吉田優利のプロテスト合格を紹介します。吉田優利は、2019年度のプロテストに初挑戦しました。
そして、一発合格しています。
吉田優利はアマチュア時代から宮里藍以来となる同一年度で女子アマ日本タイトル2冠達成で注目されていた選手でした。
2019年のプロテストに一発合格し、プロデビューした吉田優利。
吉田優利の成績は、”286″12位タイで合格しました。
ナショナルチームとして一緒だった安田祐香は、4位タイ、西村優菜は2位タイで合格していますね。
プロテストは、狭き門です。合格率が毎年数%の厳しい世界で、しっかりと結果を出すところが凄いですよね。
プロテスト合格後、すぐにQTに出場し、こちらもトータル4アンダー、オーバーパーナシの安定した成績で20位という結果で終わりました。
吉田の実力からすれば少し物足りない結果であったかもしれませんが、2020年前半戦にフル出場できる権利を勝ち取りました。
プロテストもQTもオーバーパーナシの安定感がある成績で、今後の活躍に期待できる成績でした。
吉田優利はアマチュア時代から素晴らしい成績を残しています。
やはり、「日本ジュニア」「日本女子アマ」のビックタイトル2冠は凄いですね。
2018年 | 日本ジュニアゴルフ選手権競技 | 女子15歳~17歳の部 | 優勝 |
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2018年 | 日本女子アマチュアゴルフ選手権競技 | 優勝 |
同一年度で女子アマ日本タイトル2冠達成は宮里藍以来の偉業であり、アマチュア時代から次世代のスター候補として期待されてきた選手です。
吉田優利の師匠は、辻村明志氏です。
辻村氏は、上田桃子、小祝さくらなど多くのトッププロが信頼するカリスマコーチですね。
辻村氏の吉田優利に対する評価は、オーバーパーはほとんどない勝負強さと、効率的に練習に取り組むことができる「頭の良さ」を評価しています。
オーバーパーを打たない理由としては、「器用さ」がある選手なので、スイングのタイミングやズレが生じても上手にカバーして真っすぐボールを飛ばすことができるからであるという見解です。
一方で、「器用さがケガにつながることもありうる」と考え、吉田優利の今後の課題であると考えているようですね。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%90%89%E7%94%B0%E5%84%AA%E5%88%A9&imageId=253563
スイングの特徴としては、バックスイングからトップまでベタ足で下半身がほとんど動かない点が特徴的ですね。
下半身が動かず、上半身を捻るので効率的に力を伝えるスイングができます。
このようなスイングができる選手は、下半身の筋肉が強いという特徴があり、吉田優利選手はその典型ではないかと感じます。
トップまではほぼベタ足ですが、ダウンスイングにかけて左側にしっかりと体重移動が始まり、インパクトではほぼ体重は左足にかかっています。
ボールを飛ばすためには、理想的なスイングではないかと思います。
吉田優利の2020年度のパーオン率は65%前後であり、他の技術に比べて課題となっているのではないかと感じます。
フェアウェイキープ率は、70%程度をキープしていることを考えると、これから彼女がスター選手となるためにはアイアンの精度が課題となってくるような気がします。
吉田優利は、2000年4月生まれ、千葉県市川市出身の女子プロゴルファー。
笑顔が可愛らしく、色白な美人ゴルファーとしても注目を集めています。
ゴルフの実力だけでなく、かわいい女子プロゴルファーランキングでも上位に入賞しそうな可愛い系の顔立ちが魅力的です。
TV番組でも引っ張りだこです。
ゴルフを始めたのは10歳のころでゴルフ好きの父親がきっかけでゴルフを始めました。
すぐに頭角をあらわし、小学6年生の時には関東小学生大会で優勝しているところを見ると、センスの高さを感じますね。
プラチナ世代のプロテスト合格者はこちら
⇒プラチナ(ミレニアム)世代の女子ゴルフメンバーのプロテスト合格年。
高校は、地元千葉県の麗澤高校に進学。
もちろん、ゴルフ部に在籍していて、高校時代に「日本ジュニアゴルフ選手権」と「日本女子アマチュアゴルフ選手権」というビッグタイトルの2冠を達成しています。
10歳でゴルフを始めて、この成績は、ゴルフセンスの高さを感じますね。
大学は、日本ウエルネススポーツ大学へ進学し、プロゴルファーと大学生を両立している選手です。
吉田優利の家族構成は、父、母、妹の4人家族。
吉田優利の父・吉田英隆さんは、ゴルフ好きで吉田優利がゴルフを始めるきっかけになったことは間違いないです。
凄いと思うのはすぐに吉田優利にプロのコーチをつけてプロにゴルフを教えてもらうという選択したことです。
ゴルフ好きならば、自分で娘を教えたいと思うのではないかと思いますし、おそらくその想いは強かったのではと想像します。
ですが、その気持ちを抑えてプロに教えてもらうという選択肢を選んだことはプロへの道を想定していたのでしょう。
因みに妹の吉田鈴さんもプロ志望のゴルファーで、9月に開催されたプロテストの1次予選を首位通過しています。
2019年のプロテストに一発合格した吉田優利。
この年のプロテストは山下美夢有、西郷真央そして笹生優花などの2021年生まれの選手も合格しています。
また同じプラチナ世代(2000年生まれ)の安田祐香も合格しました。
明日のニュースター誕生で増々活気づく女子ゴルフ界です。