かわいい女子プロゴルファー平井亜実。プロテストは5度目の挑戦で2020年合格。

プロテストに5度目の挑戦で合格した遅咲きのルーキー平井亜実選手を紹介します。

2019年に女子ツアーの制度が変わり、プロテスト合格者でないとQT(予選会)には出られなくなりました。

QT上位者でないと女子ツアーには参戦できませんのでプロテストの合格はプロゴルファーになるための狭き登竜門なんです。

平井亜実は大活躍している黄金世代でも、プラチナ世代でもなく1996年生まれの選手です。

3%の難関であるプロテストは4回不合格でしたが2020年(実施は2021年)のプロテストは合格しました。

新世紀世代の若い選手も続々と女子プロゴルフ界に入ってくる中で遅咲きの平井亜実プロの活躍に期待し注目していきたいと思います。

プロゴルファーになる前の肉声をお聞き下さい。

かわいい女子プロゴルファー平井亜実。プロテストは5度目で2020年合格。

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B9%B3%E4%BA%95%E4%BA%9C%E5%AE%9F&imageId=249365

石川県野々市市から初の女性プロゴルファーが出ました。1996年生まれの24歳、5度目のプロテストで合格。遅咲きのルーキーです。

かわいいルックスと愛嬌で今後、日本の女子ゴルフ界でも人気が出そうな予感がします。

平井亜実は中国ツアーで優勝している

合格率3%のプロテストに5度目ながら合格した平井亜実ですが、遅咲きながらもプロテストに合格できたのは、諦めない精神力と絶え間ない努力の結果であるかと思います。

アマチュア時代は、プロテストを受けながら中国ツアーも、自ら調べて挑戦を決意し、2019年の三菱重工カップで優勝を飾っています。(※youtubeあります)

実は、中国のツアーで日本人が優勝したのは平井亜実が初で話題になりました。

初日67、2日目69、最終日はトップタイが6名並ぶ中、17番でバーディーをとり69、2位に1打差で優勝しました。

日本では、プロテストに合格しないとQTに出ることができなくなりましたが、中国は日本と真逆の道でプロテストを廃止し、16歳~QTに出ることができるようになりました。

ということで、今後プロテストに合格できなかった日本の女子プロ予備軍の活躍の場として中国のツアーは盛り上がっていくような気がします。

平井亜実はその先駆者。

プロテストに合格できない5年間を無駄に過ごさず、今できる最善の進化を求めて辿り着いたのが中国ツアーだったのではないでしょうか。

平井亜実の5度目のプロテスト。

平井亜美の5度目のプロテストは、1Rは69、 2Rは70、 3Rは73、 4Rは70で最終日を終えて6アンダー11タイでフィニッシュし、見事プロテストに合格しました。

平井亜美は3日目の時点で4アンダー17位タイというスコアは決して安全圏ではなく、スコアを落とせば不合格もあり得る状況でした。

そんな中の最終日でスコアを伸ばし、合格したのは素晴らしいですね。

5度目の挑戦は、大きなプレッシャーだったと思いますが、諦めない心で見事プロゴルファーとなりました。

また、4度挑戦して惜しくも不合格になった時にも「毎年、去年の自分よりは上手くなっている」というポジティブなメンタル力が素晴らしかったと思います。

平井亜実のプロフィール。

所属:小松CC
出身地:石川県野々市市
生年月日:1996年9月27日
身長:156cm
体重:54kg
血液型:O型
出身校:福井工業大学附属福井高等学校(福井県)
プロテスト合格日:2021年6月25日

平井亜美は、1996年9月27日生まれで石川県出身のプロゴルファーです。

2021年にプロテストに合格し、石川県野々市市出身で初のプロゴルファーとなりました。

野々市市は、全面的に平井亜実選手を応援しているような雰囲気ですね。

ゴルフを始めたのはやや遅めで10歳の頃。

すぐに才能を発揮し、北陸ジュニアゴルフ選手権、石川県小学生ゴルフ大会で優勝してしまうという戦績を見ると、才能に恵まれていたのでしょう。

野々市中学を卒業後、ゴルフの名門福井工大福井高校に進学しています。

福井工大福井高校時代には、既にプロとなっている立浦葉由乃と同級生で、1学年下には2017年のプロテストに合格した飛ばし屋の松田鈴英がいました。

先輩には森美穂いる用で、中々のゴルフ強豪校ですね。立浦葉由乃とは今でも旧知の仲だそうです。

高校時代にも全国高等学校ゴルフ選手権で24位タイ、中部高等学校ゴルフ選手権春季大会で優勝するなどの成績を残しています。

プロゴルファーになった人の中では、アマチュア時代に凄い成績を残したという感じではないのですが、ゴルフを始めた時期が遅かったことを考慮すれば、十分な才能ではないかと思います。

高校卒業後は、プロテストに挑戦しながら、中国ツアーにも積極的に参戦し、19年の三菱重工カップで日本人初の優勝を飾る活躍しました。

(冒頭にあるyoutube)BS日テレの「ゴルフサバイバル」にも出演するなど、プロテスト合格前にある程度注目されていた選手です。

「ゴルフサバイバル」やコーチである浦大輔出演のYouTubeチャンネル「カッ飛びゴルフ」に出演していますが、何と言うか天真爛漫で笑顔がかわいい選手です。

強くなることできっと人気がでる女子プロゴルファーになりますね。

好きなクラブはドライバー。

身長156cm 小さな体ながら豪快なショットで飛距離が出る選手です。250ヤードくらいは飛ばす力があるのではないでしょうか。

大きなスイングでありながら、下半身はどっしりとしているので体のブレが少なく安定しているので飛距離が出ます。

ドライバーショットは特に大きなスイングが目立ちます。

トップでは、左足のかかとが浮くくらい右へ体重移動してフィニッシュではほぼ100%左側に体重が移動します。

“右から左への大きな体重移動で飛ばす”

これが、小柄ながら飛ばし屋でいることができる秘訣ではないかと思います。

また、自ら勝負師と語っている通り、攻めのゴルフが平井プロのスタイルで見ていて面白い選手ですね。

プロゴルファーとしてデビュー戦の資生堂レディスオープンでは、初日にボギーなし5バーディーの67というスコアで首位と2打差の8位というスタート。

「プロテストの緊張から解き放たれて楽しかった」、「初めての試合で失うものはない」と答えていましたが、デビュー戦でそのように答えることができる度胸も彼女の強みではと思いましたね。

遅咲きのデビューから初日は優勝も十分狙える位置につけましたが、最終的には31位という結果となりましたが、「ひょっとしたら、入会9日目史上最速Vもあり得るのでは?」と期待させる素晴らしい内容だったと思います。

平井亜実のコーチ浦大輔氏とは

平井亜美のコーチは浦大輔氏です。ゴルフ業界では、有名な人ですね。

東北福祉大学出身の人気コーチで、彼のレッスンは中々予約がとれないことでも有名ですね。

「D×D GOLF MONSTERS」というゴルフのオンライスクールを運営し、YouTubeでは「カッ飛びゴルフ」を運営。

独自のレッスンメソッドである「√dメソッド」(ルートディーメソッド)で多くのゴルファーが彼のレッスンを受け、上達しています。

浦大輔自身もドライバーの飛距離は400ヤード以上を記録したことがある飛ばし屋ですから、その弟子である平井亜美が小さな体でありながら飛距離が出るというのも頷けますね。

実際浦大輔コーチは、飛距離を伸ばすことに定評のあるコーチですからね。

浦大輔コーチとは、初めて挑戦したプロテストで他の選手のコーチとして来ていた浦大輔氏を平井亜美が紹介してもらったそうです。

平井亜美が2022ステップアップで初優勝。

開催日:7月27日~7月29日
開催場所:富士市原ゴルフクラブ(千葉県) / 6,438Yards Par72(36,36)
優勝賞金:¥3,600,000
優勝スコア―:203(-13)70+65+68

25歳のツアールーキーがうれしいステップアップ(下部ツアー)で初優勝しました。

まとめ

平井亜美のゴルフは、本人も言っているように攻撃的なゴルフが強みです。

ドライバーでできるだけ飛ばして、バーディーを取る攻めのゴルフスタイルは見ていて気持ちが良いものです。

平井亜実本人も「優勝を争うか、予選落ちかという、そんな選手になりたい」と答えていて、おとなしそうな見た目とは違い、かなりの勝気な選手だと思います。

性格も天真爛漫で笑顔が可愛らしい選手でプロとしての初戦の「資生堂レディスオープン」で魅せたような、攻めのゴルフがハマればそのままツアー初優勝もあり得るのではないかという期待があります。

中国ツアーの三菱重工カップで日本人として初優勝、浦大輔の弟子というのも話題性があり、何となく今最も勢いがある選手という印象があります。

次は、石川県の野々市市初のツアー優勝プロというのが目標ですね!

満範

現役時代はNHKETVの外部契約として中嶋常幸プロから藤田寛之プロ、 今田竜二プロの男子ゴルフと森口祐子の「女子プロに学べ」のゴルフ 理論を番組化しました。番組終了後は、数名のライターさんと独自取材でブログ運営しています。