古江彩佳選手の優勝歴を紹介します。古江彩佳がJLPGAでの優勝はアマチュア時代2019年10月の「富士通レディス」です。
アマチュアでの優勝は史上7人目の快挙でした。
この優勝でプロテスト及びQTへの出場は免除になり、プロ転向後は「富士通」に所属しました。
それから3年後の2022年に主戦場を米ツアーに移し16試合目で初優勝しています。凱旋後は10月所属先の「富士通レディス2022」で連覇を果たしました。
そして、2024年米ツアー参戦3年目にして日本人史上4人目のメジャー大会で優勝しました。米ツアー通算2勝目です。
ところで、応援している選手の優勝の瞬間は涙腺が緩みます。
努力を重ね、運も味方につけ勝ち取った二文字。ゴルファーならだれもが共感できると思います。
あなたも優勝を引き寄せたパターを参考にゴルフライフを楽しんで下さい。
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大会名 | アムンディ・エビアン選手権(LPGA公式) |
開催期間 | 7月11日~7月14日 |
開催場所 | エビアンリゾートGC(フランス)/6523yd(パー71) |
賞金総額/優勝賞金 | $8,000,000/$1,200,000 |
最終日、1打差の2位からスタートし1イーグル6バーディ、2ボギーの6アンダー「65」でプレーし、通算19アンダーで逆転メジャー初優勝を挙げました。
ホールアウト後には歓喜の涙を流していました。22年「トラストゴルフ スコットランド女子オープン」以来となるツアー2勝目です。
ドラマは最終18番で起きました。通算17アンダー首位タイで迎えた18番(パー5)では2オンに成功しました。
さらにファーストパットを決めてイーグル締めての優勝でした。
古江選手のコメント
本当に15番ぐらいまで我慢のゴルフだったんですけど、自分を信じてゴルフをやれたのが、最後いっぱいバーディを取れた。ありえないぐらい本当にうれしいです。
大会は2013年にメジャーに昇格しました。メジャー大会になる前に優勝した選手は、2名でメジャー昇格後は古江選手が初めてです。
エビアン優勝時のクラブセッティングはこちら。
⇒古江彩佳「米女子ツアー参戦3年目」のクラブセッティング2024。
他のプラチナ世代優勝者一覧はこちら。
古江彩佳の2022年は主戦場を米ツアーに移しました。
2021年12月に行われた最終予選会(Qシリーズ)で7位にランクインしてツアーカードを獲得しました。
デビュー戦は、「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ」で1月27日~30日、米国フロリダ州・ボカ・リオGCで開催。
2020年に初めて開催され、今回3回目となるまだ歴史の浅いトーナメントで、結果は3アンダー18位で終了しました。
最終日は首位に4打差11アンダーの9位からスタートしました。
10バーディ、ボギーなしの「62」をマークし、大会最多アンダーパー記録となる通算21アンダーとして初優勝しました。
最終日:優勝:31+31=62(10バーディ、ボギーフリー)
3日目:9位タイ:32+36=68(5バーディ、1ボギー)
2日目:16位タイ:36+32=68(8バーディ、2ボギー、1ダブルボギー)
1日目:18位タイ:35+34=69(5バーディ、2ボギー)
⇒放送はWOWOW:WOWOW観るならスカパー。
クラブ契約はブリヂストンゴルフです
⇒古江彩佳「米女子ツアー参戦」のクラブセッティング2022。
古江のコメント
まさかルーキーイヤーで優勝できると思っていなかったので、うれしいです。
プラチナ世代の優勝者はこちら
⇒プラチナ(ミレ二アム)世代の女子ゴルフ。年別優勝者一覧。
2Rで2イーグルを挙げた古江彩佳の最終日は岩井明愛選手の追い上げもあり思うようなバーディを拾うことはできませんでした。
しかし、やはりその凄さを見せてくれたのは18番の入れれば優勝のバーディパットでした。
18番に上がってきたとき表情が変わりました。優勝を意識したスイッチが入った瞬間でした。
この試合はアマで優勝しプロで2勝しました。
2020年は3勝しましたが、2021年の前半戦はなかなか思うようなゴルフができませんでした。
古江は秋口にめっぽう強い選手で主催会社所属選手として、2年ぶりの大会2勝目を飾りました。
そして翌週のマスターズGCレディースではツアー史上8人目となる2度目の2週連続優勝を果たしました。
この優勝で賞金ランキングも2位(2億1312万7575円)になりました。
20歳150日での達成は、宮里藍(20歳105日)に次ぐ歴代2位の年少記録です。
憧れの藍ちゃんに近づきましたね。
また45試合での達成はフォン・シャンシャン(中国、35試合)、アン・ソンジュ(韓国、36試合)、宮里藍(44試合)に続く歴代4位の記録です。
そして、プロ通算6勝目は11月の日本単独開催になったTOTOジャパンクラシックです。
現在賞金ランキング2位です。残り3試合で逆転するか?
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%8F%A4%E6%B1%9F%E5%BD%A9%E4%BD%B3&imageId=257125
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%8F%A4%E6%B1%9F%E5%BD%A9%E4%BD%B3&imageId=256518
奥天候でコースコンディション不良のため最終日は競技中止となり、大会は2日間の短縮競技になりましたので賞金額は25%減になっています。
前日まで通算12アンダーで首位に並んでいた勝みなみと古江彩佳のプレーオフ3ホールのみが行われました。
古江は2ホール目にバーディーを奪い、1アンダーで回り優勝。
昨年11月大王製紙エリエールレディス以来のプロで4勝ツアー通算5勝目をホステス大会で果たしました。
2020年の女子ゴルフツアー前半戦はほとんど中止になりました。それでもなんとか後半戦は無観客で開催することができました。
2020年9月:「第51回デサントレディース東海クラシック」プレーオフを制しプロ転身後、初優勝。ツアー通算2勝目。
2020年11月:「第36回伊藤園レディースゴルフトーナメント」プレーオフを制し今季2勝目。ツアー通算3勝目。
2020年11月:「第39回大王製紙エリエールレディースオープン」2位と3打差をつけ今季3勝目。ツアー通算4勝目。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%8F%A4%E6%B1%9F%E5%BD%A9%E4%BD%B3&imageId=237628
3日目に「64」の猛チャージで単独首位にたった古江彩佳です。
最終日は4打差の首位からスタートの古江彩佳は4バーディー、2ボギーの「69」で終え2位とは3打差の通算15アンダーまでスコアーを伸ばし今季3勝目を挙げました。
古江彩佳の強みはボギーが少ないことです。派手なプレーではなく確実にスコアーを縮めるショットメーカーです。
「バーディーをとっても、そのあとボギーだったら意味がない」とお父さんと高校生の時からよく話していたとコメントしています。
それを実行することはとても難しいことですが、実行しようと試行錯誤しながらプレーすることで日々の成長につながっているのだと思います。
プロの2勝目は真価が問われますよね。
プロで優勝することも大変困難な道のりですが、2勝目はトップスターへの一歩となります。
古江彩佳の2勝目はやはりプレーオフでした。
最終日、首位タイからスタートの古江彩佳は3バーディー、1ボギーの「70」で回り、通算12アンダーでトップの酒井美紀と並び勝負はプレーオフに持ち込まれました。
プレーオフは3ホール目までもつれこみました。
3ホール目の1打目をフェアウェイに置き、2打目は7番アイアンで打ちピン手前でバウンドしそのまま転がりカップをかすめて30センチのところで止まりました。
プレーオフはこのスーパーショットで勝負がつきましたね。
「諦めず戦えばチャンスは必ずくると思い、楽しむことしか考えていなかった」と自分を信じて疑わなかったことで今季2勝目を挙げました。
最終日、首位と並んでスタートの古江彩佳と東浩子との一騎打ちとなりました。
両選手4バーディ、ノーボギーの「68」で終え通算15アンダーでホールアウトし、勝負はプレーオフに持ち込まれました。
プレーオフは同じ18番ホールで行われ、古江選手はフェアウェイからの2打目をPW(ピッチングウエッジ)でピンを狙いました。
PWで打たれたボールは,グリーンでバウンドしカップ20センチのところで止まり、プレーオフはこのスーパーショットで勝負がつきました。
「プレーオフは攻めるしかない、逃げたら負け。」という攻めの姿勢が、2打目のスーパーショットにつながりましたね。
プロ転向後の初優勝がかかるプレッシャーを物ともせず、ベタピンのバーディーで決着をつけ今季1勝目を挙げました。
最終日、1打差の2位からスタートしたアマチュア古江彩佳が6バーディー、1ボギーの「67」でプレーを終えました。
2位とは2打差のトータル17アンダーで、史上7人目のアマチュア優勝を決めました。
この優勝により古江彩佳は、最終プロテストが免除される形でプロ入りが可能になり、2019年10月22日にLPGAに入会申請書を提出しプロに転向しました。
また、アマチュアで「富士通レディース」を優勝した縁もあり、富士通株式会社とスポンサー契約を締結しました。
古江彩佳のコメント:引用:富士通公式HP
2019年の富士通レディースでアマチュア優勝をしてから私のプロゴルファー人生が始まり、
多くの方々のサポートを受ける事が出来るのも富士通レディースの初優勝のお陰です。
その富士通株式会社様と所属契約をさせて頂ける事が、とてもありがたく素晴らしいご縁のお陰だと感謝しております。
今後は、富士通所属選手として、その名に恥じないプロゴルファーとして努力を重ねて参ります。
古江彩佳は11月にプロテストを控えていたが、「富士通レディース」の優勝でプロテストが免除されプロへの道がひらいた瞬間でした。
「富士通レディース」優勝の古江彩佳は19歳。LPGAツアー史上7人目のアマチュア優勝を果たしました。
過去には「宮里藍」「勝みなみ」「畑岡奈紗」などがアマチュアで優勝し現在も活躍しています。
今後の古江彩佳選手に注目しましょう。
「富士通レディース」優勝の縁もあり2020年3月より富士通株式会社とスポンサー契約を締結しました。
今後は富士通所属選手として、同社のロゴの入ったウエア・キャップ・キャディーバックなどを着用し大会に出場します。
また「富士通レディース」をはじめさまざまなイベントにも参加していく予定だということです。
2019年「富士通レディース」で史上7人目のアマチュア優勝を果たし、プロに転向した古江彩佳。
プロ初優勝2020年「第51回デサントレディース東海クラシック」ではプレーオフを制し初優勝を飾ります。
2勝目を挙げた2020年「第36回伊藤園レディースゴルフトーナメント」でも3ホールにわたる接戦を制し今季2勝目を挙げました。
2週連続優勝をかけて臨んだ2020年「第39回大王製紙エリエールレディースオープン」2位と3打差をつけ見事な優勝でした。
2021年の前半は思うようなゴルフができずに優勝を飾ることができませんでしたが、所属先の富士通レディースでプロ通算4勝目を果たしました。
「彩佳スマイル」を見ることができましたね。
「25歳までに賞金女王になるのが目標」という古江彩佳プロですがその夢が叶うのもそう遠くはないかもしれません。これからの活躍に是非、注目してください。
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