藤田さいきの優勝歴を紹介します。
2022年実質最終戦の「大王製紙エリエールレディース」で逆転で復活優勝しました。
なんと、2011年「富士通レディース」以来の優勝で、11年35日ぶり通算6勝目を挙げました。
ところで、応援している選手の優勝の瞬間は涙腺が緩みます。
努力を重ね、運も味方につけ勝ち取った二文字。ゴルファーならだれもが共感できると思います。
あなたも優勝を引き寄せたパターを参考にゴルフライフを楽しんで下さい。
⇒女子ゴルフファンはサービス豊富なアマゾン(amazon)プライムを利用。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E8%97%A4%E7%94%B0%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%8D&imageId=292850
藤田選手の2022年は2位が3回あり、あと1歩で悔しい思いをしてきました。
2022年36歳の藤田さいきは宮里藍などと戦った世代です。
ですので、優勝に向かってのコメントも若い選手とは一線を画していますね。
Q:年齢的なスタミナには?
A:割と限界。うまく体と相談しながらやれているので、あと1日は持つかな。
Q:優勝に向けて:
A:スコアを伸ばさないとV争いに残っていけない。それが3日間できている。
とコメントしていました。
最終日、首位の鈴木愛に1打差の2位で出て、4バーディー、ノーボギーの67で回り、通算21アンダーで優勝しました。
88年ツアー制施行後、10月の三菱電機レディースで優勝した金田久美子の11年189日ぶりに続く、歴代2位のブランク優勝です。
また、前年大会で原英莉花が樹立したパー71での72ホール最少ストロークのツアー記録となる「17アンダー、267」を更新しています。
4日間での2ボギーはやはり実力者の証です。
優勝時のクラブセッティングは
⇒藤田さいきの「6勝目」のクラブセッティング2022。
藤田の優勝スピーチは夫へのあふれる感謝を声を震わせながら言っていましたね。
藤田会見コメント:引用:ヤッフーニュース
「彼も多分、結婚してダメになったとか直接言われていて、大変な思いをしているのを見てきました。
それでも、私ができる限りゴルフに集中できるように、2人で優勝目指して頑張ろうとずっと言っていたので……。
ず~っと、前向きなことしか言わないですし、苦しくて辛くなった時でも『大丈夫』って、一番近いところで支えてくれた人なので……感謝の気持ちしかないですね」
藤田さいき選手の夫・和晃さんは元ゴルフメーカーの社員でした。いわば、職場結婚ですよね。
出会いはプロアマ戦のようです。
2011年11月22日に結婚しています。藤田の誕生日ですし、「いい夫婦の日」です。
夫・和晃さんは藤田の籍に入り、藤田の父・健氏が経営する会社に転職しました。
日々の藤田のケアは和晃さんが行っているようです。マッサージも、車の移動も、料理もすべてです。
藤田さいきのメンタル面も支えてきました。6月の宮里藍サントリーレディスは優勝を逃して2位の成績でした。
2位になれば全英女子オープンの出場権が与えられます。
18番グリーンで尻餅ちをついて悔しがった藤田に、和晃さんは「全英に行こう」と声をかけたそうです。
二人にとって初めての海外渡航でした。全英の結果は残念でしたが、藤田はこの経験を活かしてまだやれると確信しこの優勝を手に入れたのです。
他の選手の優勝一覧はこちら
⇒世代別以外の女子ゴルフ。年別優勝者と優勝回数の一覧。
初優勝は2006年の「プロミスレディスゴルフトーナメント」でした。プレーオフで古賀美保選手を破った試合でした。
懐かしい名前の選手もいましたね。(大山 志保、全 美貞、北田 瑠衣、服部 道子、大塚 有理子)
2022年6月のサントリーレディスは最終日終盤にスコアを落とし、優勝を逸しています。
「今年一番悔しかった試合」と藤田選手はコメントしていました。
最終ホールで3メートルのパーパットを外しボギーとし1打差で敗れました。
パターを抱えたまま全身の力が抜けて尻もちをついた藤田選手の残像が浮かびあがってきます。
優勝は山下美夢有でした。
それから、5ヶ月後の「大王製紙エリエールレディース」で11年振りの復活優勝を挙げました。
表彰式では旦那様の和晃さんへの感謝の言葉、関係者へのお礼そして長年戦ってきた上田桃子選手へ思いを寄せる言葉がとても印象的でした。
まだまだ戦える年齢です。来季もまた感動を与えて下さい。