女子プロゴルファー川﨑春花の優勝歴を紹介します。初優勝は2022年、10代のルーキーイヤー9月公式戦「日本女子プロゴルフ選手権」でした。
最終日のバックナインが怒涛の4連続バーディを含み最終スコア―は1イーグル、6バーディ、ボギーフリーの8アンダーでした。
とても”ういういしい”優勝でした。
そしてそれから1ヶ月後のビック大会「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」で2勝目を挙げました。
しかし翌年は…
ところで、応援している選手の優勝の瞬間は涙腺が緩みます。
努力を重ね、運も味方につけ勝ち取った二文字。ゴルファーならだれもが共感できると思います。
あなたも優勝を引き寄せたパターを参考にゴルフライフを楽しんで下さい。
⇒女子ゴルフファンはサービス豊富なアマゾン(amazon)プライムを利用。
2022年のルーキーイヤーは順風満帆でプロ人生をスタートさせました。がしかし、2023年はその反動からか絶不調に陥りました。
32試合出場中予選落ちが15回もあり、最高順位は3位タイが2回だけの成績でした。ロッカールームで何度も泣いたこともあったそうです。
苦悩、苦闘の日々を過ごす中で、
ゴルフを続けていけなるかもしれない。ダメになってしまう。何をやってもうまくいかない。ショットがどこへ飛んでいくかもわからない。コースへ行くだけで気が滅入ってしまった。クラブを振ることさえ、怖かったです。
と、負の連鎖に見舞われていました。
しかし、それも経験と割り切り、自身がよかった時のスイングをビデオで見ながら研究し、2024年の19戦目で見事2年ぶりの3度目のタイトルを獲得しました。
そしてオープンウイークを挟んだ第20戦「大東建託・いい部屋ネットレディス」で連続優勝を挙げました。
昨年は「ゴルフをするのが怖い」ほどの大不振に陥ったが、これで完全復活です。しかし、連続優勝後は2戦連続予選落ち。
ただ、その翌週の「CAT Ladies」で完全優勝を果たし通算5勝目を挙げました。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E6%98%A5%E8%8A%B1&imageId=361103
今週は自身でジャッジしたいということで大箱根CCのハウスキャディさんにキャディを頼んだそうです。
コースのすべてを知り尽くしているハウスキャディさんの一言が大きな励みになったことでしょう。
大会名 | CAT Ladies 2024 |
開催期間 | 8月16日~8月18日 |
開催場所 | 大箱根カントリークラブ(神奈川県) / 6,652Yards Par72(36,36) |
賞金総額/優勝賞金 | 6,000万円/1,080万円 |
FR:優勝:34+36=70(-2)4バーディ、2ボギー
2R:1位:32+33=65(-7)8バーディ、1ボギー
1R:1位:35+33=68(-4)5バーディ、1ボギー
2位のぺ ソンウに3打でスタートした最終日。
川崎は4バーディ、2ボギーの2アンダー「70」でプレーし、後続の渡邊綾香に3打差をつける通算13アンダーで自身初の完全優勝で大会を制しました。
今までの優勝は全て4日間大会でしたが、3日間大会で優勝したのは初めてです。
川﨑のコメント
「今週はパッティングが決まってくれて、ショットもそれとかみ合ってよかった。その結果が優勝につながった」。
と、TVインタビューでも話していましたが、目の前の1打を大切にしてラウンドしたことです。その結果が「優勝」の二文字につながったのですね。
それにしてもゴルフは面白いですね。そしてパットイズマネーで、そのシーンは渡邊の15番ロングホールのセカンドショットです。
残り約250Yを2オンし入ればイーグルで川崎にプレシャーをかけれれますが、なんと3パットのパーで上がりました。
ゴルフにタラればはありませんが、渡邊は18番でイーグルでしたので、返す返す15番の2オンのパーは残念でした。
優勝時のクラブセッティングはこちら。
2001年度以降に生まれた女子ゴルフの優勝者一覧はこちら。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E6%98%A5%E8%8A%B1&imageId=357584
大会名 | 大東建託・いい部屋ネットレディス |
開催期間 | 7月18日~7月21日 |
開催場所 | ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県) / 6,505Yards Par72(36,36) |
賞金総額/優勝賞金 | 12,000万円/2,160万円 |
大会最終日は、単独トップで出た川﨑春花が8バーディ・ボギーなしの8アンダー「64」をマークし、トータル28アンダーで逃げ切りました。
前戦の「ミネベアミツミレディス」に続く連勝で今季2勝目、ツアー通算4勝目を果たしました。
最終日最終組は三ヶ島かなと山下美夢有で壮絶な伸ばし合いが続くと思っていました。
しかし、三ヶ島と山下が失速してしまいます。川崎は楽な展開となりました。2位の山下とは4打差つけての優勝です。
さらに2016年に「大王製紙エリエールレディス」でテレサ・ルー(台湾)が記録した72ホール最多アンダーパー(-24)を4打更新しました。
出展:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E6%98%A5%E8%8A%B1&imageId=356118
大会名 | ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ |
開催期間 | 7月4日~7月7日 |
開催場所 | 真駒内カントリークラブ 空沼コース/6,667Yards Par72(36,36) |
賞金総額/優勝賞金 | 10,000万円/1,800万円 |
4打リードの単独首位から出た最終日は4バーディ、1ボギーの「69」で通算18アンダーに伸ばし、2022年10月「マスターズGCレディース」以来となる2年ぶり3度目のタイトルを獲得しました。
やはり最終日は緊張したのか、出だしの1番で今週初のボギーをたたき、4日間ボギーフリーの記録は途絶えました。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E6%98%A5%E8%8A%B1&imageId=289696
賞金総額2億円のビックトーナメント。
3STラウンドを首位タイとした川崎春花の最終日は5バーディー、2ボギーの69とスコアを伸ばしました。
通算15アンダーで2勝目を飾りました。
優勝スピーチ
「レギュラーツアーでは初めての最終日最終組で始まる前はどんなゴルフができるかなとワクワクしていましたが、始まってみると思ったようなプレーじゃなかったり、後半リーダーボードが見えたときに緊張してしまいました。ですが、勝つことができてよかった」
国内メジャーでの初優勝は決してフロックではなかったことを認めてもらいたかったようですね。
「1勝だけじゃまぐれと言われてしまう。言われたくない。満足せず今シーズン中にもう1勝したいと強く思っていた」
と優勝インタビューで応えていました。最終組の緊張はありましたか?の質問では、
「朝、高揚感で1時間半も早く目が覚めて、それから眠れなかった。スタートの1番で3パットボギーを打って…スコアカードを記入する時、手が震えてて。緊張してるんだなと思いました」
外見からは緊張していない様子でしたがやはり内面は葛藤していたのですね。心の強さを感じました。
なんと川口選手のクラブセッティングはフリー契約なんですね。
⇒川﨑春花の10代で初優勝のクラブセッティング。
とにかく上記のスコア―が示しているようにボギーが少ない選手です。
この難しいコースセッティングと公式戦の緊張感の中でボギーが2つというのもかなりの実力者です。
最終日は8番パー4の第2打目を入れてイーグルを奪っています。
その後、バックナインに入り12番から4連続バーディ。17番、18番もバーディを奪って後半は「30」と猛チャージし、地元優勝を果たしました。
もちろん地元で昨年(2021年)のプロテスト合格コースであるアドバンテージはあるとは思いますがこの優勝は価値ある1勝であることは間違いありません。
7月の予選会を突破して本選出場権を得た川﨑春花。とても落ち着いていた初優勝です。
父・太郎さんのコメント:引用:ヤッフーニュース
川﨑春花の4打差逆転優勝について。
まさか夢にも思ってなかった。信じられない。今でも実感が湧いてない。
2001年以降に生まれた選手⇒新世紀世代の女子ゴルフ。年別優勝者一覧。
新人戦は2021年11月のプロテスト合格者21人で行われます。
川崎春花は初日首位。2日目は4バーディ、2ボギーの「70」で回り、通算7アンダーで逃げ切り優勝を飾りました。
川﨑春花は2022年のステップで1勝しています。
3日間で2ボギーとは大物です。
2021年3月に出場した『全国高等学校ゴルフ選手権春季大会』女子個人で、見事に『優勝』を飾りました!
ちなみに2位はその年「オーガスタナショナル女子アマチュア」で優勝した梶谷翼でした。
成績: 216(E) 70+72+74
2021年11月のプロテストで合格した川崎春花。
翌年、ステップアップで優勝し、その後の公式戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で優勝。
2022年新たなヒーロー誕生の瞬間を「女子ゴルフ選手権」で見ることができました。
今、一番輝いている女子プロゴルファーであると思います。
目標は川﨑選手と同じ10代で初優勝した稲見萌寧選手というのも親しみを感じます。
View Comments