続く15番パー3で西郷選手がボギーとし岩井選手とは2打差にした時点でゴルフは何があるか分かりませんが、岩井選手の優勝を確信しました。
2023年は2勝でメルセデスランキング6位で終えた岩井千怜は通算5勝目です。
岩井選手のセッティングはこちら
⇒岩井千怜(ちさと)のクラブセッティング2024。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B2%A9%E4%BA%95%E5%8D%83%E6%80%9C&imageId=311271
大会名 | 宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント |
開催日 | 6月8日~6月11日 |
開催場所 | 六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県) / 6,513Yards Par72(36,36) |
賞金総額/優勝賞金 | 15,000万円/2,700万円 |
最終日の岩井千怜は2位タイの山下美夢有、申ジエ、脇元華と5打差の19アンダー単独首位からスタートしました。
スタートの1番ホールパー5でバーディを奪い5バーディ、1ボギーの「68」で回り、通算23アンダーで今季2勝目通算4勝目を挙げました。
3打差で折り返したサンデーバックナインで一時は申ジエに1打差に詰め寄られながら、最終的にスタート時と同じ5打差をキープしての優勝でした。
4日間大会初の優勝でそれも完全優勝でした。この優勝で全英オープンの切符も手に入れました。
素晴らしいとてもエキサイティングな試合を見させていただきました。岩井選手のモットーは日常的にギャラリーを楽しませることとコメントしています。
鳥肌が立ったベストショットは16番(パー3)でした。すでに大崩れしなければ優勝は決まっていましたが、ピンハイ3メートルにつけのバーディは「カッコよかった」ですよね。
「ここでナイスショットしたら、わたしカッコいいんじゃないかなと思った」というコメントを聞いて、岩井選手の心の強さを感じました。
岩井選手のセッティングはこちら
⇒岩井千怜(ちさと)のクラブセッティング2023。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B2%A9%E4%BA%95%E5%8D%83%E6%80%9C&imageId=307971
第11戦:大会名 | RKB×三井松島レディス |
開催日 | 5月12日~5月14日 |
開催場所 | 福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県) 6,299Yards Par72(36,36) |
賞金総額/優勝賞金 | 12,000万円/2,160万円 |
4打差7位から出た岩井千怜がボギーなしの7バーディでプレーし、双子の姉・岩井明愛、山下美夢有と並ぶ通算11アンダー首位でホールアウトしました。
ツアー史上初の姉妹によるプレーオフで、18番パー5で行われました。
PO2ホール目の第2打の千怜は姉同様に“直ドラ”を使ってグリーン近くに運び、バーディを奪取し、今季初優勝、通算3勝目を挙げました。
優勝時のセッティング⇒岩井千怜のクラブセッティング2023。
女子ゴルフの国内ツアー第23戦「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でツアー初優勝した岩井千怜の優勝記録を紹介します。
20歳ルーキーイヤーの岩井千怜(ちさと)。2021年のプロテスト合格者では一番乗りでの初優勝です。
2021年はコロナ禍の影響で、異例の年間2回のプロテストが行われました。
1回目は6月で2020年のプロテストで22名が合格し、2回目は11月で2021年のプロテストで21名が合格しました。
その43名で最初に優勝したのが岩井千怜です。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B2%A9%E4%BA%95%E5%8D%83%E6%80%9C&imageId=282295
FRは優勝:35+35=70(-2)2バーディ、ボギーフリー
2Rは1位:34+32=66(-6)8バーディ、2ボギー
1Rは4位タイ:34+33=67(-5)6バーディ、1ボギー
最終日、岩井千怜は単独首位からスタートし、アウト1バーディ、イン1バーディの2アンダー「70」でフィニッシュしました。
通算13アンダーとし、史上3人目となるツアー初優勝からの2週連続優勝の快挙を達成しました。
岩井千怜は最年少20歳47日での達成でした。
1990年の西田智慧子は24歳32日、2005年の表純子は31歳165日
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B2%A9%E4%BA%95%E5%8D%83%E6%80%9C&imageId=281634
FRは優勝:35+34=69(-3)5バーディ、2ボギー
2Rは1位タイ:34+34=68(-4)5バーディ、1ボギー
1Rは2位タイ:32+34=66(-6)6バーディ、ボギーフリー
首位タイスタートの最終日も、5バーディー、2ボギーの69で逃げ切り、史上初の双子プロ初Vを達成しました。
岩井千怜のコメント
前夜、就寝前は緊張よりも「ワクワクの方が大きかった。
最終日は3番、4番で連続バーディー。しかし、7番パー4で今大会2つ目のボギーを叩きます。
これでスイッチが入ったのか、10番のバーディーで気持ちは一変。
11番もバーディーで流れを自分の手で引き寄せました。
最終18番は姉・明愛、高校3年の弟・光太と家族が見つめる中、2オン3パットのボギーとしますが初優勝を挙げました。
他の「新世紀世代」の優勝者一覧はこちら
⇒新世紀世代の女子ゴルフ。年別優勝者一覧。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B2%A9%E4%BA%95%E5%8D%83%E6%80%9C&imageId=253445
双子ゴルファーで妹の岩井千怜(ちさと)がステップアップ初出場で初勝利を挙げました。
6月に開催された最終プロテストに合格したばかりの19歳の千怜がレギュラーツアーを含めてプロとして出場3試合目の優勝でした。
「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の優勝で目標だった日本女子オープン(9月29日開幕)の出場権を得ることができました。
「出場を目標にしていたので、ぜひ勝ちたいと思う」。
千怜は次のビックトーナメントに向けて始動し夢はさらに広がっています。
折しも、全米女子アマでは17歳の馬場咲希がカナダの21歳モネ・チュンを破り優勝しました。
日本勢として1985年の服部道子以来37年ぶり2人目の快挙です。
いつか馬場咲希もプロになり岩井千怜と戦う日がくることでしょう。女子ゴルフはこれからも若い選手が台頭し熱い戦いを見せてくれることでしょう。
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