河本結の「2勝目」のクラブセッティングを紹介します。クラブ契約は「キャロウェイ」です。
パターも含めてオール「キャロウェイ」で14本を構成しています。プロデビューの2018年にステップで4勝、翌年のレギュラーツアー「アクサレディス」で優勝しました。
そして、待ちに待った5年後の2024年、見事に復活優勝しました。軽井沢での「NEC軽井沢72 ゴルフトーナメント」でした。
さて、パッティングのパット数は記録していますよね。プロはスタッツの平均パット数で調子を判断しますよね。
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もし3パットが多くなったら、エースパターの替え時です。スコアメイクはパターから!!
尚、試合会場の練習グリーンはパッティングノウハウが満載。プロのパター選びからパッティング練習まで目が離せません。
クラブのセッティング構成は2023年と変わりありません。しかし中身は変わりましたね。
ドライバーは「パラダイム Aiスモーク ◆◆◆ MAX」ですし、FWも「パラダイム Aiスモーク MAX」を選び、UTも「パラダイム Ai スモーク」です。
2024年のドライバーは「 パラダイム Aiスモーク ◆◆◆」(トリプルダイヤモンド) MAXを選びました。
「パラダイム Aiスモーク◆◆◆MAX」はソール前方に4g、後方に6gとほぼ均等に重量が配置されています。
そのため、重心深度がスタンダードです。振り心地が良く、意図通りの球が打てます。
「パラダイム Aiスモーク」シリーズはAIフェースを搭載しており、ミスヒットに強いことで今売れ筋のドライバーです。
球が滑る感覚がなく、意図通りの球を打ちやすいのが特徴ですね。
時代はAiですね。
洋ナシ型ヘッドではありながら、シャローなフェースと構えた際にやや安心感を与えてくれる大きめの投影面積が最大の特徴です。
フェアウエイキープ率は58.1243%ですのでこの数値がさらに伸びれば今季複数優勝も可能だと思います。
上記表示はスタンダードでMAXではありません。
河本選手のコメント
3Wの「パラダイム Aiスモーク MAX HL」は、楽に球が上がってくれるやさしいクラブです。
方向性も良く、思い通りの球が打てます。
XR16は2016年発売のモデルです。低・浅重心に設計されており、前に強い球が飛んでくれるクラブです。
河本選手のコメント。
5Uの「パラダイム Aiスモーク HL」は、とにかく顔が良く構えやすい。やさしい上にドローとフェードの打ち分けもしやすいですね。
上記は4Uです。1本は持っていてもよいクラブですね。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E6%B2%B3%E6%9C%AC%E7%B5%90&imageId=355936
パターはホワイトホットOG ROSSIEを使用しています。
2000年に誕生したホワイト・ホット インサートは、ボールのカバーと同じ素材を使用しています。
ゆえに、インパクトでの相性が良く、ソフトでありながらしっかりと反発する性能を実現しました。
心地良い打球感、打球音、安定したボールの打ち出しと転がりは河本選手のパッティングの数値にも表れていますね。
他の黄金世代のクラブセッティングはこちら。
⇒黄金世代の女子ゴルフ。「メーカー契約別」のクラブセッティング一覧。
2023年のドライバーはキャロウェイ・パラダイムXを選びました。オートマチックに高さのある飛び弾道を打てるクラブです。
パターは三角形のネックが特徴の新作ですね。
ドライバーはキャロウェイ・パラダイムXを使用しています。
パラダイム Xはヘッドの投影面積が広くて、「パラダイム」を超えるスイートエリアの広さがあります。
また、軌道に対してフェースがスクエアに動き続ける感覚があり、真っすぐ上げて下せば、安定して飛ばせるオートマチックなモデルです。
パターはTRI-BEAM #1を使用しています。
ボールはクロムソフト Xを使用しています。
8月の「Sansan・KBCオーガスタ」で初優勝した河本力は結の弟です。
2020年から米ツアーに参戦していましたが、2021年5月に国内ツアーに復帰しています。ツアー2勝目が待たれている選手の一人ですね。
2022年はキャロウェイゴルフのローグST MAXを選びました。プロトタイプではなくMAXをチョイスしました。
「打感も音も、最高です」とのコメントです。飛距離も伸びたようです。
2021年のドライバーは「エピック MAX」でした。2020年は幅広いゴルファーに対応した飛びとやさしさを両立したキャロウェイマーベリックでした。
米ツアーにも参戦デビューしましたが、相次いで中止となり日本の戻り今は日本をベースにして戦っています。
川本結が迷なくスイッチしたドライバーは「ローグST MAX」です。
コメントは「ボール初速が早いです。ミスヒットにも強いです。トウ側に当たっても、直進性良く真っすぐ飛んでくれます。飛距離も落ちません」
と答えていますね。
パターはオデッセイ ホワイトホット OG ROSSIEを使用しています。
ボールはクロムソフト X LS トリプル トラック ボールを使用しています。
さらに詳しいデータは解りしだい掲載します。
関連記事⇒ドライバーの選び方。2021年「キャロウェイ」新エピックの特徴と評価。
河本結プロのクラブ契約はキャロウエイです。
2020年のドライバーはキャロウェイマーベリックが入っていました。
2020-21シリーズは米ツアーの出場権を獲得しましたので主戦場は米ツアーです。
ファンは国内で見ることができなくなりますので少し寂しいですね。
7月14日、米女子ツアールーキーの河本結プロが5ヶ月ぶりに再開する米女子ツアーに参戦するため渡米しました。
河本結プロの「5大メジャー制覇」の夢に向けてのスタートです。
米国に到着後はフロリダ州でトレーニングし31日に開幕する新規大会の「LPGAドライブ・オン選手権(オハイオ州・インバネスC)」に出場予定です。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E6%B2%B3%E6%9C%AC%E7%B5%90&imageId=230261
それでは6月の開幕戦「アースモンダミンカップ」のクラブセッティングを紹介します。
クラブ名 | 品名 |
---|---|
ドライバー | マーベリック マックス プロトタイプ |
フェアウェイウッド(3W) | ローグ スター |
UT | XR OS |
アイアン(5番~PW) | X フォージド |
ウェッジ | マックダディ フォージド |
ウエッジ | ジョーズ ウェッジ |
パター | オデッセイ トゥーロン パター アトランタ |
ボール | キャロウェイ クロムソフト X トリプル・トラック |
シャフト:フジクラ569エボリューションⅤ(SR)
「どこで打っても飛ぶ、だから選ばれる」「プロもアマもMAVRIK」のキャッチフレーズで打ち出しているキャロウエイのマーベリックです。
アマチュアもミスヒットに強くなって打感も大幅に向上したキャロウエイのドライバー・マーベリックです。
ほとんどのゴルファーが飛距離アップを体感できるのはエピックフラッシュで感じた弱点がすべて解消されたからで、芯の広さはいきなりトップクラスになりました。
河本結プロの2020セッティングはドライバーをサブゼロからマーベリックに替えてその他は替えていませんね。
(※プロは試合によって替える時もあります)
関連記事⇒ドライバーの選び方。キャロウェイ・マーベリックの特徴
ロフト:15度
シャフト:シャフト:フジクラ569エボリューションⅤ(S)
ややコンパクトな洋ナシ形ですね。フェースがシャロ―なので球は拾いやすいと思います。
ドライバーにも採用されているジェイルブレークテクノロジーの効果で球の弾きが強いです。
重心が浅くて低いので低スピンの強い弾道で飛距離を稼ぐことができます。
短いパー5で2オンを狙う時に威力を発揮すると思いますよ。
ロフト:19度/22度
シャフト:ツアーAD HY-75(S)
アマチュア初心者には価格が安くて簡単なのでエントリーモデルとしておすすめします。
価格は1万円を切ります⇒キャロウェイXR OSユーティリティ
アマチュアの上級者に人気なのがXフォージドアイアンです。
長さ:38.5インチ(5I)
シャフト:NSプロ850GH(S)
トップブレードは薄くてシャープ。ソール幅は適度にあるがストレートネックのコンパクトハーフキャビティです。
ダウンブローに当てた時の軟鉄鍛造らしい打感が気持ちよいアイアンです。
関連記事⇒アイアンの選び方。おすすめメーカーキャロウェイアイアンの評価
(ミルキークロムメッキ仕上げ)
アジア地域限定で発売された軟鉄鍛造モデルのマックダディです。
トウ側が高くヒール側を絞ったティアドロップ形状はフェースを開いて構えやすいが、リーディングエッジはストレートなのでスクエアにも構えやすいです。
トゥ―ロン2020アトランタは2019年に発売されましたね。パターはトゥ―ロンパターアトランタです。
2019との違いは仕上げがチャコールからシルバーになったことです。
また軽量のストロークラボシャフトが採用されています。
河本結プロはキャロウエイとクラブ契約をしていますのでボールはやはりキャロウェイクロムソフトXですね。
いかがでしたか、河本結プロのクラブセッティング2020でした。
世界で戦う大輪の花・河本結プロは愛媛の実家で練習しています。
全国に自宅待機を要請されている現況でトレーニングを自宅で行っています。
本来であれば主戦場はアメリカでした。1月のデビュー戦、ゲインブリッヂでは初日を2位で発進し周りを驚かせました。
結果は8位でフィニッシュしましたね。
日本ツアーも連続で中止になっており、昨年優勝した「アクサレディス」も開催されませんでした。
家で過ごす時間が多くなっているので母おすすめの本「一流の雑談力」を読んでいるそうです。
早くこの状況が収束することを願っているとコメントしていました。
河本結の笑顔が早く見たいですね。
2019年春先の「第7回アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」で嬉しい初優勝を挙げました。
それ以降の試合でも上位争いを展開し大活躍をしました。
シャフト:フジクラ スピーダー569エボリューション5(S)
念願だった「キャロウェイスタッフプレーヤー」の一員となった河本結プロです。
開幕時には当然のようにジェイルブレイク、フラッシュフェース搭載によってボール初速のアップが期待できるエピックフラッシュ・サブゼロドライバー
しかし、まだ馴染んでいないという理由で、昨年まで使用していたROGUE STARに戻す予定でしたが、シャフトから見直すことで調整しました。
そして、エピックフラッシュ・サブゼロドライバーを使用して「アクサレディスinMIYAZAKI」で念願の初優勝を挙げるのです。
シャフトは癖のない4代目「Evolution Ⅳ 569」です。
あくまで飛距離にこだわり、ドライバーで真っすぐ飛ばして距離を稼ぎ、バーディーを量産してゆくゴルフを理想とする河本結プロです。
ドライバーは直進性がよく、ボール初速も速いヘッドのエピックフラッシュ、その中でも弾道調節機能が付いたエピックフラッシュ・サブゼロドライバーのヘッドをチョイスしました。
シャフトはかつて日本のゴルファーに「リシャフト」という選択肢を根付かせたフジクラの名シャフト「speeder」が、、、
2014年に「speeder Evolution」として復活し、その4代目となる「Evolution Ⅳ 569」を挿しています。
この「speederEvolution Ⅳ」の特徴をひとことで言えば「カーボンと金属の融合」にあります。
この融合により、ハードヒッターが嫌がる「手元が浮く」、「しなりをしっかり感じたい」それでいながら「叩いてもシャフトが暴れない」という3つの特徴を持つシャフトに仕上がりました。
「speederEvolution Ⅲ」との比較においては「インパクトでボールを押し込める」シャフトであります。
トップからややインサイドに、シャローにヘッドを入れると同時に頭の位置はそのままやや伸びあがる、、、
地面反力を利用する河本結選手のスイングはタイミング、すなわち彼女の感覚と実際のインパクトのタイミングとの一致がもっとも大切になります。
わずかなズレでも効果が得られない地面反力を活用する河本結選手にとってはシャフトが走りながらも手元が浮かない、スピーディにしなり戻る、
「speederEvolution Ⅳ 569」はベストチョイスではないかと思います。
いかがでしたか!?「エピックフラッシュ・サブゼロドライバー」
シャフト選びもとても重要ですね。あなたに合ったシャフトを選んで是非一本あなたのキャディーバックにエピックを入れて
キャロウェイドライバーが気になる方はこちらの記事にも目を通して下さい。
関連記事⇒ドライバーの選び方。飛ばすために生まれたキャロウェイ エピックフラッシュの評判
3Wのロフトは15度
5Wのロフトは18度
フェアウェーなど芝の上から打つ機会が多いフェアウェイウッドはエピックフラッシュよりもやや重心が低く、ボールが拾いやすいROGUE STARの15度、18度を使用しています。
フェアウェイウッドのシャフトは2本ともドライバーと同じ「speederEvolution Ⅳ」の661を挿しています。
これはおそらくドライバーと同じタイミングで振り切りながらも吹け上りを抑えた中弾道で飛ばしたい、あるいは方向性をよくしたいという意図を持ってのことだと思います。
ユーティリティはこちらもやさしいクラブである、キャロウェイXR OSを使用しています。
やや大きめのヘッドとFP値が大きくボールを拾いやすいヘッドです。
ややグースネックにも見える、典型的なキャロウェイ顔のユーティリティです。
ソールは段差をつけて地面との接地を極力減らして抜けの良さも狙っています。
そしてこちらのロフトが19度とフェアウェーウッドの5番とは1度違いですので、、、
おそらく河本結選手はキャロウェイのクラブを使い始めた時からキャロウェイ顔のユーティリティを多用してきて、、、
安心して打てる、好きなクラブなのではないでしょうか。この、XR OSにはフジクラのMCH70を挿しています。
これはフジクラの新たな名作になると予感させる、カーボンと金属の複合シャフトです。
通常、カーボンシャフトはスチールと比較して手元調子になりやすく、それを嫌うと今度は先端剛性が高くなりすぎてフィーリング面で問題がありました。
フジクラはこのメタルコンポジットテクノロジーによって、スチール並みの設計の自由度とカーボンのしなやかさを両立させています。
重量帯は70グラム台ですので、上がりやすさと弾道の高さによってグリーン上で止まる球が打ちたい意図があると思われます。
アイアンは男子プロも使うモデルですね。アイアンショットに自信があることが解ります。
アイアンはX FORGEDアイアンの2017年モデルを5番から入れています。
通常、キャロウェイのX FORGEDアイアンは2年ごとのモデルチェンジサイクルを持っていますが、
2007年、2009年、2013年(2011年はRAZR X FORGED)で、、、
4年ぶりの新作となった2017年モデルを使用します。キャビティバックの一見難しそうなヘッドですが、、、
従来のXFORGEDに比べるとややグースの度合いとヘッドが大きくなりボールを包み込むイメージが持て、
素材の変更によって打感も柔らかくなっています。
フェースにはウェッジで使用している20Ⅴグルーブをアイアンで初めて採用してスピン性能も向上していますので、、、
フライヤーの発生を抑制しつつグリーンで止めることも可能なアイアンです。
7番でロフト33度は飛び系ではなく、プロ好みのコンベンショナルなアイアンながら中級者から使用可能なやさしさも持っています。
現在の主流の考え方である、アマチュアにもやさしいプロモデルといえる、
2019年発売の「X FORGED STARアイアン」への流れを決定付けたアイアンといえると思います。
シャフトはNSプロ850GHのSを使用しています。おそらくはヘッド単体の重量を勘案しての選択だと思います。
が、ウッド系のシャフトにくらべて少しアンダースペックのような気がします。
それでもパーオン率12位はおそらくこのくらいの重量帯の方が合っているのかと思います。
キャロウェイアイアンの記事はこちら↓です。気になる方は目を通して下さい。
関連記事⇒キャロウェイアイアンの種類(中古)と新製品apexアイアン の評価
ウエッジは3本入れ、短い距離用のクラブを充実させ、長い番手はうまく散らせています、パワーヒッターのセッティングですね。
48度/52度/58度
フィル・ミケルソンがそのスピン性能の高さに「MACK DADDY(すごい!)」と思わず叫んだという逸話から名付けられた丸顔フェースのウェッジです。
9種類のロフトとソールグラインド4種類という豊富なラインナップで展開しています。
ホーゼルからリーディングエッジのつながりがボールを包み込むようなふところの深さを感じさせ、、、
閉じても開いてもリーディングエッジが地面にピタリと密着するので大きめのフェース面とともに安心して構えて打てます。
スコアラインの溝は20Ⅴ、5Ⅴという鋭角な溝の縁の仕上げにより基本設計として強烈なスピン性能をもち、、、
このMACK DADDY4ではさらにフェース表面をマイクロフィーチャーという、スコアラインの間を微細な凸状にすることにより強烈なスピンをもたらします。
しかも、それを上級者だけではなく、初級、中級者でも実感できるところがキャロウェイの良さになります。
ウェッジのシャフトはNSプロ950GH フレックスSを使用しています。
このシャフトはゼクシオアイアンのために作られて、今や軽量スチールの代名詞ともなったシャフトです。
河本結選手はアイアンのシャフトからさらに重たくしているのはおそらくボールを押していき、フェースにしっかりと乗せる感覚が欲しいのではないかと思います。
また、70~80ヤードをしっかり、狙った距離だけ打つには弾きよりも粘りが必要と考えているものと思われます。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E6%B2%B3%E6%9C%AC%E7%B5%90&imageId=207313
アクサから太グリップにしてクロスハンドグリップに変えて優勝しました。太グリップにするにはショップのクラフトマン
オデッセイのパターといえば、フェースに様々なインサートを使用して転がりとタッチの出しやすさが特徴でしたが、、、
今回、パターデザインスタジオである「トゥーロンデザイン」がノン・インサートの削り出しのパターヘッドを製作して「オデッセイ・トゥーロンパター」として発売しました。
その特徴はまず、削り出し感満点の外観と、打感と距離の一致性、すなわち「打った分だけ転がる」感覚が持てることで距離感が出しやすいということにあります。
河本選手が使用したのは「オデッセイ・トゥーロン アトランタ」という、やや小ぶりなマレット型です。
しっかりと金属の塊感があるこのパターは、まさにスコッティ・キャメロンを明確にライバルにした感じがします。
ただ、いままで多くの時間をソフトなインサートを使用したパターに費やしてきた選手に明らかに異なる打感がどれだけ受け入れられるかは未知数です。
河本結選手もアクサレディス直前まで従来のエースパターを使用する予定だったことからも、感覚的な不安があったものと思われます。
さて、ゴルフは空間と地面を想像し工夫しながら行うスポーツだと思います。もちろん仕上げはパターです。
ですからパターには個人個人に適した様々なタイプがあるわけなんですね。
そんな中で一番人気はオデッセイのようです。気になる方はこちらの↓記事もご覧になって下さい。
関連記事⇒パターの選び方は人気ランキング1位(オデッセイ)から?
1998年生まれの「黄金世代」の一翼を担う河本結プロ。渋野日向子プロ、原英莉花プロなどの黄金世代が群雄割拠する2019年女子ゴルフツアーです。
見るからに負けん気が強そうで、でも笑うとあどけなさが残る、そんなアンバランスな魅力に惹かれる河本結ファンは多いと思います。
河本結さん、実は医者になることが夢だったようです。ですが、プロゴルファーになる決意に強く影響を及ぼした女性が2人いました。
1人は5歳の河本結選手にゴルフを教えた母親で、もう1人が、その母親が大ファンだったという上田桃子です。
河本結さんが9歳だった2007年、母親に連れられて見に行ったのが地元愛媛県松山市で行われた「大王製紙エリエールレディスオープン」でした。
そしてその大会で優勝したのが上田桃子だったのです。上田桃子プロの活躍を間近で見て女子プロゴルファーになりたいと結さんが思ったのも当然のことでした。
そして大好きな上田桃子プロと同じキャロウェイのクラブを使用したのも、これまた当然の成り行きだったと思います。
創業当時から「高慣性モーメント」「低重心」という、やさしく飛ばせる要素に着目し、一貫して製品開発に取り組むのがキャロウェイゴルフです。
河本結プロがゴルフの取り組み初めから使用するには最適だったでしょうね。
「キャロウェイ育ち」の河本結プロの各クラブと活躍のカギを握るの「シャフト」も合わせて紹介します。
開幕戦では「エピックフラッシュ」を入れていましたが、優勝したアクサレディスでは「エピックフラッシュサブゼロ」
ノーマルモデルでも「とにかく初速が出て飛距離が伸びた」と言っております。
ただスピン量が多かったため、アクサレディスではロースピンモデルの「サブゼロ」にチェンジし優勝しました。
ウッドは「構えやすく、振り抜きもいいローグシリーズ」で統一しています。
一方UTはローグだと飛距離が出てしまうので、適度な飛距離と高さの出るXR OSを選択しています。2019年も使用しています。
ドライバーはローグです
2019年の試合を個別にみると、上位でフィニッシュした試合すべてで初日にスコアを出し、波に乗って上位に食い込むパターンとなっています。
初日にスコアを出すにはメンタル面に影響をもたらす意味でもクラブ、特にシャフトを信用することが大切です。
河本結選手のシャフトの選択基準は「中調子」にあると思います。
そしてドライバーのシャフトは50グラム台の中調子ですので、これは良い選択だと思います。本人も振っていて気持ちいいと思います。
かつて米国ツアーがタイガーウッズの登場によってパワーディスタンスの時代に突入した頃、米国ツアーに挑戦した丸山茂樹、田中秀道、そして石川遼選手がドライバーの飛距離にこだわるあまり、、、
他の13本とのバランスを無視してドライバーのみ重たくて硬いシャフトを使用するなど身体に負荷をかけ、体調を崩したことは容易に想像がつきます。
飛ばしにこだわる選手の多くが陥るこのパターンに、「とにかく飛ばして、バーディを獲る」のが理想のゴルフと公言している河本結選手ですが、いまのところその心配はないように思います。
一方で、契約先のキャロウェイゴルフがアイアンについてまで飛びにこだわってきていること、、、
特にⅩ FORGEDアイアン(Ⅹ FORGED STARアイアンと名前を変えています)まで飛び系アイアンとなったことで、、、
河本選手が現在使用しているⅩ FORGEDアイアン2017年と比較しますと7番でロフト29度と4度立っており、、、
従来の距離とは異なってくることが、今後の河本選手をはじめとした契約プレーヤーにどのような影響を与えるのか興味があります。
現行、キャロウェイから発売されているアイアンはAPEX、APEX PRO、EPIC STAR、そしてX FORGED STARの4機種になります。
そのどれもが飛距離追求型になっています。
従来通りのⅩ FORGEDアイアンを引き続き供給するのか、それによってはシャフトの選択・変更もありうると思います。
Ⅹ FORGED STARアイアンにNSプロ850GHというのでは今までよりも2番手は距離が延びると思います。
アイアンのスイングにあまり癖がない河本結選手は適応能力も高いと思われますが、距離の問題は時間が必要と思われます。
河本結選手のクラブ別スイングの解説はこちら↓気になる方は是非ご覧ください。
関連記事⇒河本結のドライバーからウエッジまでのスイングを徹底分析。
今後は初日にスコアが出た時は良いのですが、初日に出遅れたときはほぼ見せ場なく終わっていますので、、、
初日を取り返すべく追い上げる2日目以降のプレーにおいてアイアンの精度を上げてFWキープ率68位よりもむしろ、、、
リカバリー率69位を改善する必要があります。
その為にはドライバーのスペックを基本にして、アイアンにも重量フローを作れるフジクラMCI80を検討するのはどうでしょう。
ロングアイアンは振りぬきやすく、ショートアイアンはボールを押し込み、左に引っ掛けないので、安心してグリーンを狙っていけると思います。
実績トップの鈴木愛、飛距離で話題の原英莉花、全英制覇の渋野日向子、はたまた6年目で初優勝した、同じキャロウェイ契約の先輩柏原明日架など並みいるライバルの中でも小柄な体から放たれるビッグドライブと、、、
負けん気を全身から放ちながらプレーする姿に「小技もうまい」となればもっと勝ちを増やせると思います。そんな姿を追い求めながら河本結選手を応援しましょう。
エンジョイゴルフ!!楽しいゴルフライフを。
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