上野菜々子のクラブセッティングを紹介します。クラブ契約はPINGゴルフです。アマチュア時代からサポートを受けています。
2000年生まれプラチナ世代で、2021年の6月(2020年度)のプロテストで合格しています。
2023年はシード55位の資格で前半戦の試合に参戦し、第1回リランキングは34位でしたので第2回リランキングまでに好成績を残して欲しいですね。
さて、パッティングのパット数は記録していますよね。プロはスタッツの平均パット数で調子を判断しますよね。
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もし3パットが多くなったら、エースパターの替え時です。スコアメイクはパターから!!
尚、試合会場の練習グリーンはパッティングノウハウが満載。プロのパター選びからパッティング練習まで目が離せません。
ウエッジ2本に見られるように、下の番手を薄くしてロングショット領域のクラブを厚くしている構成です。
ツアーの距離設定に対応する工夫で、UT以下のクラブでチャンスにつけられるかがポイントですね。
ドライバーはピンG430 LSTを使用しています。
「G430」シリーズの中で最もスピン量が少ないパワーヒッター向きのドライバーです。
無理にボールをつかまえに行かず真っすぐボールを押し出すように打てば、アゲンストに負けないストレートからフェードボールで飛ばすことができます。
⇒ドライバーの選び方。ピン(PING)で初心者に最適なのはG410かG425かそれとも最新のG430か?
パターはピン・アンサー2D(2023)を使用しています。
「アンサー」よりも少し幅広で、オートマチック感がアップしています。見た目以上にスイートエリアが広く、安定してころがせます。
また、打球音が静かでボールがフェースに乗ってからゆっくりコロがせるので距離感を合わせやすいです。
⇒ピン(Ping)パター「シグマ(SIGMA)」と「ヴォルト(VAULT)」の特徴と種類。
ボールはダンロップ・スリクソンZスターを使用しています。
他のプラチナ世代のクラブセッティングはこちら
⇒プラチナ世代の女子ゴルフ。「契約メーカー別」のクラブセッティング一覧。
※データは2022年の開幕戦です。選手はトーナメント期間途中でもクラブを変えることがあります。
ドライバーはG410 PLUSを使用しています。
発売から3年が経過していますが、人気が衰えないG410シリーズですね。上野選手もこのドライバーで安定した成績を残しています。
奥行きがあって重心の深いG410プラスはG410 LSTよりも打ち出しが高く、低スピン・高弾道で飛ばせるモデルです。
慣性モーメントも高く、打点がぶれても曲がりは最小限に抑えることができます。
ストレートボールが打つやすく、ヘッド後方のウエートは効果を実感しやすいと思います。
パターはPING 2021 PUTTER DS 72を使用しています。
クランクネックを採用した重心距離の短いミッドサイズのマレットタイプです。
フェースの開閉を使いやすくウエッジで寄せるような感覚でボールをラインに乗せることができます。
フェースの両サイドにタングステンウエートが搭載されているので慣性モーメントが大きく、ストロークがスムーズでミスヒットに寛容です。
※)2023年の開幕戦のパターはアマチュア時代で使用していたピンタイプに変えています。
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遅れて出て来たプラチナ世代の上野菜々子です。2022年沖縄の開幕戦は予選落ちでした。
その後、確実に成果を出し第2回リランキングは13位でした。残り少ない試合で好成績を残してほしいですね。
2019年のプロテストは最終日まで進みましたが、5打届かずに不合格でした。一日中泣いていたそうです。
ただ、当時は青木コーチの門下生の関係で渋野選手に報告したようです。
「私も最初のプロテストは3日目で終わった」だから平気だよ。との言葉で立ち直ったとコメントしています。
プロとして挑んだ2021年12月のツアー最終予選会は30位でした。