臼井麗香のクラブセッティングを紹介します。2022年2月25日に臼井麗香プロはキャロウェイゴルフと総合用具契約を結びました。
多くのプロたちがキャロウェイを選ぶ理由はやはり、「やさしくて飛ぶ」ことにあると思いますが2023年のクラブ契約は「フリー」に戻し2024年は「フリー契約」でツアーに挑みます。
そういえば2024年初戦「アクサレディス」ではキャディバッグとキャップにオリジナルブランド「Chell classy」のロゴが入っていましたね。
このブランドは臼井の個性と人柄が詰まっているようですよ。
さて、クラブ構成は、キャロウエイ、ダンロップ、ヨネックス、タイトリストの4社です。その複合セッティングで黄金世代14人目の優勝を手にしました。
さて、パッティングのパット数は記録していますよね。プロはスタッツの平均パット数で調子を判断しますよね。
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もし3パットが多くなったら、エースパターの替え時です。スコアメイクはパターから!!
尚、試合会場の練習グリーンはパッティングノウハウが満載。プロのパター選びからパッティング練習まで目が離せません。
日本女子プロゴルフツアー第4戦「アクサレディス」で優勝しました。
ドライバーはパラダイム Ai スモーク ◆◆◆(トリプルダイヤモンド)を使用しています。
UTはスリクソン ZX ハイブリッド(5U)
パターは替えていませんね。長きにわたる相棒なんでしょう。パターはオデッセイOワークスRラインCSを使用しています。
2017年発売のパターですのでかなりマークダウンしているのでパッティングに不安を抱えているゴルファーはあやかって下さい。
ボールはPROV1xを使用しています。
他の黄金世代のクラブセッティング一覧はこちら
⇒黄金世代の女子ゴルフ。「メーカー契約別」のクラブセッティング一覧。
臼井選手のドライバーローグSTは開幕戦のダイキン・オーキッド・レディースから使用します。
臼井プロのコメント:引用:ヤッフーニュース。
「キャロウェイのクラブの性能を本当に頼りにしています。またキャロウェイのロゴをキャップやバイザーに付けて戦いたいとずっと思っていました。今シーズン初優勝を目指して頑張ります」
とコメントしていました。
臼井麗香のコメント
パターはオデッセイOワークスRラインCSを使用しています。
ボールはキャロウェイ・クロムソフトを使用しています。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E8%87%BC%E4%BA%95%E9%BA%97%E9%A6%99&imageId=250491
2021年のクラブセッティングは2020年と基本的には変わりません。
ウッド系はキャロウェイですし、アイアンはダンロップです。
ただクラブ契約は未だにフリーのようですが、キャップやキャディバックはスリクソンのロゴですね。
ドライバーはエピック フラッシュ サブゼロに替えましたね。
低スピンで飛距離の出るドライバーですので小柄な臼井プロには適していると思います。臼井プロもよく飛ばしますからね。推定飛距離は250Yです。
サブゼロは重心距離が短くヘッドをターンしやすいドライバーです。
フェアウェイウッドは簡単にボールが上がってつかまりがよくてやさしいエピック フラッシュ スターを使っています。
ウッド型の3Uとアイアンの間に、アイアン型の4Uを入れてUTの苦手意識を払しょくしています。
アイアンはいろいろとテストをしているようでスリクソンのZ585に戻しましたね。やはり抜けの良さで選んでいるのでしょうか?
臼井麗香プロはそのルックスとはうらはらに負けず嫌いの性格です。自分より飛ぶ選手がいるとなればその選手のクラブが気になるのは当然ですよね。
ましてそれが親友の河本結プロも使用していればなおさら対抗心を燃やすのではないでしょうか。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E8%87%BC%E4%BA%95%E9%BA%97%E9%A6%99&imageId=211664
2020年の臼井麗香プロはキャロウェイエピックフラッシュスタードライバーを使用しています。
人工知能が設計した高反発フェースと、ヘッド内部でフェース裏側ソールとクラウンを縦につなぐ「ジェイルブレイク」構造をもつ、
エピックドライバーシリーズの中でもプロ、上級者向けにデザインされたエピックスターは多くの女子プロゴルファーが飛距離アップを実感しているドライバーです。
硬めの打感と左へは行きづらい設計のヘッドはクラウン部がカーボンフェースとソールがチタンというコンポジット構造で、
中弾道のロースピンのボールが打ちやすい、低重心になっています。
現在主流のシャローにヘッドを入れていくスイングにはマッチしたドライバーであるといえます。
ソール後方にはヘッドの丸みに沿ってレール上を移動するペリメーター・ウェイティングが装備されています。
レール上をトウからヒール側まで移動させることでフェースアングルを変えずに重心位置を変えることができます。
臼井麗香プロはややヒール寄りにして、重心距離をやや短めにしています。
フェードを打ちたい選手が短めにするのはスライスを防ぎたいからで、現在の臼井麗香プロのスイングに合わせたと思います。
2020年の売れ筋NO1ドライバーですね。品切れ店もありますね。
是非あなたも一度エピックフラッシュ
⇒ドライバーの選び方。飛ばすために生まれたキャロウェイ エピックフラッシュ
さて、臼井麗香プロのドライバーはキャロウエイですが、キャロウエイとクラブ契約をしているわけではありません。
クラブ契約はフリーで用具契約をダンロップとしています。キャップやキャディバックはスリクソンですからね。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E8%87%BC%E4%BA%95%E9%BA%97%E9%A6%99&imageId=214111
基本的にクラブの相性をあまり問わないスイングの持ち主である臼井麗香プロ。
その臼井麗香プロが選んだフェアウェーウッドはダンロップゼクシオ8の3番と5番です。
歴代ゼクシオのフェアウェイウッドに共通の芯の広さを持ちながらも硬めの打感、ロースピン系のヘッドのゼクシオ8になります。
2013年の発売以来、よく手に馴染んでいるクラブといえます。
エピックがアスリート向けの設定ならば、
このローグはカジュアルゴルファーまでターゲットにしたやさしいクラブのシリーズになります。
エピックのユーティリティにはなかったヘッド内を縦につなぐ「ジェイルブレイク」を搭載し、
カップフェースの影響と相まって、こちらもロースピンで飛ばせるクラブです。
トウ側が切り落とされたように膨らんでいないので、アイアンからの流れで構えやすい顔つきをしています。
また、臼井麗香プロはローグの他にアイアン型ユーティリティである、キャロウェイXユーティリティも使用しています。
アイアン型であってもトウ側にやや厚みがあるキャビティ構造で、打点裏側の盛り上がりが柔らかい打感を生み出す、アイアンが得意な臼井麗香プロらしいチョイスといえます。
アイアンはポケットキャビティ構造のゼクシオフォージドアイアン2017年モデルを使用しています。
ゼクシオの前にはアスリート向けのスリクソンZ585アイアンを使用していましたが、
幅広いユーザーをカバーするゼクシオへと変更しています。
ゼクシオアイアンの中でも広い打点エリアと抜けの良いVTソールを持ち、
飛びと操作性を両立させたゼクシオフォージドアイアンを使用しています。
これはおそらくは高校時代から使用して馴染んでいることに加えて飛距離と操作性を求めての変更だろうと思います。
臼井麗香プロのスイングは、アイアンでも徹底した1軸スイングで、ほぼその場で旋回して体重移動は行いません。
そしてトップではドライバーほどではありませんが、グッと沈み込み、インパクト直前で伸びあがることで地面反力を用いて打っています。
反復性が高いスイングであり、女子プロにしては珍しくしっかり打ち込んでいくスイングです。
そこで抜けの良さに加えて反発性能の高さから使用していると思われます。
卓越したスピン性能を誇るクリーブランドのRTX4ウェッジの2本セッティングです。
やや大きめのフェースで開いても閉じても使いやすい、ヘッド形状が「兄弟」でもあるゼクシオアイアンとも流れが良いウェッジです。
ヘッド裏側ソール寄りに鉛を貼って、重心位置を調節してスピンのかかり過ぎを防いでいるものと思われます。
男女を問わずプロに圧倒的に支持されているオデッセイO-WORKS。シリーズの中からネオ・マレット型のR-LINEを使用しています。
ソール側フェース寄りのトウ、ヒール双方にウェイトを配してマレットながらソリッドな打感を実現、
そしてフェース面全体に施された細かい爪状のヒンジがインパクト直後からボールに順回転を与えて安定した転がりをもたらすマクロヒンジ・インサートが特徴のパターです。
繊細なタッチは出しづらいですが、真っすぐ引いて打てれば転がりが良いやさしいパターです。
アイアンとウェッジに対して、ドライバーがややハードスペックであるのはやはり飛距離を伸ばしたいという意欲の表れだと思います。
負けず嫌いの性格が垣間見えるセッティングです。しかし、あくまでゼクシオアイアンに比べての話です。
ですので、おそらく多くのアマチュアが同様のクラブセッティングを組んでいるであろうと思う「やさしさ王道」のような組み合わせです。
これからツアーで活躍するために飛距離と、コースマネージメントを徹底するためにクラブで悩まないという選択をしたのだと思います。
今後の活躍に期待が持てます。
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