若林舞衣子「ママで優勝する」のクラブセッティング。

ママになった若林舞衣子のクラブセッティングを紹介します。

クラブ契約はヨネックスでアマ時代から使い続けています。2023年も若林が選んだドライバーはGT450です。

若林舞衣子は11歳からゴルフを始め、2005年の「世界ジュニアゴルフ選手権」に優勝しています。

2007年のプロテストに合格し、2008年の「SANKYOレディース」でツアー初優勝を上げたことをご記憶の人もいると思います。

その後名前を聞くことがありませんでしたが、実は2016年に結婚して、2018年に産休制度を利用して第一子を出産していました。

2020年に産休から復帰して、ママで優勝するべく奮闘しています。

さて、パッティングのパット数は記録していますよね。プロはスタッツの平均パット数で調子を判断しますよね。

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もし3パットが多くなったら、エースパターの替え時です。スコアメイクはパターから!!

尚、試合会場の練習グリーンはパッティングノウハウが満載。プロのパター選びからパッティング練習まで目が離せません。

若林舞衣子のクラブセッティング2023。

セッティングの構成はウッド中心ですね。アイアンは7Iからです。でもこの構成は今では珍しくありません。

ツアーの距離設定に対応した先駆け的な存在です。

全体的にシャフト重量も軽量を選び、無理のないスタイルです。

ドライバーはヨネックス EZONE GT 450。

ドライバーはヨネックス EZONE GT 450を使用しています。高初速のストレートボールで真っすぐターゲットを狙えるドライバーです。

バランスの取れた形状でフェイスコントロールがしやすい半面、球離れは非常に速いです。

球筋はバックスピンもサイドスピンも少ないストレートボール。どんな状況でも真っすぐターゲットを狙うゴルファー向きです。

 

ロフト:9度
シャフト:ヨネックス レクシスカイザM-5(S)
長さ:45.75インチ

フェアウェイウッドはヤマハRMX VD(3W)。

ロフト:15度
三菱ケミカル・ディアマナRF-50(R)

フェアウェイウッドはテーラーメイド・ステルス(5W/7W)。

ロフト:18度/21度
三菱ケミカル・ディアマナRF-50(R)

UTはヨネックスEZONE XPG

ロフト:22度/25度/28度
シャフト:4U~5U:フジクラMCH-60(R)
シャフト:6U:NSプロ・ゼロス8(R)

アイアンはヨネックスEZONE CB511(7I~PW)

シャフト:NSプロ850GH・neo(R)
長さ:7I:37インチ

ウエッジはヨネックスEZONE W501。

ロフト:52度/58度
シャフト:NSプロ950GH neo(R)

パターはオデッセイ・トライホット5K TWO。

パターはオデッセイ・トライホット5K TWOを使用しています。


「パターの選び方」オデッセイ「トライ・ホット・5K」の種類と特徴。

ボールはスリクソン Zスター◆(ダイヤモンド)

ボールはスリクソン Zスターダイヤモンドを使用しています。

 

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若林舞衣子「ママで優勝する」のクラブセッティング2022。

アマチュア時代からヨネックスのクラブを使用する若林はドライバーに新作のGT450をチョイスしました。

グリーンを狙うロングショットをカバーする4本のUTも新作で飛距離性能の高いモデルです。

ボールはXVとスターの中間性能のダイヤモンドを選んでいます。

ドライバーはヨネックス EZONE GT 450。

ドライバーはヨネックス EZONE GT 450を使用しています。

高初速のストレートボールで真っすぐターゲットを狙えるドライバーです。

バランスの取れた形状でフェイスコントロールがしやすい半面、球離れは非常に速いです。

球筋はバックスピンもサイドスピンも少ないストレートボール。どんな状況でも真っすぐターゲットを狙うゴルファー向きです。

 

ロフト:10.5度
シャフト:ヨネックス レクシスカイザM-5(S)
長さ:45.75インチ

フェアウェイウッドはテーラーメイド・ステレス。

ロフト:15度/18度
三菱ケミカル・ディアマナRF-50(R)

UTはヨネックスEZONE GT

ロフト:19度/22度/25度/28度
シャフト:3U~5U:ヨネックス レクシスカイザL-6(S)
シャフト:6U:NSプロ・ゼロス8(R)

アイアンはヨネックスEZONE CB511(7I~PW)

シャフト:NSプロ950GH(R)
長さ:7I:37インチ

ウエッジはヨネックスEZONE W101。

ロフト:52度/58度
シャフト:NSプロ950GH neo(R)

パターはテーラーメイドTPコレクション JUNO TB1。

パターはテーラーメイドTPコレクション JUNO TB1を使用しています。

ボールはスリクソン Zスター◆(ダイヤモンド)

ボールはスリクソン Zスターダイヤモンドを使用しています。

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若林舞衣子「ママで優勝する」のクラブセッティング2021。

2021年の女子ゴルフの国内ツアー「ニッポンハム・レディス」では最終日に単独首位でスタートしながら猛追した堀琴音とプレーオフを戦い、惜敗した若林舞衣子です。

出産、育児などママの役目をはたし、しばらく実戦から遠ざかっていたことなどが影響してか、惜しくも優勝とはなりませんでした。

若林舞衣子がクラブ契約をしているヨネックスは、新潟県の企業で、もともとは漁業用具の製造を行っていました。

1958年に株式会社米山製作所を設立し、バドミントンラケットの製造・販売を行ってスポーツ業界へ参入。

ラケット製造で培ったカーボングラファイト加工のノウハウを生かして1982年に、世界初のカーボングラファイトとパーシモンを一体化したウッドクラブ「カーボネックス」を発売して人気となりました。

以後もフェースにカーボングラファイトを使用した意欲的なクラブ作りを続けており、シニア、ミッドアマチュアを中心に人気のブランドになっています。

若林舞衣子も新潟出身であり、小さな頃からヨネックス製のクラブに馴染んでいたことと思われます。

現在では若林舞衣子のほか、キムヒョージュ、山口すず夏が契約プロとして活躍しています。

ドライバーはEZONE GT 455

ロフト:10.5度
長さ:45.75インチ

シャフト:ヨネックスREXIS KAIZA-M2-55(R)

若林舞衣子のドライバーはEZONE GT 455で、徹底的に直進性にこだわったドライバーです。

チタンとカーボンの複合構造をもつヘッドの体積は455CC、後方に向かってクラウン部分が低く下がり低重心であることがうかがえます。

カーボン部分には「Namd」と呼ばれる新素材を融合させて、すばやい復元性を持たせています。

これにより反発性能が向上してボール初速が上がります。

クラウン部分とソール部分の裏側、さらにはフェースの裏側にも「InCoreGrooveテクノロジー」と呼ぶ、細かい溝を設けることでオフセンターヒット時にもボールの直進性をもたらす構造になっています。

フェース表面にも縦にミーリング加工を施してサイドスピンを減らす工夫がされています。

徹底的に直進性にこだわったヘッドには、ヨネックスのカーボン技術を生かした自社製の「REXIS KAIZA-M2」の50g台を選んでいます。

ほとんどアマチュア使用と同等のスペックです。

若林舞衣子のスイングは癖のないオーソドックスな、ナチュラルなスイングですので、ヘッドの特性と合わせて球を操るよりも気持ちよく振りぬけてまっすぐ飛ばすことに主眼をおいたチョイスであると言えます。

フェアウエイウッドはSIM MAX(3W/5W)

ロフト:15度/18度


シャフト:フジクラ・スピーダー569エボリューションⅦ(SR)

フェアウエイウッドは3番と5番の2本で、どちらもテーラーメイドの2020年のSIM MAXを使っています。

カーボンコンポジットでシャローな形状と、おなじみのツイストフェースで芯を外してもやさしく飛ばせるフェアウェイウッドです。

ソールのトウ、ヒール側に大きめの丸みをつけて、あらゆるライで抜けの良さを発揮するクラブです。

競技志向が強いイメージのテーラーメイドですが、レスキュー以来の伝統的なお助けクラブの部類に入る、おそらくドライバーとも相性が良いクラブを選んでいると思います。

UTはEZONE XPGで4本(3U/4U/5U/6U)

ロフト:19度/22度/25度/28度


シャフト:グラファイトデザイン・ツアーAD HY-65(R)(3U~5U)

シャフト:NSプロ・ゼロス8HYB(R)(6U)

ヨネックスのカジュアルモデルである、EZONE XPGのユーティリティを4本使用しています。

カーボンコンポジット構造の、クラウンがこんもりした俵型の、いかにも低重心のユーティリティというヘッドのモデルです。

FP値が大きく出っ歯の形状は目標に向けて構えやすく、ボールを拾いやすいイメージにつながっており、構えやすいクラブです。

ロングアイアンが苦手のアベレージゴルファー向けのモデルだけあってやや重たいヘッドをグリップエンドにカウンターバランスを施すことでタイミングを取りやすく設計されたクラブになります。

若林舞衣子は3U、4U、5U、6Uと使用して、3Uから5UまではTour AD UT-65のRフレックス、6UはアイアンとのつながりからN.S.PRO ZELOS 8 HBのこれもまたRフレックスを使用しています。

アイアンはEZONE CB 501 Forged(7I~PW)

長さ:7I:37インチ


シャフト:NSプロ950GHneo(R)

アイアンはグラファイト・ハイブリッド構造のEZONE CB 501 Forgedアイアンを7番からPWまで使用しています。

軟鉄鍛造で太目のトップラインとやや大きめのヘッドで安心感を持てるキャビティバックアイアンですが、キャビティ部分にポケットを設けてグラファイト制振材を埋め込んだことで、振動を抑えて打感が向上しています。

また、ソール後方を丸く削ったことで、抜けの良さも持っており、初級者から上級者まで使えるアイアンです。
シャフトはN.S.PRO ZELOS 8でRフレックスと、無理しないチョイスをしています。

ウエッジはEZONE W 501

ロフト:52度/58度


シャフト:NSプロ950GHneo(R)

ウエッジはアイアンとのつながりを考えてEZONE W 501ロフト:52度、58度の2本でN.S.PRO 950GHのRフレックスを使用しています。

このウェッジもグラファイト・ハイブリッド構造を採用して、ガツンと手に残る感触がない柔らかい打感と、フェースにボールが乗る感覚を実感出来ます。

フェース表面には微細な凸型のラインを設けてスピン性能も向上しています。

パターはテーラーメイドTPコレクションTB1トラスヒール

パターもまたやさしさと正確さで人気のテーラーメイドTPコレクションTB1ツアートラスヒールを好んで使用しています。

ホーゼル部分を三角形にして、シャフトとヘッドを3点でつないだことで、インパクトの際のヘッドのブレを抑えたパターです。

フェースには「アイオノマー+アルミニウム」インサートを採用したことで、ソフトな打感とインパクト直後からボールに順回転を与えることで、転がりの良さも得られます。

ボールはタイトリストprov1x

言わずと知れたプロ使用率ナンバーワンのタイトリストプロv1xを愛用しています。

飛距離とスピン量が高い次元で融合した、偏差が少ないボールです。

まとめ

ここにきてぐっと調子を上げてきた若林舞衣子のクラブセッティングは、そのままアマチュアが真似したいくらい参考になります。

体力、体調と相談して決して無理をしないスペックのクラブを使うという、基本に忠実な考え方こそ、アマチュアが見習わなければならない部分です。

こういう自然体のゴルフこそ、若林舞衣子には相応しいスタイルであり、優勝して愛息とと一緒にカップを掲げる機会が早く訪れるよう、応援していきたいと思います。

満範

現役時代はNHKETVの外部契約として中嶋常幸プロから藤田寛之プロ、 今田竜二プロの男子ゴルフと森口祐子の「女子プロに学べ」のゴルフ 理論を番組化しました。番組終了後は、数名のライターさんと独自取材でブログ運営しています。