西郷真央のクラブセッティングを紹介します。2023年からクラブ契約をフリーにし、世界進出に挑んでいます。
2023年12月の最終予選会(Qシリーズ)を経て2024年の“デビュー戦”はフロリダでの第2戦「ドライブオン選手権 」でした。
結果は32位でフィニッシュしました。課題はやはりパッティングと言います。セッティングは2023年と同じです。
(2023年を参考にして下さい)
ただ、スピン量などを計測しながら今後の試合会場では替えることもあると思います。
さて、パッティングのパット数は記録していますよね。プロはスタッツの平均パット数で調子を判断しますよね。
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もし3パットが多くなったら、エースパターの替え時です。スコアメイクはパターから!!
尚、試合会場の練習グリーンはパッティングノウハウが満載。プロのパター選びからパッティング練習まで目が離せません。
クラブ契約はフリーで、2023年と同じセッティングです。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E8%A5%BF%E9%83%B7%E7%9C%9F%E5%A4%AE&imageId=336710
今季(2023年)からクラブ契約をフリーにしました。
昨季5勝を挙げてメルセデス・ランキング2位に入った西郷真央ですが、やはりクラブに関しては師匠の意向もあるのかミズノからキャロウエイに替えましたね。
また試合途中でFWはヤマハに替え、ウエッジはボーケイに替えました。その14本のセッティングで復活の優勝を挙げました。
世界進出へ挑む西郷真央と相棒の「新クラブ」です。
「初めて打ったとき、打感の良さにびっくりした」「柔らかくて、あまり球離れが早く感じないのが好き」
「しっかり初速が出ていて、飛距離も出やすかったので、プラスな面がたくさんあるクラブに出会えた」
とのコメントを残しています。ぴったりとマッチしたのでしょう。
ドライバーはキャロウェイパラダイム◆◆◆を使用しています。
⇒キャロウェイゴルフのドライバーの選び方。2023年「PARADYM(パラダイム)」の特徴と評価。
シャフトはアッタスシリーズの最新作「The ATTAS V2」です。キャッチコピーは“名器を進化させた、新しいど真ん中調子”の一本。
師匠からはシャフトの部分でも広く視野を持って試したらいいと言われたようで師匠のもとでテストを重ねて選んだと話しています。
長さも45インチに変更、飛距離追求よりも振りやすさに重点を変えました。
本人も「振ったときにヘッドが遅れてくる感覚というのがなくなりやすいかなと。飛距離よりも、自分の振りやすさを追求すべきかなと思った」とコメントしています。
【2023】第39回伊藤園レディスゴルフトーナメント優勝時のフェアウェイウッド。
西郷真央はショットメーカー。
その生命線であるアイアンは、ミズノ『JPX923 FORGED』と変えていません。絶対的な“エース”です。
しかし、シャフトは昨季途中に変えた『スチールファイバー』からもともと使用していた『N.S.PRO 850GH』に原点回帰しています。
【2023】第39回伊藤園レディスゴルフトーナメント優勝時のウエッジ。
パターはオデッセイWHITE HOT OG ROSSIEを使用しています。
ボールはブリヂストンTOUR B XSを使用しています。
他の女子ゴルフのクラブセッティング一覧はこちら
⇒女子ゴルフ「契約メーカー別」のクラブセッティング一覧。
⇒西郷真央の優勝歴。初優勝は2022年の開幕戦ダイキンオーキッドレディス。
西郷真央のクラブ契約はミズノです。
2020年に「ミズノブランドアンバサダー契約」を結び、ミズノの広報活動も行っています。
2022年の開幕戦で初優勝した西郷真央のクラブセッティングももちろんミズノです。
西郷真央プロの師匠はジャンボ尾崎さん。師匠は西郷を“せごどん”の愛称で呼んでいます。
それではプロ3年目2022年西郷真央のクラブセッティングを紹介します。
※)プロはクラブ調整を行うため、実際に試合で使用するクラブセッティングとは異なることがあります。
ドライバーはミズノST-X220に替えています。
ドライバーはフェース素材に反発性能の高いβチタンを採用したミズノの新作ドライバーです。
これはドローバイアスタイプだが、西郷はバックフェースを外し、軽量かつニュートラルバイアスとして使用しています。
シャフトも女子にはハードなベンタスブルーです。
不安要素が出ることなく各試合でプレーできているパッティング。
それを支えているのは昨年から投入している「オデッセイ ホワイトホットOG ロッシー」です。
オリジナルは2本線のヘッドですが3本線は中央にラインを加えた西郷仕様のようです。
西郷のコメント
「ボールの線が合わせられるグリーン上だったらいいんですが、(2本だと)カラーなどはイメージが出にくくなるので、真っ直ぐの線を入れてもらっています」
あなたも試してみてはいかがでしょうか。
ボールはブリヂストンのツアーB XSです。
いかがでしたか、西郷真央のクラブセッティング2022。
ミズノST-X 220はスイートエリアが広く、ドローヒッターが打っても引っかからないので、安心して球をつかまえることができます。
他の女子ゴルフのクラブセッティング一覧はこちら
⇒女子ゴルフ「契約メーカー別」のクラブセッティング一覧。
2021年はSTドライバーとJPX921アイアンで戦います。
ウエッジは2本体制でしたが、2021年は3本体制で挑みます。
ドライバーはST-Xです。
クラブ名 | 品名 |
---|---|
ドライバー | ミズノST200X |
フェアウェイウッド(3W/5W) | ミズノST200 |
フェアウェイウッド(7W) | ミズノST200X |
UT | MAVRIK PRO |
アイアン | Mizuno Pro 719 |
ウエッジ | Mizuno Pro S18 |
パター | TRIPLE TRACK 2-BALL |
さて、西郷真央のプロデビュー戦は2020-21年の開幕戦になった「アースモンダミンカップ」です。
その大会の最終日最終組には西郷真央プロがいました。
プロデビュー開幕戦での優勝は誰もが制したことがないので興奮しながらLIVE中継を視聴していました。
しかし、残念ながら結果は9アンダーの5位タイの成績でした。
それでも素晴らしい結果だと思いませんか。デビュー戦ですからね。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E8%A5%BF%E9%83%B7%E7%9C%9F%E5%A4%AE&imageId=224301
やはりジャンボ尾崎プロの愛弟子とあって飛ばし要素が詰まっているセッティングです。
ミズノのクラブはゴルフを始めたときからを使っていると言います。
ドライバーは原英莉花プロと同じ『ST200X』が入っています。
西郷真央のコメント:引用:ヤッフーニュース
ヘッドが大きくて安心感がある。芯に当たったときの打感がやわらかくて、すごく好きな感覚です。
しかも、打球が安定するようになった。飛距離は10ヤードほど伸びて、平均で250ヤードくらい飛んでいます。
と話しています。
ロフト:8.5度
シャフト:Speeder 569 TR(SR)
フェアウエイウッドとUTを選ぶのは苦労したそうです。試合会場の距離の関係で入れ替えることもあると思います。
ロフト:15度/18度
3Wシャフト:Speeder 569 TR(SR)
5Wシャフト:Speeder 661 TR(SR)
西郷真央が一番得意にしているのはアイアンです。そのアイアンは昨年から『ミズノプロ719』を使用しています。シャフトはNS850(S)です。
西郷真央はショットメーカーだと思います。
ツアーが多くなりデータが集まればパーオン率など解りますのでその数値を見るのが楽しみです。
女子プロの選手で5番アイアンから入っているのは最近では珍しくなりましたよね。
それだけアイアンが得意なクラブという事なんでしょう。
アマチュアが使う時に参考にして下さい。
安定した高弾道のドローボールが打ちやすいドライバーです。
リアルロフトが大きいので打ち出しが高く、スピン量も抑えられていてビックドローが打ちやすいです。
いかがでしたか、西郷真央のクラブセッティング。飛びの要素が詰まったセッティングですね。
3Wはチタンヘッドならではの柔らかい打感とバネのような弾き感があり、つかまりのいい高弾道ボールで飛ばせます。
ステンレスヘッドの5Wと7Wはスピン性能が高く、球筋や距離を打ち分けてグリーンを狙えるクラブです。
2019年、プロテストに合格した女子高生プロが3人いました。笹生優花、山下美夢有、西郷真央です。
そして「アース・モンダミンカップ」で優勝争いを繰り広げたのは西郷真央プロです。
西郷真央プロは2019年に「日本女子アマ」を制した実力者です。
その後プロテストに合格しその年のQTランキングで10位に入りました。ですので、2020-21年のシーズン前半戦の出場権を獲得しています。
「アース・モンダミンカップ」の5位タイの賞金は「¥8,640,000」です。
ツアーは先行きは不透明ですが少しづつ開催されていきます。出場する大会で成績を残してシード選手として残って欲しい選手ですね。
いつかは先輩の原英莉花プロとともに戦う試合も出てくると思います。これからの活躍を願いながら応援していきましょう。
エンジョイゴルフ!!
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