植竹希望(のぞみ)のクラブセッティングを紹介します。2023年もクラブ契約は「ヤマハ」です。
植竹希望も黄金世代の一人で、同世代の活躍に刺激され2020-21シーズンは燃えていました。
しかし優勝には手が届きませんでした。しかし、
2022年は「ヤマハのRMX VD」シリーズで初優勝に挑み、ついに黄金世代10人目の覇者としてその名が刻まれました。
2023年もヤマハのクラブで2勝目を狙っています。
さて、パッティングのパット数は記録していますよね。プロはスタッツの平均パット数で調子を判断しますよね。
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もし3パットが多くなったら、エースパターの替え時です。スコアメイクはパターから!!
尚、試合会場の練習グリーンはパッティングノウハウが満載。プロのパター選びからパッティング練習まで目が離せません。
植竹希望の武器は飛んで曲がらないドライバーショットです。
昨季のドライバー平均飛距離とフェアウェーキープ率のランキングをポイント化した「トータルドライビング」は3位でした。
2023年はさらに向上することでしょう。
セッティングはバランスを重視し、各番手で正確性をより優位に使える構成にしています。
ドライバーはヤマハRMX 120を使用しています。(もともとのエースドライバーですね)
パターはオデッセイ・トゥーロン・マディソンを使用しています。
ボールはタイトリスト・プロV1xを使用しています。
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オフはショットの安定性を求めて5キロ増量し週2、3回、3キロずつ泳いで絞りながら、ベスト体重の61キロをキープしたようです。
そして、2022年国内女子ツアー第7戦「KKT杯バンテリンレディスオープン」で初優勝です。
何度も何度もそのチャンスがありながら逃してしまった植村ですので嬉しい嬉しい優勝です。
スタート前から花粉を防ぐマスクと共に外敵を遮断しての最終日最終組で戦いましたが、一歩飛びだせずにプレーオフになりました。
昨季のパーオン率は5位、今季は3位とショットの精度は高まっていました。
第2戦「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」でも、混戦から抜け出し黄金世代10人目の優勝に王手をかけていました。
「緊張は絶対すると思いますが、集中力を持ってやりたいです。どうなるか楽しみですが、この状況で勝てたらラッキーだとも思います」
と植竹はコメントしていました。
そして、黄金世代10人目のツアー優勝者への期待に関しての質問には、
「(その意識が)ないと言ったらウソになりますし、絶対的にあります。ただ、あまり意識しすぎないようにしたいです」
とコメントしました。
2020年のドライバーはRMX120を使用していましたが、2022年はより飛距離が伸びるRMX VDに替えています。
植竹希望の2022年初優勝のドライバーはRMX VDです。
昨季はシードを獲れたばかりだし、不安なところもありなかなかクラブを替えることができなかった。という植竹。
2022年は第7戦「KKT杯バンテリンレディス」で優勝し少し余裕が出てきたようです。
フジサンケイレディスで「柔らかいシャフトにするとフェイスに球が乗る感覚がかなり出てくる」とウェッジのシャフトをスチールからカーボンに替えました。
マレットやインサートタイプが多く使用されている女子ゴルフですが、植竹はキャメロンパターを使用しています。
打感と転がりが本人のイメージに合っているようです。
ただ、初優勝時のパターは昨年と同じオデッセイを使用していました。
ボールはタイトリスト・プロV1xを使用しています。
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2020-21年シーズンの賞金ランキングは33位で約6000万円稼ぎました。
本来ならもっと上位にいる選手だと思います。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E6%A4%8D%E7%AB%B9%E5%B8%8C%E6%9C%9B&imageId=231985
今季好調の要因として、ドライバーの安定度が挙げられます。RMX120との相性がよいのでしょうか。
まず、ボールのバラつきがなくなりました。その判断は、
5試合ですが、フェアウエイキープ率が65.71%(10月4日現在)で18位の成績ですのでこれは評価できますね。
苦手のドライバーの精度が大きく向上し、ドライバーショットに自信がついたのでしょう。
次にアイアンはどうでしょうか?
パーオン率は78.88%と5試合終了してなんと1位です。
ドライバーが良くなり、アイアンの練習量も多くなったことが好調の要因なのでしょう。
植竹希望プロはヘッドだけでなくシャフトも変更しています。
植竹希望プロはフレックスXを好んで使用していました。かなりオーバースペックだったようです。
そこでフィッティングをして、スペックを見直した結果、フレックスをXからSへ、重量も落としています。
無理をしてオーバースペックにすることは一般ゴルファーもしがちです。
オーバースペックを改善したことで、昨年までレギュラーで1度も予選通過のなかった植竹希望プロが、レギュラーでも戦える力を身に付けたようです。
シーズン開幕からコンスタントに成績を残しています。
リランキングが決定するのはまだ先ですが、この調子を持続してほしいですね。
それでは植竹希望プロの使用クラブを紹介します。
いかがでしたか、植竹希望プロのクラブセッティングでした。
無理のないクラブ選択をすることもプロゴルファーとして大事なことですね。
シーズンは長いので、一日のパフォーマンスを安定させることで長いシーズンを戦う上でも重要になってくると思います。
トーナメントプロは試合会場毎にメーカーの技術的なサポートがありますが、やはりクラブセッティングは本人の感性だと思います。
クラブと共に成長する植竹選手を応援しましょう。
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