宮里美香プロのクラブセッティングを紹介します。クラブ契約は現在も「フリー」です。
セッティングを紹介する前に、宮里美香プロの嬉しいニュースが飛び込んできました。
2021年8月18日、レーシングドライバーの中山友貴(34)と結婚したことを自身のインスタグラムで発表していました。
「これからは夫婦として、お互いに支え合って、素敵な家庭を築いていきたいと思います」とコメントしています。
さて、2019年から日本参戦した宮里美香プロの賞金ランキングは34位でした。
約3500万円稼ぎ2020-21年はシード選手として戦います。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%AE%AE%E9%87%8C%E7%BE%8E%E9%A6%99&imageId=197931
宮里美香プロは、日本女子アマで14歳8ヶ月の最年少優勝を果たすなど、アマチュア時代から素晴らしい成績を残してきました。
ただ、高校を卒業した2008年に米国ツアー予選会に挑戦して12位で通過し、日本から離れて米国ツアーで戦う決断をしたのでした。
その決断から11年の2019年。
2012年のUSツアー「セーフウェイ・クラシック」優勝から7年目に宮里美香プロは、米国ツアーから日本ツアーに切り替えました。
本格的に日本ツアーに参戦したのです。
2019年は優勝こそありませんでしたが「アース・モンダミンカップ」で2位タイという成績を残しました。
元々、ブリジストンと契約していた宮里美香プロですが、2019年はクラブ契約フリーという道を選択しています。
宮里美香プロほど実力もあり、有名な選手なら多くのメーカーがクラブ用品契約を結びたいと思っていることでしょうね。
ただし、宮里美香プロは、特にウッド系に関してはできるだけやさしく、自分に合ったものを選びたいという強い意志があるようです。クラブセッティングは非常に特徴的です。それは・・・
という和洋折衷のクラブセッティングです。
クラブ契約フリーの選手も最近は多くなってきましたが、これほどまでに14本のクラブのメーカーがバラバラというのも珍しいパターンだと思います。
宮里美香プロのクラブセッティングを見ると、ウッド系は特に高弾道で直進性の高いボールを打ちやすいクラブで揃えています。
フェアウェイウッドのキャロウェイ ROGUE フェアウェイウッドは、つかまりも良く高弾道で直進性が高いという評判が高いフェアウェイウッドです。
ですから、アマチュアゴルファーにもオススメできるモデルですね。
アイアンはミズノプロ518 です。ミズノプロは、難しく、アスリート向けの硬派なクラブというイメージがありますが、
ミズノプロ518は、ある程度の易しさもあり、それでいて操作性もあるクラブですから、
アベレージゴルファーを脱却したいゴルファーに丁度いいスペックではないかと思います。
さて、ゴルフ上達の秘訣は「あなたに合ったクラブセッティング」と一番肝心なのは「信頼できるコーチを見つけること」です。
見つかったらそのコーチにクラブやスイングについて相談しましょう。
ロフト:9度
シャフト:三菱ケミカル・ディアマナBF60(SR)
テーラーメイドを知れば知るほど良いクラブですよね。テーラーファンは多いと思います。
関連記事⇒ドライバーの選び方。初心者にお薦めしたいのはテーラーメイドMグローレ。
ロフト:15度/19度
シャフト:三菱ケミカル・ディアマナBF60(SR)
ロフト:21度/24度
シャフト:三菱ケミカル・フブキAX-h350(S)
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%AE%AE%E9%87%8C%E7%BE%8E%E9%A6%99&imageId=213633
いかがでしたか、宮里美香プロのクラブセッティング2019でした。
宮里美香は1989年10月10日生まれで沖縄県那覇市出身です。
宮里美香のプロフィール
ゴルフを始めたのは8歳の頃で、11歳のころには、沖縄県民ジュニアゴルフ選手権で初優勝しています。
アマチュアジュニアゴルファー時代から地元の沖縄の大会を中心に活躍し有名なジュニアゴルファーでしたが、
本当の意味で宮里美香に注目が集まったのは2004年でした。
アマチュアとして参戦した国内ツアー開幕戦の「ダイキンオーキッド」で8位に入るという快挙を成し遂げ注目を集めました。
同年の「日本女子アマチュア選手権」で、14歳8カ月という日本最年少記録で優勝するという奇跡に近い結果を残しました。
高校は、興南高等学校に進学。高校時代もいくつかの国内ツアーに参戦し、結果を残しています。
因みに、宮里という苗字から宮里藍と親戚?とか思う人もいるかと思いますが、宮里美香と宮里藍は親戚関係ではないようです。
沖縄県には宮里という苗字は多いですよね。
高校卒業後、当然プロテストを受けて国内ツアーに参戦すると思いきや、彼女は高校卒業後の2008年に渡米します。
主戦場を国内ではなく、米国に求めました。
普通に考えればプロになるということだけでも大きな決断なのに、単身米国へ乗り込むというのは、本当に勇気がいることだと思います。
高校卒業という若さでこの選択ができるというのは、凄いですよね。
米国女子ツアーのQTに参加して、アマチュアながら12位で合格を果たします。
そして、2009年に米国女子ツアーに参戦。この年にプロ宣言をしています。
国内ツアーを挟まず、いきなり米国ツアーに参戦し、プロ宣言するというケースは宮里美香が初めてだったようですね。
国内ツアーを経由しないで、米国ツアーでプロゴルファーとしてやっていくという決断をした理由について宮里美香は多くを語ってはいません。
ですが、おそらく、将来を見据えての判断だったのでしょう。
高校卒業したばかりの年齢でこのような決断ができる宮里美香はまさに異例の天才ゴルファーと言えるのではないでしょうか。
2010年には「日本女子オープン」で優勝します。初優勝がメジャーという快挙でした。
そして、2012年8月「セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ」で待望の米初優勝を遂げました。
ここまでの宮里美香の戦歴を見ると、まさに挫折のないゴルフの天才というイメージを持つと思いますが、
2017年にはスランプに陥りシード権を逃します。
この時は、引退することも考えたようですが、2019年は国内ツアーに主戦場を移し、「勝ちにこだわったゴルフ」をすると言っていますね。
さて、ゴルフ上達の秘訣といえば「あなたに合ったクラブセッティング」を研究することです。
それと、アマチュアで一番肝心なのは「信頼できるコーチを見つけること」です。
見つかったらそのコーチにクラブやスイングについて相談しましょう。
黄金世代の活躍が目立つ2019年国内ツアーの中でルーキーとして参戦している宮里美香プロに注目です。
2019年「アース・モンダミンカップ」では、惜しくも2位タイに終わりましたが、
完全復活も近いのではないかと期待させられました。
フェアウェイキープ率も70%以上と高く、曲がらないドライバーショットで攻めのゴルフを展開しています。
飛距離も多少は落ちているかもしれませんが、持ち前のドローボールで若い選手とも十分戦える選手です。
ただ、一点だけ、もう少しパーオン率を上げていきたいですね。パーオン率約67%というのは少し悪すぎるのかなと思います。
基本的には、ピンをデッドに狙っていく攻めのゴルフが宮里美香のゴルフのスタイルですが、
もう少しパーオン率を上げることでバーディー率が上がっていくはずです。
少し偉そうなことを言ってしまいましたが、宮里美香はまさに天才なんです。
黄金世代の活躍が目立つのでベテラン選手のような扱いになっていますが、彼女はまだまだ若いです。
まだまだ、第一線で活躍できる技術力、メンタル、体力を持っています。
彼女が国内ツアーで優勝すれば、国内ツアーは更に盛り上がることでしょう。
でも、個人的には国内で調子を取り戻すことができたなら、再び米国ツアーに挑戦して欲しいなと思ってしまいます。
それはもう無理なんでしょうね。
宮里美香を応援しましょう。エンジョイゴルフ。楽しいゴルフライフを。