サイ ペイインのクラブセッティングを紹介します。2011年から日本ツアーに参戦しているサイ選手のクラブ契約はフリーです。
2019年のステップ「ECCレディス」で優勝し、2022年「明治安田生命レディス」でツアー初優勝を挙げています。
※)プロは会場によってセッティングを替えることがあります。
さて、パッティングのパット数は記録していますよね。プロはスタッツの平均パット数で調子を判断しますよね。
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もし3パットが多くなったら、エースパターの替え時です。スコアメイクはパターから!!
尚、試合会場の練習グリーンはパッティングノウハウが満載。プロのパター選びからパッティング練習まで目が離せません。
ウエッジを2本に抑えて、ロングショット領域のクラブを厚くしたセッティングです。3本のUTは使う機会が多く、キーポイントになるクラブです。
5アイアンは他のアイアンとは別のモデルです。この番手の距離が課題なのかも知れません。
ドライバーはピン G430 LSTを使用しています。
G430 LSTは兄弟モデルよりも低重心設計で、クラウンにカーボン素材を採用しているため新品価格が少し高いです。
強い弾道を求めるアスリートゴルファーには十分な価値があるドライバーだと思います。
ピンGドライバーの種類と特徴はこちら
⇒ドライバーの選び方。ピン(PING)で初心者に最適なのはG410かG425かそれとも最新のG430か?
パターはアローチューブRWを使用しています。
ボールはブリヂストンゴルフ・ ツアーB XSを使用しています。
他の選手のクラブセッティング一覧はこちら
⇒女子ゴルフ「契約メーカー別」のクラブセッティング一覧。
ドライバーはピン G425 LSTを使用しています。
ヘッドの奥行きが短く浅低重心なのでスピン量はかなり少ない、ヘッドをぶつけるような打ち方でも吹き上がりにくいドライバーです。
左に行きにくいアマチュアはハードヒッターなゴルファー向きと言えるでしょう。
サイズはコンパクトですが慣性モーメントは十分大きく、この手のクラブとしては打点のブレに強いドライバーです。
直進安定性は最強のFWです。
パターはオデッセイ ホワイト・ホット OG #1WCSを使用しています。
ボール ツアーB XSを使用しています。
女子ゴルフの世界でもパターを良く替える選手と同じパターを長年使用する選手と別れますよね。
また試合会場でテストしながら替える選手もいます。
サイ・ペイイン選手はこれまでのパターは『トラス』でした。
しかし、練習ラウンドでグリーンが速かったことから、フェースが柔らかいもの、硬いものと何本か試しながら、
最終的に2022年の「明治安田生命レディス」では、オデッセイの『ホワイトホットOG #1WCS』にしました。
「基本的にパターがあまり得意ではなく、今週のグリーンはちょっとタッチが難しい。センターシャフトのフェースが柔らかめを使ったら、素直な転がりが出たので替えました」。
とコメントしていました。
パターを替えて優勝ができたので良い選択をしたと言うことですね。