笹生優花のクラブセッティングを紹介します。2020年のドライバーはテーラーメイドM5ロフト10.5°でした。
2021年6月こんな日がくるとは想像できませんでした。全米女子オープンで畑岡選手とのプレーオフを制して優勝しました。
素晴らしいことです。19歳最年少優勝です。ドライバーは2020年と同じテーラーメイドでした。
そして、全米女子オープン優勝の翌年2022年1月キャロウェイゴルフとクラブ総合契約を結びました。
それから2年後、オールキャロウェイで「全米女子オープン」に優勝しました。日本人で複数回優勝はもちろん初めてです。
さて、パッティングのパット数は記録していますよね。プロはスタッツの平均パット数で調子を判断しますよね。
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もし3パットが多くなったら、エースパターの替え時です。スコアメイクはパターから!!
尚、試合会場の練習グリーンはパッティングノウハウが満載。プロのパター選びからパッティング練習まで目が離せません。
ボールも含めてオールキャロウェイのセッティングです。
ドライバーはキャロウェイ パラダイム Ai スモーク ◆◆◆を使用しています。
パターはオデッセイ Ai-ONE MILLED THREE T DBを使用しています。
ボールはキャロウェイ CHROME TOUR Xを使用しています。
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キャロウェイゴルフは2022年1月5日、昨年6月の海外メジャー「全米女子オープン」を制した笹生優花と総合用具契約を結びました。
アイアンは今まで同様「三浦技研」ですが、パターもボールもキャロウェイを使用しています。
ドライバーはキャロウェイ ローグ ST トリプルダイヤモンドを使用しています。
上記はLSドライバーです。
詳細は2020年と同じです。
パターはトゥーロン パター サンディエゴ(2019年)を使用しています。
ボールはクロムソフト X ボール(2020年)を使用しています。
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笹生優花は2019年のプロテストを18位タイで合格しています。2020年はプロデビューですね。
まだ10代ですが、規格外のゴルフをする女子プロです。強いです。飛ばす、乗せる、寄せる、入れる。
ゴルフで勝利する方程式の要素を全て備えていますので既に国内で2勝しています。
2020-21年の第6戦「デサントレディース東海クラシック」のドライビング女王コンテスト。
初出場、初優勝を飾ったのはやはり規格外のゴルフをする笹生優花プロでした。賞金は50万円。
今や、圧倒的な飛距離を武器に日本女子ツアーの主役になりました。
それでは、すでに世界16カ国以上でプレーしており実績は抜群のトップクラスの飛距離を持つ笹生優花プロの使用クラブを紹介します。
ドライバー『M5』の2つのウェイトを一番浅重心のポジションで使用しています。身長166センチながらヘッドスピード約46.5m/sで飛距離280ヤードを叩きます。
笹生優花のドライバーはテーラーメイドM5ロフト10.5°です
一般的に最高初速と低スピンの強弾道のクラブですね。飛ばすために生まれたドライバーがテーラーメイドM5です。
すべての製品の反発係数がルールぎりぎりになるようチューニングされています。飛距離性能の当たり外れがないので購入しても安心です。
打点が芯を外れてもツイストフェースが弾道(左右高低)を補正してくれるので飛距離や方向のバラツキが少ないです。
ヘッドは面長でトウ側にふくらみのある洋ナシ型でフェース角はオープンです。球が左に行く不安が少ないので上級者にとっては構えやすいとドライバーです。
注目すべきはシャフトが「イミド&サンズ」を挿していることです。このシャフトは旧セブンドリーマーズが人工衛星の部品に使用されるような、
超高精度のカーボン設計、製法技術を用いたプレミアムシャフトで、現在の量産シャフトとは全く異なる製法で作られています。
通常のシャフトが鉄芯にカーボンシートを巻き付け、その上から収縮テープを巻いたうえでオーブンで焼いて硬化させたあと、収縮テープ跡を滑らかに研磨し、塗装を施します。
しかし、この「イミド&サンズ」のシャフトは6気圧から8気圧をかけることができるオートクレーブという特殊な硬化炉を使用して硬化させます。
従って、研磨、塗装をする必要がないので設計通りの性能のシャフトが完成します。
そしてこのシャフトは使用者1人ひとりのフルオーダーの「オート・クチュール」と呼ばれ、市販シャフトの約4倍の価格になります。
笹生優花プロが師事する尾崎将司プロの見立てで選んだシャフトであり、思いどおりのスイングが可能になっているのだと思います。
今さら説明の必要がないほど人気のクラブです。マーベリックには「スタンダード」「マックス」そして「サブゼロ」の3機種が用意されています。
人工知能が3機種それぞれの用途に応じたフェース設計を行うといった凝った造りのクラブです。
「スタンダード」「マックス」がミスを助けてくれる設計であるのに対して、「サブゼロ」は直進性を発揮しながらボールを曲げることも出来る、プロ、上級者向けの設計となっています。
笹生優花はこの「サブゼロ」の15度と18度を使用しています。
シャフトは元調子でありながらも先端に弾き感を持たせた、ディアマナ4代目のZF60のフレックスXを挿しています。
男子プロ顔負けのシャフトチョイスです。
芯が広いヘッドを選んでいますので、ドライバーのヘッドスピードが46.5m/s~ならば飛距離と方向性の両立が可能なセッティングになっていると思います。
ヘッド先端が切り落とされたようにスクエアで、アイアンのフェースのような形状のマーベリックユーティリティ。
おなじみのジェイルブレイクが施され、強い弾道と飛距離が出るということで愛用者が増えているユーティリティです。
笹生優花プロはこれを4番アイアンとして考えています。
シャフトにはスチールのソリッドな打感とカーボンのしなりとを両立させた日本シャフトの特許取得のモーダス3 G.O.S.T(Hybrid Graphite on Steel Technology)を選んでいます。
スチールアイアンの方向性と、カーボンの弾き感とを融合させた、飛んで曲がらないシャフトです。
三浦技研のアイアンを使用している女子プロゴルファーは少ないと思います。
三浦技研は昔から精度の高いショットが要求されるツアー現場での対応を第一に考えて設計しているクラブメーカーです。
TC101もミウラ独自のレンジ別3Dフロー設計。すべての番手でのミスヒット時のリカバリー性能を向上させています。
端正な顔つきと、自社による軟鉄鍛造製法にこだわり続けてコアなファンが多い三浦技研。
主力機種として2020年に発売したキャビティアイアンがTC-101です。
「TOUR CAVITY」の頭文字をとってネーミングされた、TC-101は精度の高いショットが要求されるツアープロの要求を第一に考えて作られたアイアンです。
最大の特徴は番手別にロング、ミドル、ショートに分け、
トウ・ヒールの重量配分、重心高さ、スイートエリアのフェース肉厚をそれぞれ設定したレンジ別フロー設計を軟鉄鍛造で実現したことにあります。
これによりロングアイアンは高慣性モーメントでやさしく高弾道が打て、ショートアイアンは柔らかい打感と高い操作性を持ったやさしいアイアンとなりました。
プロ好みの端正な顔つきでありながらもやさしさも持ち合わせた、
大量生産のアイアンとは一線を画す、独自の世界観を持つ三浦技研の集大成ともいえるアイアンです。
タイトリストボーケイに替わって三浦技研のMG-R01が入っていました。56度と61度は主にグリーン周りで抜けがいいので使用しているようです。
三浦技研の前に使用していたウエッジはボーケイでした。
三浦技研の柔らかいアイアンの打感からのつながりで、タイトリストボーケイSM7をウェッジに選んでいます。
ロフトが48度,56度,ロブウェッジで60度とやや変則なセッティングです。
ですが、これは笹生優花プロが単なる飛ばし屋というだけではなく、アメリカツアーで戦うことも念頭に入れています。
それは、アプローチの引き出しを増やしたいという意欲の現れだと思います。
一般的にはボーケイデザインSM7はオーソドックスなティアドロップのストレートネックでフェースを開きやすいです。
ロフトバリエーションが多く、ソール形状も58度で5種類もあるので慎重に選んで下さいね。
Lグラインドを選ぶゴルファーは思いきりフェースを開いて高いロブショットを体感して下さい。
2008年にトップアマのマイク・ジョンソンが立ち上げたパターメーカーです。
(笹生優花プロが使用するモデルは約50万円ですが、一般モデルの「ピレッティ」もありますので、一度眺めてみて下さい。)
異素材のインサートや鋳造ヘッドを使わず、伝統的なパターヘッドの形状と素材の良さを活かすために削り出しにこだわった重量ヘッドのパターです。
ストロークの安定性と転がりの良さに定評があり、スコッティ・キャメロンとはまた異なったプレミアムパターブランドです。
笹生優花プロはこの中からオーソドックスなピンタイプの形状を持つ、削り出しパターの素材としては最高級のドイツ製ステンレススチールを使用した
エリートポテンザツアーオンリーGSSを使用しています。
ボールはやはり世界で活躍しているプロゴルファー使用率NO1のタイトリスト・プロV1ですね。
いかがですか、規格外の笹生優花プロのクラブセッティング。ファンの注目は、笹生優花プロのこれからの活躍ですね。
身体的なポテンシャルでその可能性は期待できますが、尾崎将司プロとの出会いも活躍要因になっていると思います。
その一つがシャフトですね。プロの世界も指導者の出会いは偶然ではなく目的が明確であればあるほど近づくのです。
笹生優花プロのクラブセッティングでした。特徴はやはりシャフトの選択です。
あなたも自分のゴルフスタイルに合わせてシャフトを替えてみて下さい。
笹生が強くこだわってプロ入りから使用している「左に行かないアイアン」三浦技研のTC101。
絶対的信頼をもって2021年の全米女子オープンを制しました。
そして、2022年三浦のアイアンを残して全てのクラブをキャロウェイゴルフと契約しました。
2023年そのセッティングで日本ツアーにも参戦し優勝の瞬間を見せて欲しいですね。
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