新垣比菜のジュニア時代のゴルフ成績とプロテスト合格を紹介します。
プロテスト合格は2017年です。
さかのぼる事12年前、新垣比菜が初めてクラブを握ったのは、8歳のときで、新垣比菜の憧れは当時活躍していた宮里藍プロでした。
これは新垣比菜だけではありませんが、同じ沖縄県出身ということでその思い入れはかなり強かったと思います。
お父さんは少しおっちょこちょいのようでプロテストの逸話が残っております。
プロテストは5アンダー9位タイで期待どおり一発で合格しました。ジュニア時代から一緒に戦ってきた勝みなみと同スコアーでした。
プロテスト後にLPGAトーナメント後半戦の4試合に出場できました。結果は2回予選落ち、2回決勝進出して、2,093,000円を稼いでいます。
プロの仲間入りを果たした新垣比菜です。最終予選会は45位と不本意でしたが翌年2018年のツアーには参戦できました。
それは新垣比菜のプロテスト2日目の事でした。なんと、新垣比菜のクラブと車のカギを一緒にしてトランクを締めてしまったのでした。
車のトランクからクラブを取り出そうとしたときに気が付いたそうです。
新垣比菜は念のためにゴルフ場からクラブを借りる用意はしていたそうです。
ですが、何とか業者を呼んで「合いカギ」を作ることに成功しプロテストは自分のクラブでプレーができたそうです。
でもテスト開始10分前のギリギリセーフでした。それでも動揺せずにプロテストはめでたく合格しました。
そんな父・新垣博昭さんですが、現在でもエナジックゴルフアカデミー(沖縄県)で講師を務めています。
ジュニア育成に力を注いでいるそうです。
指導者としての資質を持っているのでこれからも沖縄から多くのプロゴルファーが誕生することでしょう。
同期合格者には、トップで通過した松田鈴英。
新垣比菜と同スコアーの9位タイの勝 みなみそして、19位タイには2018年のツアーで大活躍の小祝さくらがいます。
惜しくも不合格者の中には、三浦桃香、2018年の「CAT Ladies」で優勝した大里桃子そしてジャンボ尾崎の愛弟子の原 英莉花、
2019年全英女子でチャンピオンになった渋野日向子がいました。実力者が勢ぞろいした黄金世代のプロゴルファーの誕生です。
クラブを握ってから2年後の10歳の時には沖縄のジュニア大会で優勝を飾っています。
その後も、新垣比菜は順調に成長し、女子ゴルフの開幕戦ダイキンオーキッドレディスでは中2から高3まで5年連続でベストアマに輝いています。
■2011年の小学校6年で『ダイキンオーキッドレディス』に出場し予選2日間で通算30オーバーで終了しました。
金田久美子に次ぐ2番目の年少記録(当時)で注目を集めました。
2014年の高校生でローアマ。ニトリレディスは7位タイの成績でした。
2015年の高校生で優勝。ステップ・アップ・ツアー4月開催の「ラシンク・ニンジニア/RKBレディース」でアマチュアで初優勝しました。
2位以下に4打差をつけて優勝を飾りました。史上3人目となるアマチュア優勝です。
2015年のベスト10に入るローアマの成績は3試合でした。まず、サマンサタバサレディースで9位タイ。
センチュリー21レディスで6位タイ(ちなみに勝みなみは9位タイ)、
大東建託・いい部屋ネットレディスでは7位タイの3週連続でトップテンに入りローアマを獲得しています。
2015年10月の富士通レディースでは12位タイでローアマをに輝きました。父の博明がキャディでした。
日本ジュニアゴルフ選手権女子15~17歳の部。
36ホール・ストロークプレーに短縮となり、6つスコアを伸ばす会心のプレーで通算9アンダーパーで逆転初優勝を果たしました
所属先に決まったダイキン工業のコメントは、
「2011年のダイキンオーキッドレディスに史上最年少出場を果たすなどアマチュア時代から活躍し今後活躍が期待できる選手」です。
新垣比菜のコメント:引用;ヤッフーニュース
■ダイキンオーキッドは、私にとって非常に思い入れの強い大会です。
その素晴らしい大会を長年にわたり主催されているダイキン工業の所属選手になることは、小さい頃からの私の願いでもあり、本当に嬉しく光栄に思っています。
まずはツアー優勝が目標ですが、2020 年の東京オリンピック日本代表入りをめざして これまで以上に努力を重ねていきます。
ダンロップスポーツエンタープライズ。素晴らしい環境で試合に挑めます。(2018年時点)
クラブセッティングはこちらから⇒新垣比菜のクラブセッティング2020
得意クラブ:ドライバー
ゴルフを始めた年齢:9歳
目標とする人:宮里藍 宮里美香
好きな色:ピンク
ハウスキャディと専属キャディ、どちらがいいのかはプロでも別れますね。新垣比菜プロは今後のツアーでどのようにしていくのでしょうか?
まだまだコースマネージメントは自分のジャッジで行って自分が納得してから専属を探すのか?
それとも清水さんのようなベテランと組んでキャディさんの力を得て大きく成長していくのか?注目してみていきましょう。
専属の利点はチームになることでお互いが助け合うことができるのが良いですね。
その大会だけでなく帯同キャディとしてチームとして新垣比菜のプロゴルファー人生を後押ししてくれる方が現れることを願っています。
それからクラブ用品契約は全面的に「ダンロップ」が支援していますね。
所属契約もダイキンと契約ができて新垣比菜がゴルフツアーに専念できる環境は整いました。
黄金世代の一員としてこれからの女子ゴルフの人気を盛り上げていくことでしょう。
これからは常に「2勝目」を問われながらの試合展開になると思います。何故なら2勝目が真のプロゴルファーになった証だからです。
最終日、最終組になっても平常心でスイングができるか、体力と精神力が人一倍必要になります。
強くて、優しい選手になれるかこれからも注目して応援していきたい選手の一人です。
新垣比菜プロを応援しましょう。エンジョイゴルフ!!楽しいゴルフライフを。