岩井千怜(ちさと)5勝目のクラブセッティング2024。

岩井姉妹の妹・岩井千怜(いわいちさと)のクラブセッティングを紹介します。

ジュニア時代からヨネックスのサポートを受け、プロ入りと同時にヨネックスと契約しました。

埼玉県出身の姉・岩井明愛(いわいあきえ)、妹・岩井千怜(いわいちさと)の双子姉妹は、ジュニア時代から2人で数々の大会で結果を残し、「岩井ツインズ」と呼ばれて注目されてきました。

2021年6月のプロテストは2人ともに一発合格すると、9月のステップアップツアー「カストロールレディース」では妹の千怜がプレーオフの末に優勝をもぎ取り、ド派手なプロデビューを飾りました。

いまや女子プロツアーの中核をなす黄金世代とプラチナ世代の戦いに割って入らんとする岩井ツインズから目が離せなくなっています。

さて、パッティングのパット数は記録していますよね。プロはスタッツの平均パット数で調子を判断しますよね。

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もし3パットが多くなったら、エースパターの替え時です。スコアメイクはパターから!!

尚、試合会場の練習グリーンはパッティングノウハウが満載。プロのパター選びからパッティング練習まで目が離せません。

岩井千怜”5勝目”のクラブセッティング2024。


2024年開幕戦でレギュラーツアー5勝目を挙げた岩井千怜。体の柔らかさを生かした捻転差の大きなスイングが持ち味です。

ヨネックスのドライバーで高弾道のドロー系の球を打っています。

ドライバーはヨネックス EZONEGT

ロフト:9度
シャフト:ヨネックス REXIS KAIZA-L5(S)
長さ:45.25インチ

ドライバーはヨネックス EZONEGTタイプSを使用しています。先調子系のシャフトを選んでいます。

フェアウェイウッドはEZONE GT(3W/5W)

ロフト:15度/18度
シャフト:ヨネックス REXIS KAIZA-2K(S)

アイアンはEZONEGT (6I)

ロフト:22度
シャフト:ヨネックス REXIS KAIZA i8(S)

アイアンはEZONE CB511 Forged (5I~PW)

ロフト:25度~46度
シャフト:ヨネックス REXIS KAIZA i8(S)

ウェッジはEZONEW501

ロフト:50度/54度/58度
シャフト:NSプロ950GH(S)

パターはオデッセイ ホワイト・ホット ブラックシリーズ #5CS。

パターはオデッセイ ホワイト・ホット ブラックFIVE CSを使用しています。

ボールはスリクソン Z-STAR XV。

ボールはスリクソンZスターXVを使用しています。

 

ダンロップゴルフボールの選び方。「ゼクシオとスリクソン」の種類と特徴。

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女子ゴルフ「契約メーカー別」のクラブセッティング一覧。

岩井千怜”3勝目”のクラブセッティング2023。

セッティング構成はほぼ2022年と変わりません。ウッド3本のアイアンメインとした構成です。

ストロングロフトで反発性の高いFSアイアンの6Iを4I代わり採用しています。

注)選手は試合会場でクラブを替えることがあります。

岩井千怜は今季のクラブセッティングで第11戦「RKB×三井松島レディス」で優勝しました。

岩井ツインズの妹・岩井千怜の優勝歴、涙のツアー初優勝は2022年。

ドライバーはEZONE GT425

ドライバーは前年同様で2022年3月発売のヨネックスEZONE GT425です。

 

千怜選手は「ヘッドの形が好き。スピン量が減って芯に当たったときの飛距離がすごい」と信頼を置いているドライバーです。

ロフト:9度
シャフト:ヨネックス・レクシス カイザM-5(S)
長さ:45.75インチ

フェアウェイウッドはヨネックスEZONE FS(3W/5W)

ロフト:15度/19度
シャフト:ヨネックス・レクシス カイザM-5(S)

アイアンはヨネックスEZONE FS(6I)

FSアイアンは飛び重視のストロングロフト設計です。優勝した軽井沢では6Iのみを入れました。

普段は飛び系の5番と6番、そしてノーマル飛距離の5番アイアンの3本をコースによって使い分けています。

6I:ロフト:23度
シャフト:ヨネックス・レクシス カイザM-5

アイアンはヨネックスEZONE CB-511(5I~PW)

CB511は操作性を重要視しています。5Iのロフトは25度です。

5I:ロフト:25度
シャフト:ヨネックス・レクシス カイザM-5
長さ:38.25インチ

ウエッジはヨネックスEZONE W501。

ロフト:49度/54度/58度
シャフト:NSプロ950GH(S)

パターはオデッセイ・ホワイトホットOG#1W CS。

パターはオデッセイ・ホワイトホットOG#1W CSを使用しています。

 

オデッセイホワイト ホット オージー(OG)シリーズパターの種類と特徴。

※)開幕戦のパターです。

ボールはスリクソンZスターXV。

ボールはスリクソンZスターXVを使用しています。

 

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岩井千怜のクラブセッティング2022。

2022年はルーキーイヤーですね。第1回リランキングは33位ですので、ほぼ後半も出場できますね。

さらに好成績を残してシードを獲得してほしい選手の一人です。

2022年はドライバーを425と少し小ぶりにしました。

ドライバーはEZONE GT425

ドライバーは2022年3月発売のヨネックスEZONE GT425を選んでいます。


優勝した「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」では3日間平均257.667ヤードを飛ばし9位と飛ばし屋に肩を並べています。

千怜選手は「ヘッドの形が好き。スピン量が減って芯に当たったときの飛距離がすごい」と信頼を置いているドライバーです。

ロフト:9度
シャフト:ヨネックス・レクシス カイザM-5(S)
長さ:45.75インチ

フェアウェイウッドはヨネックスEZONE FS

ロフト:15度/18度
シャフト:ヨネックス・レクシス カイザM-5(S)

アイアンはヨネックスEZONE FS(5I&6I)

FSアイアンは飛び重視のストロングロフト設計です。優勝した軽井沢では6番のみを入れました。

普段は飛び系の5番と6番、そしてノーマル飛距離の5番アイアンの3本をコースによって使い分けています。

5I:ロフト:21度
シャフト:ヨネックス・レクシス カイザM-5

アイアンはヨネックスEZONE CB-511(5I~PW)

CB511は操作性を重要視しています。5Iのロフトは25度です。

5I:ロフト:25度
シャフト:ヨネックス・レクシス カイザM-5
長さ:6I:37.75インチ

ウエッジはヨネックスEZONE W501。

ロフト:52度/56度
シャフト:NS950(S)

パターはオデッセイ・ホワイトホットOG#1WCS。

パターはオデッセイ・ホワイトホットOG#1WCSを使用しています。

ボールはスリクソンZスターXV。

ボールはスリクソンZスターXVを使用しています。

 

岩井千怜のクラブセッティング2021。

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B2%A9%E4%BA%95%E5%8D%83%E6%80%9C&imageId=254085

(左:姉・明愛、右:妹・千怜)

岩井千怜は子供の頃から使い慣れていて、姉と同じくヨネックスジュニアゴルフアカデミー出身ということもあり、クラブはヨネックスと11本の契約をしました。

そして千怜のクラブセッティングは、ドライバーとパター以外はほぼ姉の明愛と同じセッティングになっています。

ヨネックスは1946年に漁業用の木製の浮きの製造を行う「米山木工所」として新潟で設立されました。

1957年に業態転換でバドミントンラケットの製造、1969年にアルミ製テニスラケットの製造を通してスポーツメーカーとしての地歩を固めるとともに、

カーボン加工技術を生かして1982年、世界初のカーボンとパーシモンを一体化したウッドを発売しました。

以来、独自のカーボン加工技術を活かして「誰もがやさしく飛ばせる」クラブ作りを続けています。

特筆すべき製造・加工から仕上げのすべてを自社の新潟工場にて一貫生産を貫いていることです。

カーボングラファイトのことを最もよく知る国内メーカーと言えると思います。

ドライバーはEZONE GT

姉の明愛がEZONE FSを使用しているのに対して千怜はEZONE GTを選びました。

EZONE GTシリーズはヨネックスの市販モデルの中でもアスリート系ゴルファー向けに位置付けられています。

とはいってもEZONEというネーミング自体「EASY ZONE」を略しており、やさしく飛ばせるをコンセプトにしています。

ヘッド体積はやや小ぶりな455CCのカーボンコンポジットの丸型ヘッドでフェースアングルは1.5度オープンになっております。

ウェイトはソール後方に1箇所でヘッドスピードが速いゴルファーが左を気にせずに叩いていけるドライバーです。

岩井明愛が使うEZONE FSは、このEZONE GTの飛距離性能と、ヨネックスのシニア向けのラグジュアリーブランドである「ROYAL EZONE」のやさしさも併せ持っており、姉妹の性格の違いが表れているようです。

アスリート指向の「EZONE GT」と、やさしさ重視の「ROYAL EZONE」との中間に位置する「EZONE FS」はどちらの指向にも対応するべくフィッティングスタジオ限定品としてヘッド単体での販売となっております。

ヨネックスの所定の研修を受けたクラフトマンがゴルファーの指向をヒアリングし、シャフトフィッティングを行い、オンリーワンのクラブを組み立てます。

どちらかというとプロや上級者向けというイメージがあるカスタムフィッティングを、一般のゴルファーも体験することが出来ます。

ですので、自分が思っていたのとは異なるスペックが導き出されたり、意外な発見があると思います。

フェアウェイウッドはEZONE FS

EZONE FSドライバーの特徴をそのまま生かしたフェアウェイウッドはフェース表面のグルーブを斜めにすることでインパクトの反発力が左右に逃げない工夫もされています。

UTはEZONEGT

現在はEZONEGTをメインに数機種をテストしているようです。

カーボンハイブリッドアイアンのEZONE GTがかなり飛ぶので、飛距離の階段作りを検討しているようです。

アイアンはEZONE GT/EZONE CB501

アイアンは4ピース構造を持つ、カーボンハイブリッドアイアンのEZONE GTと、軟鉄鍛造アイアンであるEZONE CB501のコンポジットで使用しています。

飛び系のミドルアイアンとソリッドな打感のショートアイアンのチョイスは女子プロの間で徐々に増えてきている組み合わせです。

EZONE GTは軟鉄鍛造のフレームに一般的なマレージング鋼に比べて約20%の高い強度を持つマイティマレージング鋼を採用。

バックフェース側にカーボンプレートをを用いることで反発力の向上を図り、グラファイト制振材と幅広ソールによる低重心化を実現した飛び系アイアンです。

EZONE CB501は軟鉄鍛造ヘッドでフェース裏側にスリットを設けて内部にグラファイト制振材を埋め込むことで打感を向上させつつ深・低重心化が可能になったアイアンです。

ウエッジはEZONE W501

ウェッジはEZONE CB501からの流れもあって、違和感なく構えられるEZONE W501を使用しています。

リーディングエッジがストレートで開いても閉じても抜けの良さを感じさせる精密鍛造ヘッドを持つウェッジです。

EZONE CB501と同様にフェース裏にスリットを作り、グラファイト制振材を埋め込んで打感向上と、フェース表面に微細な凸ラインを設けることでドライでもウェットでも卓越したスピン性能を発揮します。

パターはオデッセイストロークラボ・ダブルワイド。

千怜のパターはオデッセイストロークラボ・ダブルワイドです。

ピンタイプのブレード部分を後方に2倍に拡大した形状は直線基調でターゲットに向けて構えやすく、ヘッド重量が増すことでしっかりした打感も得られます。

シャフトはストロークラボオリジナルのカーボンとスチールの複合になっており、シャフト重量を軽くした分、グリップ側とヘッド側に余剰重量を配分して、ストロークが出しやすくなっています。

緊張する場面でもしっかりストロークがしやすいパターです。

ボールはスリクソンZ-STAR XV

姉妹ともに幼少の頃から馴染んでいる「スリクソンZ-STAR XV」を使用しています。

松山英樹をはじめとして多くのプロゴルファーが愛用している4ピースのツアーボールです。

コアを2層にして反発力を高め、中間層にも高反発助剤を混入させて大きな反発力を発生させるとともに、ボール表面にセルムというコーティング材を用いることでスピン性能も向上させています。

女子プロにも愛用者が多い、ヘッドスピードにあまり関係なく使いやすいボールといえます。

まとめ

プロ入り直後からプレーオフを制して優勝するなどメンタルの強さをもつ岩井千怜ですが、あどけなさの残る、屈託のない笑顔も魅力的です。

黄金世代やプラチナ世代にどこまで迫り、割って入れるか、注目の女子プロです。

 

満範

現役時代はNHKETVの外部契約として中嶋常幸プロから藤田寛之プロ、 今田竜二プロの男子ゴルフと森口祐子の「女子プロに学べ」のゴルフ 理論を番組化しました。番組終了後は、数名のライターさんと独自取材でブログ運営しています。

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