アンシネプロテスト2019の報告です。でも先ずはアンシネプロの2020年の近況を報告します。
2020年3月7日にアン・シネ(所属:NOW ON)は来日の延期を決めました。理由は日本政府が韓国からの入国制限強化を発表したことで状況が一変しました。
当初は3月8日の来日を予定していましたが、日本国内ツアーの開始時期が依然不透明であることや、アンシネさんの日本拠点がないことで取りやめたようです。
しばらくは韓国にいるしかない状況ですね。
韓国と日本は政治的に厳しい状況ですがはやく平安な時間を取り戻してほしいものです。それでは、アンシネプロのプロテストについて紹介します。
結果は15位タイで合格しました。
スコアーは70+68+77+72=トータル287(-1)の成績です。3Rが5オーバーで非常にピンチでしたが、何とか最終日は持ちこたえてくれました。
話題だけが先行し魅せる女子プロゴルファーが先行しているアンシネですが、プロテストもQTも結果的に良い成績を残すことができました。
本人が一番安堵していることでしょう。でもこれからが出発です。話題だけでなく成績でニュースの一面を賑やかにしてほしいですね。
アン・シネは最終プロテストからの出場でした。日本のプロテストは1次予選(8~9月)、第2次(9~10月)、最終(11月)と続き、上位20位タイまでが合格です。
ではなぜ、アンシネは日本のプロテストを受けることにしたのでしょうか?アンシネは韓国プロゴルファーで、日本の正式プロ会員ではありません。
同じ韓国のイボミも2016年の賞金女王後に正式女子プロゴルフ協会員になれましたからね。
LPGAでは、昨年(2019年)までは単年契約(QT予選会)で出場できましたが、予選会もプロテスト合格者でないと受けることができなくなりました。
狭き門になってきたのですね。
2019年からはQT(予選会)への出場条件が大きく絞られ、LPGAの「正会員」にほぼ限られることは、プロテストに合格しなければなりません。
「正会員」になってQT出場の権利を確保して、少しでもツアーに出場できる道をつくっておく必要があったからです。
アン・シネのQT(予選会)は288ストロークのイーブンパーの25位でした。4度目の挑戦です。
今季(2020年)は初めて前半戦をフルに出場できます。前半戦で好成績を残しリランキングで後半戦も頑張ってもらいたいですね。
本戦で良い成績を残して日本のファンにセクシーな姿を見せて欲しいです。
アン・シネを人気先行型ゴルファーと言う方もいますが、人気があることは素敵な事ですよね。
アンシネの2020年はLPGA正会員女子プロゴルファーとして戦うことができます。しかし、コロナの影響でイベントが自粛され女子ゴルフツアーも開始の目途がたっていません。
まして、外国人選手はビザの問題もあり、日本と韓国が良好になっていなければ選手達は試合以外の不安を抱えることになります。
一日もはやくこのコロナが終息しトーナメントが開催されることを願っております。
アンシネさんも見たいですからね。