濱田茉優のゴルフとクラブセッティングです。2022年はジオギャラクシーのバックとウエッジを使用しています。
2022年もクラブ契約はフリーです。3年連続シードを維持していますのでツアー初優勝に期待するファンは多いと思います。
さて、パッティングのパット数は記録していますよね。プロはスタッツの平均パット数で調子を判断しますよね。
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もし3パットが多くなったら、エースパターの替え時です。スコアメイクはパターから!!
尚、試合会場の練習グリーンはパッティングノウハウが満載。プロのパター選びからパッティング練習まで目が離せません。
昨今の女子ツアーはグリーンの硬さが上がっているのは事実だと思います。
よりグリーンに止めるためにはスピンだけではなく、弾道の高さも必要となってきています。
濱田茉優はコースを攻略するためにアイアンではなく、高さの出るユーティリティの方がメリットが大きいと判断しているセッティングです。
課題はショートゲームで井上コーチと共に取り組んでいる「ゴルフ力」が発揮されれば、優勝は目の前になるでしょう。
2022年のドライバーはピン425MAXです。
パターはオデッセイWHITE HOT OG #5を使用しています。
ボールはタイトリスト・プロV1を使用しています。
他の女子ゴルフのクラブセッティングはこちら
⇒女子ゴルフ「契約メーカー別」のクラブセッティング一覧。
濱田茉優の2020は「シード選手」として出場します。
15年にプロテストに合格後、毎年着実に実力をつけ18年にシード権を獲得した。
19年シーズンは終盤に調子を落としましたがシード権ギリギリの賞金ランク50位に踏みとどまりました。
濱田茉優は2020年もクラブ契約をしていない選手の一人です。
ドライバーはピンG410 LSTを使用しています。
2019年の賞金ランキングは2400万円稼ぎ50位でシード選手ギリギリの成績で終わりました。
2019年印象に残る試合の一つに盛夏に行われた4日間トーナメント「大東建託・いい部屋ネットレディス」の最終日です。
実力者がしのぎを削る戦いとなり、成田美寿々が優勝し有村智恵は涙で終了しました。
でもこの試合で初日、2日目と首位を守ったのが濱田茉優(はまだまゆ)選手です。
まだ、あまりなじみがない名前かもしれません。実は濱田茉優は2019年のシリーズで初の失格者になってしまった女子プロゴルファーなんです。
新ルール適用後初のトーナメントとなった開幕戦「ダイキン・オーキッドレディス」2日目の出来事でした。
(※ロストボールの扱いですがその説明は他の記事で)
それでは濱田茉優のクラブセッティング2019を紹介します。
クラブ名 | 品名 |
---|---|
ドライバー | PING G410プラス |
フェアウェイウッド | キャロウエイ・ローグ |
UT | PING G400 |
アイアン | PING i210 |
ウエッジ | モダート |
パター | モダートMPC R51C |
出典:https://news.golfdigest.co.jp/jlpga/photo/detail/?imageId=216105
濱田茉優プロはロングショットを重視したクラブセッティングで、クラブ契約はフリーの立場です。
ですが、師事する井上忠久コーチがPING契約であることから、ドライバー、アイアン、ウェッジなどPINGのクラブを中心に使用しています。
クラブセッティングの特徴は「つかまるヘッド」「つかまるシャフト」にあります。
濱田茉優プロのスイングとも関連しますが、彼女のスイングの特徴は「べた足」です。
ベタ足はやはりしっかりと球を捉まえて飛ばしたい、ドローヒッター向けであり、濱田茉優プロもドローで攻めてゆくタイプになります。
したがって、現在のPING GシリーズのヘッドにspeederEvolutionというシャフトの組み合わせは、捉まり重視のセッティングであり、濱田茉優プロの意図するスイングに合っています。
シャフト:フジクラ・スピーダー661エボリューションV(S)
濱田茉優プロのドライバーはpingG410
そのほかのクラブに関してもユニークで独自の発想をもつクラブメーカーです。
ロフト:17度/21度/23度
シャフト:フジクラ・スピーダー661エボリューションⅢ(S)
ロフト:49度/54度/59度
シャフト:NSプロ950GH(SR)
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E6%BF%B1%E7%94%B0%E8%8C%89%E5%84%AA&imageId=216199
いかがでしたか、濱田茉優プロのクラブセッティングでした。
ボールは多くのプロが使用しているタイトリストプロV1を使用しています。
賞金は¥5,200,000
開催日:8月16日~8月18日
開催場所:軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県) / 6,705Yards Par72(36,36)
スコアー | 1R | 2R | FR |
---|---|---|---|
203 (-13) | 64 (-8) | 70 (-2) | 69 (-3) |
最終日スコアーは34+35=69(-3)3バーディー、ノーボギーでした。通算スコアーは64+70+69=203(-13)賞金は¥5,200,000を稼ぎました。
体調が悪くラウンド中もせき込むシーンがありました。
それでも3バーディーで最後まで優勝諦めていない姿が軽井沢にありました。
パッティングが上手な選手ですので必ずこの経験は活きると思いますし優勝できる選手です。
頑張ってもらいたいですね。
パッティングの際、右手が強くなりがちでした。そこで、井上忠久コーチの勧めで、1ヶ月前からクローグリップで練習を始めました。
練習法の一つでしたが、あまりにもフィーリングがよくなったので、本番でも採用することにしました。とコメントしています。
このスタイルがやはり功を成したのでしょう。
またよくやる練習法ですが、頭を壁につけたままストロークする練習も取り入れたそうです。
これで頭を動かさずにパッティングする感覚が養えたと言っております。3パットで悩んでいるゴルファーの皆様是非参考にして下さい。
2Rは単独1位:36+34=70(-2)3バーディー、1ボギー
出典:https://news.golfdigest.co.jp/jlpga/photo/detail/?imageId=216925
2週間前の大会の再現になってしまうのか?それともその経験が活きているのか?
NEC軽井沢72ゴルフトーナメントの最終日・最終組は濱田茉優と渋野日向子選手&原英莉花選手です。
「大東建託・いい部屋ネットレディス」での濱田選手はベテラン実力者の成田美寿々選手と有村智恵選手の間に挟まれて自分のゴルフができなかったと思います。
明日は黄金世代のスター二人との戦いになりました。注目ですね
1Rは単独1位でスコアーは33+31=64(-8)10バーディー、2ボギー
開催日:8月1日~8月4日
開催場所:鳴沢ゴルフ倶楽部(山梨県) / 6,605Yards Par72(35,37)
賞金は¥2,538,000
スコアー | 1R | 2R | 3R | FR |
---|---|---|---|---|
283 (-5) | 66 (-6) | 67 (-5) | 73 (+1) | 77 (+5) |
順位 | 単独1位 | 単独1位 | 単独2位 | 8位タイ |
スコアーは66+67+73+77=283(-5)賞金は¥2,538,000でした。
最終日は38+39=77(+5)3バーディー、6ボギー、1ダブルボギー
最終日、最終組の経験はこれからの試合で活かされると思います。二人のベテラン成田美寿々と有村智恵のデットヒートの優勝争いに1人かやの外にいましたからね。
2人のトーナメントマネージメントを盗むことができたならこれからもベスト10内に入る試合は多くなるでしょう。
3Rは単独2位:35+38=73(+1)2バーディー、3ボギー
2Rは単独1位:33+34=67(-5)6バーディー、1ボギー
1Rは単独1位:31+35=66(-6)7バーディー、1ボギー
濱田選手は1995年9月7日生まれで、大阪府八尾市の出身です。
濱田茉優のプロフィール
プロテスト合格日:2015年7月31日(87期生)
スポーツ歴:水泳 陸上
趣味:音楽鑑賞
好きな色:紫
ゴルフ歴:8歳~
ゴルフについては8歳時にシングルハンデの祖母の誘いでゴルフ練習場に行き、ボールを打ったところ、気持ちよく打てたことから始まりました。
そして小学4年生くらいの頃からプロゴルファーになりたいと考えるようになりました。
中学に進むとゴルフと同時に陸上部に入部、短距離走を得意にしていました。
このころから徐々に競技ゴルフでも結果が出始め、高校はゴルフの強豪大阪学院大学高等学校に進みます。
2012年関西高等学校ゴルフマッチプレー選手権、2013年の大阪府高等学校ゴルフ選手権に優勝します。
日本女子アマでは2012年にベスト32、2013年にはベスト8に進むなどの実績を挙げています。
2015年のプロテストに合格し、同年のQTランキング42位の成績で翌2016年、晴れてツアーデビューを果たしました。
2016年は賞金ランキング83位でした。
ですが確実にフェアウェーを捉えていくティショットを武器に徐々に調子を上げて、2017年は52位、そして2018年は35位となり、シード権を手に入れます。
濱田茉優プロのスイングの特徴は、フォロースルーまでベタ足で打つことにあります。
左に踏み込みながらも右足がまくれるのを我慢して、つかまったハイドローを打ちたいという意図が見えます。
足腰が強くないとなかなかベタ足は出来にくいものですが、中学時代に陸上部で培った下半身の強さが幸いしているのかもしれません。
また、グリップはストロンググリップにしてさらにつかまったボールを打とうとしています。
また、このベタ足スイングはヘッドがアッパーに入りますので、その分ティアップはやや低めにしています。
全体に力感はないものの、あまり環境や調子に左右されない、反復性が高いスイングとも言えます。
そしてこのスイングの実現にPING「Gシリーズ」のヘッドと、フジクラSpeederEvolutionⅢという、捉まるヘッドと捉まるシャフトを選んでいるのも良い選択だと思います。
プロ入り後は優勝こそないものの順調に賞金ランキングを上げ、シード権も獲得した濱田茉優プロです。
ですが、2019年シーズンは開幕戦での「失格」が心理的に影響しているのでしょう。
19試合に出場してトップ10入りが1度、予選落ちが5度、そして失格が1度と伸び悩んでいます。
「よく、これでプロになれた」と師事している井上忠久氏をあきれさせたほど下手でした(本人談)そして・・・
ショートゲームの重要性を学び、徹底的に練習している濱田茉優プロです。
パーオン率13位に対してパーセーブ率が47位、平均バーディ率42位、そして平均パット数に至っては65位と沈んでいます。
せっかくパーオンしてもバーディやパーが来ない、というストレスが溜まるゴルフをしていては上位争いは苦しくなります。
「Putt is Money」とはゴルフの格言でもあります。「飛ばすのが大好き」という、濱田茉優プロです。
今後はパッティングを徹底的に見直してパーセーブ率を上げることを取り組めば初優勝も遠いことではないと思います。
2019年の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で初日、2日目に見せたプレーを自信にして、今後のさらなる飛躍を期待したいと思います。
悪いことは忘れて練習に励んで下さい。濱田茉優プロを応援しましょう。
エンジョイ・ゴルフ!!楽しいゴルフライフを。
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