横峯さくらのゴルフとスイング。

かわいい日本人プロ

横峯さくらのゴルフとスイングを紹介します。その前に・・・

2009年の賞金女王でツアー23勝を誇る横峯さくらプロが妊娠したことを発表しました。

9月8日現在、妊娠5ヶ月で2021年2月下旬の出産予定です。

産休制度を利用して2021年後半から日米両ツアーで復帰予定です。ママになって永久シードを取ってもらいたいですね。

おめでとうございます。

そして、妊娠7ヶ月ですが「TOTOジャパンクラシック」のツアーに参戦することも発表しました。

米ツアーで戦っていると妊娠していてもツアーに参戦する選手はいるとのことです。

横峯さくらプロの行動が日本女子ゴルフ界でも結婚し妊娠してもお医者さんと相談しツアー参戦できる雰囲気になれば嬉しいですね。

新たな道筋を切り開いていく横峯さくらプロを応援しましょう。

さて、横峯さくらプロは昨年(2019)のクラブ契約はフリーでしたが、2020年はキャロウェイゴルフとクラブ用品契約を結びました。

主戦場がUSツアーですので、やはりサポート体制がしっかりしているキャロウェイゴルフにしたのでしょう。

2020年は優勝を狙うと宣言している横峯さくらプロ。新製品のマーベリックで優勝してもらいたいですね。

さて、横峯さくらの人気の秘密はあの独特なオーバースイングからのショットだと思います。

スイングは個性ですからオーバースイングでもあなたの体型や体幹に合わせたスイングを追求すればよいのです。

追求しながら“あなたのスイング”を見てくれる“コーチ”を探しましょう。

さて、ゴルフ上達の秘訣は「反復練習」を継続することです。スイングはトルネードスティックで毎日5分。

パッティングはパターマットで毎日50球ヘッドの芯に当てる練習。毎日反復練習を行って下さい。

経済的に余裕のあるゴルファーは「ライザップ」や「ゴルフテック」も良いですが、自宅の室内での反復練習は「トルネードスティック」と「パターマット」です。

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横峯さくらの「TOTOジャパンクラシック」の成績

開催日:11月6日~11月8日
開催場所:太平洋クラブ 美野里コース(茨城県) / 6,554Yards Par72(36,36)
賞金総額:¥160,000,000

TOTOジャパンクラシックは通年は米ツアー主催ですが、2020-21年はJLPGAが特別主催で開催しています。

横峯さくらプロは今季日本ツアーは3戦目になります。参戦者数は78名で予選落ちはありません。


出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E6%A8%AA%E5%B3%AF%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89&imageId=236482

  • 2R:74位T:72(±0)3バーディ、3ボギー

横峯さくらのコメント:引用:LPGA

体が大きくなってフィーリングが変わったので、そこをコース内でなんとか調整しながらプレーしました。

ミート率が悪かったのを、きょうはうまく調整できましたが、距離感のアジャストができませんでした。

パッティングの時に、お腹の中で動いたりしていました。

このような経験はあまりできないので、楽しみたいです。

確かにこの経験は何度もできることではありませんよね。無事に最終日も楽しく戦って欲しいですね。

  • 1R:74位T:76(+4)3バーディ、5ボギー、1ダブルボギー

横峯さくらのスイングの特徴

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E6%A8%AA%E5%B3%AF%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89&imageId=215624

「世界一スイングアークが大きい女子プロ」との評価もある横峯さくら選手のスイングですが、本人は「オーバースイングだとは思っていない」と口にします。

感覚派の横峯さくら選手にはこのくらいのスイングアークがタイミングを取りやすいそうです。

ジュニアの頃から「気持ちよくクラブを振る」というその一点だけで練習してきた結果、得られたスイングです。

両足をやや広めにしたスタンスを取り、アドレスでは右手の親指を離しています。

軽いグリッププレッシャーから、肩がよく回り、さらに右ひじが大きく開いてトップオブスイングでは頭上高くグリップが上がります。

しかし、アドレスで作った前傾姿勢の状態の傾きがほとんど変わらないのは凄いですね。

そこからグリッププレッシャーが軽いままで、あまりためずに振りぬいていきます。スイングスピードが出るスイングです。

スイングスピードに加えてインパクト直前から回した右の腰を飛球線方向に押し出すような、ぶつけていくような動きでさらにボールにパワーを与えます。

そして少しジャンプアップするように左足でしっかりパワーを受け止めます。

これからもこのスイングはほとんど変わらないと思います。それは体幹をしっかり鍛えている賜物だと思います。

アマチュアゴルファーは体幹トレーニングは十分にはできませんよね。でも“あなたのスイング”を見てくれる“コーチ”を探して時々スイングチェックしてもらうことで、あなたのゴルフは劇的に変わります。

90切りを目指しましょう。

他の女子ゴルフのスイング一覧はこちら
女子ゴルフ。かわいい女子プロゴルファーの「スイング」一覧。

横峯さくらのゴルフ。

さて、さくらさんがどのようなゴルフ人生を歩んできたかをほんの少しだけ紹介させて下さい。

プロフィール。

横峯さくら選手は1985年に鹿児島県で生まれました。

生年月日:1985年12月13日
身長:155cm
体重:51kg
血液型:AB型
出身校:明徳義塾高等学校(高知県)
プロテスト合格日:2004年8月5日(76期生)
趣味:映画鑑賞
ゴルフ歴:8歳~

父親とプロゴルファーの姉の影響で8歳でクラブを握ります。

ジュニア時代。

小学4年生で出場した「全国小学生大会」で優勝します。中学2年生では「日本ジュニア選手権」でも優勝しています。

明徳義塾高等学校に進学し2年生で「日本ジュニアゴルフ選手権」、翌年「全国高校選手権」で春夏連覇して、ジュニア主要大会3連勝を記録します。

プロ入り。

2004年のプロ入り後もこの勢いは止まらず、初年度わずか3試合でシード権を獲得します。

2005年の「ライフカードレディスゴルフトーナメント」でプロ初優勝を飾ります。

 

この快進撃の陰には同じ年の宮里藍選手の活躍と、父親の影響があります。

横峯さくらの父

父親の横峯良郎氏は「さくらアカデミーめだかクラブ」という少年少女のためのゴルフ養成を主宰するなど2人の娘のゴルフ技術向上に熱心でした。

横峯さくら選手のプロ入り後は自作のキャンピングカーで娘と帯同して栄養管理に気遣い、自らもキャディとして娘のバッグを担ぐなどして横峯さくら選手の活躍を支えました。

しかし、父親の本当の狙いは、それまで女子プロゴルフ界では当然のように行われていた先輩プロからの陰湿な“いじめ”から愛娘を守り、

心おきなくゴルフに集中させようとの親心であったと私は思います。

横峯さくらさんは2005年、ハワイパールオープンに出場しました。(右:故 尾形次雄社長)例年は日本のメディアはほとんど来ません。

ですが、横峯さくら選手出場の知らせを受けて多くのゴルフ誌がさくらさんの取材に来ました。

もちろん父をはじめ家族も同伴して試合というよりハワイを楽しんでいた様子でした。

左は母

父・良朗さんは「ライフカードレディスゴルフトーナメント」ツアー初優勝後は横峯さくら選手のキャディを降ります。

横峯さくらの賞金女王。

ですが、横峯さくらさんのその後も快進撃は続き、ランキングは常に4位以内を堅持し、2009年には年間6勝をあげて初の賞金女王の座につきます。

2012年には生涯獲得賞金8億円を「最年少記録」のおまけつきで達成しました。

さらに2013年、連続予選通過記録101試合を達成し、堅実なプレーぶりが高く評価されます。

横峯さくらの旦那。

2014年にメンタルコーチ・森川陽太郎氏と結婚後、11月には「大王製紙エリエールレディ」でミセス初優勝を達成します。

これを機に米LPGAツアーQTに臨み11位で通過します。

2015年から主戦場を米LPGAツアーに移して戦っています。

米LPGAツアーでは苦戦が続いていますが、2015年27位、2016年51位、2017年104位と、年々悪化していた平均パット数が2018年は10位まで盛り返しています。

2019年の賞金ランキングは66位と$289,911稼いでいます。2020年はシード選手として米ツアーで戦い優勝を狙っています。

徐々に移動生活を含めて米国仕様に慣れてきていると思われ、使用クラブ(キャロウエイ)の切り替えを機に一層の踏ん張りが期待されます。

まとめ。

2014年度は優勝もあれば棄権、予選落ちもあったりと乱高下する成績で終えた中で、オフに唐突に飛びだした米ツアー参戦プラン。

その背景には様々にマスコミをにぎわした父親をはじめとした家族間の葛藤、そして2014年の結婚があったことは想像に難くありません。

それはまるで日本国内の、自分の周囲で巻き起こる喧騒から逃げるようにも受け止められます。

問題は、米ツアー参戦のための準備をいつから、どこまでやっていたのか?

横峯さくら選手は大の飛行機嫌い、朝食には必ずお米を食べ、言葉の問題など、しかも夫はメンタルトレーナーであって、ゴルフコーチではありません。

ですので、父親から離れたことでゴルフの技術的なアドバイザー不在のまま、渡米したことになります。

しかし、2017年にプロ13年目にして初めてコーリー・ランドバーグという米国人コーチに師事します。

「やり方を押し付けないし、わかりやすく教えてくれる。オーバースイングを気にしない」と、横峯さくら選手も徐々に信頼関係を築けている様子です。

2019年はようやくUSAツアーのグリーンにも馴染んできたかのような期待を抱かせる平均パット数になっています。

信頼できるコーチに師事し、新たなギアを武器に戦って、いずれ日本と同様に、表彰台で笑顔の横峯さくら選手の姿をみることができるでしょう。

横峯さくら選手も良きスイングコーチと出会い信頼関係を構築しています。ゴルフは信頼関係から自分自身への自信が生れるものです。

ゴルフを楽しむアマチュアゴルファーも同じで良きコーチを見つけることでより楽しいゴルフライフを過ごせることになるでしょう。

ゴルフスイングの修正はなかなか一人で取り組むのは難しいと思います。やはり基本に戻りコーチからの指導で身につくものですね。

横峯さくら選手を応援しましょう。

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