吉本ひかるのクラブセッティングを紹介します。
吉本選手は2021年のシーズン途中(夏以降)から深刻なスランプに陥りました。ドライバーが「曲がって飛ばない」
連続予選落ちも多く、ドライビングディスタンスは92位、賞金ランキングも62位の成績でシーズンを終えました。
2022年もドライビングディスタンスは93位、賞金ランキングは67位、メルセデスランキングは68位で2023年はQT28位の資格で出場しています。
そこで、復活に向けて取り組んだのが「クラブ契約フリー」となって再出発することでした。
その長いトンネルから脱出できるのか?その成果は2023年第2戦で早速現れました。
さて、パッティングのパット数は記録していますよね。プロはスタッツの平均パット数で調子を判断しますよね。
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もし3パットが多くなったら、エースパターの替え時です。スコアメイクはパターから!!
尚、試合会場の練習グリーンはパッティングノウハウが満載。プロのパター選びからパッティング練習まで目が離せません。
長いトンネルから脱出できるのか?その成果は2023年第2戦で早速現れました。
注)選手は会場によってクラブを替えることがあります。
吉本のコメント
いろんなクラブを試して、テーラーメイドさんの『ステルス』が合っていた
ドライバーはテーラーメイド「ステルス プラス」を選びました。
ドライバーを含めてウッド系は全てテーラーメイドの“ステルス”で揃えました。
⇒ドライバーの選び方。テーラーメイド2022年発売「ステルス」の評価と特徴。
ミズノプロ225の見た目はマッスルバックのようですが、中空構造になっているため「球が上がってくれるのですごく良い」とのコメントです。
パターはオデッセイ オー・ワークス ブラック #1を使用しています。
他のオデッセイブレード型のパターはこちら
⇒「パターの選び方」人気のオデッセイのピン(ブレード)型の特徴と種類。
ボールはブリヂストン ツアーB Xを使用しています。
他の黄金世代のクラブセッティングはこちら
⇒黄金世代の女子ゴルフ。「メーカー契約別」のクラブセッティング一覧。
以上フリー契約で2023年のシーズンに挑む吉本ひかる選手のセッティングでした。何しろドライバーショットが安定したことが良かったですね。
選手の大事な相棒であるクラブ。そのクラブの進化は著しく「飛んで曲がらない」ドライバーを各メーカーは開発しています。
2021年は前年と大きな変化はありません。ですが、アイアンを「ミズノプロ518」から「JPX921」に変更しました。
小さな体で遠くに飛ばすドライバーはミズノプロモデル-Sです。特徴はパーオンを狙えるウッドを多用したセッティングです。
打感も良く、イメージ通りに打ちやすいアイアンです。
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出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%90%89%E6%9C%AC%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8B&imageId=230081
2019年は「私も必ず優勝する」と宣言して挑んだ1年でした。黄金世代10人目の優勝を狙っています。
昨年は(2019年)「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の最終日で崩れてしまいました。
ですが、マネージメントを学びながら大きく飛躍する黄金世代の選手の一人です。
それでは、大爆発するであろう吉本ひかるの2020クラブセッティングをご紹介します。
クラブ名 | 品名 |
---|---|
ドライバー | ミズノPro MODEL-S |
フェアウエイウッド(3W) | ミズノ Pro TS |
フェアウエイウッド(5W/7W) | ミズノTourB XD-F |
UT(4UT/5UT) | GX |
アイアン(6I~PW) | ミズノ Pro 518 MCI 70 |
ウエッジ | ミズノPro S18 BI |
パター | O-WORKS #1 |
球筋を操りたいゴルファーには最適なドライバーです。
体積435㎤のディープバック。投影面積が小さくフェースプログレッションの大きなヘッドは見るからに操作性が高そうです。
実際に重心距離が短くフェースを自分でターンさせやすいが返りすぎないので左には行きにくいです。
ロフト:8.5度
シャフト:Speeder 569 EVOLUTION V(R)
この操作性重視のミズノプロモデルSのドライバーで吉本ひかるは活躍しています。
ロフト:15度
シャフト:Speeder 569 EVOLUTION V(R)
ロフト:18度/21度
シャフト:Speeder 569 EVOLUTION V(R)
ロフト:21度/23度
シャフト:MCH 60(S)
買って大きな後悔はない優等生のUTがミズノGXUTです。
ややコンパクトだがミスヒットには強く、球のつかまりもよい適度な操作性を持たせたセミオートマ系です。
ロフト:50度/58度
シャフト:MCI 70(S)
いかがでしたか!?吉本ひかるの2020のクラブセッティングでした。2019年との違いはドライバーですね。操作性重視のミズノプロモデルSに替えています。
それと小さな体で遠くに飛ばすためにはウッドを多用しなければ勝てません。その技術(操作性)の高さが吉本ひかるのバネなんでしょうね。
吉本ひかるプロの活躍はゴルファーに夢を与えます。
プロはシード獲得に、ツアー優勝に、技術やメンタル面と同じくクラブセッティングを重要視しています。
そのクラブ選びの最近の傾向はプロでも”やさしさ”ですね。
出典:https://www.mizuno.jp/golf/players/kokunai_women/yoshimotohikaru.aspx
2019年賞金ランキングは28位で、ミズノのクラブで約4400万円稼ぎましたね。
注目のトーナメントは、9月の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の3Rでした。
単独2位でフィニッシュしトップの畑岡奈紗プロとは2打差でした。しかし、最終日は大きく崩れてしまい、8オーバーの23位タイで終了しました。
中学3年生からミズノ一筋の吉本ひかるですのでミズノプロと契約をしています。それでは2019クラブセッティングを紹介します。
クラブ名 | 品名 |
---|---|
ドライバー | MPクラフト513 |
フェアウェイウッド | MP |
UT | ミズノGX |
アイアン(6I~PW) | Mizuno Pro 518 |
ウェッジ | Mizuno Pro S18 |
パター | オデッセイOワークス#1 |
ボール | ブリヂストン |
シャフト:Speeder 569 Evolution III(R)
ドライバーのMPクラフト513は、中上級者向けのドライバーで、ドローやフェードを打ち分けたい人にオススメのドライバーです。
ヘッドは小ぶりでいかにも上級者向けという顔をしていますね。
シャフト:Speeder 569 Evolution III(R)
シャフト:フジクラMCH 60(S)
長さ:38.75~(D1)
シャフト:MCI 70(S)
こちらも、いかにもミズノというような顔をしていますね。打感も良く、そこまで難しさを感じないモデルです。
シャフト:NS PRO V90(R)
ミズノと言えば「打感」、打感の柔らかさを求めている人に一度は試してみて欲しいクラブです。
いかがでしたか?吉本ひかるのクラブセッティング。ミズノファンにはたまらないセッティングではないでしょうか?
今季さらなるブレークが期待される吉本ひかるのクラブセッティングでした。
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吉本ひかるのゴルフは、ドライバーショットでフェアウェイをキープします。
ライの良い状態からセカンドショット、サードショットを打つことで、グリーンまでの距離が多少長くてもパーオンを狙うことができます。
そのマネージメントを助けているのがミズノのクラブセッティングです。身長は153cmと低いですが、しっかりとした下半身で正確なショットを打っています。
それでも、今後の課題はやはり飛距離でしょうね。
2019年のドライバーショットの平均飛距離は約221ヤードとやや物足りない気がします。
今季(2019年)のKKT杯バンテリンレディスオープンでも飛距離の差は出てしまいました。
比嘉真美子など飛ばし屋と言われている選手がパー5で2オンに成功し、楽々バーディーやイーグルを取ります。
でも、飛距離が出ない選手はレイアップを選択せざるを得ません。少しでも飛距離を伸ばすことが吉本ひかるの今後の課題かもしれません。
逆に言えば、飛ばし屋揃いのLPGAツアーの中でドライバーの飛距離が出ないというハンデを背負いながら、
上位に食い込んでくるというのはいかに他のショットが正確であるのかがわかりますよね。
吉本ひかると同じゴルフスタイルのゴルファーのみなさんは是非クラブセッティングを参考にして下さい。
まだまだ、チャンスはあります。吉本ひかるがレギュラーツアー初優勝を飾る日は近いと思います。
(2023年ドライバーショットの安定感が復活し第2戦で優勝しました)
吉本ひかるを応援しましょう。エンジョイゴルフ!!楽しいゴルフライフを!!
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