勝みなみのクラブセッティングを紹介します。使用クラブはダンロップのスリクソンで、こだわりは「自分にあったクラブ(ダンロップ)を使う」ことです。
「自分に合わないクラブは絶対に使わない」という信念でクラブセッティングをしています。
日本ツアー7勝で「米ツアー参戦2年目」の勝みなみ選手はシード権をキープしてほしいですね。2024年は「欧州ツアー」で先ずは実績を挙げました。
今後が楽しみです。
女子ツアー屈指の高額賞金大会で、通算9アンダー3位でフィニッシュし24万4210.05ドル(約3600万円)を獲得しました。
さて、パッティングのパット数は記録していますよね。プロはスタッツの平均パット数で調子を判断しますよね。
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もし3パットが多くなったら、エースパターの替え時です。スコアメイクはパターから!!
尚、試合会場の練習グリーンはパッティングノウハウが満載。プロのパター選びからパッティング練習まで目が離せません。
※)選手は試合会場でクラブを替えることがあります。大幅にチェンジした場合は追記します。
ドライバーはスリクソン ZX7 Mk IIを2023年同様使用しています。
⇒ダンロップゴルフドライバー初心者でも使える「スリクソンZX」の機種と特徴。
フェアウェイウッドはプロギアから「スリクソン ZX Mk II」に替えています。
昨年同様です。
コースによって4Uの代わりに4Iを使用しています。ハードヒッターならではですね。
ZX5 Mk IIに替えました。
ZX7から替え、「Z-FORGED II」を使用、男子顔負けのブレードアイアンです。
昨年同様です。
パターは昨年同様「オー・ワークス パター #1」を使用しています。 勝選手はパターを頻繁に替える選手ではなさそうですね。
⇒「パターの選び方」人気のオデッセイのピン(ブレード)型の特徴と種類。
ボールは「スリクソン Z-STAR XV」を使用しています。
米ツアー2年目の勝選手。環境も移動も少し慣れたので必ず今季は結果を残してくれると思います。
その点、欧州ツアーで幸先の良い3位でフィニッシュしたことで勢いがついてほしいですね。
他の黄金世代のクラブセッティングはこちら。
⇒黄金世代の女子ゴルフ。「メーカー契約別」のクラブセッティング一覧。
※)選手は試合会場でクラブを替えることがあります。
ご承知の通りオフで体力的なトレーニングをしています。その結果、体幹も強くなりドライバーの飛距離アップは誰もが知るところになりました。
そして、2023年は米ツアーに本格参戦しました。日本ツアー参戦は5試合でした。(TOTOを除く)。
勝みなみのクラブセッティング2023年もアイアンは4番からというパワーセッティングです。
6番以下でモデルを変えるコンボセットで、シャフトもフレックスをSとXを使い分けておりフィーリングや弾道の高さを調整しています。
ドライバーはスリクソン ZX7 Mk IIを使用しています。
ZXとの違いはクラウンの素材を「カーボンからフルチタン構造」に変更しています。
チタンを採用することで、よりスムーズなヘッドのたわみを生み出しました。
⇒ダンロップゴルフドライバー初心者でも使える「スリクソンZX」の機種と特徴。
⇒アイアンの選び方。おすすめのダンロップ「スリクソン」の特徴と評価。
パターはオデッセイ・オー・ワークス#1を使用しています。
マイクロヒンジ・インサートで、打球音はソフトです。インサート効果でボールの転がりが良いです。
⇒「パターの選び方」人気のオデッセイのピン(ブレード)型の特徴と種類。
ボールはスリクソン Z-STAR XVを使用しています。
2023年、勝みなみは米ツアーに本格参戦しました。
しかし夏場を過ぎ13試合で、トップ10入りは春先の「DIOインプラントLAオープン」の1試合のみでした。
過酷な環境にもまだ慣れないと思いますが苦しい時期を過ごした後は必ず輝かしい舞台が待っていると思います。
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勝みなみの昨季のドライビングディスタンスは254.31ヤードで2位でした。誰もが認めるツアー屈指の飛ばし屋です。
2022年のクラブセッティングの特徴はUTを使用せずにアイアンは4番からという女子では珍しいパワーセッティングです。
アイアンのシャフトは本調子系のneoで、やはりパワーのあるタイプが好むモデルです。
ドライバーはスリクソンZX7を使用しています。
昨年は5番ウッドの下にUTを入れていましたが4番アイアンでもしっかり飛ばせるため今年はUTを外しています。
シャフトneoの特性は、中間が硬くてトウダウン量が少なく、先端が少し動いてボールを上げてくれます。
最近の進化したボールはスピン量が少なすぎて、アイアンショットが上がりにくくなっています。
neoの特徴をいかした高さでしっかり止められる勝みなみの技術力が光るチョイスですね。
ウェッジはPWの下に、3本体制でフルショットで対応できる距離の幅が広がるりました。
パターはオデッセイ トライホット5K ONEを使用しています。
オーソドックスなブレード型で、慣性モーメント5000(5K)の名前のとおり、スイートエリアの広さが抜群です。
また、ストロークラボシャフトはヘッドとグリップが同調しやすく、ストロークの起動が安定するのも特徴です。
勝選手が長いバーディパットを決めているシーンをよく見ますよね。
ボールはドライバーの飛距離性能がさらに進化したスリクソンZ-STAR XVを使用しています。
飛距離がもう少しほしいゴルファーは一度試して下さい。
他の黄金世代のクラブセッティングはこちら↓
いかがですか、勝みなみのクラブセッティング。ドライバーはスリクソンZX7ですね。
飛距離性能プラス構えやすさにこだわるゴルファーには最適なドライバーです。
カーボンとチタンの複合構造で、フェースの弾きがよく初速は出るが食いつき感もあります。
ドライバーはZ785に戻しています。スリクソンZ785はハードでちょっと難しいクラブですがヘッドスピードが速い方は参考にして下さい。
体力強化でドライバーの飛距離が伸び今のスリクソンZ785のヘッドとシャフトの関係が勝選手にマッチしているのでしょう。
勝みなみプロのクラブセッティング2021年は2020年よりはハードなセッティングになっています。
そして、5月最終週第13戦「リゾートトラスト」で2年ぶりに優勝しましたね。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%8B%9D%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%BF&imageId=246761
感覚重視したクラブセッティングですので気に入ったクラブは何年も使い続ける傾向があります。
しかし、唯一頻繁に変えるのがドライバーで2021年はスリクソンZ785に替えています。
3番ウッドを外しています。代わりに4番アイアンを新たに投入しています。
アイアンは2020年から新しくスリクソンZフォージドを使い始めました。
女子プロゴルファーの主流はキャビティですが勝選手はマッスルバックタイプを使用しています。
理由はキャビティバックと比べるとスピン量を自分で調節できることです。ただ打点はかなりシビアですね。
試合でも少しダフリ気味で入っているシーンが時々ありましたね。ダウンブロースイングのゴルファーはキャビティバックですとスピンがかかりやすいと思います。
勝選手はその感覚が合わなくなってマッスルバックに替えたと思います。
アマチュアにはスリクソンZ585をお勧めします。スリクソンアイアンはこちらの記事を参考にして下さい。
ウェッジは3本体制でアプローチの距離問題を解決しています。
オデッセイ オーワークス#1をチョイスするときもあります。
勝みなみの使用ボールは契約先のスリクソンZスターを使用しています。
いかがでしたか?勝プロのクラブセッティングを紹介させていただきました。もちろんプロは試合会場でセッティングを替えます。
また、ヘッドは同じでもスイングの調子でシャフトを替える事もあります。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%8B%9D%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%BF&imageId=230284
さて、2019年の賞金ランキングは10位で、黄金世代の中では4番目の順位でした。パナソニックと12戦目の中京テレビで勝利しています。
2020-21年6月の開幕戦「アースモンダミンカップ」では3アンダー28位タイの成績でした。開幕ですからまずまずのスタートですね。
トーナメントは7月は連続中止になり9月からは無観客ですが一部を除き開催されました。
クラブ名 | 品名 |
---|---|
ドライバー | ゼクシオX(エックス) |
フェアウエイウッド | スリクソンZ F85 |
4UT | スリクソン Z H65 |
アイアン(5I~PW) | スリクソン Zフォージド |
ウエッジ(AW、SW) | クリーブランド RTX-4 |
パター | オデッセイ オーワークス#1 |
ボール | スリクソンZスターXV |
ドライバーはスリクソンからゼクシオX(エックス)に替えましたね。ゼクシオエックスはゼクシオイレブンと一緒に2020年モデルのドライバーです。
ヘッド形状は「ゼクシオイレブン」と同じですが、フェース角がスクエアで真っすぐ構えることができるドライバーです。
ただ、気になるのは帽子のロゴがスリクソンになっています。
もしかしたら開幕戦のアースではドライバーをスリクソンにしているかもしれません。
(※プロによっては会場によってクラブセッティングを変えています。)
ロフト:10.5度
シャフト:三菱ディアマナ50X
シャフトは小学生の頃からディアマナです。やはり一番慣れているのですね。
勝みなみプロはスリクソンZ785だと球がドロップしていたのでもっと球を上げたいとのことです。その理由でゼクシオXに替えたとコメントしています。
シャフトを三菱ディアマナDF50に替えて他は2019と変わりません。勝みなみプロは「感触派プロゴルファー」ですね。
2019年と変わらずですね。このUTは本人が一番気に入っているクラブで、アイアン感覚でピンを狙えるUTです。
フォルムがシャープでアイアンのようなイメージで振りきれ、低く抑えることもできるので使用頻度が高いと言います。
シャフト:Miyazaki KENA ハイブリッド7(S)
2019年と変わらずです。シャフトも変わらずN.Sプロ プロトタイプ(S)です。
クラブ | ロフト | 長さ |
---|---|---|
AW | 50度 | 35.25インチ |
AW | 54度 | 35インチ |
SW | 58度 | 35インチ |
打った時の感触が少ないパターなので使っているパターです。パターはピン型パターしか使用しないようです。
ボールはスリクソンZスターXVを使用しています。
勝みなみプロのクラブへのこだわりは「自分にあったクラブ」しか使わないのでその判断は勝みなみ自身しか分かりませんね。
※各クラブの画像は勝みなみが使用している同タイプのクラブで実際に使用しているクラブではありません。
肉体強化でドライバーの飛距離を伸ばし、メンタル強化で不安感を見せない試合展開で、優勝の2文字を寄せてくる姿は実力者の域に入りました。
さて、クラブ契約は今年もダンロップでスリクソンです。
昨年オフにはドライバーショットの正確性を重視しニュードライバーに変えています。
ウイークポイントはやはりドライバーの正確性なんです。
FWキープ率など自身のウイークポイントを洗い出して、そこを徹底的に強化したそうです。
勝みなみのクラブセッティング2019は正確性を重視したセッティングになっています。
昨季のFWキープ率は、55.44%で90位でした。
この数値をアップしなければ常勝プロになることは厳しいと思います。今季はこの数値が課題になりますね。
勝みなみプロの対策は左を恐れずに安心して振り切れるドライバーにしたことです。
シャフト:ディアマナDF50(SR)
Z785ドライバーは本格派フォルムながらやさしさも兼ね備えています。楽に飛距離を伸ばしつつ、勝みなみプロのウイークポイントである正確性をサポートします。
勝みなみプロが使用しているドライバーは「SRIXON Z785」
シャフト:ディアマナ(SR)
ドライバーからの流れを重視しています。FWは楽に飛ばせて横のブレを抑制してくれます。ランも含めて飛距離が計算できます。
シャフト:Miyazaki KENA ハイブリッド7(S)
アイアン感覚でピンを狙えるUT。
UTはフォルムがシャープでアイアンのようなイメージで振りきれます。低く抑えることもできるので使用頻度が高いですね。
番手 | ロフト | 長さ |
---|---|---|
5I | 26度 | 38.0インチ |
6I | 29度 | 37.5インチ |
7I | 33度 | 37.0インチ |
8I | 37度 | 36.5インチ |
9I | 41度 | 36.0インチ |
PW | 46度 | 35.5インチ |
アイアンは構えた瞬間、シャープに振りきれるイメージが湧き、ショットの切れ味を勝負する勝みなみプロのプレーを後押ししてくれます。
勝みなみプロは打感の良さがお気に入りのようです。
ただ、Zフォージドはアマチュアには少し難しいクラブです。アマチュアにはスリクソンZ585をお勧めします。
クラブ | ロフト | 長さ |
---|---|---|
AW | 50度 | 35.25インチ |
AW | 54度 | 35.0インチ |
SW | 58度 | 35.0インチ |
ウエッジはクリーブランドRTX-4の58度を中心に使用しています。状況次第では50、54度を使い分けています。
オーワークス#1はボールを押す感覚で打てます。柔らかい打感でフェースにボールがくっつく感覚があります。
しっかりヒットしてラインに乗せてバーディを沢山奪って下さいね。
オデッセイのパターはこちらの記事を参考にして下さい。
ボールはスリクソンZスターXV
いかがでしたか、勝みなみプロのクラブセッティングでした。
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD IZ -5(S)
名器をあなたの手に。
シャフト:ミヤザキコスマインディゴ5(S)
前半戦はダンロップ スリクソン Z F65を使用していました。
シャフト:ミヤザキケーナインディゴ5(S)
シャフト:ミヤザキケーナブルー7(S)
シャフト:N.S.プロ・プロトタイプ(S)
シャフト:N.S.プロ・プロトタイプ(S)
シャフト:N.S.プロ・950GH(S)
追記:12月25日:インスタより
2018年GTPA新人賞《授賞理由》引用:LPGA
https://www.lpga.or.jp/news/info/32186
勝みなみ=黄金世代のリーダー的存在。
大王製紙エリエールレディスオープンでプロ初優勝を飾った。バーディー率1位、バウンスバック率2位の技術も光る。
3Wを新作の「スリクソンF85」に替え、「悩みそが吹き飛んだ」という勝みなみ。「これまでは右に吹き上がるように出て、前に行かなかった」
「ところが、F85はとにかく球が強い。おかげで前に飛ぶようになったし、スイングのリズムもよくなりました」
と言っております。
又、コースによって5IとUTを使い分けているそうで、・・・
「グリーンが早い時は止めやすいUTを入れますが、アイアンが好きなのでできるだけアイアンを使いたいんです」
このこだわりのセッティングがプロ初優勝呼んだのでしょう。
2014年4月、国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディスオープン」でアマチュアの高校生で優勝しました。
女子プロツアー史上最年少優勝でした。(15歳293日)
エンジョイゴルフ!!楽しいゴルフライフを。